STEAM教育とは
心と体の専門家が様々なトピックを取り上げて、健康について考え直す番組、Rethink Healthということで、今回はみなさんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回はですね、STEAM教育っていうのをちょっと取り上げてみようかなと思うんですけども、前段階として解説をしておくと、
それぞれ英語の頭文字を取っていて、サイエンスとテクノロジーとエンジニアリングとアートとマステマティックスですね。
科学と技術、工学、芸術、数学っていうのが今後の教育によって結構大事ですよっていう考え方なんですけど、
振り返ってみると個人的にも結構大事かなと思いますし、自分の子供の教育とか考えても、それぞれ身につけたりとか触れてもらいたいなと思う内容ではあるかなっていう感じなんですが、
どうですかね、みいらさん子育ての中でこの辺の項目とかちょっと意識したりとか、何かありますかね、今後の教育大事なとこ。
確かに、今までって大人とか先生が子供にこれしたらと指示を与えるみたいなイメージが学校のカリキュラとかもあると思ったと思うんですけども、
でもやっぱり子供が自分から何か生み出すことがワクワクしたり、いろんなことを知りたいっていう探求心とかが芽生えたりってことの方が、
生き生きして見えるなっていうのは実際感じるので、だから私があんまり彼氏なさい、彼氏なさいってタイプじゃないっていうのもあるんですけど、
子供が自発的に何か見つけてきたこととかから始めるみたいなのを意識してます。
科学的な、何か自分で実験する研究みたいな感じとか、アートみたいな自己表現みたいなところとかは、このスティーム教育の中に入ってるところと近いって感じですかね。
教育指導においてのスティーム教育の意義
そうですね、本当に。
何かその数字の計算とか、何かそういう技術的なこと好きとか、そういうのあったりします?
どっちかって言ったらそうですね、何か理科とか算数とかの方が得意そうで、
ああいうのってやっぱりその物事の成り立ちみたいなロジカルな文脈がすごく入ってるので、
何かそこが好きって思えば、どんどんどんどん繋げて考えたりできる力になるのかなと思って見てますんで。
本当に両方大事だと思うんですよね。
結局、感性的な、感覚的な部分とロジックの組み立てがバランスよくできると、何しててもいいよねって感じだと思うんで。
その辺がスティーム教育っていうところにも入ってくると思うんですけど。
あとセラピストとか医療系の働き方としても、まず専門的な知識身につけて、そこから発展していこうと思うと科学の研究とか学んでいくかなと思いますし、
特にフリーランスとかなると、テクノロジーとか新しいAIとかブロックチェーンとかいっぱい出てきてるんで、そういうところの理解も必要になってきたりとかするし、
どのフェーズにおいても大事な要素が入ってるかなって気がするんですよね。
こういった能力みたいなものを育成することが、子供が大人になった時にやっぱりその起業精神とか、起業するとか、
何か01で事業作るとか、そういうのにすごく役立ちそうですよね。
そうですね。それはあるかなと思いますよね。だから言われたことだけやるんじゃなくて、そういう意味でこういうのをちゃんと子供の力身につけると、
日本にとっても子供が少なくなってくる中でも生産性高く働いてくれるかもしれないし、いいよねみたいな感じですよね。
そうですね。おそらく国としてはそういったドコミ制の教育っていうところに対する改革なのかなと聞いて思いましたね。
現状の教育方法への疑問
ただ本当にできるのかみたいなところがあるんですけど。
だから今のね、教育カリクラムとかをちょっと変えていかないといけないというか、別の取り組みが必要な気もするんですけど、
