1. そんない理科の時間
  2. 第489回 天王星食とレンズの補..
2022-11-27 42:57

第489回 天王星食とレンズの補足説明と12月の天文現象 byそんない理科の時間B

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■オープニング・天王星食は、明るさの変化に時間がかかる・スマホのカメラレンズ追加解説 ■カメラの謎を解く・月:11/24:新月 12/8:満月 12/23:新月・水星:夕方見やすい12/22に東方最大離角・金星:宵の明星...
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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B、第489回。
Take2。 そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすと、
かおりです。 よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
えーとですね、配信が遅れております。申し訳ありません。 すいません、はーい。
収録は、何でしたっけな、23だか24日にしたんですけれども、 はーい。楽しくね、収録したんだけどね。
今回収録したんですが、収録のファイルがちゃんとできておらず、 録音に失敗したっていうんですか。
ということで、再収録を配信しなければいけない日の翌日にしております。 やっぱね、スケジュール合わせとかもありまして、
こんな時になってしまいました。遅れて申し訳ありません。 申し訳ありません。
4百何十回やってきて初めてですよ、こんなの。 いやー、ほら、ちょっと。
電波が悪くて音質が悪い時とかね、っていうのはあったんですけど、 このファイルがないとかそういうのは初めてで、
いやー、録音ファイル開けて、何ですか、波形が出るんですけど、 五輪銃な感じだったんです。ピーって。
なるほど。
ということで取り直しております。 気を取り直して。
収録も音声ファイルも取り直して気も取り直してみた。
まずですね、いくつか補足情報。 補足長く。
11月の8日、8日に月食がありました。 月食ありましたね。
同じタイミングですごく珍しく天皇星食っていうのがあって、 天皇星が月の裏に隠れるというのがありました。
惑星が月の裏に隠れるのはなかなか珍しいもので、 特に月食と一緒に起こるのなんて何百年ぶりとかっていうのがあったんですけど。
でもそもそも天皇星肉眼じゃ見えないじゃんね。
ギリギリね、場所が分かると見えるかもしれないぐらい。 でも基本的にはダメですね。
だって、あれ何等星ぐらい?
6点いくつで、ひらたく言うと望遠鏡が発明されるまで見つからなかったわけですから、 肉眼で見えない方しか思っていいです。
惑星が月の裏に隠れるのは何が面白いかっていう話をしなかったなと思っていて、 今さらかよって話があるんですけど。
次はいつだっけ?400年後? その時に向けての運縮ですね?
YouTubeの配信をしてたりしたやつがまだ見られるんじゃないかと思うんで。
なるほど、アーカイブを見るときの心得ってことですね。
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ご存知の通り、遠くの恒星は自分で光ってるんですが、点としてしか見えません。
望遠鏡で見ても小さいというか、大きく見えるわけじゃないんですよ。
遠すぎるからね。
どんなに大きくて、どんなに地球よりも太陽よりも大きくても、点にしか見えない。
ベテルギウスは光学望遠鏡で大きさが見えるって話もあるんですけど。
そんなに膨らんでるってこと?
そうそう、ブクブク膨らんでいて。
いつ爆発するの?
ちょっとわかんないですけどね。
惑星たちは望遠鏡で見ると大きさが見えるわけですよ。
面積を持ってるわけね。
そう、ってことは小さい望遠鏡とかで天王星色が見える、つまり月の裏に天王星が隠れるところを見ると、
3秒くらいかけてふわーって暗くなって、出るときにも同じようにふわーって明るくなるっていう、
恒星だったらパッて消えてパッて出るところが、時間がかかるっていうのが天王星色というか惑星が月の裏に隠れるというポイントで。
木星だったらもっと長いんじゃないかな。
面積を持ってるからタイムラグがあるわけですね。
タイムラグというか、じわじわ暗くなるわけ。
恒星に比べるとね。
恒星を消すために。
そんなことを気にしながらYouTube動画とかのアーカイブを見ていただけると面白いかもしれません。
なるほど。調べてみて、他のよくあるのが一等星とかですよね。
月の後ろに隠れている。
月の後ろに隠れるやつは一等星ないんで大体。
そうなの?
