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理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B 第574回
8月の天文現象

そんない理科の時間B。お送りいたしますのは、よしやすと、かおりです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。今日は8月の天文現象についてお話をしていきます。もう8月?

もう8月ですね。もうすぐ夏休み終わっちゃう感じ? まだ始まりじゃないですか。8月そっか。はい。はい。
で、本編で星空の話はするんですけど、8月といえば、8月といえば。えっとね、小読み的に言うと、立秋っていうのがあります。
もう、え?秋? 8月7日が今年は立秋。秋が経つと書いて立秋ね。で、この日を境に小読みの上では秋というふうに呼ばれます。
なので、初中を見舞いを書くんだったらこの日まで。で、こっから後は暑くても残暑見舞いになるというのが、まあ風習的にはそうなっています。
まあね、8月もね、8日とかね、えっと今年は7日ですけど、8月の8日を過ぎると、だんだん暑い日の確率も減っていって、残暑になるというふうに考えられているのかもしれませんが。

そんなことはないよね。

どっちかっていうと、えっとね、えっと、春分とか秋分とか、下旬とか当時があるじゃないですか、あの日をその季節の真ん中に置きましょうっていうふうに考えると、
春分と下旬の間に立花があって、下旬と秋分の真ん中に立秋があって、要は秋が始まる。
で、秋が終わって冬が始まるのは、立冬で、時期としては、秋分と当時の真ん中ぐらいね、みたいな感じで設定したんで、
小曜日の上では秋になっちゃうんじゃないかなと思っています。

まあ、ちょうど分けたわけね、ここの真ん中ぐらいでね。

そうなんです。

今日から秋って。

太陽の角度として、星空の中を太陽がぐるぐる回っているんですけれども、それが15度進むと、二十四節記っていうのが一つ進みます。
一周をね、二十四に分けたやつね。
で、それに、春分の日とか、下旬とかが入ってくるんですけど、その下旬と秋分の真ん中の角度になった日が立秋なので、
まあ、なんとなくと言っちゃいけないね、ちょうどに分けた感じで、四分の一ずつの季節を、季節の真ん中と季節の次目というふうに分けたのが、この、
各季節の始まり、立春、立夏、立秋、立冬というふうになっていると思えばいいんじゃないかと思っています。
なので、下旬を過ぎるとね、少々、小さい暑いね。

あ、少々。

あ、そうそうそうそう。
その後に、大暑があって立秋。
で、少々っていうところに暑いっていうやつがあって、白露っていうのがあって、秋分が来るというふうに順番にはなっています。

なんかさ、8月の立秋を過ぎてからっていう、これは多分だいたいだけど、海にクラゲが増えるっていうふうに昔よく言われてた?

そうね。ドコドコ海岸は何月以降クラゲが増えるとか、いろいろありましたよね。
ありました。
それがやっぱり、この暦での秋ぐらいになるとっていうようなイメージ。
で、たまたま今収録をしているのは土曜っていう時期です。

うなぎ?あ、うなぎ。

あ、どうぞうなぎ食べる人は食べてください。
特にね、うなぎ好きな人に言わせると、そんなに季節的にはおいしい季節じゃないらしいっていうふうに。

あ、みたいね。単に売れないから。

あ、そうそうそう。プロモーションしたんじゃないかっていう、そうなんですよ。

で、土曜は7月19日ごろから始まって、だいたい18日間っていうふうになっていたりします。

で、その中に牛の日があると、土曜の牛の日っていうことになっているという感じですね。
で、太陰太陽暦、江戸時代まで使われていたカレンダーですと、

必ず月の頭、1ヶ月の始まりは新月の日です。

で、月の真ん中に満月があって、次の新月がくると、その次の月になるというふうになっていて、
季節感と。

そう決めたわけよね。

そうそうそう。
で、そうすると12ヶ月経っても太陽暦で1年経たないから、
何月っていうのが、今のカレンダーに比べて前後にずれるんですよね。
なので農作業みたいに太陽暦、つまり季節になるべく合ってるというかずれないものを使うために、
24節季とか72孔みたいな話と、あとは農業とかで目安となる日が決まってたりして、
88日とか210日とか。

夏も近づく。

そうそうそう。

210日は何が近づくの?

210日は本格的な秋なんじゃないの?

じゃあ秋にどっぷり210日って感じ?

