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はい、うちあわせCast第31回ということで、今回はゲストにたくさんお迎えしております。よろしくお願いします。
今回はセルフパブリッシングの販売、つまりマーケティングとかプロモーション活動について話したいんですが、その前に、
昨日検本をいただいた、仕事がサクサク進む教師のiPad仕事術、著者が魚住純さんの検本をいただいたので、簡単に名前だけ紹介しておきたいなと思います。
まだAmazonでは発売になってなくて、たしか5月15日発売なんですよね。
たしかその販売元出版社の学次出版さんのサイトから予約購入ができるのか、購入できるのかわからないですけど、まだAmazonでは買えない。
Amazonは5月15日で、もうちょっと先なんですけど。
魚住純っていう名前ではわからないかもしれないけど、サオットメライフのブログ主の方ですね。
魚住純さんという名前でよく呼ばれてると思います。
何で有名かというと、ハッピーハッキングキーボード好きで有名な方なんですよね。
一番有名なのはそこですよね、きっとね。
そこです。おそらくはそこかと思うんですけど。
本を書かれてると聞いていて、実はこのうちわさキャストの第12回にゲストに来ていただいて、
執筆で困ってるみたいな話だったので、執筆なんでも相談室みたいな会をしたんですよね。
そのときはiPadを使った仕事術、テクニックを50個ぐらい集める本にしてるっていう話を聞いてたんで、
僕はその系の、いわゆる大白大全的な、ああいう出来上がりになるかなと思ってたんですけど、
いただいた本を見ると、その後が全くなくなって、普通に読み物の本になってるんですよね。
全然違いましたね。
しかもね、結構骨元を見るのびっくりしましたね。
いいですよ。
僕は仕事教師でも全然なんでもないんですけど、
よく他の人の仕事術の本って面白く読めるよねって感じで読めましたね。
面白かったですね。すごい良かったですね、これは。
全体的にデジタルベースで仕事を進めるっていうことと、
具体的なツールの例があっているところと、
あとちょいちょい日本の教育事情についての批評がちょっと入ってるんです。
これ大丈夫かなと思いながら読んでたんですけど。
かなり際どいところも含めて、ローカルな現場の話が入っていて、
でもやっぱりそこがいい、その人にしか書けない本にさせてるんですよね。
たぶんそうでしょうね。
03:00
じゅんさんが担当されてるのが情報技術、情報の課程なので、
デジタルを教えるわけじゃないですか。
でも仕事、その授業を紙でポリンと書くっていうのはやっぱり変ですよね。
学校だなーって感じがしますね。
他の教科の場合って別にそういうもんだろっていうふうに納得できますけど、
情報っていう教科を教えてると、やっぱりギャップがよく目立つんでしょうね。
情報っていう教科を教えながらプリントを配ってるんだとか、思いますよね。
だからそういうデジタルギャップが一番モヤモヤするというか、
なんで俺こんなことすでにやろうっていう感じにはなるんですよね。
その蓄積してきた、モヤモヤと言ってはいけないのかもしれないですけど、
そういういろいろ思っていたことが反映されて、そこが一番面白かったですよね。
そうですね。いわゆるできるビジネスパーソンの私のやり方を真似しなさい的な話でもないんで。
逆に商業出版、紙の本でこういうのを出せるんだっていうふうに思いましたね。
面白かったですよ。よくあるひとつのテーマに偏りすぎた感じもないし。
最後なんかコーヒーの話してますもんね。
これ、よくそうだなって思ったんですけど。
これは褒め言葉ですか、本当に。
iPadと言いながら、お約束のハッピーハッキングキーボードの話は出てくるわ、コーヒーの話は出てくるわ。
要するに少しだいぶ前の、いわゆる知的生産本に書かれてるような、
その人の知的職業生活全般にわたって言及されてる本ですよね。
面白いのは、教師という、学校の先生っていう非常にローカルなところ、
自分がいる環境に特化した話題をメインにしているにもかかわらず、
だからこそ結構参考になるというか、勉強になるところがあるという、
僕の健奔してもらったからいうわけではなく、僕の好きなタイプの本ですね、これは。
そうですね。僕も最初の構成を聞いてたときは、あまり期待してなかったけど。
その手の本はだいたい手抜きな本になるんですけども、
ここの本は非常に最初の期待値が低かった分、より高く感じるところはありますね。
面白かったです。真面目に面白かったです。
僕も昨日もらってすぐ読み切りましたからね。
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また時間があれば、著者の方にも提出してきていただきたいですけど、
一応教師のiPad仕事術というか、iPadとかデジタル仕事術に興味がある方は、
きっと教師じゃなくても面白いと思います。
はい。という宣伝タイムを終えて、本題に入るんですけども、
セルフパブリッシングにおける販売活動についてという、一番お題目で進めるんですけども、
番組始める前にセルフパブリッシングを実践してる人に、
どんな話が聞きたいかなっていうのをシェアしたところ、いくつか質問いただいたので、
まずそこを先答える形で進めたいと思います。
一番最初なんですけど、一応セルフパブリッシャーのメインの数領域って、
基本的にはKindleストアだと思うんですけど、
Kindleストアの中にあるKindle Unlimitedというサービスをどう持っているのか、
どんなふうに位置づけているのかっていう質問が一つ目です。
たくさんはどうですかね。
位置づけというか、今セルフパブリッシャーとして、KDPですけど、
Kindleに関わる以上は、Kindle Unlimitedというのは、
好きでも嫌いでも、よくも悪くも付き合わないといけないものなので、
好き嫌いというよりも、所有の環境という感じで考えてますけども、
値段決めとかには影響してきますよね。
まあそうでしょうね。
価格設定とか販売戦略として、
はじめからUnlimitedで読まれることを想定した価格付けっていうのがあり得るわけじゃないですか。
逆にUnlimitedはおまけとして、販売用紙に価格戦略を取ることもできるわけじゃないですか。
たくさん今までの本でいうとどうですか。どっちの比率が高いというか。
僕の場合は最初にKDPで出した本が、
アウトラインプロセッシング入門のときにはまだUnlimitedがなかったので、
販売だけを念頭において価格を決めたんですよね。
その価格を基準にその後のすべての本の値段を決めているので、
結果的にその値段決めに今自分が個人として出してるやつに関しては、
Kindle Unlimitedのことをあまり考えない値切れになってるんですけど、
もし一番最初、当初からKindle Unlimitedがあったらおそらくもう少し高い値段にしてると思いますね。
アウトラインプロセッシング入門は今なら600円にしてるんじゃないかなと思います。
そんなもんかなー。500円近辺にはなりそうですよね、2,300円あったほうが。
今500円、499円なんですけど、もうちょっと高くしたかもしれないなと思いますね。
09:07
基本的には上に上がる形になるでしょうね。
あとUnlimitedは最近になってわかってきたんですけど、
Unlimitedの場合、ページ数、つまり文字数というか、文字とは限らないのか、
ページ数の多い少ないでちょっと考え方を変えなきゃいけないのかもしれない。
要はページ数が少ないほどUnlimitedで返ってくるお金は少なくなるので。
そうですね、基本的には。
難しいですよね、その兼ね合いが。
Unlimitedで入ってくる分が少ないだろうから値段を上げるって考えると、
でもそうするとページ数に対しては高すぎる販売価格になっちゃったりするので。
だからそこを念頭に置く。
どっちを主にするかですね。販売を主にするか、Kindleを主にするかによって、
その値付けのバランスは変わってきますよね、きっと。
どっちがいいのかっていうのが結局難しいのは、
同じ条件で比較してみないと本当にはわからないんですけど、
結局同じ条件で比較のしようがないのでわからないですよね。
もちろんわからないです。
著者としてどちらで読まれてほしいみたいなのがあるんですか。
著者としてはですね、個人的にはUnlimitedでなくて販売というか普通に買って読んでもらうことを、
嬉しい嬉しくないっていうよりも、それをイメージして本を書きたいなという気はします。
嬉しい嬉しくないというよりも。
これは従来の古い意味で、人に買ってもらうために書いてるんだよということを伝統に置きながら書くものを書く、というふうには思ってます。
なるほど。
Unlimitedでも全然嬉しいんですけど。
それは当然そうなんですけどね。
そこの感覚の違いはたぶんあって、
Unlimitedっていう執筆の感覚は僕には想像はつかないんですけど、
僕もたくさん派なんで買ってほしい派。
買ってくれたほうが満足度の具合は高いという感じなんですけど。
だからKindle Unlimitedってどっちかっていうと、
まだクラシタダダーナリという著者を知らない人が、一冊目に手に取ってもらいやすい位置づけ?