月が通るとこって結構決まってるんで。
まあ決まってるわな。黄土、違う黄土だ。
4等星ぐらいのやつが隠れるのでもちょっとだけ天文雑誌に載ったりするんでそのくらいですよ。
それはパッて消えます。パッて出ます。
それは何かで見たことあります。
動画でってこと?
肉眼でというか望遠鏡で。
やっぱり一瞬の変化なわけね。
あと昼間起こる金星色って見たことあるのかな。
へー。
それは望遠鏡で見ました。あ、望遠鏡だ。双眼鏡で見ました。
へー。
コントラストがもともとよくないんで昼間だと青空に白い月によくよく見ないとわからない金星ってやつなんで。
肉眼で金星見えた?それともやっぱり金星は双眼鏡とかじゃなきゃ見えなかった?
場所がわかるとわかります。金星がわかるときは。
へー。金星は結構明るさに変化があるんだよね。
あります。
最大高度に近いときにはわかるので。
06:00
ほー。なかなかね。
他の動画があれば見比べてみるとちょっと面白いかもしれないけどね。
次は400年後かな。
補足情報その1でした。
補足長くその1。
もう一つ補足情報がありまして。
その2。じゃかじゃん。
前回スマホのカメラの話をしたんですけど。
スマホのカメラの話でちょっとだけうまく話せなかったというか忘れてたっていうんですかね。
スマホのカメラについてブラックモンキーさんからのメールで。
はい。
現代スマホでピント調整などができていますよねと。
物理的に光の屈折や焦点距離などを考慮したサイズが必要なのを理解してるんですが、
スマホでそれをやるにはあまりにも薄すぎると感じましたっていうのがあって。
この薄すぎるに対してお返事をしてなかったんじゃないかと思うんですよ。
ほう。
で、スマホのカメラのレンズが薄くてもいい理由っていうのをちゃんとお話をしてなかったと思うので、
それの補足説明をちょっとさせてもらいます。
はい。
みなさんが、みなさんがじゃないな。
私が子供の頃のカメラっていうのはフィルムを使っていまして。
35ミリ。
35ミリって言われるやつで、画面の大きさね。
フィルムに映るところがだいたいですけど横幅が36ミリ、縦が24ミリ。
分かります?なんとなく。
3.6センチの2.4センチっていうところに絵が映るんですよ。
それが撮像素子の大きさってこと?
フィルムの大きさね。
フィルムの録音する場所の大きさね。
そうですそうです。
物理的に大きいんですけど、それに対してレンズがついてるっていう状況でした。
で、その上、レンズ交換ができるっていうタイプのカメラだと、
カメラの中に箱状になっていて、その前にレンズがつくようになってるんですよ。
いわゆる普通のカメラよね。一眼レフとかってことよね。
うん。で、それだとカメラの中にレンズを埋め込めないんですね。
何か言いたいことだと、フィルムの近くまでレンズがやってくることができないんですよ。
だから、レンズの後ろに隙間を作って、その後ろにフィルムがあるっていう構造にしなきゃいけないんで、
そういう制約でレンズの設計をすると、レンズが大きめにならざるを得ないんですね。
へー。
だから、一眼レフじゃないタイプのカメラで、同じフィルムを使っていて、同じ明るさでレンズのね、
同じ画角ってやつだと、もっともっとレンズはちっちゃく作れるっていうのがありまして。
ほう。
そうなんです。だから、コンパクトなカメラはそんなにレンズ大きくなかったっていう記憶があると思うんですけど。
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うん。いわゆるバカチョンって言われてるようなやつね。
うーんと、そうね。レンズ交換ができないタイプね。っていうやつだと、レンズはあんま大きくなかったんですよ。
まあ、そうね。なんか普通一眼レフだったら直径6ミリ、7ミリぐらいの。
6センチ、7センチだよな。
あ、そう。センチぐらいのやつを、なんかウニウニしてたような印象はあるけど。
今日はですよ、編集できないんで、時間が迫って。
取って出し?