210日は雑季の一つ、立春から数えて212日目だよね。
9月の頭ですね。
台風が来やすい。

そうか台風。台風今年、あれあんまりまだできてないんだっけ?

4つとか5つじゃないですか。

少ないんだよね、今のところは。

210日は農家的にはあまり良くないことが起こるというふうにもっぱら言われているようです。

えーなんでだろう。

台風が来やすいとかじゃないですか。
なるほど。
私が子供の頃はまだ気象衛星がなくて。

ほう。

で、

ひまわりは飛んでなかったわけですね。

ひまわりは飛んでなくて富士山レーダーっていうのがあって。
ほう。
つまりレーダーで台風の位置がわかった時代なのね。
うん。
そうすると富士山レーダーで見える範囲って知れてるんですよ。
うん。
あの、何百キロだっけな。数百キロで千キロもないんじゃなかったっけな。
そうすると台風を予測するにもなかなかね、正しい情報が入ってこなかったり、近づいてこないと規模が分からなかったりするってことが起きてました。

はい。

で、それより前はいつ台風が来るのかなんてわかんないわけよ。

うん。

だって天気が西から移り変わってくるとかって私たちは知ってますけど、
経験則で昔の人も知ってただろうけど、九州で雨が降ってきたぞって言ったのを人が走って大阪や江戸に伝えても、だいたい台風の方が早いから予報ができないわけよ。
うん。
そうすると。

台風であることはわかるの?

台風であることは、今の定義の台風であることはわからないけど、大嵐が来て、大風が吹いて、波がすごかったっていうのはあるし、台南号っていうのは全然わかんないし、という感じです。

なんか普通に、たとえばこの間、ゲリラというか夜中に結構雨風、雷があったけど、それと台風との違い?

あ、それわかるんじゃないですか?

ど真ん中にいる人にはわかる?

わかりますよ。だって夕立は、昼間晴れてて、夕方に曇って、下降気流とかが起きて、雷がなってっていうのが夕立でしょ。
台風は、じわじわと風が強くなってきて、風と雨が強くなって、数時間、暴風が続いて去っていくっていうのが台風じゃないですか、典型的な。
なので、その違いはわかると思います。
でも、ほんのね、50年前ぐらいまでは、台風を空から見るなんてができなくて。

台風に目があるのはわかってたのかな?

どうなんだろうね。

なんか急に雨風が止んで、止まって、しかもそこを通り抜けると逆方向の風が吹くわけですよ。

だから、50年前はばっちりわかっていて、100年前は経験上わかっていてぐらいじゃないですか。

台風の目かどうかはともかくとしてね。

そう、だから、強い低気圧がやってきて、真ん中に無風状態のところがあるみたいなところはわかってたんじゃないですかね。昭和の頭とかでも。
今や昭和の頭は100年前ですからね。

え?そんなに?

そう、だから、来年、2025年が昭和でいうと100年なんじゃないかな。

へー。

そうなんですよ。

昭和天皇、ご元気かな?

いやいや、元気じゃないけど。

そう。

で、私が子供の頃は。
そう、言ってましたね。
そうそう、あ、そう、あ、そうって言ってましたね。

あ、そう、あ、そう。

私が子供の頃は、100年前といえば明治維新だったんですよね。
なんでか知らないけど、100年前が昭和になっちゃったんだよね。
不可解である。
あとですね、8月には伝統的七夕、または旧暦の七夕っていうのがあります。

なんかさ、七夕祭りで有名な仙台七夕祭りは8月にやるらしいね。

そうです。月遅れの七夕で、8月7日がメインなんじゃないかな。
前もお話ししたかもしれませんが、
昔のカレンダー、旧暦のカレンダーは月の運行で日付を決めていたので、
盆踊りとか七夕とかも旧暦でやってました。
満月っていうのがわかりやすいからね。
何月何日っていうのは旧暦のカレンダーのことだから、
なので、お盆は旧暦の7月15日。
七夕は旧暦の7月7日っていうのをやっていました。
それを西洋のカレンダーと合わせると、
半月から1ヶ月旧暦のほうが遅れてやってくんだよね。
なので、季節的には8月あたりが、もともと七夕だったんだけど、
7月7日っていう頃がいいのを採用して、
今のカレンダーの7月7日に七夕を持ってきたりとか。
一方、お盆は昔からの風習で、季節がずれちゃうとやなんで、
月遅れと言っている新しいカレンダーの8月15日みたいなものをターゲットにしてお盆にするとか。
一方で、そもそも7月15日なんだからって言って、
カレンダーの日付をそのままにした7月15日お盆っていうのと、
あとは、旧暦のお盆がお盆に決まってんじゃないかっていう旧暦のお盆の時に。