こういうのって言うもんっておかしいな。
ファーストインプレッションを確かめるみたいな。
いう場として利用していただけるのが一番。
この著者面白いから買おうって言ってもらえるぐらい、自分が面白いほうを書けたらいいなとは思ってるんですよね。
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同じですね。
あとUnlimitedじゃなくて、買ってくれた人が買って損したと思わない。
買ってよかったと思ってくれるようにしたいですよね。
確かにね。Unlimitedはその辺の損とこの感覚は基本的にはない。
時間の無駄やタッチもありますけど、それ以外はないですからね。
ちなみに、一冊目のKDV本出版されたって何年何月のことでしたっけ?
2015年の5月です。
ということは結構経ってますよね。
でもUnlimitedが始まったのかも。
Unlimitedが始まったのがたぶんその1年後ぐらいだと思うんですよね。
月別の数字って把握されてる?データで保存されてます?
ほとんどしてます。一生懸命分析してますけど。
ただ記録してるだけってことですか。
一応毎月読まれてますよね、たぶん。
ゼロの月とかは基本的にはないですよね。
うん、そうですよね。
僕もデータ残ってるのが2016年の8月からなんですけど、ゼロになった月はほぼなくて。
数字言っていいかなー。どうやろう。
KE…何やったっけ?
何の略だかよくわからない。
NPか、なんとか。
Kindle Honey Adder Pageなんでしょうけども。
で、換算したときに、万キル月も少ないですね、僕は。
ああ、そうですか。それはすごいんじゃないですか。
はい。不殺数が多いですから。
ここは逆に万キル月を出した直後とかじゃない限りは、万キル月は出ないんじゃないかな。
某エバーノート豆技50戦という本がありまして、某でもならないんですけど、
これが販売数でも稼ぎ頭ですし、アンリミテッドでも稼ぎ頭なんですよ、実は。
これが半分以上稼いでたりするんで、で、万を超えたりするんです。
万超えはすごいんじゃないですか、でも。
万超えないですね、ほとんど。そういう意味では。
3ページ数というのが一番わかりやすいですかね。
計算間違ってないな。
やっぱり殺数なんでしょうね。例えばアンリミ始まったばかりの16年12月って5万超えてますね。
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5万?おお、それはすごい。
はい。豆技が1万で、目標の研究っていう本が3万。
で、あと大きいので言うと……大きいのはないな。それで4万。
あと細かいのが1000単位ののがバーって予算あるみたいな、そういう感じの予算がありますね。
予算もないですね、やっぱり。
本が増えていけば増えていくほど、同じ著者の本が読まれていくっていうのがあるんで、多分増えていくと思いますけどね。
僕のほうが多分データは多いからあれなんですけど、
だいたいどんな本もね、毎月だいたいちょっとは読まれてますね。
全く読まれてないのもありますけどもちろん。
まあ何回読まれますね。
全く読まれない系の本が一冊だけありますけど、それ以外の本が読まれてます。
読まれてないのは多分あの本やろうなと。
3ヶ月に一冊売れるとかそういう感じの本ですね。
ブログ10年本と目標の研究は、販売数よりは多分読まれてる率は高いですね。
ドクターハックも結構読まれてて、やっぱりこれ何かっていうと、既存の商業出版にないような本なんですよね。
だからそういう本を作ったほうが、ある意味独自のブルゴシャンになるというか、
わざわざ読んでもらえる可能性は多分高いですね。
よくわからない本屋からこそアンリミで読んでもらえるというか、
買って読むまではちょっと怖くてできひんけどみたいな。
アンリミって違うんですけど、イメージとしてはやっぱり立読みに近いというか、
昔の本屋で気に入った本を通って立読みで一冊読んじゃったみたいなことをしたじゃないですか、とか勝手に決めちゃってますけど。
はい。いや、しました。もちろんお金がないときはよくしてました。
欲しいんだけど高くて買えない本を結局通い詰めて一冊読んじゃって、
それでもどうしても欲しくて3ヶ月後に買ったみたいなことってあるんですよね。
アンリミってそれに近いものであったらいいなというか。
立読みでパラパラッと見て半分ぐらいパラパラッと眺めてそのままになっちゃう本のほうが圧倒的に多いんでしょうけど。
やっぱり立読みであってもどうしても心に残って買うつもりなかったんだけど最終的には買っちゃったっていう本があって。
立読みをさせてくれてたと言うとちょっと本屋さんに対して語弊がありますけど、立読みが可能だったからこそ買った本って結構あるんですよね。
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それがいいことか悪いことかって考え始めると非常に微妙なんですけど、立読みできなかったら買わなかった本って結構いっぱいあるんで。
とは普通にあると思いますね。
結局その中身を判断する評価軸が、特に知らない著者とかのジャンルの場合は全くできませんからね、基本的には。
しかも読み終わっちゃってるんだけど買うっていうのが、たぶん自分の中で最高ランクの買い方で。
そうですね。
アンリミを自分にとってそういうものにできたらいいなと思いますけどね。
ちなみにアンリミって四川で使ってますよ。
四川で使ってますよ。
うん、使ってます。
あ、使ってるんや。
へー。
そうか。僕使ってないんでその辺がもうわからないんですけど。
アマゾンプライムのプライムリーディングで読むことはあるんですけど、アンリミレットで読むことがないんで。