取って出しに近いと思います。空白詰めるぐらいは自動でやるんですけど。
Go!Go!
はい。なので、そういうのがありまして、ここからどういう話になるかっていうと。
ほう。
スマホのレンズが薄くて小さくていいのは、理由その1はレンズ交換ができるタイプのカメラのレンズの大きさを想像していると、レンズって大きいもんだなって思うかもしれませんけれども。
実は一眼レフみたいなレンズ交換ができるタイプではない撮像素子のすぐ前からレンズが置けるようなものについては、そんなにレンズが大きくなくても大丈夫っていうのが1つね。
で、さっき言った35ミリ×24ミリっていう大きさに対してレンズを作るわけでしょ。
同じ画角を写せばいいんだったら、それをフィルム面がちっちゃければ同じように縮小しちゃえばいいわけ。
簡単な理屈で言うと。縦横が半分だったらレンズの大きさも半分になるわけ。
大きさが半分っていうのは直径が半分になり、長さが半分になり、なんと前から見た面積は4分の1になるわけですよ。
なんと!
で、体積は8分の1になるわけ。
え?
縦横高さが全部2分の1になるからね。
で、スマホに使われているカメラの撮像素子の大きさっていうのは、今は少し大きいとはいえ、一辺が1センチもないんですよ。
わーお!あれミリじゃなかった?ミリ単位だよね。
そうそう、1センチよりも小さいと思うと、さっき言ったフィルムで撮っていた頃の3センチとか4センチ、3.6センチからすると、4分の1ぐらいの大きさね。
縦横高さが4分の1になるってことは、レンズの厚さも4分の1でいいっていうのが、まず一つ目ね。
二つ目か、さっきの話で言うと。レンズ交換できないやつはレンズが小さめに作れるって話と、
そもそも撮像素子が小さいからレンズが小さくていいって話。
もう一個、最近はレンズを作るのに非急面レンズっていうのが作れます。
昔のレンズはガラスを磨くんですね。
ガラスを磨くときって、砥石というか磨くやつに磨き粉をくっつけて、そこにレンズを押し付けて擦るっていうのをやるんで、急面になりがちなんですよ。ぐるぐる回していくと。
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急面にするんじゃなくて?
急面だと作りやすいのね。なんですがレンズは急面で作ると、実は周差って言って綺麗に絵が出ないっていうのがあるし、
もうちょっと言うと非急面レンズっていうだけじゃなくて、非急面レンズって普通いうのは急面からほんの少し修正してあるやつが多いんですけど、
もっともっとぐねんぐねんに曲がって端っこの方にはこんな形でっていうので、動心炎上ではあるんだけど、凸凹というかうねりがあるようなレンズが作れるんです。
水に水滴ポチョンって落とすと輪っかが広がるじゃないですか。
あんな感じのイメージでうねうねがあるようなレンズも作れて、そういうのをやると数少ないレンズだったり薄い構成でレンズが作れるっていうのがあって。
とりあえずレンズってことは厚さを持ってるものが面が水平じゃないわけですよね。
フィルム面と平行になってるんじゃなくて、出っ張ってあるり凹んだりしてるの?
それで、曲面があるから光が集まる。
光が曲がって、フィルム、殺像素子のところに光が集まって、小さなところに像を作ることができるわけだよね。
それがいわゆる球面レンズ、球体だから凸だったわけね。
Oでも凸でも球面なんですけど。
そうやって曲がっていたのが?
それを球面じゃない曲面にできるっていうのがあって。
一定のツルンと曲がってるんじゃなくて、凸凹にしたわけ?
凸凹っていうとカクカクしてる感じがしますけど、もう少しウネウネした感じね。
ウネウネしたわけ?
そうです。ウネウネしたレンズにするとレンズが少なくても周差が少ないレンズ構成ができたりして。
ウネウネすると画像が歪みそうな気がするけど?
それが歪まないんですよ。
へー。
なんでかっていうと、レンズから出た光は撮像素子に対してまっすぐ入るわけじゃなくて斜めに入るのね。
中心はまっすぐ入るんだけど、だんだん端肉に従ってレンズから撮像素子に広がるように入ってくると、撮像素子の端っこの方は光がレンズに対して斜めに当たるわけ。
15:03
そこをうまく補正するっていうのが球面レンズでできて。
補正する前提でわざとウネっているってことね?
