古市景子さんのマドリードでの暮らし

今日は、自分でデザインするカジリスト、リセッターリストの山本香織です。あの人の毎日は、カジや暮らしをテーマにしたポッドキャスト番組です。
さて、11月に入りましたので、ゲストの方をお迎えしています。グラフィックデザイナーの古市博子さんです。古市さん、こんにちは。

古市さん、こんにちは。
古市さん、こんにちは。

今日はよろしくお願いします。

今日はよろしくお願いします。

古市さんには、今週と来週、2週にわたってお話を伺っていきたいと思います。
実は、古市さんは2回目の出演ということで、ちょっとね、振り返ってみたところ、2021年の6月エピソードの57と58回が、前回出ていただいた時だったので、
ちょっと覚えてるよっていう方もいるかもしれないんですけど、最近聞き始めた方もいると思うので、ちょっとだけ簡単な自己紹介をお願いしたいなと思います。

はい、スペインに住んでいまして、こちらでグラフィックデザイナーをしています。
カオリちゃんとは、昔仕事で知り合って、何年前だろう、20年くらい前ですね。

そうかもね。はい、そのくらいですね。

そっから仲良くさせてもらってるんですけど。

でも、マドリートに暮らして何年くらいですか、今で。

今で10年半ですね。

お、もう10年経った。

私もっと短いかと思ってたんですけど、カオリちゃんが松本に暮らし始めてから、

11年くらいだから。

11年ちょっとでしょ。もっと長くカオリちゃん、松本に住んでると思ってたんで、あんまり変わらないんですよね。

変わらないね、そっか。

多分ビザ行くかどうかって話してる時に松本に遊びに行ったりしていて、

その後、しっかりビザの取得の手続とかをして、待ってたら意外と早く降りてすぐ行けたっていう感じだったのかも。
そうですね、そっかそっか。だからもうマドリート、ずっとマドリートですよね。

ずっとマドリータです。

前回、ポッドキャスト出てもらった時は、その向こうでの暮らしの話とか、
あとご結婚されて、結婚して何年くらい?
それも3、4年?

結婚して、違う。

もっと?

猫の誕生日より1年短い。6年です。

6年、あ、そんなにもう経つんだ。

6年です。

そっかそっか。で、ご結婚されて、そのまま暮らしてて、何か家事分担とかどんな感じですかとか、
古市さんのケースとか、あとスペインでは一般的にどんな感じなのとか、そういう話を伺ったり、
あと家電、スペインで嫁入り道具的な家電があるよとかっていう情報を聞いて、テルモミックスを教えてもらって、
で、なんかその後日本、一回日本に入ってきたけど撤退したらしいとかって言って、
その後また来るのかなと思ってたけど、今んとこ来てない感じです。

結局私も導入するのはやめて、

あ、ほんと?うんうん。

あの、私あんまり日本にいる時みたいにたくさんこう、何種類も一食に作るってことはしないんですけど、
こっちってこう、一皿大きな料理があってちょっとつまむのがあるぐらい、
日本みたいに一十三歳的な考えはあんまりないので、
そういう、なんて言うんだろう、どーんと大きい一皿を作る人たちには向いてると思うんですよね。
だけど日本の料理って平行して何個も作る。
そんなに種類を作らないにしてもなんかこう手順の多いのをやってると、私には必要ないのかなっていう気がして、
それだったら場所取らない方がいいなっていう感じの気持ちになって買わなかったんですけど、
友達はそのテルモミックスの、なんて言うんでしょう、コピー版?
うんうん。
セコテックっていうメーカーがあって、いろんなもののコピー商品があったじゃん。
だけど意外と性能はいいっていう。
そういう面があるんですけど、それを買って夢中になってたので、楽しいんだろうなっていう。
同時に何種類かできるって話もあるんだけど、いまいち想像がつかなくて。
テルモミックスについて

なんかテルモミックスとは何かっていうのをちょっと補足しておくと、
日本でいうホットクックみたいなものにさらにブレードがついてて、刻んだり切ったりもしてくれた上で調理までみたいな感じだったよね。