ただ雑誌とか、読んで面白ければ買いますね。雑誌は別にして。
うーん、なるほどね。
アンリミってあれは普通に読めるんですか、それとも冊数条件みたいなのあるんですかね。
一度にアンリミで本棚に入れておけるのが10冊までで、11冊のアンリミでダウンロードしようとすると、
制限超えてるからどれか捨ててくださいとは出てこないんですけど、
超えてますよっていうのがあるんで、じゃあこの本いらないから解除ってやると、その1冊がダウンロードできるっていう感じですね。
都政官的でもありますね。
借りてるイメージじゃないけれども感覚としては借りてるみたいな感じですよね。
手元に置いてるわけじゃなくて、一回読んでもいいかっていう本ならそれが一番コストは安いってことですね。
僕もアンリミって本を新しく販売しなくてもある程度収入になってるんですよね。
その月ほとんど本は売れてなくても収入になってるんで、だからやっぱり無視はできないっていうか、柱にはしたいんですけど、
物書きというか本売りとしては本を買ってもらえるのが一番嬉しい。
正直ありますよね、それはね。
これは別に、これを聞いてる人にアンリミなんか使うなと言ってるわけではないんですけども。
そういう本を書けたらいいなって思いつつも、アンリミは無視できないんですよっていうのが、アンリミ自主主義ですね。
続いて、電子書籍の検本、特にセルフパブリッシングにおける電子書籍の検本をどうするか、どのようなフォーマトで送るのかというのと、
検本した後の効果はどれくらいあるのかという質問が2つ目なんですけど。
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まず電子書籍の検本する場合っていくつか方法があるんですけど、
普通にテキストファイルで送るとか、読みやすいようにドックファイルで送るのか、ワードファイルで送るのかっていうような選択と、
PDFに変換して送るのかというのと、
あとは納品する方たちのePubファイルで送るのかというパターンが多分あると思うんですよね。
今まで電子書籍の検本というか、他の人に読んでもらうためにファイルを送信した形で。
あります。あんまりやらないけどあります。
それは何形式で?
クラシタさんにも送りましたけど、ePubですね。
やっぱりePubになりますよね。
それがいいのかどうかというと、難しいところで。
そこがね、難しいんですよね。
どの環境でもきれいに読めるという意味ではPDFなんですよね。
一番ファイルが軽いのはテキストファイルなんですけど、読みにくいですよね。
見出しとか書題が同じサイズなんで。
ドキュメントファイルだったら大抵のWindowsユーザーなら読めるだろうというのは予想できるんですけど。
ちょっと重たいっていうのはありますよね。
完成品とちょっと違う、特に電子書籍の場合は結局リフローになっちゃうんで。
PDFにしろDockerにしろ最終納品物とはちょっと違うスタイルになってしまうという難点がありますね。
ePubが一番完成品なんですけど、ePub問題は相手が適切に読める環境を持ってるかどうかっていう問題があって。
相手がiPhoneとかiPadを使ってることがわかってるんやったら、ePubでいいんですよ。iBookでそのまま読めるんで。
AndroidとWindowsの場合、読めるかどうかは僕にまずその関係がないからわからないですよね。
もちろん読めるだろうけれども、どういうふうに読めるのかがちょっとよくわからないっていうところがありますよね。
ツールをダウンロードしてこうしたら読めるっていうのがわかってて、それが簡単であればいいんですけど、そうじゃない場合ってちょっと相手に手間をかけることもつかうんで。
そこがわかってたら、相手が読めることがわかってる場合はたぶんePubが一番いいというか、憲法に近い形にはなると思うんですけど。
そうじゃない場合は読給にするのか。
無難なのはPDFですよね。
縦書きってPDFってできるのかな。僕作ったことないですけど。
一冊で出力できるものであればできますね。
ただやっぱり読書体験として違うものになっちゃうんですよね。
24:02
それはあるんですよね。だから内容を確認するだけであれば別にどっちでもいいんですけどね。
ちなみに倉下さんはされます?セルフパブリッシングの憲法としますか。
これまでやったのは一回、エヴァノート豆技50選挙に出したときに、
日本エヴァノート法人の方にFacebook経緯でこういう本を出しましたっていうのを一回シェアしたことがあります。
それは憲法というよりは、大きなカテゴリーでいうと憲法。
いわゆるプロモーションを意図した憲法じゃなくて、ありがとうございましたっていう意味での憲法ですよね。
もう一個がブログ10年本を書いたときに、あの本を書こうと思ったひとつのきっかけとして、
石谷雅樹さんの記事があったんで、こういう本を書かせていただきましたっていうのをePubで送らせていただきましたね。
そのときは紹介してくださったんですけど、わざわざKindleで買い直していただいたみたいで。
効果があったかどうかっていうのはちょっとわからないですね、その場合は。
僕も商業出版は一度しか経験がないので、
あまり憲法というものの文化をよく理解していないところがあって、
語形等っていうのもなかなか使えなくて困ったんですけど。
原本ってどう捉えたらいいのかというのがいまいちわかってないところが正直あるんですよね。
あれはどういう意図でそもそもやるものだったのかっていう。
基本的にはその本を書くときにお世話になった人に送るものなんですけど、
つまり宣伝してくれると嬉しいですよっていう。
遠回しに言えば、商標をかけ抜けないことなんですけど。
でも仮に憲法をしていただいたとして、よければなるべく自分で買おうと思いますし。