旧暦盆バージョン。

お盆のセレモニーというか、準備をしたりとかっていうのをする地域とかもあって、
明治6年に旧暦が変わったときに、いろんな解釈があって、大変なわけですよ。
ものによっては旧暦のまま、ものによっては旧暦の日付のまま、
ものによっては旧暦の日付を1ヶ月後ろにずらして、
みたいなやつが結構混じって、今のカレンダーに入ってるっていう状況です。
で、話を戻すと、今年は8月10日、10日が旧の七夕、

あとは伝統的七夕とも言われています。

ぜひこの日も天の川とかを確認して、
織姫星と彦星、星を見ていただけるといいんじゃないかと思っています。
ということで、本編では8月の天文現象の方をお話しするんですが、

が?

えっとね、星座の回のときには、その前の、うん?そうそうそうそう。
今月、私が行ったところのご紹介をするというのをやることになっていて。

よしあすのお出かけコーナー。

はい。行ってきましたのコーナーです。

あ、そっか。行ってきましたのコーナーだ。
いいじゃないですか。
なんかそういえば名前あったね。はい。
行ってきましたのコーナーです。
博物館と遺跡の訪問

えっとですね、新しいというか、だんだん過去に遡りますが、
松本市教育文化センターに行ってお深いをしました。

はい。

で、同日の午前中に、松本市大和自然博物館、眺めがいいとこです。
で、ホッサマグナミュージアムやホッサマグナの露頭というのに行きました。
で、ホッサマグナミュージアムのすぐそばにですね、
長蛇原博物館という縄文の遺跡があるのかな、そこの博物館に行って。
で、その前の日には、上越市の歴史博物館、ここは上越高田藩かな、の高田城っていうのがあったところに博物館があります。
店主はないんだけど、矢倉が一個あって、そこに登ると眺めがいいというふうに言ってました。
結構、ある程度戦国のような落ち着いてから建ったお城らしく、お堀は立派だけど、そんなに山上ではないっていうお城ですね。
で、その日に、その前に行ったのが関川の関所、道の歴史館というところです。

ほう。

これはね、北国海道。

関所は博物館しか行ったことないや。

あ、そうなのね。私もそんなにたくさん行ったことないんですけど、関川っていう川があって、今の長野県と新潟県の間を流れている川です。

はい。

まさに関があったので関川っていう名前になったんじゃないかっていう。
で、北国海道っていう上越市から南に下って軽井沢のほうに行く道があるんですけど、そこの一番大きい関所がこの関川の関でした。
で、昔の資料とかもちらほらあるんですが、面白いなと思ったのは、箱根もそうなんですけど、
ここを人が渡ったであろう旧海道とその前後の坂道とかね、そういったところをしみじみと見ると、
なんか、ここに関所作って当たり前だなっていう、他に逃げにくいなみたいな感じとか、
あの、なんていうかな、県境?
県境。
県の境は、山の尾根とか谷が多いじゃないですか。川が流れてるとか。
なんですけど、この辺の県境は谷なんだなって思って。
だから、いくつかのね、国を越えるときって峠越えが多いじゃないですか。
何々峠を越えると、次の国に入るっていう感じ。
うん。
うん。
なんですけど、この辺はずーっと下って関所を通って、川を橋で渡って、そのあとぐーって登るっていう、その川が県境になっている長野県と新潟県。
信濃の国と越後の国の県境というか国境。
なので、川が国境になってるっていう場所で、またね、これも独特の地形だなと思いながら行ってみました。
で、同じ日に縄丸像がいる野次里湖縄丸像博物館っていうのと、その近くの滝、苗名の滝というところに行ってきました。
あとですね、他にいくつか行ったのは、昆虫マニアックという展覧会の内覧会に参助会員として行きました。