はい。洗うところからやってくれる。保存するお野菜を洗うとかの機能もあるらしくて。

それすごい。

それもあって、さらにアタッチメントとかをつけると蒸し料理もできて、
例えば何て言うんだろう、野菜のポタージュもできるし、
友達はラザニアを作ったって言ってたから、どういうことか聞いたら、
ソース、2種類のソースはテルモミックスで作って、オーブンに入れるのだけ人の手って言ってました。
オーブン機能はないみたい。

あとは重ねてオーブンに入れればいいよっていう、その材料が揃うみたいな感じか。
材料が揃う。だけど材料入れたら全部やってくれる。
だからそこが多分日本で今流行ってるホットクック的な家電があるんですけど、
それは切って入れて、あとは自動で煮込んで仕上げてくれるみたいな感じなんだけど、

フロークッカーとは。

そうそう、そんな感じ。
結構定着したっていう感じがするんだけど、
切るとこからとか洗うとこからっていうのは全然ないので、どういう作りになっているのか。

見た目はそんなに大きいんですけど、日本のキッチンから考えたら結構低くて、

大きそうだよね。

なんて言うんだろう、高さで言ったらこう、指先から肘ぐらいまではあって、

炊飯器より大きい感じだよね、きっと。

炊飯器をもうちょっと高さを出した感じですかね。
だけど、こう塩水状になってるんで、調理する部分は。
もうちょっとこう、なんて言うんだろう、空間の圧迫感はないんだけれど、
まあ大きいですね。日本のキッチンのサイズ考えると大きいかな。

ね、なんか毎回テルモミックスの話になるとどうなってんのとかすごく、
めっちゃ質問したくなっちゃうんだけど、そんな話。

ないからね、もうちょっと詳しく話せればいいですけど。

そう、なんかその話を前回もしてるので、エピソード57、58あたり、
もしよかったら、ご興味あったら聞いてみてください。
で、その前回の収録から2年だいたい経ったかなっていう感じなので、
なんかこの2年間で変化したこととか、変わりましたかっていうのもちょっと聞きたいなと思ってたんだけど、
なんか前回特にコロナ禍だったから、割とそういう話もちょっとしたりしてた気がする。

なってすぐじゃなかったけど、
コロナの自宅禁止、自宅禁止期間が過ぎて、だけどまだ行動の制限があったような時かしら。

そうそう、でなんかその頃古市さんが、今人生初の専業主婦やってるんだみたいなこと言ってたんだけど、
この間聞き返して、あ、そんなこと言ってたじゃんと思って聞いてたんですけど、
なんか最近は働き方なんか変わったよとかありますか、それとも家で仕事したりしてるよとか。

そうですね、基本そんなに変わってなくて、専業主婦のまんまっていう感じですけど、
時々知り合いの友達もフリーランスで仕事をしていて、その時にデザインが必要っていう時の仕事を受けたりとか、
そのくらいですかね、そういうのがあるっていう感じかな。

じゃあゆるゆると自宅で仕事したりっていう感じか。

はい、自宅で仕事して、うちはお供リモートワークなので、平日はほとんど家でどっちもいるっていう感じですね。

そうなんだね、そのコロナが明けてもオフィスに戻るとかってことは特にない感じ?パートナーさん。

戻るかもしれないって話だったんですけど、うちパートナーがプログラマーなんで、そのコロナの時にすごい需要が増えて、
もうひっきりなしにいろんなところから仕事のオファーがやっぱり来るような状態で、いろんなネットオンラインのシステムを作らなきゃいけないっていうので、
そういうのもあって、会社がすごく大きくなったんですよね、コロナの間に。
そしたらオフィスに従業員が入りきらない人数になっちゃって。

そんなことある?

