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This is Ray Nomoro's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is Ray Nomoro. 皆さんこんにちは、ニューヨークと東京を拠点にするグローバルイノベーションファーム
I&CO 共同創業パートナーのレイ・ナモトです。 この番組では、世界で活躍するトップランナーのクリエイティブ思考に迫り、21世紀を生き抜くヒントを探ります。
今回は、リスナーからのご質問に僕が直接答える オープンメンタリングをお送りします。
相談に来てくれたのは、実は僕の前職AKQAというクリエイティブエージェンシーの 部下でもあった、カリーン・オキーフさんという方です。
彼女はもともとペンシルバニア州の出身の方で、 コピーライターとしてニューヨークのAKQAのオフィスに入社をして、
そこからコピーライター、そしてアソシエートクリエイティブディレクター、 クリエイティブディレクターといくつか段階があるんですが、
どんどん力を発揮して、最終的には別会社でアナログフォークという会社の エグゼクティブクリエイティブディレクターというものすごい立派な立場で仕事をされていた方です。
ナイキなども本当大手のビッグブランドのクリエイティブ担当をしてきた方で、
そうですね、もう17、18年くらい前からのお付き合いで、 正直10年以上話してはいなかったんですが、
どうしてこのオープンメンタリングのセッションに参加してもらおうかという背景はですね、
つい最近メール、いろんなことからメールを彼女がくれて、 そして転職をすると、
今年の6月に今までいたアナログフォークという会社からデジタスという、 これもデジタルエージェンシーなんですけれども、そこに転職をします。
その転職に伴うアドバイスを欲しいということで、 彼女がこのエグゼクティブクリエイティブディレクターという地位から、
そのまたさらにアップをして、 CCO、シーフクリエイティブオフィサーというものすごく偉い役職に就くことになり、 その転職についてのアドバイスを欲しいということでメールをしてきてくれたんです。
そこで僕が彼女に対する返信で、 あ、だったらこの相談を直接収録してオープンメンタリングにできないかなと思って、
正直ダメ元で彼女にメールで返信をしたら、 最終的には解約をしてくれたんですけど、 そのメールの中に書いてあった内容がですね、
彼女がこの僕からのそのリクエストを聞いた時に、 いやこれは絶対嫌でしょっていうふうに思ったらしくて、 ノーウェイみたいなことを最初思ったらしいんですが、
まあなんかちょっと1日ぐらい考えて、 いやでもやっぱりこうやってオープンに、 自分はすごくあの結構な地位にたどり着いて、
そのシーフクリエイティブオフィサーというトップの役職に就くので、 逆にアドバイスをこう提供する立場だから、 メンタリングとかオープンメンタリングするわけないでしょみたいなのをちょっと考え直してくれて、
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逆にそういうことをオープンに話した方が、 多くの人のためになるんじゃないかっていうふうに気持ちをすぐ切り替えてくれて、 ちょっとナーバスになるけど、ちょっと緊張するけど、ぜひぜひやりましょうっていうふうに解約をしてくれたという背景です。
それでは今回のカリーン・オキーフさんとのオープンメンタリング。
私は大学を卒業して、ニューヨークでAさんと同じクリエイティブエージェンシーで働いた後、 ポートランドのクリエイティブエージェンシーに転職し、ナイキのプロジェクトなどを手掛けました。
その後、会社がグローバル展開することになり、3年前からオランダのアムステルダムで働いています。 そして、今年6月、ロンドンにある別の会社に、チーフクリエイティブオフィサー、CCOとして転職することになったんです。
なぜ転職をすることにしたんですか?