当然、よければ紹介もしたいと思いますけど。
それも何というか、商業出版だとなんとなくわからないでもないんですけど、
あんまりセルフパブリッシングでそれをやる感覚的にしっくりこないところは正直ありますよね、僕は。
僕もやってないんですけど、やってないのは面倒やからなんですけど。
27:01
集中的に出版してたときはかなりの高サイクルで本出してたんで、やってられないっていうのがあるんですけど。
ゆっくりやる、例えば僕らの生存戦略が出来上がったとして、憲法をするかっていうのはしないでしょうね、きっと。
本作りに協力してくれた人に、電子完成版のファイルを送るのはあると思いますけど、
いわゆるプロモーションの目的でっていうのはたぶんないと思うんですね。
例えば、書くための名前のない技術シリーズでインタビューした相手の方には当然、つまり前にインパブの状態で送りますよ。
それは別に憲法ではなくて、こういうふうになりましたという最終的な報告という意味合いが。
そういう意味での憲法はしたことない。ないですね、たぶん。いわゆる憲法は。
まあごく単純にモデル化して考えた場合って、憲法をしたほうが販売数は伸びると思うんですよね。
まあ多く広く配れば配れる。だって別にインパブファイルなんで、0円なんで配るのは。
だから広く読まれるように配りゃいいんですけど、逆側で考えると、例えば僕がブロガーとして考えた場合に、
何でもかんでもこの本書きましたって送られてきたところで、まず読めないですし、読んだとしても自分のRスタイルっていうテイストに合う本ってないと紹介できないんで。
正直憲法をたくさん送られても困るっていう現状はあるんですよね。
そこから逆算すると僕もあんまり送りたくないというか、邪魔になるんではなのかっていう感があるんですよね。
どっちが正解なのかわからないところはありますよね。
プロモーションをサボってると言われればそうかもしれないと思いますけど、
もっと積極的に売り活動をしたほうが売り上げが上がるやろうとは思うんですけど。
というわけで答えは出ないですね、そこは。
とりあえず2人とも憲法をほとんど知っておらず、効果があるかどうかもほとんどわからないと。
ただ正直言えば僕はツイッターで数千人の方にフォローされているんで、
そこに通知することが一つのプロモーションになっちゃってるわけですよね。
そうじゃない人が本を売りたい場合は、多少憲法的なものをして、
本の存在を周知してもらう努力というか活動はやったほうがいいかなとはアドバイス的に思いますけど。
30:01
3つ目の質問が、本の宣伝を行うときの手段と効果の代償。
どんな手段があってそれぞれどんな効果があるのか気になりますという質問なんですけども。
本の宣伝を行うときの手段なんですけども。
僕は大量にあるんで、ザクさんのほうから話を聞きたいと思うんですけども。
主な宣伝手段。
自分でブログで告知記事を書いて、ツイッターで書きましたよっていうぐらいですね、そういう意味では。
ランディングページというか、その本を紹介する特別なページを作ってたんですけど、
今は作らなくなっていて。
ブログの告知記事とツイッターのみになっちゃってますね、今は。
それがいいとは言わないんですが、そういう意味ではあんまりきちんとやってないですね。
逆に気を使っているのは、KDPに限った話で言うと、
必ずできるだけ休みの日の朝から購入できる状態になるように、タイミングを測るみたいなことを考えますけど。
今までって入稿されて即発売ですかね。それとも予約発売までの期間をとったことってあるんですか。
ああ、即ですよね。確か。記憶の限り即買ってたような。
一番最初に買ってくださる方々というのが何人かいるという非常にありがたいところがあるので、
なるべくその人たちが分散しないで、山が一気に来て順位を一気に押し上げるということは考えますね。
それは非常にAmazonにおいては重要な考え方ですね。
あんまり戦略を練りすぎるというのも気持ち悪いので、
告知のタイミングに気を遣うというだけですね、言ってしまえば。
なるほど。発売後のエゴサーチと感想のアーティファーはどうでしょうか。
33:00
そこもバランスが難しいと思うんですけど、
一応今のところ最初の1週間は、ありとあらゆる研究を片っ端からアーティファーするという。
何か言ってくれればありがとうございました、ありがとうございますという感じにして、
2週間目からややすべてのものをリツイートするということは避け始めるというような感じですね。
うるさくなるか。ちょっとうるさすぎる。
タイムラインがうるさくなる。
最初の数日はすいません、ちょっとやらせてくださいって感じですね。
ダンディングページは正直どのくらいそれがいいのか悪いのかが、
いまいち感覚的に理解できないところがあるので、今のところやらなくなっちゃいます。
まあ正直ダンディングページはあったほうがいいと思いますね。
僕全部作ってるんでありなしの効果はわからないですけど、
一つにはAmazonの紹介文だけではわからないことも書けますし、
もう一個いうのはシリーズ出しておられるんで、シリーズを一つのページで並べるページが欲しいですね。
それは数学ガールのゆき先生も、数学ガールってどれから読めばいいのページとかって全部一つのページでまとめられてますけど、
シリーズもそういう見方をしたいんで。
確かにどれをどっちから読んだらいいのか的なことはありますよね。
Amazonの場合って一個一個クリックしなきゃ内容見えないじゃないですか。
だから1ページでこのシリーズが5冊あって、この人はこんなこと書いてますみたいなのが1ページ見えると、読者にとってはありがたいかなと。
他に何かプロモーションでこれをやってるってことはあります?