そう、そう、たといってこの時世だし、リモートワークが馴染んできたっていうのもあるので、オフィスを拡張することはしないっていうことになって、
小さいオフィスを充実はさせてるみたいなんですけど、基本的にみんなリモートワークで、ただ月に1回部署で食事会をして、実際の交流を深めるっていう。

いいね、仕事で会社に行くんじゃなくて、仕事なんだけど、でも食事会っていうのがいいですね、素敵。

スペインらしいですよね。
真昼間にみんなで集まる感じ。

最近日本だと、食事を誘うのもちょっと気を使うというか、お互い。
職場の付き合いがちょっとパワハラ的なこととか、わからないけど、あんまり一対一で食事はダメとか、いろいろ会社によってルールがあるらしいんだけど、
結構その業務以外の付き合いを強制してはならないみたいな、強制っていうのも変だけど、交流なのか何なのかみたいなのが、結構なんか世代間でとか、割と。
昔は仕事があったらみんなでご飯行こうみたいなのが普通だったけど、そういうのもちょっとずつ薄れてきてるみたいな、私も会社に勤めてるわけじゃないから、周りから聞く話だけど、スペインとかそういうのあんま聞かない?

私も今会社に所属してないのでわからないけど、結構周りには大きい会社に所属している人とか、逆に上司である立場の人とかの話とかも聞くんですけど、気は使ってはいるけど、だけどこっちの人基本的に断るのもそんなに問題じゃないんで、

そっかそっか。

それが違うんじゃないのかなって気がします。
断ることがストレスになるとパワハラとかそういう話に発展していくのかもしれないけど、
あとこっちの人さっぱりしてるんですよね。ご飯食べたらあいかいさんとか、飲んだらじゃあ僕帰るからとか、

そうだよね。

その辺がね、違うのかな。

そうだよね。
元のベースがね、たぶんそういうみんながこうだから合わせなきゃみたいな空気が、
なんかこう、あんまり全体的に共有されちゃうとちょっと単独で動きにくいとか、それがストレスになっちゃってとかってなるのかもしれないね。

かもしれないですね。
うちの人は読まないですからね。

いや、読まなくていいと思う。

帰りたかったら帰るとか。

そっかそっか、じゃあ普段はお家で2人ともお仕事したりっていう感じ。
そうですね。
で、前回の時って猫が古市さん家にいるけど、前回お話を伺った時も2匹いたっけ?
猫の迎え入れと新たな家族の暮らし

1匹だけで最初からいるタオっていう大きな男の子なんですけど、ずっと1人じゃ、前は私も夫も会社に行ってたので、そうすると8時間勤務で行き帰りを含めて1時間。
で、食事の時間1時間で10時間は家を空けてたんですよね。
そうするとタオ1人になっちゃうんで、かわいそうだなっていうのがずっとあって、いつかもう一緒にいれる子がいたらって思うんだけど、でも10時間やっぱり空けてると、その最初の出会いのところとか見ててあげられないんで決めかねてたんですけど、
ちょうど働き方の形態も変わったし、住んでる家も前より広くなったし、
っていうのと、あとコロナの時にスペインは結構、自宅から出ちゃいけなかった時がすごく強制、3ヶ月ぐらい出れなかったのかな、2ヶ月。
で、その時にスペインの野良猫がすごく増えて、やっぱり普段はいろんな団体がコロニーって言って、何て言うんだ、犠牲している猫たちをお世話したりしながら虚勢したりとか、そういう活動をしている人たちがいっぱいいるんですけど、
それが全くできない時期が何ヶ月かあったのが春なので繁殖期で、すっごい野良猫が増えたんですよね。

そんな影響があったんだ、そっか。

虫もすごく増えたし、人も増えたしとか、いっぱいいろんなそういうのがあったんですよね。
あと空気もきれいだったし、車が動かないから。

観光地とかも結構人が来なくなったから、環境が良くなったみたいなのがあったもんね。

本当に変わってて、マドリーラはそんなことなかったけど、村とか、小さな町に行くと鹿が降りてきてたりとか、いろんなことが変わってて、やっぱり都心部もその野良猫の繁殖っていうのが増えて、
その組織の人たちとかがまた保護活動を始めたら、すごく子猫がいっぱいってことに気がついて、
保護猫がもう手に負えないぐらいになってるっていうときに、
もう一匹、私たちもタオの妹が欲しいねっていう話になって探してきて、来たのがゾエって言って、女の子なんですけど、日本で言うサビ猫。
こっちだとベッコウって呼ばれるんですけど、そのちっちゃいお天馬の女の子がいます。

今だから、どのくらいまだ、2歳?1歳?