そうです。そういうのができるようになっているので、レンズは薄くできます。
薄くってレンズの厚さじゃなくてスマホの厚さのことを言ってるんじゃないのかな?
その中にレンズが埋め込めるのがすごいって話をしてると思うんですけど。
スマホが薄く。
薄くてもレンズが入る。
もう一個はレンズは1枚だけではなくてレンズの塊として動くんですけど、レンズ自体は多分4,5枚入ってます。
今スマホの裏側、いわゆるカメラのところを見てもレンズが、昔は1個だったけど2個だったり3個だったり4個ってあるのかな?
今は5枚とか6枚入ってるのはあると思います。
見た目自体が複数枚になったけど、その枚数ではなくて。
目玉が何個かあるかじゃないです。
そもそも1個のレンズのところにもう複数枚入ってるってことね?
そうです。
スマホのカメラに1個のカメラっていうところにレンズを何枚も重ねたものが入っていて。
こんな薄いところに?
そうです。
スマホなんて5,6ミリぐらいの厚さしかないのにね。もっとあるか。
何はともあれ。
技術の結晶です。
技術の結晶なんですけど、スマホ、カメラ、レンズ構成とかレンズ比較とかレンズ比給面とかで調べると画像が出てくるんで、
そうすると5枚とか6枚重ねた感じのものが画像検索できると思うし、
横から見たときにみなさんが思い浮かぶトツレンズとかオーレンズとちょっと違う、
何て言ったらいいんだろうな、うねうねしたのが見えると思います。
レンズも進化してるわけね?
進化もしてるし、作れるものもいろいろ変わっているので。
これは磨いて本当につるんとトツもしくはオーだけだったのが機械的にうねれることができるわけね?
そう。それを樹脂で作ったりガラスで作ったり、いろいろですね。
そもそも素材も変わったのか。
素材も違ってるし、ガラスも高いガラスだと今までと違う屈折の仕方をするやつとか。
サファイアガラスとか?
そういうのではなくてね。
中に入っている不純物で重さが違って、重い方がよく曲がるっていうのが一般的なんで。
そういうところに重金属が入っているレンズとかもあったんですけど、まあまあ。
18:01
ガラスそのもの、ガラスって言い方をするけど、ガラスっていう物質は単一ではないってことね?
一種類じゃない。
いろんなガラスがあって、そのガラスの素性を変えることによって屈折とかが変わると。
それで端っこのやつが色が出ないというか、赤と青と緑の光が入ってきた時に曲がり方が変にならないっていうのができる。
昔のレンズとかだと外側はちょっと歪むとか色があったけど、そこら辺もきちんと補正しちゃうわけ。補正しちゃうというか。
レンズそのものでもある程度対応できたし、写ったところも画像的にも補正できちゃうわけね。
もう1個だけ言うと、今度はフィルムと違って殺像素子なのでデジタル写真じゃないですか。
そうすると端っこがちょっと歪んでも直しちゃおうかなっていうのが中でできたりするんで。
そうよね。お肌もツルツルにしてくれるしね。
そっちはあれですけど、レンズが歪んでるんだったら。レンズにこういう特性があるんだったら。
レンズが良くないんだと思うの。お肌がブツブツになるの。
それは逆なんじゃないですか。レンズがあまり良くないとブツブツが映らないんですけどね。
そうなの。
ぼんやりしてしまって。
なるほど。じゃあわざとちょっとぼんやりさせると。
ということでですね。ソフトフォーカスレンズっていうのがありまして昔から。ちょっとぼけるんですよ。
はい。
はい。ということで補足説明長くなりましたけれども。
長く補足しました。
ということで補足説明でした。本編では12月の天文現象についてお話をしていこうと思います。
テイク2。
今日のメイン。
メインディッシュ。
はい。12月の天文現象の方をお話していこうと思います。
じゃじゃじゃん。
1個大きいイベントとしては12月1日に火星が地球に再接近します。
なんと。
だいたい2年と2ヶ月ぐらいに一度地球と火星は接近するんですけれども。
それがやってくるというのをまた後で話すんですけれども。
はい。まずは月の運行から。
はい。
11月の24日が新月でした。
でした。
はい。なので旧歴でいうと11月1日ね。
21:02
はい。
で、12月の8日8日が満月。
満月。
12月の23日が新月になります。
イブイブ。
そうですね。
昔の天皇誕生日。
昔のというかちょっと前までね。
ここにね祝日がなくなったからやっぱね。
なんていうのかな。
12月ちょっと張りがなくなったよね。
年末のメリハリですね。休みの。
そう。
クリスマスそのものはね仕事があったとしても。
ちょっとフライングクリスマスこの日にやっちゃおうぜぐらいののがなくなった。
あれ仕事?