はい。

あとは、科学はこの昆虫マニアック内覧会だけじゃなくて、科学史、科学の歴史ね、科学史の講座があって、
江戸文とナウマンの勉強を書いた先生がお話してくれるっていう講座に出たり、
あとは会社の知り合いとかを科学で案内するというのをやったりしてですね、何回か科学に行った月になりましたというのが私の行ったところです。
ということで、ナウマン像博物館は創造とではあるんですけど、一応科学的に合成したナウマン像の鳴き声っていうのは聞けますので、行ったら聞いてみてください。
はい。ということで、8月の星空のほうをご紹介する本編のほうに行ってみたいと思います。
はい。
では、8月の天文現象のほうを紹介していきたいと思います。

はーい。
8月の新月と満月

新月が8月の4日です。
で、満月が8月の20日、20日ですね。
で、旧の七夕、旧歴の七夕が8月10日ですが、上限の月は13日っていう、結構ね、この月は上限と七夕離れてますね。

これで離れてるの?

うん。七夕はほら、7日なので、上限の日の前の日ぐらいのことが多いんですけど、3日前っていうのは結構離れてるんじゃないかな。2日前ぐらいが多いんじゃないかな。
なるほど。
はい。で、惑星の見え方ですが、水星は内郷、地球から見て水星が太陽の手前を突っ切るのが内郷ね。
内側で同じ一直線になるので内郷です。で、9月5日になると正方最大離角になります。
ということで、やっぱ水星は早いですね、ぐるぐる回るのが。内郷から正方最大離角っていうと、水星的には4分の1周するわけですよ、太陽の周りをね。
それが1月ぐらいで終わってしまうんで、地球の1年に水星は3周ぐらいするので、こんな感じで太陽の周りを右へ左へ、東へ西へ動いていく感じです。
はい。
金星、こちらは外郷を過ぎて、だんだん太陽から東側に離れていきます。つまり、よいの明星として見え始めます。夕方の西の空、地平線近くで輝くようになっているはずです。
まだ綺麗に見えるっていうことじゃないですけれども、太陽を追っかけて水星が沈んでいくというのがわかるんじゃないかと思います。
火星と木星ですが、明け方結構近くにいます。火星も木星も夜中0時ぐらいに東の空を出て、明け方に何周する前かな、まだ東寄りのところに見える感じで、
明け方東の空に火星と木星があるというふうに思っていいと思います。
はい。
で、土星はだんだん見やすくなってきて、9月9日になると正です。

あ、正ですか。

地球から見て、太陽とちょうど反対側ね。

はい。

なので真正面から太陽の光を受けて、夜中中出ているというのがこの状態で、それが9月の9日ですので、8月はもうしっかり見えるようになっていると思います。
ただ、来年にはね、土星の輪っかが消えるというか、真横から見て見えなくなってしまうっていうのを1年前に控えて、輪っか自体は結構細くなっていて、模様が見えるとかっていうよりも、なんとなく線のように見えるんじゃないかと思っています。
はい。
で、毎月お知らせしている月と惑星の近づく日ですが、

ランデブー。

金星と近づくのは8月の6日。この日は細い月と金星が西の空に見えるかな。
で、彗星と近づくのも8月6日で、こちらはほとんど太陽に近い感じなんじゃないかな。
でですね、木星が8月の21日ぐらいに月と土星が、ごめんなさい、月と土星ですね、満月の前後なんで、土星が8月の22日、土星と月が近くなります。

はい。

一方、火星と木星が一緒で、一緒っていうかすごく近いので、8月の27とか28に月と木星とか月と火星が近くなります。
で、惑星の話ですが、8月の15日、木星と火星、近い位置にあると言いましたけれども、8月の15日に一番近づきます。
8月の15日になると望遠鏡とか天体望遠鏡でも同じ視野の中に収まるんじゃないかぐらい近くなります。
で、この月間星ナビの情報によると、8月15日の未明ね、夜明けよりも前だと、100倍の望遠鏡で見ても、火星と木星が一つの視野の中に入って、
このくらいの倍率で見ると、木星の衛星たち、ガリレオ衛星ね、これもしっかり見えるんじゃないかということで、
火星、木星とガリレオ衛星、イオ、エウロパ、カリスト、ガニメでね、が見えるでしょうと。
で、望遠鏡ぐらいの視野だと、8月の10日から20日ぐらいまで木星と火星が一緒に見えるようになっていて、
未明、つまり0時を過ぎて夜明けよりも前という時間帯に東の空に見えているというのが見つけやすい感じじゃないかと思います。
で、もうね、このくらいの時期に深夜0時を過ぎると、冬の惑星たちじゃないや、冬の星座たちも見えてくるので、
この火星と木星はオウシ座とかオリオン座とかの近くに見えるというふうに探してみるといいんじゃないかと思います。
結構ね、木星が明るいので見つけやすいんじゃないかと思うんですよね。
その他の天文現象