2歳ですね。

2歳になった。

2歳。

古市さんのインスタグラムにね、たびたび登場して、めちゃめちゃ可愛いので、またちょっとリンクを貼っておきますので、よかったら皆さん見てみてください。
じゃあ今、猫2匹でちょっと賑やかになって、しかも2人ともが家にいるから、タオなんてめっちゃ嬉しいんじゃない?

もうずっとくっつかれてますね。

また10時間いなくなっちゃ困ると思って、ひっついているんだろうね。

あとちょっとやっぱり2人になってから、タオが少しお兄さんになったっていうのもあって、妹に譲る。
新しく迎えた猫との暮らし

すごいね、やっぱ役割?みたいな感じ?

妹が来てから、妹が私にべったりだったので、タオはうちの夫の方に行くようになって。

面白い。

そういうのを見てると、なんか人間の子供みたいだなとか思います。

なんか環境で行動が変わるんだね、そんなふうに。猫同士。

本当はもうちょっと年が近ければ、もっと仲良かっただろうなと思うんですけど、

そっか。

タオもう7歳なんで、大人、結構大人なんで、そんな赤ちゃんに付き合ってられないよ、みたいなところがあったんですけど。

だけど朝とかはやっぱ2人でよく走ってますね。
じゃあなんかね、今までに一人だと、タオ一人だと、一匹だと見えなかったような行動とか表情が新しく見えるようになったりしたんだ。

そうですね。
意外とあの、譲ってあげたりするんだなぁとか、

やっぱり下の子も上を見て、学ぶんだなぁとか。
面白い。
なんかちなみに、子猫時代のタオと全然違う?今の子は、性格とか。

性格、猫なんで、2人とも子供の時はいっぱい遊ぶのが好きなんで、
しょっちゅう飛んだり跳ねたりっていうのは変わらないけれど、
やっぱり男の子と女の子の違いも、体格も全然違うし、
特にタオは巨大なので、
まだミルクの時代からうちにいたけど、手足がとにかく大きかったし、

あとなんて言うんだろう、筋肉量が全然違う。

女の子はもうふにゃふにゃしてて、柔らかいし、手足もちっちゃいんだけれど、
男の子だった方は固め?というか弾力があるっていうか、そういう違いもあるし、
男の子だからなのか、タオなのか、すごく甘ったれ。
女の子の方が独立してるっていうか。

そっかそっか。もちろん個体差というか、個人の性格もあると思うけど、面白いね。
なんかでも、筋肉質とか軽さとかっていうのは、人間の赤ちゃんもやっぱり一緒だね。
同じ重さの子供を抱っこして持ち上げても、女の子はふわっと上がるけど、
男の子はずじってしてて、その体重の差じゃないんだよね。
つまり方っていうか、密度。
女の子の方がもうちょっと空気を吹くんだような、ふわっと持ち上がるんだけど、
男の子はずじってする。不思議だね。やっぱり筋肉量とかなのかな。

あと力強さ、顎。特に猫はケンカとか、テリトリーのケンカがあるんで、
男の子たちは顎が強くて、女の子たちは顎がシュッとしてるっていうか、ちっちゃめなんで、
タオは結構すぐ、猫の乾燥したご飯、カリカリ食べれたんですけど、
ゾエは顎が弱いのと歯がちっちゃかったから、食べれなくって。
スペインのペット事情

食べれないんだ。

食べなくて、柔らかいご飯しか食べなかったですね。

あーそっか、ゾエ力もじゃあ全然違うんだ。面白いなぁ。
なんかちなみになんですけど、ヨーロッパ全体なのかちょっとスペインはとかまた違うのかもしれないけど、
一般的にそうやって新しく家族に動物を迎えるってなったら、猫にしろ犬にしろ、
なんかペットショップとかは禁止とかっていうのはヨーロッパで聞いたりすることもあるけど、
スペインとかってどういうふうに迎えるのが主流とかあるんですか?