ブログで昔とかで企画をしたりと、その本の内容に関係する企画をしたりとか、
あとは感想のツイートをTogetherにまとめるとか、あるいはランディングページにまとめるとか。
あとは、最近はやらないですけど値引きセール、販売ゼロ円で無料ダウンロード期間を作るとか。
あとは第1章を読めるようにする。
こういうのをどっかに公開しておいてとか。
空辞とか第1章を読めるように公開しておくというのもプロモーションのひとつですし。
あとは、僕はこの打ち合わせキャストっていうのを持ってるんで、
36:03
発売したときに宣伝したりとか、逆に他の人のポッドキャストに行って宣伝するとかもあるんでしょうね、きっと。
また僕やり始めてから本出せないんであれですけど。
紙の本でいうと出版社と共同でイベントとかもあるんですけど、
セルフパブリッシングではあんまりないですよね。
そういうのもちょっと考えておいていいかなと思ってるんですけどね。
出版記念イベントとか、イベントって集まってわいわい話すだけだと思うんですけど。
そういう出来事を作るっていう。
あとはどうやってツイートしてもらうかですよね。
本についてツイートしてもらえるかどうか。
自分から本の内容をツイートしていくのもあるでしょうね。
こういうこと書いてますっていうのを引用してっていうのもあると思います。
本の内容についてプロモーションの方法は違いますけど、
僕は結構積極的にいろいろやる方ですね。
そうかもしれないですね。
効果の代償っていうことで言うと、
結局、たとえばRスタイルを毎日読んでくれる人とか、
ツイッターで僕のツイートを毎回チェックしたりリストに入れてチェックしてくれたりする人は、
告知流すだけで十分なんですよね。
買ってもらえるとは限らないですけど、買う気がある場合はその時点で買ってもらえるんですよ。
逆に言うとそこは、一つの同心園で言うと、
クラスターはただの読者同心園っていうのがあって、
その園の外にはいかないんですよね、そういう告知では。
その告知の内部で売れるか決まるかというだけで、
販売を広げたい場合はそこからいかに外に出るか。
ここがポイントですよね。
だから、ツイッターで言うと、
より自分とクラスターが重なってるけども全然違うクラスターの人に届く、
リツイートしてもらえたりとか読んでもらえたりすることを考えるのが、
一番販売効果としては高いですよね。
どうしたらそうなるかっていう具体的なところまで言えませんけども、
それ以外の普通の告知って、
要するに自分のフォロワーさんにその情報を伝えてるだけなんで、
買う人は初期の段階で買うやろうし、買わない人はもう買わないので、
割と効果としては初期しか効果がないですよね、やったとしても。
プロモーション宣伝っていうと、
もっとプロモーション宣伝チックなことを想像する人もいると思うんですけど、
必ずしもそういうものが必要だということではなくないですか。
どうですかね。
39:05
いわゆる総合出版のプロモーションみたいなことは、
結局予算に対して利益が合わないんで、
やっても意味ないっていうところはありますよね。
だから、できることって基本的には、
いかに他の人にこの本いいよって言ってもらえるかっていうことにタフがかかってるんで。
本の最後に、面白かったら感想書いてくださいねって一文入れるだけでも、
だいぶ違うと思うんですよ。
YouTubeとかでよく見てて思うんですけど、
チャンネル登録お願いしますって毎回言ってあるんですよね。
毎回言うの多分意味があると思うんですよ。
だから本の最後にも、面白かったらシェアしてくださいとか、
こういうハッシュタグありますよって書いておくだけでも、
数パーセントは変わってくると思いますね、シェア率って。
確かにね。ハッシュタグぐらい決めたほうがいいですよね。
やっぱりこの情報が面白いからって共有したい人たちが、
そのハッシュタグのもとに集まることになるんで。
そういう工夫だから、いかにシェアしてもらうのか工夫って、
それは読んだ後のことですけど、そこも踏まえて、
手に取ってもらうことだけが勝負じゃないんでね。
読んでもらった後も考えないと。
実際その面白くない本をプロモーションで売ったとしても、
続かないわけで。
面白い本を書いてその内容がシェアされるっていう、
いい循環を作らないとだめなんでね。
タイトルの付け方とかも、結局プロモーションに関わってくるんですね。
やっぱり覚えやすいとか省略したときに四文字できれいになるとか、
そういうネーミングの付け方を考えないと、
ただ内容を正確に合わせてるだけのタイトルではインパクトに欠けたりとか、
忘れられるというか、いうことはある。
僕、いまだにやるオアの正式な。
著者が覚えられないタイトル。
ソラで入力できないですからね。
著者が単語登録してるタイトルですからね。
さっき言った予約期間を作るっていうのもひとつのプロモーションですね。
発売まであと何日とか言って。
ちょっとずつ中身を紹介したりとかいうやり方は、
発売前の気分を盛り上げるスタンスがあります。
そういう意味もありますね。
現代でいうと、僕のように本が書き進めてる様子をツイッターで流すとかも抗議のプロモーションですよね。
そうそう。弱みのティーザー効果みたいなやつですね。
42:04
お金を払ってレビュー書いてもらうとかいうのもプロモーションではあるんですけども、
それは握手中の握手なんで。
基本的には下げたほうがいいですね。
難しいところなんですけどね、憲法も親しい人にそれを配れば、
親しい人が悪い評価をつけるわけはないみたいな逆算が働いて、
レビューを上のほうに押し上げる効果は期待できるんですけど、
やはりちょっとあざといですよね。
難しい。
だから難しい。
ここは親しい人であるほど難しいんですよね。
憲法の話に戻っちゃいますけど、今思い出したんですけど、
たとえば昨日憲法をいただいたわけじゃないですか、これは商業出版の話ですけど。
憲法をしてもらったから読んだら、よかったわけですよ本当に。
だからこれはぜひ宣伝したいと純粋に思うんですけど、
憲法をされたから宣伝してるんだろうって逆に思われちゃうとまずいなって思ったりするんですよね。
もちろん頭にこれは憲法をしてもらったんですよっていうのを明示した上でやるわけですけど。
だから僕は逆に、仮に憲法でも面白くなかったら宣伝しないというのって結構大事なんじゃないかなってこんなこと言っていいのかな。
というふうにちょっと思ったんですよね。
そうすると、面白かったけど多忙のあまり宣伝できなかったときに面白くないと思われちゃう可能性があるんで。
それはそれで問題かもしれないですけど。
これは憲法をしてもらったけど本当に面白かったっていうことを伝えたいなあみたいな気持ちになりましたね。
関係性の明示と、内容をどう捉える、相手がどうそれを認識するかっていうのはちょっと関わってきて、
本をもらったっていうのと本を買ったっていうのはちょっと違いますからね。
ただ、いくら面白かったと言っても実際にまだ買ってないのはちょっと悪いので。
これから買うにしても。
まあそうですね。
そこは難しい問題で、それがあるから逆に憲法はしないっていうのもあるんですけどね。
こっちがセルフ・パウリストで憲法をしてしまうと、レビューって憲法をしてもらいましたっていうレビューになるわけで、
