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2025-01-24 28:37

リノベの時間2024.5.2:LIFULL HOME'S総研所長 島原万丈

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ゲストは、LIFULL HOME'S総研所長 島原万丈さんです。

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LIFULL HOME'S総研所長 1989年株式会社リクルート入社。 2005年よりリクルート住宅総研へ移り、2013年3月リクルートを退社。 同年7月、株式会社LIFULL(旧株式会社ネクスト)に設置された社内シンクタンクLIFULL HOME’S総研所長に就任。 「住」にまつわるテーマで、ユーザー目線での調査研究と提言活動に従事。 一般社団法人リノベーション協議会設立発起人・エグゼクティブアドバイザー、リノベーション・オブ・ザ・イヤー審査委員長。 内閣府地方創生推進アドバイザー、文化と教育の先進自治体連合総合アドバイザー、一般財団法人武蔵野市開発公社フェローほか、国土交通省や地方自治体、業界団体の各種委員・アドバイザー等を歴任。 主な著書に『本当に住んで幸せな街 全国官能都市ランキング』(光文社新書)がある。

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是非最後までお聞きください!

00:00
はい、今晩もリノベの時間をやっていきたいなというふうに思います。
先週に引き続き、万丈さんゲストに来ていただいているんですけれども、メディア側から見たリノベーションの近未来ぐらいの話を深く聞けたらなというふうに思っております。
それではタイトルコードに行きます。
リノベの時間!
この番組は、窓差し断熱計算でお馴染みの桜東洋重機株式会社と、建築建材といえば株式会社リクシルの提供でお送りします。
はい、こんばんは。大阪港区でリノベーションをやってます。美想空間大島です。
こんばんは。アシスタントの三浦です。よろしくお願いいたします。
先週、リノベーションの定義というか、おぎゃーと生まれたところの話があって、未来の話まで聞けなかったんで、それを今週聞いていきたいんですけど、
ちょっとね、今日、先週からまんじょうさんゲストなので、オブザイヤーでね、取り仕切ってますんでね。
そうですね、せっかくなんでね。
コツン聞こうか。
今年こそは。
今年こそ会社ごとでございますけれども、やっていきましょう。
この番組は全国のリノベーションと街づくりで活躍する多彩なクリエイターや事業家をゲストにお招きし、トークセッションでお送りする30分です。
はい、じゃあこのままいきましょう。
はい、それでは早速本日のゲストをご紹介いたします。
ライフルホームズ総研所長、嶋原まんじょうさんです。
こんばんは。
こんばんは。
選手に引き続きで。
よろしくお願いいたします。
冒頭あれでしたけど、確かにそういや、先週オブザイヤーの話にすら全く行き着かなかったんで、ちょっと裏話的なところも含めて聞けたらなと思うんですけど、先週ちょっと振り返らせてもらうと、
まんじょうさんはリクルート入社から今の仕事につながるレポートを出すっていうところをリクルートから出している中で、一つの大きい定義として、中古流通のやり方を変えた方がいいんじゃないのっていう定義を2008年にリクルートからされたと。
それをきっかけで協議会が発足していくっていうところまでが、先週のお話でございました。
冒頭から言ってるリノベーションオブザイヤーなんぞやねんっていうところも含めて、今後リノベーションがどういう方向に向かっていったら健全なんかなみたいなのが、まんじょうさんから聞けると面白いかなと思うんですけど、ちなみにオブザイヤーはどんな発想でやりだしたんですか。
これもねちょっと話すと長くなるといけないんでちょっと簡単にいけますけど。
細かいのはこの後飲みながら聞かせてもらえると。
03:02
最初のヘッドは2013年なんですけれども。
そうなんですか。