ペットショップっていうのは禁止されてて、いつそれが禁止されたのかまでは覚えてないんですけど、
国によってちょっとずつ違うとは思うんですけど、
多分ヨーロッパ全体としてそういう傾向にあるっていうのは変わらないと思うんですけど、
スペインは何年か前からペットショップが禁止っていう法律ができて、
可能性があるのはそういう保護団体から引き取るか、
あとはそれぞれの自治体もそういう保護犬猫を引き取ってくださいっていうキャンペーンとかをやっていて、
そういうのと連動してて、ちなみに犬猫だけじゃなくてそこにはハムスターとか鳥とかもいるんですけど、
うさぎとかね、だけど多いのは犬猫で、
そしてあとはブリーダーさん、それはまだ許可されてるみたいですね。
ちょうど先月末に他の法律ができて犬猫の犬は24時間以上一人で放置してはいけないっていう法律ができて、
あと猫は3日まで、実際に飼ってて置いていくってなったら2泊が上限かなと思ってたんで妥当かなとは思うんですけど、
そういう法律ができて、あと結構いろんなお家でバルコニーに犬を放置してるお家とかあって、
家の中に入れないで一日中出してるとか、それも禁止になって、
禁止になったからって言って周りの人が通報しなければ問題はないっていう人もいるとは思うんですけど、
コロナ禍の旅行制限と国内旅行

スペインの人すぐ通報するので、そういうことはできなくなったって感じですかね。

ちなみになんか物件借りたりするときに動物、日本とかだとさ、ペット貨とかペット負荷とか物件みたいなのあるけど、スペインもそういうのってあるの?

あります。

そっか。

1日は平気だったけど、2日見たところではペット禁止って、
何て言うんだろう、
鎮界のサイトとかにも載せてる人もいれば載せてないけど、実際に見に行ったときにダメって言われることもある。

そっか。

そしたらもうじゃあ別のところっていう感じで。

なんか意外と見つけるの難しいとかある?それとも意外と割とみんなオッケーなとこが多いとか。

割とオッケーですね。
でも年々増えてる気はします。ペット禁止とか。

増えてるの?禁止のほうが。

多分、家をあまり何て言うんだろう、丁寧に扱わない人も増えていて、
そうすると家主さんの負担が大きいので、
確かに。
っていうのでだんだん条件が昔より厳しくなってる気がする。

なるほどね、そっかそっか。
なんか日本も割とも最近は保護猫をとか犬とかそういうところから迎えるっていう方も増えてきて、
いるけどまだペットショップとかは普通に見かけるな。

ペットショップはもう、ペットショップってお店があっても、
あの、餌とか砂とかそういうの売ってるだけで動物はいないっていう感じですね。

ペットグッズだけ?

ペットグッズのお店。

なるほどね、そっかそっか。
このポッドキャストを聞いてくださっている方の中にも、
動物家族にいるよっていう風な方もいると思うので、
なんかこういうのね、国が違うとどんな感じなのかなっていうのを聞くのは楽しいかなと思って、
ちょっとお話を伺えてよかったです。
で、今日はもう一個ちょっと話し聞きたいことがあって、
なんか旅、旅のことというかそのコロナも明けたと言っても、
まだ別に消えたわけでは全然ないとはいえ、
だいぶ移動がね、自由になってきたんじゃないかなっていうのはあって、
そういうのはなんかどうですか?
古市さんも普段暮らしてて感じるヨーロッパ内の移動とか国内の移動とか。