例えばみいらさんが子供の頃とかに学校教育を思い出すと、それぞれ学べたとか、なんか刺激受け入れた感じありますかね。
どうですかね。その都度考えたりはしてたんでしょうけど、あくまででも結構テンプレート的なやり方の方を学ばされたような気はするんですよね。
真っ白な画用紙に好きに描きなさいって言われた記憶は少なくて、割となんかみんなで一つのリンゴだったらリンゴの絵を描くとか、
なんか作文にしてもだいたい起承転結っていうのをすごい常に意識してたりし、
なんか本当に思い思い入りっていうのって、あんま学校っていう場所だと相当測っていくために難しいのかなと思いますけど。
まあね、難しいは難しいですよね。
ああいうタイプの教育というか、教室の中にみんないてっていうと、
そこでね、完全に個別、精発揮してっていうと対応しきれなくなるでしょうし。
そうですね。
自分の場合も、数学とか工学とか技術的な、論理的なところとかは学校でも学べたような、ある程度は学べたような気がしますけど、
やっぱりその自分の感情表現とか、感性に基づいてみたいなところは学校っていうよりも部活とか、
そういう課外活動みたいなところの方が培った気がしますし、
まあ両方あるといいかなっていう感じなんですかね。
そう、なんか学校の子ども、今小学校3年生の時間割表見てても、全てがマスが埋まってる状態なんですけど、
これ別に、マスが空白で子どもたちに任せますみたいな時間割を作ってもらったほうがいいんじゃないかなと思ったりしますね。
ね。
まあそれがゆとりとかっていう、あれもあるんですかね。
現状の教育課程について
学校授業で時間を埋めすぎないっていう、それがいい面、悪い面もあるって感じですかね。
そうですね。
空白がいいのか、なんかこう目的というか、ビジョンはあるけど、具体的な内容は任せますみたいな。
そうね、難しいですよね、そのカリキュラムって。
でも、なんか最近子どもの宿題を見て、親と思ったことがあって、
なんか、うそっぱちの作文を書きなさいっていう課題があったんです。
で、私はそういうの初めてだったんで、本当に?って思ったんですけど、
ドラえもんの何か秘密、なんかアイテムを一つ手にしたとして、
そこから好きに作文書きなさいっていう、物語を書くみたいな感じですけど、
それが宿題だったんですよね。
なので、本当に何でもOKで、
うちの子どもはタケコプターで、北海道から何々県まで行ったみたいな話を書いてたんですけど、
まあなんか、ちょっとそういったものを意識されてるのかもしれないですね。
それいいですね。
完全白紙でなんか自由に書いてくださいって多分難しいけど、
そうやってこう、なんかドラえもんの道具あるとしたら、
どれ使って何しますか?みたいな感じだと、
ちょっとこう、大枠決まってるんで考えやすいっていうの。
そういう宿題とかね、考えるきっかけは結構いいなと思いますよね。
確かに。それによって日本地図みたいなものを、
ちょっと興味を持つきっかけとかにもなりましたしね。
あと自由研究とかあるじゃないですか、夏休みで。
うん。
あれとか、なんかどんな感じですか?今。
まだ、たぶん低学年だったんで、それがなかった。
植物を育てるとかだっただけなんですけど、
あの、何でもいいんですよ。
私たちがちっちゃい頃もそうじゃなかったですか。
そうですね。
うん。
そうそう。
なんか、今思い返すと、
やっぱなんか、自由研究が自由すぎて、
なんか、大学院とかで研究した身からすると、
自由研究や実験について
あれってやっぱ目的があって、
それもこう設定して、それをやるためにどうしたらいいかっていうのも、
論理的に組み立てて実験してみたいな流れが結構あった気がするんですけど、
なんか、なんだろう、
子ども向けの自由研究のフォーマットみたいなのも、