やっぱりキャリアの面でも、人間的な面でも成長したかったので、目の前にあるチャンスはつかまないといけないって思ったんです。
私は次の職場で、初めてCCOの仕事をするんですが、レイさんがこの役職に就いた時の経験とアドバイスがあれば教えてください。
チーフクリエイティブオフィサーとして一番大切なのは謙虚さですね。
チーフクリエイティブオフィサー、CCOとして、一番大切なのは謙虚さですね。
僕は30代半ばでCCOになったんですが、当時はマネージメントする人数が突然増えたことに、とても戸惑いました。
気心の知れたメンバーと働くのとは違い、他の地域のオフィスや会ったことがない人のことも、マネージメントすることになったからです。
僕はサンフランシスコのキッチンディズニーでコーヒーを飲んでいました。
そこで、若い人を認識していなかった人がいました。
僕は彼に、彼の名前を教えてくれました。
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彼は、僕の名前を教えてくれました。
彼は、僕の名前を教えてくれました。
僕の名前を教えてくれました。
彼の名前を教えてくれました。
彼は、僕の名前を教えてくれました。
僕は彼の偶然に、彼の会社員として起きていました。
彼は、僕の偶然に、彼の会社員として起きていました。
毎朝毎夜、彼の会社員と一緒にレストランディングを行いました。
中にコーヒーを取りに行ったら 新しく入ってきた社員に何の仕事をしているんですかって聞かれたことがあるんです
その時一瞬僕のこと知らないの君の上司の上司のそのまた上司だよ と心の中で思ったんだけどよく考えたら僕のことを知らないのは彼の落ち度ではなくて
僕自身がリーダーシップを発揮してみんなに顔を覚えてもらう努力をしていないなって その時気がつきました
それ以降自分の部下全員とたとえ3分でも良いから話す時間を作るようにしたんですよ
文化の違う人々を束ねる際リーダーとして重要なことは何でしょうか 私は今度イギリスで文化やバックグラウンドが違う人と人間関係を築いていくことになるので
ぜひアドバイスをお願いします
何でもいいから共通点を見つけることが相手との距離を縮める近道です
違う国で生まれ育って文化が違ったとしても何らかの共通点はあるものですから アメリカのクリントン元大統領は相手に親近感を持たせることに卓越したリーダーだったそうです
政治資金集めのパーティーに参加した時も相手によって的確に話しかける内容を変えていたんですよ 例えばシングルマザーと話すときは僕の母もシングルマザーなのであなたの気持ちが
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わかりますとか相手との共通点をうまく会話に織り込んでいたそうです シンプルだけど相手との距離を縮めるのにはとてもいい方法だと思います
どうやって共通点を見つけたらいいんでしょうか 共通点がない相手や意見が合わない人と一緒に仕事をする上でのアドバイスはありますか
共通点がなかったり意見が合わないのはむしろいいことだと思います みんな違うからこそ新しいアイデアが生まれるんです
ただCCOという立場で多様性のあるメンバーの良いところを効果的に引き出すのは簡単ではありません
その通りですね
CCOとしてみんなが不安を感じることなく 違う意見をぶつけ合えるような環境を作ることが必要だと思います
ここまでお送りしてきましたデイ・イナモトの世界のクリエイティブ思考 今回はリスナーの方のご質問に直接僕が答えるオープンメンタリングをお送りしてきました
CCOになるからアドバイスをくれないかっていう相談だったんですが この前のエピソードの中で少し触れていたんですが彼女が新卒でコピーライターとして
僕がAKQAという会社で直接の上司ではなかったので ちょこちょこと断片的にしか仕事をする機会がなかったんですね
これ今となって言うのは簡単で でも今でもはっきり覚えているのが その当時彼女の上司であったクリエイティブディレクターのその人も僕の部下だったんですけれども
その人と話して カリンっていうコピーライターすごく素質あるよね 彼女は今後すごいリーダーになって
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もうあっという間にアソシエートクリエイティブディレクターにするべきだろうっていうことを その彼と話したのを覚えてるんですよ
残念ながらそれは録音とかして録画をしてなかったので そんな今頃言うの簡単でしょっていうふうに皆さん思われるかもしれないんですけども
でもやっぱりそれぐらい結構はっきり覚えているぐらい 彼女のその才能とかポテンシャルがその時から少し感じていたっていうのは今でも覚えています
じゃあ何がそのポテンシャルを感じたのかっていうと 一つは若くてそしてすごくやる気はあったんですけど