仕方がないです。
11月すでに終盤ですけれども、
鳥の市ってのがあるんですよね。
11月の鳥の日にある鳥の市。
熊で売るやつね。
はいはいはいはい。
なんかあの御習技が御習技なんかわしゃわしゃやるやつね。
家内安全商売繁盛みたいなやつね。
で、お盆とか七夕みたいなやつは伝統的七夕とか。
月送りのお盆とか。
伝統的お盆。
みたいなやつが多少残ってたりするところもあるんですけど、
鳥の市は本当に昔も11月で今も11月にやってるなって思ってですね。
これは季節感はどうなんだろうと思ったんですけど。
これは年末感が必要なんじゃない?季節感なんじゃなくて。
それはそうなんですけど、11月なんですよそもそもね。
旧暦でも新暦でもってことね。
これを旧暦の11月で今やっちゃうと、たまに12月の年末押し迫りすぎなところに鳥の市があって、
もうそれ鳥の市じゃなくて、お正月準備に入っちゃうだろうみたいな。
鳥の市ってお正月準備じゃないの?
11月中に終わっちゃうんで。
鳥の市は11月にある鳥の日、だから12日に1回ずつ来るんで、
1の鳥2の鳥で、年によっては3の鳥まであるんですけど、
30日の中に12日ごとに来る鳥の日は2回また3回だからね。
なので、これは11月にして問題なかったんだろうなって思っていて。
え、でもさ、だから熊手は年末行事だよね?
あ、なんですけど、年末の前に準備ができるっていう感じですね。
ということで旧暦の11月12月の話なんですけど、
もう新暦の11月だよってことね、必ず。
で、惑星ですが、彗星は夕方にある程度見えて、
年末に行くにしたがって太陽から離れます。
24:02
なので夕方気をつけると見えるんじゃないかと思います。
はい。
水星の東方最大離角、つまり太陽から一番離れて見えるのは何日だっけな。
年明けすぐぐらいのはずです。
あっちょこあっちょこ。
すいません、水星の東方最大離角が22日だ。
12月22日に水星が東方最大離角になるので、その辺は一応見やすいということになっています。
まあ、年末わちゃわちゃしてる時期だけどね。
でもね、20度ぐらい離れていて、斜めになっちゃうっていうか、
20度離れていても高さ的に20度離れてるわけじゃないんで、
斜めになってるんで、それなりに、
太陽が沈んでからちょっとしないとわからないんですけど、
水星は12月の後半見やすいです。
はい。
金星はやっと明けの明星だったのが宵の明星になって、
こちらも太陽からじりじり離れていくので、
12月の後半は夕方、西の空にキラッと光る金星が見えるんじゃないかと思います。
12月29日は水星と金星がすぐそばに見えるので、
ちょっと見てみるといいかもしれません。
キラッキラッ。
結構キラッとしているので、金星はわかりやすいと思います。
はい。金星はわかりやすいね。一番星ね。
そうなんですよ。
12月25日だと、
お、クリスマスじゃない。
金星と水星が近いって話したじゃないですか。
そこに月も近くなるので、
25日の夕方。
結構、新月近いよね。
ほら、水星と金星はそもそも太陽から大きく離れられないので、
夕方に見えているってことは、
新月のちょっと後の月が金星や水星と近いっていうのが思い浮かぶんじゃないかと思います。
なるほど。
この辺がちょっと皆さんに思い浮かべて欲しい、
水星とか金星と月が近くに見えるよっていう時には、
新月の前後しかないわけです。
なるほど。
逆に、火星は12月1日に地球に再接近します。
火星の軌道が太陽を中心にした円から少しずれているというか、
楕円で膨らんでいるところと凹んでいるところっていう変だな。
要は、地球の軌道に近いところと遠いところがあるのね。
なので、すごく近づく時もあるんですけど、今回の接近度は中くらいです。
一応、1年の中では一番近づく日だけど、
27:01
地球と火星の親密度から言うと普通ってことね。
そうです。
地球の方が火星の内側で火星よりも早く回っているので、
地球が火星を追い越す感じになるのは2年2ヶ月です。
2年2ヶ月に1回火星を追い越して内側からね。
その時に再接近と言われていて、
大接近とか中接近とかっていう風に言われる時があって、今回は中くらい。
大接近、中接近、小接近とか?