にスタート、第1回目なんですけれども、そのときに始める目的は、主目的はもちろんリノベーションを一般の消費者の方々に知ってもらいたいと。
その時代の調査データによると、言葉は聞いたことがあるけど内容はよく知らないっていう。
リノベーションの定義ですよね。
リノベーションとは何かっていうものが。
なので実際リノベーションのこんな楽しい、こんな素敵な空間が住宅ができるんですよと。
新築よりも場合によってはかなり安くみたいな、そんな実例を見てもらいたいというのが一つ。
ただリノベーション教育会に参画されているリノベーション会社さんはそんなに大きな会社がバンバンいるわけではないので。
3体の個別の子社では広告宣伝費がないと。
これはスーモとかホームズ完全に当てが外れた部分ではあるわけですが。
広告費なしで広めたいっていうのがまず一つあると。
なるほどね。
もう一つはやはり当時やっぱりまだそうは言っても、例えば建築というような学術というかを土台に置いている世界から見ると、
リノベーションというのは内装のリフォームでしょうぐらいの、ちょっと扱いもあった。
ちゃんとこのリノベーションというものがいかにクリエイティブなものかと。
新築で自由にやるのもいいんだけども制約がある中でやるほうがクリエイティブだというふうなところもメッセージしたいというようなこともいろいろあって。
このオブザイヤーという形式でコンテストにする形で、しかも審査員を建築の先生を選ぶのではなくて、
住宅系のメディアの人間を中心にやろうと。つまり世の中に伝えていこうというのがオブザイヤーの仕立ての発想ですね。
オブザイヤーの受賞してるやつを見てると、その前後でリノベーションってこっちに向かうべきなんじゃないのみたいなメッセージを僕らはわりと感じるイメージもあるんですけど、
近年でいうと、僕がちょっと驚きやったのでいくと、何回前かわかんないんですけど、断熱のところが結構なんとなく僕の中ではターニングポイントで、
その前って商業系とかそういうのやったんかなと思うんですけど、時系列的にいくとどんな感じなんですか。
そうですね。2013年第1回目をやってるんですけども、初期の頃は競技ができてからまだ間もないという段階でもあるので、
そんなに事業者も多くないし、最初業界ができる前から頑張っていた会社さんがですね。
何の音?
すみません。インスタが流れてるのでごめんなさい。
06:04
仕事はやっぱりすごく目立っていた。端的に言うと都市部のマンションのかっこいいリノベーション。
こんな空間が新築マンションは絶対見られない空間がこんなにできるんだみたいな。そういうのが多くて。
次は、それはこだてに行ったというような形が。
一般住宅ですよね。
それがやがて社会性を帯びてくるんですよ。コンテストになってくるとね。
それは審査員が各住宅系メディアの編集長を選んでいるので、編集長目線、メディア目線で世の中に読書に発信したいものという形で選んでますから、
単純にかっこいいよねっていうだけでは、なかなか選ばれにくくなってきていて、
同時にこの協議会に参画されているリノベーション会社さんたちの仕事も、かなり広がってきたことで社会性を帯びたものになってきていて、
街づくりみたいな地域の再生だとか、
単純に空き家のリノベーションじゃなくて、街づくりに射程したようなプロジェクトだったりだとか。
それからもう一つは省エネ回収、断熱回収ですね。
こういったものがやっぱり強くなってきたのが2016、17ぐらいからですかね。
それだけじゃもちろんないんですけど。
なんとなくそこまで、
僕も大きい文化住宅をレストランウェディングに変えたやつとか、
空き家を使ってホニャホニャみたいな、トンチっぽいような感じの時が多分17、18ぐらいで、
住宅性能みたいな話に、多分2019年とかですかね。
19年のグランプリが大城さんの鹿児島での賃貸マンションを断熱リノベーション。
これ賃貸でしかも鹿児島でやったっていうのがすごくインパクトあるわけですよね。
そこからオブザイヤでそれをしたおかげで、断熱、断熱、断熱って、
なんとなく世の中的にめちゃくちゃ言ってたんちゃうかなって思うんですよね。
なってきましたね。
というのは、実は新築住宅が建てるときに、
今まで省エネ性能って努力義務で満たしてなくてもよかったんですね。
2025年から省エネ性能の東急4は必須ですよってことになりました。
