1. Ray Wow FM
  2. #97 ティール組織再考④グリーン
2021-01-01 06:35

#97 ティール組織再考④グリーン

ティール組織のグリーンについて
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みなさんこんにちは、Rayです。
Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
明けましておめでとうございます。
新年もぜひよろしくお願いします。
このポッドキャストは、ほぼ自分の考えとか、まとまっていないことをまとめて、
話し方の練習も含めてやっているものなのですけれども、
今年もどこまで継続するかは分からないのですけれども、
最終的には、YouTubeを本格的に開始する練習という的な位置づけではあるのですけれども、
今年もぜひよろしくお願いします。
本題なのですけれども、ティール組織再考、グリーン組織についてです。
前回、オレンジの組織について話しましたが、
オレンジの組織は、ある意味わかりやすい産業革命によって起きた機械的な、効率的な、
科学とか合理主義とか客観性を大事にしている組織であり、
株式会社などもそうです。
ここでの問題点というのは、ある意味、あまりにも合理的に物事を考えて、
達成をしていこうという中で、格差が生まれたり、
あるいは、機械的な作業をこなすみたいな、そういう部分で非人間的な関係性が起きたりとか、
例えば、成果が主義で、成果ばかり求められてしまったりとか、
そういった部分のマイナスというところが、このオレンジの組織ではあります。
このあたりの問題点を解決するための組織が、グリーン組織ですね。
と言われています。
グリーン組織は、相対主義というとも言われていて、
必ずしも、その科学とか、成果ですね、というものが、
唯一一つの考え方ではないだろうと、
世の中にはですね、
成果では剥がれないものもありますし、
もっと合理的なものだけではなくて、
無駄なものも必要なんじゃないかとか、
いろんなあらゆる考え方というものが必要だよねと。
全てにおいて、絶対的に正しいものというのはなくて、
全ては相対的なものの判断基準の違いでしかないということであって、
多様な価値観を認めるような、そういった人間性を尊重する組織になっています。
このあたりのディール組織における、
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ディール組織とグリーンの組織の違いで言うと、
ある意味、相対主義というところが、
唯一絶対の主義なんだという形を主張していて、
どれも正解がないということが正しいんだというふうに、
強く言い過ぎてしまうのですね。
それ自身がですね、
他のどんな考え方よりも、相対主義が正しいんだということ自体が、
少しディール組織とは違って、
グリーン組織の矛盾をはらんでいるという、
というふうに言われています。
このグリーン組織自体はですね、
最近のこの組織においても、
現れてはいるんですけれども、
要するに、日本で言うと、
働き方改革という形で、
成果ばかり追い求めて、
本当に劣悪な労働環境において、
自殺をした人もいたように、
そういった、
過度な働き方という部分での問題点というところが指摘される中で、
少しずつ日本の組織も変わってきているのかなとは思うんですけれども、
このグリーンの組織における問題点というのはまた別にあってですね、
多様な意見を尊重して、
対話を尊重して、
物事を進めていこうとするがゆえに、
意思決定の遅さがあったりします。
あるいはですね、
ある意味、
人に対しての人間性というものを尊重してやっていくがゆえに、
その中でですね、
ちょっと温情主義になったりとか、
甘えかしたりとか、
厳しいことを言えなくなったりとか、
というのもありますし、
逆に、
かなりそのグリーン組織においては、
多様な意見を尊重するが、
あまり批判的な意見も尊重するんですね。
その批判的な意見というところがエスカレートしていって、
組織批判とかになっていったり、
ある特定の人を非難するというものがですね、
行き過ぎてしまってですね、
モンスター社員みたいな人を見出してしまったりとか、
これもグリーンの罠と言われているんですけれども、
こういった部分の課題というものがグリーンにあります。
この辺りをまた解決していくアプローチが、
ティール組織という形になるんですけれども、
ティールというのはですね、
これまでのようにですね、
レッドからアンバー、
アンバーからオレンジ、
オレンジからグリーンというのは、
それぞれの段階がですね、
前回の段階を超えていく、
前回の課題を克服しながら、
発展していくというものがあったんですけれども、
ティールというものはですね、
グリーンの段階を、
課題を解決しながら発展していくというよりは、
レッドとかアンバーとか、
オレンジとかグリーンとか、
そういったすべての段階のものをですね、
ある意味ですね、
うまく統合していくような、
アプローチになっていくので、
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今までのようにですね、
進化していくというよりはですね、
今までのものをすべて統合して、
うまくこう、
いいものも、
部分をですね、
保管と課題を保管しながら、
柔軟に使い分けることができるみたいですね。
ある意味ちょっと段階が違っているんですね。
インテグラルリオンというものではですね、
第2層というか、
ティア、
層が異なる、
発展段階と言われているんですけれども、
そのあたり含めてですね、
お話しできればなと思っております。
本日はですね、
オレンジの組織についてでした。
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