なんか、あってもいいんじゃないかなと、
ちょっとこういうスティーム教育とか聞いて思ったりしたんですけどね。
いや、ほんとそうですね。
うん。
何でもいいよっていうのは。
植物のなんか、育ってる過程をなんか見てみましたみたいな、
そういうのも観察研究みたいな感じだと思いますし、
だから、研究の手法がわかってないんで、子どもだと。
なんか、これとこれで試したらこうなるかとか、
それこそインタビューみたいに話聞いてみて、
それを事例としてまとめるとか、
いっぱいやり方あると思うんですけど、
そこのやり方を子どものうちはあんま知らなかった気がするんで。
なるほど。
うん。
面白いですね。
なので、パッと今閃いたのは、
ほんと普通にRCTとかって子ども版でできますよね。
できますよね、たぶんね。
だからこっちの、例えばトマトには肥料を与えて、
こっちには与えないとか、
で、環境をそこそこ整えて、
育ち具合を、違いを調べるっていう、
まさにRCTとかも子どものうちから実行できるわけですね。
子供の早期教育について
そうですね。
だから、あらかじめ研究法みたいなのをたくさん教えて、
この中でどうかっていうのは難しいと思いますけど、
だから、それがなんかこうやってみて、
ああ、こうだった、
だからこういう実験方法を取ったほうがいいんだみたいなやつを
試行錯誤できるきっかけが小さい時からあったら、
それは面白いかなと思いますし。
いや、面白いですよね。
裸んで子どものうちって、ほんとにどんどん染み付いていくと思うので、
じゃあ違いが出るにはどれぐらいの種が必要なのかとか、
どういうぐらいの期間が必要かとか、
そういったものとかを感覚的に学ぶにはものすごく、
ある程度のたてつけが入っているといいんだよ。
そうですね。
ある程度の植物でやるならとか、
自分の中ではスポーツとかやってましたけど、
スポーツもやっぱりこういうふうにしたらちょっと走るの早くなったとか、
いろいろ自分の体で実験できたりもしますし、
いろんな形があるんで、
そういう言われたことを学ぶだけじゃなくて、
自分でちょっとずつ試行錯誤してやるみたいな経験は、
子どものうちからできたらより良いなと思いますよね。
そうですね。
学校ではどうしても国語算数理科社会とかだけでも、
結構忙しそうなので、
先生たちとともに私たちが、
かなりそういったところを、
まずは自由な時間を作るということから始めて、
何をするかっていうところをサポートしていけるといいですよね。
そうですね。
親が家でやるとか、
家外活動としてそういうのを作るとか、
その辺が現実的にはやりやすいですかね。
学校と福祉の連携
学校のカリキュラーも変えるって言うと結構大変だと思うので。
そうですね。
うちの息子は放課後デイサービスみたいなところでは、
逆に言えばそういったことをすごく意識してくれたなと思うんですよね。
なので、福祉の現場から学ぶことってやっぱりあるのかなって思うので、
そういったところが連携してもいいかもしれないですよね、学校と福祉が。
と思いますよね。
福祉もね、就労の体験みたいなのをやってるところもあれば、
そういう生活に近いところでいろいろ試して実験できる。
農業とかやってるところもありますしね。
また、こう障がいのある方と触れるとか関わるっていうのも刺激になると思いますし、
福祉と学校みたいなのはつながってもいいですよね、結構。
子どもにとっての刺激的な生活
そうですね。
あんまり学校が閉鎖的な場所みたいな感じになりすぎないようにする方が、
今後はやっぱり必要なのかなと思いますね。
今、みいらさんだとお子さん小学校だと思うんですけど、
小学校、高学年とか中学校ぐらいにかけて、
どういう刺激受けてくれるといいなみたいなのあったりしますか?