あとですね、8月の天文現象で有名なのはペルーセウス座流星群です。
8月の13日の未明、つまり12日の夜に極大を迎えるということで、最新の予想のサイトを見ると、
やっぱり8月12日の夜から13日の朝ですね、13日の午前3時ぐらいが良好な観測地で1時間に40個とかの予想があります。
次の夜、13日の夜だと0時ごろから3時ごろにかけて、良好な観測地で1時間に15個から20個とか見えるんじゃないかというふうに予想されています。
前の日の11日から12日にも、0時を過ぎると数が増えてくるというような予想になっています。
月が少ないので見やすいはず。上限の月だから、お日様を追っかけて深夜になると月がなくなるという星空です。
というのが8月の天文現象で、あとですね、たまにお話をする月に惑星とか、あとは明るい星が隠される初句というのがあって、
8月10日には電動的七夕の日ですね。北日本だと霞ぐらいなんですけど、関東から沖縄までだとスピカという星が月に隠れます。
入ってくのが8時過ぎ、出てくるのが場所によってですけど、9時前後という感じでスピカ食、スピカ食べるね、スピカ食というので検索してもらえるとわかると思うんですけども、
見やすい時間ではあるので、特に月に隠れ始めるところは月の暗い側に星が隠れる、スピカという一等星が月に隠れるので、ぜひですね、見てみるといいんじゃないかと思います。
ただ、ちょっとね、西の空の低いところではあるので、西の空が開けたところで見るといいんじゃないかと思います。
この前ね、松本の教育文化センターでプラネタリウムのお話を聞きましたけど、松本とかは西も東も高い山に囲まれて、天文学的というとあれですけど、そういったところの日の出とかね、日没の時間と実際に太陽が見えなくなる時間がずいぶん違うというお話をされていました。
で、星空ですが、そうですね、天の川が見えやすくなっています。やっぱりね、旧七夕、伝統的七夕の時期の方が天の川が見やすいというような星空で、夜8時ぐらいになると南から北に向かってほぼ頭の上を天の川が見えるという状態になっていて、
見やすいのは、琴座の目が和紙座のアルタイルですね。織姫星と彦星というやつと白鳥座のデネブというので、夏の大三角。
こちらは結構ね、周りが明るいところでも見える星じゃないかと思っています。あとはですね、春の星であるアルクトゥールスとかは西の空にだんだん沈んでいく感じ。
あと、夏有名なところでいくとサソリ座が南の空に見えるので、赤い星アンタレスを探してみるといいんじゃないかと思います。
北の空はですね、北都七星はどちらかというと西寄り、東寄りにカシオペア座があるというような配置で、カシオペアも北都七星も両方見える感じの夜になっているはずです。
あとですね、時間が過ぎると東の空から水亀座やウオウザが上がってくるというのが夏の星空になっています。
ちょっとね、湿度が高いとぼんやりすることもあるかもしれませんが、いろんな星見てみてください。
夏にもね、一等星、さっき言った夏の大三角とかもありますので、その辺を目印にいろんな星を探してみるといいんじゃないかと思います。
で、月間星ナビっていうのを毎月買ってるって話をしたんですけれども、今回の特集がスマホで天体写真を撮ろうという特集になっています。
撮れる?
そうそう。前半読むと望遠鏡の目でなぞくところにスマホを当てて撮ろうっていうのがあって。

なるほど。

コリメート撮影という言い方をするんですけど、これで撮ると大きい星とか星空も明るく撮れますよというのがあるんですけど、ここはね、
レンズ、のぞくレンズとスマホのレンズをしっかり合わせるのがなかなか大変。
結構ね、ぶれちゃう。
あと、うまくあったあとピントを合わせるのが大変なんで、もしピントが固定できるようなスマホだったら無限遠みたいなところに固定してやってあげたほうがいいかもしれません。
なんかね、違うチリとかにピントが合っちゃうと全然星にピントが合わなくなっちゃったりします。
特集の後半はスマホで星空写真を撮ろうというのが載っています。
最近はね、星空モードっていうのが付いたスマホもあるんですけれども、しっかりと三脚のようなものに乗っけて長時間露出ができるカメラとかアプリを使うとスマホでもそこそこ星が写ります。
こちらにもね、メールでスマホで撮りましたよっていう星空を送ってくれる方がいらっしゃるんですけど、
星の写真撮影の方法