それって下駄をはかしてんのやろっていうふうになっちゃうんですよね。
考えすぎかもしれない。
でも究極言えば、たとえば僕が堀さんの本を面白いって紹介したところで、
あなた堀さんと仲いいんでしょうからでしょっていうのも結局そういう推測も可能なわけじゃないですか。
本をもらっていいかもらってもいいか。
45:00
そうですね。
だから言い出したきりがないんですよね。
だからただ明示してツイートするだけしかないんでしょうね、基本的には。
僕は一応憲法をもらっても面白い本を書いても面白いとは絶対に書かないんですけど。
それは読者さんに対しての最低限の正義だと思うんですけど。
だから憲法をしてもらったってことは、ツイートしたとしても内容評価はおのれの規範を曲げないというか。
ここは大事ですね。
難しいのは、僕もアマゾン著者なんで、他の人の本のアマゾンレビューを書きたくなるときがあるんですけど、
その人と相関係結んだときに、逆にその人が僕に書いたら、
いわゆる文庫本の帯のやりとりみたいな話になるんですよね。
それちょっと気持ち悪い。
悪いとは言わないんですけど。
知ってる人のアマゾンレビューを書くべきかどうかっていうのも難しいところですよね。
一応僕はホンクレでは書くんですけど、ホンクレは星をつけないんで。
星をつけないと僕もっと気楽にいけると思うんですよ、あれ。
星はね、紹介してる以上全部5にはなるはずなんですけど、5じゃなかったら紹介しないわけですから。
そうは言うと、そんなことしてたらあいつなんか……。
難しいところ。だから一番簡単なのは、アマゾンレビューには一切タッチしないってことになっちゃうんですけど。
そういうデタッチメントが一番……。
その一つのレビューがついてないときとかって、「僕が書くべきだろうか?」みたいなことがちょっと思うんですよね。
まあ難しいです。
でもとりあえず読者さんを騙すようなことを避けた上で、いろいろシェアしてもらう試みをするのがいいのではないかと思いますね。
あとさっきも言ったように、自分の番組内とか自分のタイムラインだけで紹介しても広がらないんで。
特にこれポッドキャストの理由にすると、他の人のポッドキャストにお邪魔して、自治庁の紹介をするっていうのは結構効果的だと思います。
万全というやつです。
これで3つの質問は大体終わったんですけど、何かお互いに独自に聞きたいことがありますか。
3つの質問で今55分ぐらい経ちましたね。
僕は個人的に、セルフカブリッシングの出版全般ですけど、
倉下先輩に聞きたいと思っていることがいくつかありまして、聞きたいっていうか、どうしてるのかなっていうのがあって。
48:06
やっぱりセルフカブに限ったことで言うと、セルフカブリッシングで一番難しいのが3つあって、
一番難しいのが表紙。表紙はその人のスキルによりますけどね。スキルがないと仮定する表紙が難しいと。
で、表紙、値段決め、それから高越。
公正でというよりも高越ですね。
という3つが一番ハードルが高いと思っていて。
高越に関しては、個人的には専門的にやるのは無理だと。
専門家のようにやるのは専門家でない以上無理だと思っているので、
誤字脱字とか文法的におかしいところとかを可能な限りきちんと直して、
間違いがないようにやるという以上のことはなかなか難しいと思ってるんですね、個人的には。
ただそれだけはきちんとやるっていう大前提ですけども。
なのでそれはどうしようもないところがあるんですけども、
表紙と値段決めってやっぱり難しいし、その著者の考え方が出るなと思っていて、
その辺についての倉下さんの考え方をお聞きしたいなと。
まあ高越も入れてもらってもいいですけど。
なるほど。
高越に関しては当然プロの方がおられるわけで、
素人が叶うはずはなくて。
複数のソースを当たって、なるべくそれが事実であるかどうかを見ておく。
特に重要な記述といけばっていうのはやりますし、
そういうののために国立国会図書館とかもあるんで、使える資料は使いますけど、
本当の高越のように一個一個事実確認したりはしない。
さすがに。
しないというかできないですね。
ただ今考えてるのはオンラインレビューっていって、
複数の人に試作読みしてもらってっていうのを考えてて、
その時に例えば畑がいろんな人を試作読みに参加していただければ、
それぞれの知識での事実確認が、調べなくても分かる間違ってることっていうのは通せると思うんで、
ちょっとだからちょっとだけレベル1か2、自分一人でやるのにも少しだけ高越のレベルを上げられるかなと思ってます。
表紙と値段なんですけど、表紙については全部自分でやってますし、
たぶんこれからもあんまり外注することはないと思うんですけど。
やっぱりあまりにも表紙が素人臭いと、
中身もそうなんじゃないかなと思われるかもしれないという恐れはあると思うんですよね。
51:06
とりあえず僕実験したことがあるんですけど、
素人臭い表紙で売りに出すと、全く売れないです。
そう、そうです。
それ同じ本で表紙を……。
表紙をそれこそ書くとやっぱり動きます。
ちなみにそれどの本ですかね。
そうそうそうそう。
最初の本の本です、最初の本の。
なので表紙が少なくともそれっぽい見栄えのものにしたほうが、
別にプロに頼む必要はなくて、ある程度の基準を満たしていればそれっぽくなります。
ここで表紙作りの講義を始めるとあれなんですけど、
本の内容と色味を合わせること。
簡単に言うと、落ち着いた内容をやったら青っていうようなことですよね、簡単に言うと。
エヴァのともやったら緑にするみたいな、単純なことですよね。
それを基調にするということ。そういう色を合わせる。
これはデザインによく言われるんですけど、たくさんの色を使わない、表紙に。
1色か2色で、メインの1色に対しての補色。
地下地を緑に出してあった青とか、そういう色ぐらいの3色ぐらいで構成する。
1色でも別にいいです。何でもいいです。
で、表紙には当然タイトルを入れるんですけど、タイトルの文字は大きくしておく。
で、タイトルをデザインするときにありがちなのが、後ろの背景とかに被せることによってタイトルが見にくくなってしまうっていうのがあるんですよね。
これを極力避ける。
極力というか、絶対やめるぐらいを守っておれば、そんなに変なものにはならないと思います。
これ実際にもっと細かいコツはギョーさんあるんですけど。
倉下さん、ある時期から緊激に表紙作るのばっかりでしたけど。
本作り、内容を作るのに慣れたんで、表紙作りに避ける時間が増えたっていうのと、
内容の完成度という話で、ちゃんとした表紙だとちゃんとした本と思われやすいって言ったじゃないですか。
逆があるんですよ、つまり。
初期の頃ってお試しで本を作ってたんで、内容がそれほど大したことはないと。
にもかかわらずちゃんとした表紙だと言ってたら、がっかりされるじゃないですか。
だから僕はどこまでかな。
僕が本格的に表紙を作ったので、目標の研究からかなり気合い入れて作ったんですけど。
知的生産そのまま一つ前ぐらいの。
そうですそうです。
54:01
あの辺から変わってきました。
1年目って毎月1冊作ってたんですよ。
その最後がエヴァンアローとマミュラザ50戦で、これも結構いい表紙なんですよ。僕気に入ってる表紙なんですけど。
ここからちょっと表紙凝り出したんは。
ある程度だから、その次から2ヶ月に1冊のペースになって。
