職人会社の問題点
はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は、2025年2月12日、水曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
えーと、まあ突然ですけども、僕はですね、昔、まあちょっと前、何年前だろうか、3年前くらいですかね、
一級建築士たけだの間取りを作れっていうね、YouTubeチャンネルをやったりして、
要は住宅をこれから建てたりだとか、今建ててる人に対してこういうとこ気をつけてねとか、
まあそういうようなアドバイスをする、間取りに関するお悩みを解決するみたいな、
まあそんな情報発信をさせていただいたんです。
チャンネル登録者数は今5,000何百人とかって言ってますけども、全然更新してないですけどね。
まあそのぐらい、住宅の、えー何ていうのかな、住宅知識みたいな、
そういうものって結構ね、持っていた側の人間なんでございます。
僕が、えーと、今事務所構えてまして、平屋のね、小さな建物なんですけども、
そこで仕事してるんですが、それね、やっぱ冬になると乾燥するわけですよね。
で、乾燥するから、まあ例えば、今流行りのね、超音波加湿機とかあるじゃないですか、
ふわーっと白いのが出て、かっこいいよねっていうものだったり、
まああとはね、煮沸式って言ってこう、お湯を沸かしてこう、何ていうの、煙をふわーっと出してくれるみたいな、
まあいろんなその、加湿するための装置っていうのは世の中にたくさんあるんですよ。
で、いろいろ考えた結果ですね、僕の事務所でどういう風に加湿してるかというと、
えー、鍋です。
何かわかんないですけど、うちのストーブがですね、FF式のストーブなんですけども、
うちの事務所にあるのがね。
で、今はどちらかというと正面からこう、音符が出るみたいな方式がほとんどなんです。
危ないからね、そういうのが多いんですけども、
えーと、ここにあるストーブはですね、上によくあのなんていうんですかね、
金網が敷いてあって、そこも熱くなるという、正面だけじゃなくって上からも熱気が出ますよみたいなタイプなんですよ。
少し、まあだいぶね、主流じゃなくなってきたのかなという風に思ったりはするんですが、
その上面がですね、まあ火傷するほど熱いわけです。
だから、そこに鍋、水を張った鍋を置いておくっていう。
そうするとだんだんね、温かくなってきて、
で、煮沸というかお湯となって、湯気となってね、事務所が過出されるという、
そんな方式になってございます。
何が言いたいって、結局行き着く先、これが一番なんじゃねえかっていう。
わかりますかね。超音波だと水をそのまま噴霧するような格好になりますので、
最近、雑菌だとかがね、消毒されないと、
ごめんなさい。
いうような状態になりますので、
まあそうなるとちょっと不安だよなという風になってくると、
結局ですね、昔ながらのこの鍋に水を張って、
で、温めて湯気を出すという、
そういう方式が一番いいんじゃないかって行き着いたという、
ただそれだけのお話でございました。
こんなね、住宅の知識いろいろありますよと言った後で、
これを言うからこそ何か説得力があるような気がしますが、
まあ、昔ながらの方法に戻してみたという、
ただそれだけを言いたかったという、
そんな冒頭でございました。
教育と採用の重要性
時間を使ってしまいまして、申し訳ございません。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、
皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
配信の途中ですが、少しだけお知らせさせてください。
現場ラボが運営します施工管理のための既進人スキルアップ研修ですが、
2025年度からは建築に加えて土木の分野もスタートすることになりました。
一般的な建設業の研修とは全然違っていて、
実務で役に立つことに特化した研修となります。
もちろん現場での教育は大切ですが、
基礎知識だけならばオンラインでも十分に学ぶことはできます。
これにより先輩の教育負担を軽減し、
新人が即戦力として活躍できるようにサポートさせていただきます。
研修は4月スタートと6月スタートの大きく2つのコースをご用意しておりますので、
概要欄からアクセスしていただき、
ぜひですね、一度パンフレットをダウンロードして
詳細をご確認いただければというふうに思っております。
それでは本編をお楽しみください。
はい、皆さんこんにちは。ライズブラン竹田と申します。
先日ですね、いろいろと会社を変えていきたいとか業界を変えていきたいとか
そういうふうに感じている人から連絡がありまして、
ちょっとお話を聞かせてくださいということだったんです。
内容はですね、何から手を付けたらいいですかということだったんです。
僕がお話しした内容というもの、
僕がアドバイスさせていただいた内容というのを
ちょっと皆さんに共有させていただければなというふうに思うんですが、
その会社さんというのはゼネコンさんではなくて、
職人さんを抱える会社の人だったんです。
職人の数がですね、10人ぐらいのいわゆる小規模な職人さんの会社だったわけですが、
AIだとかの必要性をすごく感じているという中で、
まず何をすべきなのかというところを教えてほしいということだったので、
今回僕が皆さんその方にお話しした内容を
少しだけ共有させていただきたいというふうに思いますので、
ぜひ最後までお聞きいただきまして参考にしてもらえればなというふうに思います。
今回のテーマは職人会社は何をすべきかということでお話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道の地場ゼネコンで建築の現場監督を17年間やり、