ヨーロッパ内は結構早かったんじゃないですかね、動き始めたのが。
やっぱり陸続きっていうこともすごく大きいと思うんだけど、
キャラクター的にも日本の人たちみたいにそんなに長く頑張っていられない?
人と会わないとか動かないとか。
なのでかなり早い段階からいろんなところに行けるようになってた気がするし、
観光客としてイギリスの人とかフランスの人とか来始めるのは早かったですね。

そうなんだ、そっかそっか。

その中でスペインは結構長くマスクも義務だった、義務だった期間が長かったような気がします。

そっかそっか、なんか実際私も去年の2022年の4月から10月までタイとマレーシアに行ったんですけど、
4月はまだ全然タイとかも厳しくて観光客が全くいないっていう感じだったのが、
10月に完全撤廃になって夏ぐらいからちょっとずつ増えてきて、
もうなんか10月入った途端になんか一気に押し寄せてきたって感じで誰もマスクもしないし、
欧米の方もすっごい増えた感じだったんですよね。
だからその変化の差がすごかったのを記憶にあるんですけど、
なんかマドリードとかだともっと早い段階で。

もっと早かったと思います。
もう今は多分コロナの頃のことを覚えてる人の方が少ないんじゃないかぐらい、
何の面影もなくて。
で、動くことにも何の危機感もないっていうか、
私日本に結果4,5年帰れなかったんですけど、
コロナの1年前から帰ってなくて、帰ろうとしたらコロナのパンデミアが始まって、
で帰れなくなって、だけどいろいろやらなきゃいけないこともあるしどうしても行きたいと思って、
去年の夏、短期で1回行ってるんですけど、
最初行くってなった時も、いろんな手続きとか証明書が必要で、
国とか乗り換えの場所によっても変わるので、
まずその情報収集が大変で、
あと毎月のように変わってたので、
大変で、あと日本だと2週間家から出れないとかそういうのもあって、
だけどその感じが、意外と海外から行くんじゃないと大変さがわかってもらえなくて、
うち母とかすごいのんびりしてて、来るのねみたいな、でも私旅行に行っちゃうけどみたいな、
え、そうなの?みたいな、私って家から出れないんだけどみたいな話とかもあったんですけど、
その辺をクリアしてって、行けたけれど、あまりにもヨーロッパと日本の差にびっくりして、
もうスペインマスクしなくてよくなってて、
薬局とか病院とか老人ホームとか以外ではしなくてよかったんで、
で、イギリス、私ロンドン乗り換えだったんですけど、イギリス空港もしてる人いなかったんで、
なんか私してたんですけど、変な目で見られるみたいな感じでいて、

逆に目立っちゃう?

そうそう、で、日本に、飛行機の中、ジャルだったんで、日本航空だったんで、しなきゃいけなくてマスク。
久しぶりにこんな長時間したなって思って、日本着いたら、どこ行ってもしなきゃいけなかったんで。

そうなんだ、去年の夏、2022年の夏?
道歩くときはしなくてよかったのかな。でも撮ってる人ほとんどいなくて、私撮ってたんですけど、

なんかこう、こういうのが居心地悪くてし続けちゃう人がいるんだろうなとか、そういう時期だったのかな。
で、そんなのを見て、スペイン戻ってきて、何があったっけだったかな?
あ、去年は夏のバカンスが、国内旅行の人がほとんどだったんで、ビーチがもう、なんて言うんでしょう、
あの、イワシの缶詰じゃないけど、ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅうだったのが、
そうそう、みんなやっぱり、いろんな制限だったりとか書類だったりとか、わからないことがあって、国から出なかったのが、

確かにめんどくさいもん、絶対。

めんどくさくて、あとワクチン絶対しないと出れないとか、そういうのもあったんで、
結構いっぱいなビーチにみんな文句言いながらもいるっていうのが、もう去年ぐらいから、
あ、去年じゃない、一昨年、あ、違う、去年か、去年からみんな外に出るようになったんで、だいぶ人が減ったっていう感じかな。

あー、そっかそっか、へー、なるほどね、だからスペインの方は外にも出るし、今度別のエリアからもスペインに来るし、みたいな感じ?
うんうん、はい。
そっかそっか、最近は古市さんはなんかどっか旅行とか旅とかして、印象に残っているところとかありますか?