完全に時間がかけられるようになってるっていう話もある。
余裕も出てきて。
内容にも自分も、これぐらいならいけるなっていう感触が出てきたんで、表紙作りにも徐々に力を入れたと。
エヴァンアローとマミュラザ50戦はゾウにタイトルをかぶせてるだけですけど、
ゾウが後ろに隠れてる感じがする。
わりかしいい出来の表紙になっている。
目標の言及も、地球儀と鉛筆をフリーサイトから持ってきただけのやつですけど、
商業出版の書本とは間違えられない程度に、でもそれなりに整っている表紙だと思いますけど。
表紙が良くなきゃダメだって言って最初からプロデューサーになって、
複雑なイラストとかを入れなければ、タイトルに例えば色の帯だけ入れて、
あとタイトルの文字と著者名だけとかやったら、別に個人でも作れると思うんですけど、
色の帯だけ入れて、あとタイトルの文字と著者名だけとかやったら、別に個人でも作れると思うんですけど、
複雑なイラストとかを入れなければ、タイトルに例えば色の帯だけ入れて、
あとタイトルの文字と著者名だけとかやったら、別に個人でも作れると思うんですけど、
でもさっき言ったポイントを抑えれば、そんなに変なことにはならないですね。
あんまり中身との乖離が大きいと、やっぱりがっかり感があるんで、
凝りすぎるのも注意とは僕は思いますけども。
やっぱりコストは外注してはいけないというケースがあるので。
損益分析期限が相当上がってしまうので、
いわゆるその友達価格で発注しない限りは、相当期間があるので。
マジプロにマジ価格で頼んでしまうと、
特にそんなに有名でない個人のセルフファブリシックの場合は厳しいですよね。
教師だけでいい、サイズも小さくていいって言ったって、
まあ3万から5万は払う必要はありますよね。
プロの仕事であれば。
5千円、6千円であれば、その長くない期間でペインできると思うんですけど、
万を超えだすと、自分の手元に利益が生まれるまでかなり期間がかかるんで。
57:02
だからまあ最初のうちはやめたほうがいい。
僕も一冊だけガイチュウを頼もうかなと思ってた本はあったんですけど、
出版してない本で、
情報摂取の作法っていう本を書こうと思ってるんですけど、
自分がイメージしてるものを自分で作れないなと思って、
そういう本はもしかしたら誰かに頼むかもしれないですけど、
結局それができるのって、今までの後ろの本が作ってきた利益があるからできるんだって。
一発目でそれは結構博打でしょうね。
だから2、3冊出して自分の出す本がどんくらい利益作るのかが見てからのほうがいいですね。
値段決めですね。
値段決めは難しいですね。値段決めは難しいです。
僕は基本的に全部250円から500円以内の値段しか今までセルフパーポリシングを付けてないと思います。
やっぱり手に取ってもらいやすい。
実際、量もそんなに多くないからっていうこともありますし、
手に取ってもらいやすい価格だからっていうのもありますね。
高くしても、例えば個人的な感覚で言うと、自分が買う本に回ったときに、
320円付いてる本が450円やっても多分買うと思うんです。
そういう本が500円を超えてると多分ちょっと考えると思うんですよね。
人の買う買わへんラインっていろいろあると思うんですけど、
僕の場合は500円近辺がちょっと考えるライン。
500円以下の場合って…。
ちょっと読むかなっていうラインを考え始めるのが500円ですね。
500円以下だと僕の場合って読むか読まないかわからないけど、買ったほうがいいみたいな感じで買うんで。
そのラインに置いておきたいっていう感じはあります。
ただでも僕らの生存戦略は、さっき言ったアンリミの関係もありますし、
500円を初めて超える本になるかもしれないですね。
でもやっぱり電子書籍とセルフバブリッシングの良さって、
中間マージンを吹っ飛ばして本を届けられることなんですよね。
その後出版の本に値段を近づけていくのってなんかちょっと違うと思いますし、
さっき言った構成の不足も絶対あるんで、本として未熟という言い方はおかしいですけど、
レベルは足りてないところはあると思うんで。
1000円を超えるような本は、複数として作るとか出ない限りはないでしょうね。
出版社でプロの講演通が入って編集者が入って、
プロが表紙デザインしてっていう値段と同じ、
もしくは近い値段をそういう人たちがかかってないものにつけるのはどうなのかなっていうところはありますよね。
1:00:06
そこも当然異論もあるかもしれないですけど。
もちろんそうなんです。
商業出版に比べて売れる量が小さいんだから、
著者の利益を同じ方にするためには値段を近づけざるを得ないみたいな考え方はあると思うんですけど、
それって結局、著者の理屈ですよね。買い手の理屈じゃないんですよね。
僕はその買い手の理屈を無視する考え方はあまりよろしくないと思うので。
だからできる限り安くしたいと思ってます。
でも僕の仕事が続かないんでは意味がないんで。
その際どいラインを見極めたり。
だから高くしたらいいとは思ってないし、
たぶん980円とかの本は作らないと思う。
それは本当に、現代で言うと商業出版本の値段ですからね。
結局、自分にとってどのぐらいの額がちょうどいいかっていうのはたぶん、
やりながら決めていくしかないんですけど。
だからといって、初めて一番可能な一番安い価格にしようとかっていうのもちょっと違う気がしませんか。
KDPセレクトに住んでたら250円が最低価格になりますけど、
値段…。
円つけてもいいんですけど、なぜその値段にしたのかは自分で説明できないとダメですよね、おそらくは。
これこれこうやからこの値段にしましたって、
この本はこうやからこの値段にしましたって説明できたらいいんですけど。
安くすればするほどいいというものではないということを強調したいなという気がしますね。
それは確かにそうです。
あんまり変わらない値段の変化ってあるんですよね。
僕の中で250円の本と350円の本ほぼ一緒なんで。
だから買い手が出してもいいよって思える金額は心よく払ってもらったほうがいいと思います。
それは活動を続けていく上で必要になってくるお金なので。
かといってぼったくりはいってもんでもないっていうところですよね。
さっきも言ったように、構成を頼んだり本の表紙を頼んだら
その上に分岐点が上がるんで、買収しようと思ったら本の値段が上がるんですよね。
本の値段が上がると本が売れにくくなるんですよね。
だから結局同じ結果になっちゃうんですね。
表紙はちょっとあれですけど、本の構成については内容についての精度を上げる役割であって、
例えばそれで本の面白さが劇的に上がるかというとそういうわけじゃないんですね。
本の売上に直接作用するものではないんですよね。
そのコストが本の価格に入ってくると売れにくくなって、
本の表紙だったらかけた分ちょっと売れやすくなるから多少ペイはしますけど、
1:03:00
構成とかはそこが見えてこないんで。
だから難しいんですよね。セルフパブリッシングでたくさんで、
しかもその売上に貢献しないような要素でコストが上がるっていうのは結構難しいです。
全部持ち出してやる気でやる気でやる気で。
構成が甘いって思えるようなものはダメですよ、それはね。
それはもちろん。
偶然なんですけど、最初の499円ってすごい絶妙な価格をつけた気がしますね。
あーそうですね。その欄がついてるな。