今年の2024年4月からはまだ必須じゃないですけども、
新築住宅を売るとか賃貸で貸すときは、省エネ性能を表示しなさいと広告に。
表示義務ですよね。
表示義務ができます。
なので、この流れはやがて中古に来るんですよ。
既存住宅も、既存住宅でリノベーションでかっこいいから、
09:01
エネルギーガバガバに使って、寒くても暑くても我慢しろっていう時代ではなくなるので、
そちらへ家事を切っている。
国策としてそっちに向かってるってことですよね。
どちらかというと、オブザイヤーの審査をする上では、
国が既存の業界に対して忖度している、もたもたしてるので、
それよりも先に行こうと。
積極的に性能向上を、耐震性能も含めてしたものは評価を高くしようと。
逆にかっこよくても、そこにまったく配慮がないものは、
ちょっとショーは出せませんよというような暗黙の空気があります。
そこから断熱があって、
割と今、断熱の数値化するところとかって、
多分これの前にも耐震というのが前提としてあって、
断熱っていわゆる性能的な話と、安心・安全の上に性能があって、
そこに上にプラスアルファ、何か価値みたいなのがあるみたいな定義かなっていう。
この次は、去年か12月は、すごいメッセージ性の強いトイレっていう。
あれ、どんな裏トーク的な話があるんですかね。
そうですね。ラジオなんで絵がお見せできないんですが、
コンテストのエントリーされた写真が全部トイレだったんですね。
正直なんじゃこりゃみたいな。
ちょっと変わった人もいるもんだなぐらいの一瞬思ったんですが、
よく読んでみると、非常にクローン病という、
消化器系の病気を持った方の友人のヒントに、
ヒントにって言ったらあれですよ。
きっかけですかね。
やっぱ消化器系に疾病を持った方って、トイレにいる時間が長いと。
そういうのでトイレ空間も快適にしてあげたいし、
トイレっていうのをちょっとね、暗くて狭くてみたいなイメージを変えていきたい。
そういうために、なんとトイレをメインにしたイノベーションをやって、
それをしかも買取再販、つまり一般の住宅市場に売り出したと。
というので驚きで撮れたんですけども、
そういった多様性に対しての配慮というものは、
これから非常に重要になってくる。
バリアフリーを含めて、バリアフリーって結構昔から言われてる中で、
対して多分ジェンダーのこともそうでしょうし、
いろんな問題をリノベーションを通じて発信していったっしょっていうような感じなんですね。
あーなるほどね。
なのでやっぱり社会性を帯びてるのも、なんかの一つのテーマだと思うんですけど。
まんじょうさんが今こういうの、なんか気になるな。
12:00
インターネットで何かあるんですかね。
池本さんが、ちょうどオブザイヤーの最後の締めの言葉で、
僕二つキーワードを押しちゃってたなと思ってて、
一つはペット。ペット増えたよねみたいな出生率を上回ってるんだから。
それと、あとはSUMOのメディアの中で、首都圏に関しては、
改装済み物件が、改装してないやつを上回った。
これ二つは大きいなーって僕はすごい思ったんですけど、
まんじょうさん目線から。
今の二つの流れは、
例えば、去年の2023年の前の年には、
ペットと共生する、ペットと一緒に暮らすというリノベーションが、
ずっとこれからまでもエントリーされて、そこそこ目立ってたんですが、
なんと鳥だったんですよね。
インコが一番暮らしやすいようにというリノベーションをした家っていうのが、
結構部門賞を取っていたりとかしました。
それから買取再販と言われている、
リフォーム済み、リノベーション済みの物が増えてきているっていうところは、
確かにその通りで、
逆に言うとリノベーションが広がってきているのは、
そういった買取再販の業者さんがすごく増えているっていうことなんですけれども、
従来、ちょっとこれ言い方もデリケートで難しいんですけど、
不動産会社さんが買取でリフォームして再販する物件で、
プランそのものは面白みがないというか、
誰が買うか分からないので万人受けにする、
あんまりコストもかけないっていうプランが一般的な種類ですね。
それは去年の2023年のオブザイアには、
大手の再販物件も含めてかなり個性的な、