クリエイティブの人って結構感情的になって やっぱりその自分の情熱とか自分の熱意とか自分のこの好きなことをクリエイティブにしているので
感情的な人は正直少なくないんですね
そういう立場で僕もそういう立場のタイプなんですけども やっぱりそのフィードバックとか
あとこれってちょっとイマイチじゃないみたいなこと言われるとカチンときたりとか ちょっとこうなんでみたいな反抗的な態度を取ってしまうことは正直少なくないんですけども
カリンの場合はすごく素直にっていうか深く考えて でもそこに対して分かんなかったりとかアグリーしなかったらそれはなんでなんですかとか
でもこうしたらどうですかって引き入れながらも挑戦チャレンジしていくところがすごく素直にできていたコピーライターだったなっていうのを
今でももう十五六年前十七年ぐらい前の話なのでかなり昔の話なんですが
そんなやり取りが何回かあったのを今でも覚えています
断片的なのでちょこちょことしかのやり取りしかなかったにもかかわらずそこまでやっぱりその印象を受けてたっていうのは
そんだけ彼女がそのところから輝いていた光ってたのかなっていうのが今このエキゼキティブクリエイティブディレクターという立場から
このCCOという立場になれるその時の一つの証拠だったのかなと思います
彼女の場合アメリカペルシバニア市の結構田舎の出身の人でニューヨークに行って大学在学中にはブラジルでインターンをして
その時にそのブラジルのサンパウロの町をビルの高いところから見て世界がこんな広いんだっていうふうに思った時が
彼女のターニングポイントみたいなことを言ったんですけども
田舎からブラジルニューヨークそしてアメリカ西海岸アムスティフで今はアムスティダムそしてそこからロンドンという世界を横断して
いろんなところでそのクリエイティビティを仕事をしていてもちろん英語が国語なのでその英語の壁というのはないんですが
出身のした場所にかかわらず挑戦をしていって結構コツコツコツコツと頑張りながらチャンスを自分で掴んできて
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ここはまだまだ最終チャプターではないですけども一つの大きなステップアップとしてこのチーフクリエイティブオフィサーという立場に行ったというのは
これは彼女にはもちろん才能だったりとか素質があったという部分もあるんですけども
でも逆に言えば特に恵まれたすごいところから来たわけでもないのに
普通の人がこうやって世界を飛び回って仕事をしてこういう立場にたどり着けるっていうのは
日本人の人もその英語という壁だけを克服できればこれは全然可能性のある話だと思います
ちょっとここで余談にはなってしまうんですが先日WBCで日本のチームが優勝したというのが日本でもすごい話題になっていると思うんですが
やっぱりその壁を言葉の壁を越えて活躍するっていうのは素晴らしいことで
そういう活躍の仕方が日本を元気にしていく日本を活発にしていくエネルギーの一つになると思うので
あれは薬油というテレビで放映される皆さんが見れる仕事ではあるんですが
そういうところじゃないところでも世界に挑戦していけるっていうのは全然可能ですし
そういうところからその個人レベルでも日本を元気にしていくっていうのは少しでもそういうところでできると思うので
自分にはできないという考えよりかは誰でもできるっていうところにメンタルスイッチをしていただければなと思いますし
あとこのカリンさんも今まだ30代後半から40代ぐらいの方だと思うんですが
今後もまだ20年30年というキャリアがある方なので今後もぜひ見守っていければなと思いますし
ぜひ活躍するのをすごく楽しみにしています
日本でも最近転職をされる方が少なくはないと思うんですが
カリンさんの場合転職をするという気持ちは全く最初はなくて
でもヘッドハンターの人から連絡が来て
ちょっと話だけでも聞いてみようっていうぐらいの軽い気持ちでの相談だったようなんですが
最終的にはこのまだ自分がやったことがないある意味その未知の領域にステップアップしていくという
大きなチャンスだということを持ったらしく転職の決意をされたそうです
なのでそれが皆さんの刺激にもなって別にその転職をしなきゃいけないということではないと思うんですが
この自分のまだ未知のところに行くっていう
ある意味その不安な一つのステップかとは思うんですけども
逆にそういうところに踏み込んでいくのが自分の成長につながるのではないかなと思います
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ハッシュタグ世界のクリエイティブ思考で投稿していただければなと思います
それでは次回もお楽しみに お相手はリノブでした
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