1円だけ500円以上に下げるという。
たくさんの本でも680円ついてたらちょっと考えますね、きっと。
たぶん今まで出された本は全部買ってますけど、
それでも680円の本やったら顔にしてもちょっと変わるし、
内容が野球の話とかやったらたぶん変わらないと思いますね。
320円やったら野球の話でもたぶん変わります。
そういう著者に対する信頼感みたいなのはあるんですけど、
お見送り。
今回はちょっとお見送りということに。
その値段だって600何本やったら書店に行って文庫本一冊買えますからね。
でもやっぱり無から何もないところから500円作り出すって結構すごいことですからね。
そうそうそう、それはすごいことです。
値段決めは難しいし、一番自分が責任を負わなきゃいけないところなのかなっていうのがありますね。
そうなんです。それが思うんですよ。
僕は活動初期の頃って、読んでもらっていい値を払ってもらったらいいんじゃないかって。
それを読んだ人が、この本は200円だから200円払うっていうのが一番いいんじゃないかと思ったんですよ。
でもね、それって結局、著者が値段を決めたくないだけなんですよね。
値段を決めるという責任を放棄して、それを読む人にパスしてるだけなんですよね。
これちょっとずるいんですよ、実はね。
ウィニーに見えて。
だから言うたら、全責任を著者が負ってるわけですよ、値段決定って。
文句を言われぬ人も面白がらぬ人も、その判断をこっちに返ってくるわけですよ。
それはやっぱり著者が負う責任なんですよね。
買い手が納得した値段を払ったら、ウィニーに見えますけど、
結局買う人がそのときに、これ何本やろって考えなきゃいけないわけですよ。
例えば500人の不詳を読んだら、500回考える仕事が発生してるわけですよね。
著者がそれを決めたら、買う人はその本を買うか買わなかっただけを決めただけの話になって、
そんな複雑な意思決定はいつもないんですよね。
効率の面で言っても、実は著者が決めたほうがいいんですよね。
1:06:01
そうですね。
本の値段の関係って結局、その人が1つしか本を書かないんであった話は別なんですけど、
長期的な読者との関係性に僕は位置づけてるんで。
だからぼったくらないんですよね。
ぼったくったらそこで終了ですから。
この値段なら手に取ってもらいやすくて満足してもらえて、
次も買おうかと思ってもらえる。
で、僕がそれで仕事を継げていけるっていう、すごい難しいラインを定めるっていうのが、
これってなかなか教えてもらえないことじゃないですか。
マーケティングでも価格をどうやって決めるかみたいな理論的なあれはあるわけですよね。
そういうものを当てはめればいいかっていうと、
そういうわけではなくて、
よく新商品の値段をいくらにしたらいいかっていうのを人を呼んできて、
これいくらだったら買いますかって聞いて、
あとは値段をいくつか定義して、これだったら買いやすいと思いますかみたいなのを聞いて、
回答が交差するあたりが一番適正価格だみたいな考え方があるわけですけど、
たぶんセルフファブリッシングに関してはあんまりそういう考え方しないほうがいいんだろうなという。
割に自分が一方的に決めることだなっていう気がしますね。
そうですね。それはもちろんそうだと思います。
だからそうしたほうがいいでしょう。
アンケートを本当にランダムに取った場合は、いわゆるその中間値に収まると思うんですけど、
程よい中間値に収まると思うんですけど、
その値が例えば、自分が本当の出版活動を継続していくに足る利益を生むかどうかはわからないんでね。
みんなが納得できる値段がそこに提示されてるだけであって。
マスのアベレージをとるような考え方よりは、
自分のことを好きな読者が、これでもいいって払ってもらう値段のほうがいいでしょうね、きっと。
それはやっぱり自分で見つけていくしかないと思う。
結局、500円以上の本を売るのはアリだと思うんですよ。
例えば20万円とかの本やったら、980円でもアリだと思うんですけど。
売れるか売れないかが問題なんですね、その場合って。
結局それってさっきも言ったように、読者との関係性をいかに築いてるかっていうことに尽きると思うんですよ。
680円のたくさんの本やったら悩むって言いましたけど、逆に悩んでるわけですから。
買うかもしれないんですよね。
1:09:02
他の読者の場合って絶対買わないんで。
買うかもしれないっていう判断を持ってもらえるぐらいの信頼関係を作れないと。
それは大事ですよね。
一個一個の値段設定をバラバラに捉えても、たぶんあんまり意味はないと思うんでね。
いや、これはいい話ですね、今日は。
言うても僕、物書きまで今年で10年目ぐらいですけど、コンビニ店員10年やってたんで。
まだ物を売る期間が長いんですね。
物を売る期間のほうが長かったんですよ、実際は。
コンビニはあれですかね。
値段に売り年には関われないんですよね。
関われないですよね。
関われないです。
値段決定できるのは値下げするときだけですね。
何割下げるかっていうのを店で判断できますけど。
例えばバレンタインのチョコレートとかあるじゃないですか。
ああいうのって当日過ぎたら商品価値が暴落するんで。
例えば売り捌くときに、3割引きで売ったら利益は高いけど、5割引きで売ったら利益どんどんっていうときがあるとして、
でも5割引きのほうが売れるじゃないですか。
売れたら廃棄がなくなる分、マイナスを消してくれるわけですよね。
だから3割で売るのか5割で売るのかみたいな判断はあるんですよね。
買い手としての視点と、売り手がどれくらい値段つけたいのかって両方の視点から常に考えておくことでしょうね。
こっちがこの値段で売りたいからって言うんでもダメですし。
かといって安かったら読者が喜ぶだろうって言うのも思考放棄に近いものなんで。
不思議なのは、僕は好きな人の著者の本やったら、本当に値段を見に行って買うことって結構あるんで。
ファンっていう言い方でいいと思うんですけど、ファンに売るっていう感じは持っておいたほうがいい。
結構気前よく払ってくれる方が多い。
僕は今のあれだと推し。
推しの定義が逆ですね。
推しになら金は惜しまないという考え方ですよね。
惜しいですね。
だから値段を下げたら、より広くの人に売れるっていうのが、これまでの商品の売り方の考え方ですけど。
セルフバウレンシング本ってもともとニッチな本なんで、そのマーケティングの考え方はあんまり通用しないし、
それやると多分得ない方なんですけど、低評価のレベルが低いだけですね。
ニッチな本をマスに届けても何の意味もないので。
1:12:02
例えば400円払ってほしいと思ってる人だったら、そこに貼る本を書いて、それを払ってもいいと思ってる人に届けるっていうことですね、基本的には。
あと自分だったらいくらかというか。
それ以外にはないですよね。
でもそれは本好きと本好きじゃない人に変わってくる。
まあでもセルフバウレンシング本を書くような人はみんな本好きだと思いますけど。
値段についてはそんなもんですね。
今までで最長かもしれないですね。
結構時間が経ったんで。
この手の話は語るに尽きないということなんですけど。
でもあんまりこれ言われてない。情報がないことなので。
本のネタで話しましょう、これは。
こういう話はいいと思います。
はい。ありがとうございました。