しかも提案性のあるプランがいくつも出てきたんですね。
なので、やっぱりそれだけスーモの中でリフォーム済みの方が上回ってきているとなると、
それだけ厳しい競争をしているっていうことですから、
やっぱり単純に万人受けする80点だけではなくて、
これからのマーケットに問いかけたいみたいな、
そういった提案が中にいくつか紛れ込んできているというふうに見ています。
これは、そこから何を読み取るかですけれども、
やはりリノベーションが、これ2009年に競技会を立ち上げて、
その前から少し業界はありますけれども、
立ち上がってずっとこれだけ業者さんが増えてきて、
市場がだいぶ成熟してきている中で、
次のスタンダードは何だろうというふうにみんなが探し始めてるんじゃないかなというふうに、
僕は感じるところもあるんですね。
というのは、従来は買取再販の物件というのは、
面白みがないというのが定説ですね。
なんだけども、実はデザイナーにとっては自由度は本当は高いんですよ。
15:05
クラウドさんからそんなのいらないですと言われない。
自分たちの商品と成立すれば何でもできるので、
プランナーさんとかデザイナーさんからすると、実はフリーハンドの部分が大きい。
その中でこういうものが出てきているというのは、
やっぱりその当事者たちの中に模索しているところがすごく感じるんですよね。
まだ何が正解とか、こういう道だというのは誰も見えてないと思うんですけども、
今までの表装を直して、どうですかというプランではちょっとつまらないなと思う。
そこって、不動産目線と建築目線で見たときに、
なんとなくなんですけど、
僕は建築やってて、後から不動産屋を作った人間なので、建築塾の考え方。
築屋で宅券業の、もともと不動産で成り割をされてる方と喋ってると、
ああ、こういう見方が違うんだっていうのが一番思ったのが、
そのスタンダード、万人受けするのを作るが、たぶん今までのやり方だけど、
僕は建築側から見ると、でも関羽絶対一人なんですよね。
どんだけ反響しても関羽一人やから、
別に作りきったらいいんじゃないのっていうのが、
たぶん後から再販やりだした人間の発想なのかなみたいな。
今、たぶんそこのちょうど分岐点ぐらいなのかもしれない。
まさにおっしゃるとおりで、従来不動産業的な発想からすると、
SUMOとかHOMESのクライアントさんからの評価も、
何人来た、何件問い合わせがあったっていうのが大きいわけですね。
そこが目中心になる。
つまり、不動産さんの立場からすると、
1人来るよりも10人来る方がお客さん偉い。
10人来たら、なんとかそのうちから1人は決めてやるっていう発想だと思うんですよね。
ところが、本当に欲しい1人が最初に来てくれてパッと決まれば、
そっちの方がよっぽど効率がいいわけですよね。
なので、その発想ってインターネットの親和性がすごく高いじゃないですか。
見せれる領域が多くなったとか。
つまり、リノベーション業界のもともとの立ち上がりと、
インターネットの普及って、ものすごく一致してるんですね。
2000年代の初めぐらいから、ずっとリノベーションが増えてきてるんですけども、
リノベーション会社が出てきて、2003年ぐらいからガーンと増えてるんですけども、
このインターネット普及率のカーブと本当によく似てるんですね。
これ次どうなるんですか。ネットもこれ以上増えない。
だから、そういうたくさんお客さんが来てくればいいんだという発想は、
だんだん少なくなっていくんじゃないですか。
忙しいだけじゃないですか。どうせ顔が一人だから。
だから、できるだけ角度の高い、一人に刺さる、
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みたいなものに少し振るっていう発想は出てくると思いますよね。
なんとなく、今スタンダードを模索してるっていうのをさっきおっしゃってましたけど、
どれがスタンダードになるかはわかんないですけど、
この社会性とか、今まんじょうさんが気になっていることとか、
この辺の、例えば地方とかマーキアとか、いろいろキーワードSDGいっぱいあるじゃないですか。
今どんなのが引っかかってるっていうか、
まんじょうさんの目には映ってる感じなんですかね。
そうですね。