性能が良くなればなるほど、星が、点がね、きれいに点になっちゃうんだよね。
要は、目で見ると明るい星ほどなんとなく大きく見えるじゃないですか。
でも、星は点なので、そもそも。

地球から見ればね。

そうそう。ピントをしっかり合わせて高精細になればなるほど点になってしまって、あんまねメリハリがなくなっちゃうんですよ。

はい。

で、カメラで星空の写真を撮るときにはソフトフィルターっていうのを使って、やや星がにじむように撮ることがあって、それをやると明るい星ほど大きく写るのね。
にじみ度が大きいから。
なので、スマホでもソフトフィルターを使ってみたらいかがでしょうっていうのがあって、これは面白いって思いました。
で、ソフトフィルターなんて買うの大変じゃんって思うんですが、
もちろんね、市販のカメラ用のソフトフィルターを使うと明るい星が大きめに写るんで、それそれでいいんですが、
その代わりにセロハンテープみたいなものをカメラのレンズの前に置くと、それでソフトフィルター側になってちょっとにじむんじゃないかっていうのがあって、
そんな実験もやると面白いんじゃないかという話が書いてあります。

はい。

なので、お手製のソフトフィルターみたいなものを活用すると、スマホで三脚とかにしっかり乗っけて長時間露出ができるようなモードで写真を撮ると、
やや暗めな星でも目で見えない感じでも写真に写ったりっていうのがスマホでできるようになりました。
で、一等星とか二等星を大きく撮るにはソフトフィルターだったり、お手製のソフトフィルターを使ってみると明るい星が大きく写るというような実験もできるんじゃないかと思います。
30年前ぐらいはデジタルカメラがなかったんで、流れ星を撮るとか星空の写真を撮るにも本当に撮れてるのかなっていうのを確かめるには現像するしかなかったんですが、
今はデジカメだったりスマホはすぐに写ってるものが確認できるので、いろいろ工夫して撮ってみるといいんじゃないかと思います。
ちっちゃい三脚でも固定して撮るだけで星綺麗に撮れるので、そんなものを検討してみたらいかがでしょうか。
はい。
番組のお知らせ

はい。ということで、今日は8月の天文現象の方をご説明していきました。
はい。
お知らせが一つ。私、他のポッドキャスト番組にゲスト出演しています。

ゲスト。

カナデル細胞という番組と、こちらはもう配信始まってるのかな。全後編になるというふうに聞いています。

はい。

なので2回に分けてカナデル細胞に出るのと、あと8月に入ってからと思いますけれども、冬のライオンという番組に出る予定になっています。
こちらはまだ収録してないです。

ポッドキャストですか。

ポッドキャストです。

ちなみに、やっぱ同じようにスカイプで撮る感じなんですか。

カナデル細胞はズーム会議でした。
で、冬のライオンはスカイプなんですが、お互い音源を録りましょうということになっていて、
なので自分は自分で録音して、会話はスカイプでするんだけど、音源的には手元で撮ったものを送るというのを段取りとしては話をしています。
あとですね、7月27日の土曜日は絶滅メディア博物館でお話をします。
あとね、8月も24日の土曜日に絶滅メディア博物館で夏休みの工作をしようというのを計画をしております。
ということで、8月の天文現象とちょっとしたお知らせでした。
今日はこの辺にしたいと思います。
この番組では皆様からのメッセージをお待ちしております。
メールの宛先はrika.jp
私たちのウェブサイトそんない.comで、そんなりかの時間の一覧が出ているページの右側にもフォームがあって、
こちらからメールを送っていただくこともできますので、お好きな方でメッセージを送ってください。
よろしくお願いします。
またですね、そんないプロジェクトでは、この番組のほかにそんなことないっしょ、そんない雑貨店などの番組も配信をしております。
ラジオトークとかね、スタンドFMでも配信をしているメンバーがいますので、そちらもチェックしてみてください。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

ということで、そんなりかの時間、第574回、この辺りにしたいと思います。
オーディオブックで聞いている方は有料版がこの後にくっつきます。
お送りいたしましたのは、よしやすと、かおりでした。
それでは皆さん、次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。
ごきげんよう。