小接近とは言わないけどね。
なるほど。でも見ごろですよと。
そうです。
ということは、地球から見て太陽と火星は反対側にあるんですよね。
なので、火星は12月8日に月と近く見えます。
満月のすぐ前後ね。
木星と土星ですけれども、木星が日が暮れるともう南の空に明るく見えてるんじゃないかと思います。
最近の一番星ね。
そうですね。最近の一番星木星かな。
日が暮れると南に出ていて。
結構いい位置でもあるしね。見やすいところに見えてます。
日暮れの時にはまだあれですけど、星が出てきたなと思う時に真南ぐらいにあるんじゃないかと思います。
土星は午前0時ぐらいに沈みます。
土星はちょっと早めで、日が暮れた時にはもう西の空にあって、夜8時過ぎに沈んでいきます。
なので、星が出てきたなと思って真南に見える明るい星が木星で、
西の空にあるちょっと輝きが他の星と違うのが土星と。
それで東の空から火星が昇ってくるっていう感じですね。
ちょっと賑やかね、惑星も。
ワクワクしちゃうね。
日が沈む時には日暮れギリギリには西の空を見て、金星と水星を見ていただいて。
その後、土星を見て、木星を見て、火星を見て。
そういう感じ。
いいね。
なので、月と土星が近づくのは12月27日。
年末が迫ってきました。
木星と近づくのは29日。
もう年末ですね。
水星とか金星とは24、25あたりで月が近づくという感じになっています。
これが惑星のお話。
ちなみに、火星は地球が火星の内側から追い越す形になるので、
火星の見える方向っていうのが通常だと、
星空の中を順光って言って、
西から東向きにじわじわずれるんですけど、
30:01
毎日の位置がね。
地球が火星を追い越す時には逆光って言って、
星空の中を火星がいつもと逆方向に動くっていうのが始まっていて、
ワクワクしちゃう感じだね。
11月の頭から1月の頭ぐらいまでは、
11月と12月、追い越すのが12月1日って言いましたよね。
その前後1ヶ月ぐらいが逆光の季節です。
なので、今火星は逆光していて、
星空と比べると東から西方向に動くっていう時期です。
なかなか逆光って珍しいことではないけど、
それがいわゆる、
惑星と他の行星との大きな違いというか、
気づいた?大きな動きの違いだから。
説明しにくい動きね。
迷ってんのよね、星の天体の中。
惑星ですからね。
もしかしたら、星占いとかでは逆光になると何かあるのかもしれないですけど、
そんな辺はよく分かってないです。
火星が大きく見える時期なので、
もし高倍率の望遠鏡とかを覗くことがあったら、
火星を見せてもらってください。
もしかしたら、今火星の季節いつだろうな。
極寒?北極側の氷が見えるかもしれません。
倍率が高いやつで見ると。
ただ、それなりに遠い星なので、
模様がしっかり見える日っていうのはそんなにたくさんなくて、
ぼんやりと模様があるかなとか、
模様があるつもりで見ると模様が見える。
黄色っぽいなとか白っぽいなとかっていう感じだと思うので。
火星人がいると思ってみると火星人がいるわけだ。
火星人がいるなと思ってみても火星人は見えないですけどね。
そうですか。
ということで、この12月は惑星ちらほら見ごろなので、
夕方から夜にかけて、
目で見えるやつは木星がキラキラ明るくて、
日暮れに彗星と金星と。
12月は恒例と言ったらですけどね、
流星群があります。
12月14日の深夜、14から15が、
双子座流星群の極大になっています。
はい、ジェミニ。
月齢は20ぐらいかな。
むちゃくちゃ高条件ではないけど、
そこまで条件は悪くない。
でも、まだちょっと明るいか。半月ぐらい?