それで言うと、2022、21あたりは、このオブザイヤーだけの話をすると、
コロナ禍に対するリアクションみたいなのがすごく多かったわけですね。
つまりリモートワークがかなり、都市部を中心に普及しましたと。
リモートワーク前提の家選びっていうものが、一つ大きなテーマになってて。
そうすると、家というものが根に変えるものではなくて、
そこで働くとかね、そういうふうな部分も入ってくると。
そうすると、毎日通勤しないんだったら、少し郊外のより環境のいいところでも、
っていうふうになってますよね。
今コロナが終わったんだけども、リモートワークが完全になくなってない。
少なくとも大都市部においては。
そうすると、家での時間をもっともっと楽しくする。
充実する家とか、自分が住んでる町全体が楽しいかどうか。
こういったところにウェイトが少し移るはずなんですよ。
通勤利便性からね。
そういう中で、そうすると、
この一人一人の私のしたい暮らしみたいなものが、
もっとフューチャーされるわけじゃないですか。
そのとき、さっき僕が次のスタンダードって言ったのは、
ちょっと言葉がまずかったかもしれないんですけども、
スタンダードっていくと、ある種の形が一個あるって感じじゃないですか。
それぞれのニーズになっていくというのがスタンダード。
そこの掘り方はちょっと僕わからないんですけども、
ちょっと面白い例を言うと、
去年のトイレのリノベーション。
トイレを中心としたリノベーション。
難病の方々に向けたメッセージ、そして出したもの。
一般の方が買ったんですって。
普通の健常者の方が買ったと。
つまり、多分トイレが好きだったんだと思うんですけどね。
トイレに本とか置いてる人とかよくいらっしゃるじゃないですか。
多分ああいうやつの一般だと思うんですけども。
だったら、風呂が好きな人のためには、
リビングのど真ん中に風呂があってもいいとかね。
そういうふうな発想になると思うんですよ。
なので、これまで2LDK、3LDKって語ってたものが、
特にリノベーションになると、
これ何LDKとも呼べないよねみたいなプランになりましたよね。
21:01
それよりも怖がりがあるよねとか、ドマがあるよねとか。
そういったように、今までのフォーマットが崩れていってるんだと思うんです。
それはそれぞれの住まい手の人間性とか個性だとか、
暮らし方にダッと寄り添えるもの。
そこがまた、一つの形がないスタンダードになるんじゃないかなというふうに。
提案性がすごく大事なんですね。
なんとなく、家の中で個性的に住むとか、楽しく暮らすみたいな。
それは一つ、自分の領域の中で。
僕はそれをちょっと外に出して、自分の家から一歩出て、
自分の町、町って言うとちょっと大きいですけど、
半径500mぐらいのエリアぐらいの設定で、
自分のエリアみたいな概念が、
もう一回ちゃんと見直すようなきっかけを作れたらなぁ。
今僕、向き合ってるところなんですけど。
いわゆる地方、地方じゃなくてもあれなんですけど、
町作りともちょっと違って、近所、本当に隣のおばあちゃん。
僕、今半分宮崎に住んでて、漁港の中に住んでるんです。
本当に漁港の空き家かって、ずっと30年ぐらい空き家になってたらしくて、
僕47なんですけど、若者なんですよね、そこの漁港では。
おばあちゃんたちに大歓迎されて、
僕それを自分でDIYして、再販してっていうモデルを作ろうと思って、
そこに住みながらDIYしながらっていうのを今やってたんですけど、
とてもじゃないですけど、そのコミュニティに、
ちょっと自分でも変ですけど、僕がいないといけない存在みたいになってしまって、
行ったらおばあちゃんたちがいろんなものを持ってきてくれるんですよ。
この返しは僕も返さないといけないので、
電球買いますわとか、困ってないですかってやってると、
そこが必然的にコミュニティになって、
街ほど大きくはないですけど、すごい僕一人の影響で、
こんなに買えれねえやっていうこの体験は、
なんかこう、もっと複製というか、
ムーブメントにしたら、
この今、孤独とかいろんな問題とかにもアクセスできるんじゃないのかなっていうのを、
今、実験的にやってるんですけど。
そうですね、いいですね。
ネイバーフッドっていう考え方ですよね、ご近所さん。
ネイバーフッドっていうんですか。