そうですね、私国外あんまりまだ出てないんですけど、スペイン国内では結構動いていて、
今年の夏は友達の持ってる家を借りて、ビーチである町、北スペイン、サンタブリアっていう地方なんですけど、
そこに一月ぐらい行ってたんですけど、猫も連れて。
で、最初の1週間ぐらいはリモートワークして、あとの3週間ぐらいはバカンスだったんですけど、
そういうのとか、あとこの前ビルバオ、バスク地方の結構大きな都市なんですけど、有名なグッケンハイム美術館とかがあるんです。
そこに友達がいるんで、行ってきて、ちょうど草間弥生さんの展覧会とかが出たので、それ見てきて、あとサラゴさんも行きました。

じゃあ国内いろいろ回る機会が多かったって感じ?

そうですね、週末だけとか短期間だったりですけど、ちょこちょこ行ってます。

週末だけとか行くときは猫ちゃんはお留守番したりもするの?
だいたい連れてくる?

週末の時は置いていきます。やっぱ連れていくの負担になるんで、車の旅が。
基本的には2、3泊までだったら置いてって、その代わり友達が毎日見に来てくれるんで。

それ安心ですね、そっかそっか。だし一人ぼっちじゃないし。

一応お留守番カメラがあって、食事の場所の周りとかが見れるようにしておくと、何か問題があったときに友達に連絡ができてとかそういうので。

なるほどね、そっかそっか、いいですね。
じゃあなんかいいな、いろんなところスペインの中でもね、リリアによって全然おいしいものも違ったりとかもありそうだし。

私は北が好きです、北スペイン。

そうなんだ、北の特徴は?どういうことが特徴的なの?
マドリードの魅力

北の、多分日本の人が考えるすごいスペインらしい、スペインって南なんですけど、白い街とか、そこ抜けに明るい感じとかは南なんですけど、
北スペインはもうちょっと緑が多くて、山とかもあって、海もあるんですけど、食事がとにかくおいしいですね。

あ、そうなんだ。

魚介類とか、おいしいですし、あと街がきれいなことかな、いかにもヨーロッパらしい街並みだったりとか、そういうのも多いですね。
そうかそうか、なるほどね、いいな、スペイン行きたい。

なんかあの、こないだ夫が仕事でモロッコに行ってたんですよね。
で、モロッコの、モロッコって行ったことある?

うん、あります。短期間だけど行ってます。

あ、ほんと?なんかあの、タンジェっていう街わかりますか?
タンジェあれですね、スペインからの入り口ですね。
そうそうそうそう。

私船で行きました。

あ、ほんとに?
そう、なんかね、タンジェがめっちゃ良かったんだよね、とか言って帰ってきて、なんかもう次住むところはここだから、みたいな。
あ、そうなんだ、と思って。

すごい気に入ったみたい。
タンジェ、私本当に通り過ぎちゃっただけで、あんまり知らないんだけれど、スペインから行くと、もう本当にそこが入り口?
スペインのアルヘイシラスとか、もう一箇所どっかからフェリーが出てて、それで行けるんですけれど。

あ、いいね。

面白い。そのフェリーも面白い。やっぱりあの、イスラムの国とつながってるフェリーだなって感じで、礼拝室があったりとか。

あ、ほんと?へー。

面白かった。

ねー、いいよね。なんか、私、北アフリカ、チュニジアとエジプトには行ったことがあるんだけど、そう、あの、モロッコとかは行ったことないし、あっちの、ほんとね、スペインまですぐだし、ポルトガルとか、その辺を回る旅に行きたいと思って。