そうですね。
まずは、健やかに育ってほしいなみたいな土台をやっぱりまだまだ形成していく時期と思うので、
その上で、今時って本当に中学生でも起業しましたとか、
やってるニュースを聞きますよね。
本当にそろそろ手が離れて、自分で物を組み立てていってっていうようなことができると思うので、
何でもいいので、子どもがそういうのに取り組めたらいいなとは漠然と思ってるんですけど、
起業しろっていうわけじゃないんですけど、
何か、そうですね、勉強だけじゃないような生活を送ってもらいたいですね。
情報発信とかね、ウェブ使ったら簡単にできるでしょうし、
最近このWeb3とか出てきてるので、ウォレット使ってみるとかね、
こういうのも面白いかもしれないし、
そういうウェブ系じゃなくてもね、
リアルに人と関わってみて、困りごとある人がいたらちょっと手伝ってみるとかね、
普通に学校だけだと経験できないことは、早いうちからできたら面白いですね。
幅広い選択肢を持つ子ども
だんだん年齢的には12歳とか13歳になると、
いろんな社会経験が増えていくと思うので、
いろんな場所につながってほしいなっていうのが願いですかね。
今思うと、自分も今フリーランスとか自分で会社とかやったりしてますけど、
うちのおじいちゃんが自営業っていうか、
後割れじゃなくて個人で事業してて、
小学校の時からちょっと手伝ったりとかしてたんですよね。
そうすると、学校だと出会えないような人とちょっと関わったりして、
喋ったりとか、今思うとなんだかんだ刺激になってたなって気はしてて、
だから身近でそういう人がいたほうが、
働き方の幅が広がるっていうか考え方も、
学校卒業して就活してとかっていうだけじゃなくて、
いろんな仕事の仕方ってあるんだなって感じれると思うので、
そういうところで実験していくとね、面白いなと思います。
本当そうですね。いずれやっぱりお金を稼いで自分でね、
基本的には生計を立てていくんだっていうことは、
ちょっと考えてほしいなと思うんですよね。
で、マインドの問題だと思うんですけど、
どんなことにもチャレンジするみたいなところが、
多分養うべきところかなと思ってるんですけど、
別に自分がこれだけしかできないとか、
これ一本で生きていくんだみたいなんじゃなくていいよっていう感じで、
いろいろできるといいですね。
いっぱい学べばね、選択肢も増えるし、
大きくなればなるほど、なかなか失敗しづらい年代にもなってきたりとか、
恥ずかしいっていう気持ちも出てきたりとか、
やっぱりちっちゃい時からね、いろんな、
挑戦を挑戦とあんま思わないうちにいろいろ試して、
自分の得意なところを見つけたりとか、
何が役に立つのかみたいなことを知れるといいですよね。
ほんとそうですね。
親が今の、まさに現在進行形でいろいろ失敗したり挑戦したりしてるので、
そういう話とかも結構普通に話すっていう感じで、
いいかなと思ってやってます。
だから現実的に生かそうと思うと、数学とか出てましたけど、
そんな複雑なね、なんか微分析分必要とかそんなんじゃなくて、
普通にこう足し算、引き算、掛け算、割り算できれば、
ある程度こう仕事に必要な計算とかできますし、
生活費どのぐらいかかるとかね、
こういうのもできるし、
技術的なこととかも、
スマホとかパソコンを早めに使っておいたら学べるし、
科学的なこととか芸術的なこともね、
自分で実験するうちにいろいろ興味湧いて学んでいけるでしょうから、
だからそういう意味でこう、
親が固定ガイドを持って、
子どもはまだこれやらなくてもいいとか決めつけずにね、
いろいろ試させてあげるっていうのが結構大事な気がしますね。
そうですね。
おそらく大人よりも子どもの脳みそのほうがよっぽど柔軟だし、
親と子供の関係性について
すごくいい考え方とか持ってると思うって感じで、
どんどんどんどんいろんな考えを共有していければいいのかなと思います。
やっぱり親ができることは、
本当に健康に過ごすところとか、
安全に過ごせるところとか、
最低限、本当に生活に必要なところは整えて、
あとは子どもの興味に合わせてあまり制限しすぎないというかね、
というところが結構大事なのかなと。
そうですね。
本当そういうのは一つ一ついろいろ何でも、
ある意味教育だと思うと、
いろいろなことが楽しくなってきますよね。
家計のやりくりとか自炊とかも、
全てがある意味お金の教育になってたりするので。
なりますよね。
だからあんまり子どもだからって言って、
そこまでは知らなくてもいいんじゃないとか、
興味持ってくれそうとか、
知っといたらいいかなと思うのはとりあえず、
話してみたり知ってもらって、
あとは子どもが勝手にね、
興味持つなら持つで深めていくと思いますし。
そうですね。
いいですかね。
今回は教育で、
STEAM教育っていうところの話をしてみましたけど、
子育て論とかね、
親子の関係にもいろいろ考え方があるかなと思うので、
参考にしてもらえたらいいかなと思います。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。