お隣さんのことネイバーツとかで言うでしょ。
ご近所さんぐらいの感じですよね。
自治体単位とかではなくてね。
そういうところで、暮らしが作られていくっていう考え方、
体験されて、今まさに体験中なわけですね。
そうなってくると、
じゃあリノベーション外出さんっていうのが内装のことだけとか、
24:03
建物のことで考えていいのか、みたいな話にもなりかねないですよね。
なると思うんですよね。
エリアとか、何年前ですかね。
北急のタムタムがアーケードであったじゃないですか。
2016年のグランプリですね。
あれって、僕の見えてるところで言うと、
商店街の問題とか空き家問題とか、
いろんなものがあそこには集約されてるかなと。
一旦、どっか行っちゃったんですよね。
で、住宅の性能のところとかに来て、
やっぱり、地方と空き家の問題って、
僕らリノベーション業界の人間が向き合うべき問題なんちゃうかな、
ぐらいには思ってるんですけど、
どう思われるんですか。
今、特に去年のリノベーションオブザイヤーなんか、
本当に典型的だったと思うんですが、
こういう言い方したらあれですけど、
面白いリノベーション、地方に圧倒的に多いですよ。
いわゆる住宅のリノベーションだけじゃなくて、
例えば商業施設だとか、
服部施設とかの、街の施設とかのリノベーションで、
面白いなっていうのは、
大体地方、あるいは都会でも、
今日実はですね、ここナンバーが来る前に、
中津の商店街と見事に錆び切ってるわけですが、
歩いていくとポツポツと面白い店が出来始めてるわけですよ。
なので逆に都心部、東京なんかもっとそうですけど、
これはマネーが潤沢に入るんで、
面白いクリエイティブなアイデアじゃなくて、
儲かるほうに全部振られてしまうんですよね。
だからリノベーションのクリエイティブな面白さみたいなものも含めて、
今地方とか都会の中であれば、
そういった沈んでいる地域に、
ここに面白いリノベーションが起きているというのは、
僕のここ数年の実感です。
あれそれがね、面白いのが出来て、
ノリといわゆるそんなに大きい資本じゃないので、
資本とかで面白いもの作れるんですけど、
これを実際マネータイムし続けながら、
周辺も巻き込んでやっていくっていうことをせんと、
多分一個だけではなかなか成立しなかったり、
周りに波及しないっていうのも一つ。
課題とまで言わんですけど、
なんか話題にはなったけど、
それってちゃんと成立してるの?みたいなのが、
これなんか僕は良くない部分もあるかなっていうところも思ったりするんですけど、
早いな。
なんならまた来ますよ。
ですね。
今日これこの後、
個室を借りてて、
そこで飲みながら一応これも撮らせてもらって、
いけるところ使いたいなというふうに思うので、
27:00
続きは裏リノベで聞かせていただきたいと思います。
どうもありがとうございます。
番組へのリクエスト・質問・感想など、皆様からのメールもお待ちしております。
メールアドレスはinnovationtime.jp
innovationtime.jpです。
またスマホアプリFMプラプラからもメッセージが送れます。
リノベの時間Xからもお気軽に感想DMなどお待ちしております。
またアーカイブは毎週月曜日6時にYouTubeスタンドFMにて配信しております。
これまでのゲストの方々のアーカイブも残してますので、ぜひぜひお聞きください。
やっぱり30分じゃ、リノベーションの歴史、聞けないですね。
20年、25年ぐらいですけど、
ここからまだ20年、25年、同じように変化をし続けていくんですかね。
うん、と思いますよ。
それが聞いてくれてる学生さんとかに届いてですね、
この領域で働くっていうことに行ってもらえると、僕らも嬉しいですね。
職人不足の問題とかいろんな問題ありますけど、
一個ずつクリエイティブに解決をしながらですね、
僕らはまちづくり的な領域で頑張りながらね。
人口の問題を考えたら、どちらが持続的可能かなんですよ。
だって若い人の人口がどんどん減ってるんだから、
新築産業はどんどん小さくなって決まってるわけですよ。
向き合わないとですね。
28:37

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