深夜10時過ぎぐらいに東から昇ってくるという感じなので、
遅くまで見ていると月が出てきます。
33:01
月の大きさはやや太めですね。
なんかその言葉好きじゃないな。
じゃあ、月齢20ぐらい。
なるべく月明かりの影響が少ないところを見るようにするといいんじゃないかと思います。
予想としては、双子座流星群の流星は、
スーッと明るくスーッと消えていく上品な流れ方をするものが多い。
上品な流れ方。
墓天体と言われるホウキボシ。
彗星の中の塵の種類、大きさと、
それがどういう方向に流れているかというのがあるんですよ。
もともとの軌道に沿って流れるんで。
それの方向とかで早かったり遅かったり。
で、粒の大きさとかで明るめなやつが多いとか、
あとは暗めなやつがたくさん流れるとか、そういうのの差があるんで。
双子座流星群は、星ナビ12月号に載っているのでは、
双子座流星群はスーッと明るくなってスーッと消えていくタイプが多いということでした。
なかなか難しいね。
難しいっちゃ難しいですね。
見慣れている人にしてみれば、スーッと流れてスーッと消えるって言って、
ああ、なるほどと思うかもしれないけど、
普通の人にしてみれば、どんな流星群、どんな流れ星もスーッと消えるものだと思う。
で、ちょっとだけおまけでですね、
23年年明け、金星と土星が1月23日に近くなります。
1、2、3。
あと、1月の流星群が、
シブンギザ流星群が1月の4日とか5日にあるはずです。
はい。
ということで、1年間分の星空ガイドやってきましたけれども、
毎回ね、星空の話は番組的には短くなりがちではあるんですけど、
これを聞いて、星を見るようになりましたっていうメールとかをもらうととてもうれしくて。
もう、飛び上がって喜んでるね、吉安さんはいつもね。
どすんどすん。
いや、しみじみと喜んでいますけどね。
どすんどすんと。
実はね、この番組を元宮さんと始めたほぼ12年くらい前か。
そんな?嘘、そんな?
その頃は、そんなに毎日星を見るような感じじゃなかったね、私。
そうなんだ、吉安さん自身が。
オリオン座と北斗七星はわかるけど、他のやつはよくわかんねえやみたいな感じとか。
え、吉安さんが?
そうですね。
この星ナビ先生と言われている吉安さんが?
今考えたでしょ。
36:02
自分でもね、毎日毎日月がだんだん新月から半月で満月になっていくところや、
あとは季節ごとの明るい星とかを見ていて、
ああ、星見るのってなんとなくいいなって思うようになってっていうのがあるので。
なんだその総月的なのは。
いやいやいや、一応12月の天文現象なのがあるし、
あとちょっとね、500回にもなるので、
第1回ってそういえばと思ったら、2011年の頭の方に始めて、2月とか3月にね。
そうすると、江戸が1回回るのかな。
なんと。
丸12年ぐらいになるんですよ。
あの頃は私も若かった的な?
それもあるんですけど、
あの頃は私も星は人にいろいろ聞いて、へーなるほどっていうのがとても多かったなって思って。
もとみやさんが結構そこら辺詳しかったよね。
そうなんですよ。
もとみやさんが星をどちらかっていうのを担当して、吉安さんがメカニック的な担当?