ねー、遠いから、日本から。

そうなのよ。

ねー、行った時に一緒に回らないとっていうぐらい遠いでしょ。

どうせ行けるんだったらね、そうやってちょっと時間をとって、

ぜひ行ったら。

ルイチさんのところも行くよ。

うん。行って。
マドリード、大体いろんな人が通り過ぎちゃうんですよね。
あ、そうなの?
あんまり、なんて言うだろう、観光の目玉がなくて、やっぱ観光を考えるとみんなバルセロナとか、
あと、アンダルシア、南スペインなの、グラナダのアルハンブラー宮殿とか、コールドバのメスキータとか、みんなそっち、セビジャとか、そっちに行っちゃって、
マドリードは空港だけとか、

あ、そうなんだ。

そういう人が多いんですけど、あのね、マドリードは人がとにかくいいので、
あと、バル、バルメル。

いいな。あれ?うちの、私の夫は会いに行ってるよね?マドリード行ったって言ってたよね?

マドリードいました、いました。
一緒にバルに行って、その立ちのみがこっちは普通なんですけど、それが楽しかったみたいなことを言ってて、
本当に賑やかなんで、バルとか。いわゆるそういう、なんて言うんだろう、叫ばないと声が届かないぐらい。

そうなんだ。

そういう、いわゆるところに連れて行って、一緒に行って、二人で喋ってたら、
たまたま隣にいたおじさんが、一人で飲んでたおじさんなんですけど、バエリア屋さんをやってるおじさんだったけど、日本が好きで、
日本語の勉強してるって言って、急に話しかけてきたりとか、そういうことがありました。

本当?
そっか、じゃあぜひまたそこのお店も私も参加したいし、
なんか古市さんが普段行ってる好きなところとか、一緒に遊びに行けたら嬉しいなと思ってます。

ね、ポルトガルも行きたいですね。
写真を撮る楽しみ

行きたい行きたい、すごい、なんかちょっと今後の楽しみができて、なんかワクワクしてきました。
ちょっとそれを夢に、夢として毎日頑張ってやれそう。

よかった。

はい、ということでちょっとね、まだまだ話は尽きないんですけど、今日はこの辺までにして、
はい、またちょっとね次回って感じなんですが、最後に何か古市さんからお知らせがあればと思いますけど、何かありますか?

そうですね、私インスタグラムのアカウントを持っていって、さっき話したような猫の、猫が中心になってるんですけど今は、
で時々スペインの、スペイン内を旅行していることとか、普段の生活のこととか載せているので、もしよかったらインスタグラム見てください。

はい、ありがとうございます。すごい古市さんはね、写真もすごい上手だから、めちゃくちゃかっこいい写真がたくさん並んでるので、あれって今何で撮ってる?写真、カメラ。

iPhoneです。

iPhoneにした?なんか前ね、昔はいろんなカメラ使ってたけど、最近はiPhone。

今もそこに並んでるんですけど、使おうって思うんだけど、私とにかくカバンが小さくって、

入んないね。

荷物を小さくするのが好きなので、持ち上がらなくなってから数年経っています。

最近さ、iPhoneのカメラもすごい性能いいしさ、ね。

でもやっぱりカメラで撮るともっと綺麗なんですけどね。

そうそう、なんか古市さんはそう、私たち夫婦と、あと娘も参加したりで、結構旅友達みたいなところがあって、
あちこちね、一緒にいろんなとこ行ってるけど、毎回ね、古市さんが写真撮ってくれると、ほんと素敵な、あれ同じ景色なのになぜ?みたいな。

嬉しい。
ありがとう。

そういう思い出の写真もいっぱい手元にありますけど。
またちょっとスペイン行った時には一緒に写真も撮ったりする楽しみができましたっていう感じです。
はい。
じゃあ、概要欄にインスタグラムのリンク貼っておくので、皆さんぜひ見てください。
では、また次回も引き続き古市さんにお話を伺っていきたいと思いますので、
今日はありがとうございました。

ありがとうございました。

今回のあの人の毎日はここまでとなります。
概要欄にお便りフォームをご用意しています。
感想、質問、トークテーマなど募集していますので、よろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
山本香里がお届けしました。