そうですね。科学っていう感じの方をやって、もとみやさんが天文っていうのをやってた感じがあったんで。
私がわちゃわちゃ途中からツン化した感じね。
そう。
なんでそこ、もうちょっと言い直して。
こういう情報も、例えば国立天文台とか星空系の雑誌とかを見ればわかるにはわかるんですけど、
このポッドキャストで定期的にお話をするっていうので、ちょっとでもね、そういえば星を見てみようとかっていう気持ちになってくれると嬉しいなと思っています。
冬の星空の話をちょっとだけして終わりにしたいと思います。
12月になってきました。冬の星たちが見やすくなっています。
と言っても、日が暮れて8時ぐらいになるとやっと東の空に冬の一等星たちが見えるという時期です。
冬の大三角とか冬のダイヤモンドと呼ばれてるやつが南の空に見えるっていうのは、2月とかになると日が暮れてすぐ。
冬から春にかけてが実は冬の星は見やすいけどってことね。
というのと冬の星空は深夜0時になれば真夜中になれば見やすいんですけど、
皆さんが普通見るのはやっぱり夜8時とか9時なんじゃないかと思っていて、そのくらいの時にはまだ東の空です。
なので夜8時ぐらいだと東の空の低いところにプロキヨンとかシリウスの明るい星が見えて、
その多分見ると上に横になった三つ星、オリオン座が見えると。
39:00
双子座も慣れてくると結構探しやすいので、東から北にかけて東北東あたりかなの低い位置に双子座がこれも寝た感じで見えると思います。
みんな寝てるのね。
東の空で寝てて南の空で立ち上がるんですよ。
なるほど。でまた寝ると。
そうですそうです。という感じなので、東の空に明るい星がちらほら見えるって思ってください。
あとね、大牛座がよく見えてるタイミングなので、スバル星やアルデバランとかっていうのが見やすいんじゃないかと思います。
日が暮れてすぐだと、まだギリギリ、秋の一等星フォーマルハウトが南西の空の低いところに見えるかもしれません。
唯一の一等星ね、秋の。
で、なんとベガデネブ、アルタイルみたいなものも北西の方の低いところにまだギリギリあるかなということで、
なんと夏じゃないですか。
12月の星座ではですね、西の方に夏の一等星、東の方に冬の一等星が見えるというような構成になっているので、
明るいところだとね、やっぱり地面に近いところは特によく見えないんですけれども、
ちょっと暗いところに行ってもらって、キラキラする星を見るといいんじゃないかと思います。
ということで、12月の天文現象の方をお伝えしてきました。
一等星の年末はですね、そんないプロジェクトのメンバーがこの番組にやってきて、
年末特番というのをやるらしいんですが、
そうなんですか?
企画を思いついていないので、今考え中でございます。
なんか考えること多くない?
いろいろ多いんですよ。
そんなこともあるので、録画をミスしてしまうこととかもあるので、ご容赦くださいませ。
次に励ましのお手紙をください。
よろしくお願いします。
メールの宛先はrika.jpです。
番組の感想、励まし、もう遅れるんじゃないぞというようなお叱りも送っていただければ反省しきります。
頑張れメールの方が嬉しい。
未来志向でいきましょう。
頑張った。
ありがとうございます。
今もですね、午前2時28分ぐらいでこの後編集して配信しますけれども、
ありがとうございます。
頑張ります。
ちょっと吉田さんの声が寝起き声だけどね。
仮眠を取ってから始めてるんじゃないかというね。
そんないプロジェクトというグループでいくつかの番組を配信しています。
この番組そんないりかの時間のほかにそんなことないしょそんない雑貨店などの番組を配信しております。
私たちのウェブサイトそんない.comで最新の配信から過去の配信まで聞けるようになっていますし、
42:08
そんない雑貨店そんなことないしょで宣伝をしている日本酒へのリンクもまだあるかもしれません。
ということで、そんないりかの時間第489回かな。
この辺にしたいと思います。
お送りいたしましたのは吉安と香里でした。
それでは皆さん次回の配信でまたお会いしましょう。
さようなら。
ごきげんよう。
42:57

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