その後独立起業した私竹田が建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるような、
そんなお話をさせていただきたいというふうに思いますので、
気になる方はぜひチャンネル登録、フォローをよろしくお願いいたします。
ということで改めまして進めていきましょう。
そこの会社さんのお話を少しまたさせていただきますが、
やっぱり職人さんが高齢化が進んできているという中で、
人でも足りない、そしてなかなか採用もうまくいかない、
結果未来がないんじゃないかというふうに感じてしまうというところから、
どうにかして今の時代だからもっとDXを進めていって、
もしくはAIとかを活用してうまくできることはないのかという話をされたんです。
僕はこういう発信をしているので、
多分この人に聞いてみようと思ってくれたんだと思うんですが、
僕がさせていただいたアドバイスはたった一つです。
二つになるのかな?わからないですけど。
ちょっと言葉だけで言うとね。
僕がお話したのは、まずは採用と教育を本気で考えてみてくださいというアドバイスをさせていただきました。
その真意についてちょっとわけわかんないじゃないですか。
だから困っているんだって言っているのに、
本気で考えてくださいって言われてもピンとこないですよね。
ちゃんと裏がありまして、なぜならという話をさせていただいたわけです。
じゃあここで皆さんにもお伝えしますが、教育と採用を本気で考えてみてくださいというふうに言ったんです。
例えば採用を広めていきたいとなったとするじゃないですか。
採用を本気で進めたいと思ったならばやるべきことっていうのは、
情報の発信、会社の開示なんです。
とにかく自分の会社はこういう会社なんですっていうことを伝えなきゃいけないですよね。
誰にですか?やっぱり新卒を狙うんであれば、
新卒の人たちが見る見るだろうなっていうところに、
自分の会社はこういう会社なんですっていうことをきちんと表明しなければいけないわけですよね。
にもかかわらず、どこに求人を出しているんですかっていうと、
ハローワークですとか新聞広告ですっていう話をするんです。
それ本気で考えていることになりますかねっていうのをちょっと考えてみてほしい。
一方採用じゃなくて今度教育の話になるとね、
若い者は何を考えているのかわからないという人がいたりします。
だから今までと同じやり方をしているんだと、
背中を見て育てたやり方をしているっていうふうに思っているんですが、
今の若者たちと本気で見たことありますか?
本気でこういうやる気がないと思ってしまうそういう相手に対して、
じゃあ成長させるとしたらどういう言い方をすれば、
どういう教え方をすれば、どういうペースで進めれば、
こいつらは一人前になっていくんだろうかっていうことを本気で考えてますかっていうところを、
僕はお話しさせていただいたんです。
その相談者については、DX化がどうのとかAIがどうのっていう話をしていたんですが、
僕はまずはそこからだっていう話をしたんですよ。
なぜかというと、そういうふうに考えていくこと。
若者は一体どうやったらうちの会社に来てくれるのか、
辞めないで済むのか、そしてきちんと成長することができるのかっていうことを
本気で考えるということは、つまりは若い人たちの目線と考え方っていうのを理解しないと、
少なくとも前に進めないですよね。
理解をしようとするっていうことは、その会社自体が、
例えば教育っていうもののやり方を本気で考えなければいけないという議論に立つわけです。
実践的な解決策
そうすると、みんなの目はどこに向くかっていうと、若者に向くんです。
自分たちがどうのじゃなくて、こいつをどうやったら成長させることができるのかの方向に向くんです。
若者とは未来なんです。
10年後、15年後、20年後、皆さんはもう多分いなくなっているか、
もう体が自由に動かないんだよねっていう状況になっているかもしれませんが、
一方その頃、この会社を支えてくれる骨格になるべき人間っていうのは若者なんです。
その人たちを本気で育てようと頑張るということは、
つまり皆さんの会社を本気で育てているっていうことになるわけですよね。
だからこそ、まず考えるべきは採用と教育なんです。
採用と教育っていうものを本気で考えると、若者に目が行き、
若者に目が向くと、結果として若者のやってることとか考えてることがある程度分かるようになっていき、
それに応じた策を講じることができるようになるって話です。
結果、それに必要なものがデジタルなんであれば、デジタルを採用すればよし。
もしくは、もしもね、それをやるべきことがデジタルじゃないと。
人海戦術なんだというふうに結論付けるのであれば、それでもよしなんです。
DXもAIもデジタルも、基本的にはただのツールでしかないんです。
何かをやろうと思った時に、より便利に加速させる装置でしかないんですよ。
結局は方向性を誤ってしまうと、どんなにお金をかけて導入したからといって、
ベテランの人たちはね、こんなもん俺には関係ないよっていうふうに思ってしまうんですが、
違います。そういうことではなく、若者に目を向けなければ未来がないんだよと。
技術は継承されないんだよと。この会社は終わってしまうんだよということを考えるならば、
まずはそういうふうな意識をつけることが大事。
その意識づけをするのに何が必要だって、まずは採用するためにはどうしたらいいのかを本気で考えます。
教育をしてね、ちゃんと一人前に育てるとしたらどうすればいいかを、
昔からのやり方じゃなくて、その人をしっかり見て、ちゃんと考えるんです。
そういうふうにやると、おのずとデジタルも必要なんじゃないかっていう発想も出てくる場面にあたります。
そんな時にデジタル化を進めてください。DX化を促進してください。
必要ならばAIも活用することもできるかもしれません。もしかしたら必要ないかもしれないんです。
必要ないことを一生懸命やるかやらないか、ツールを導入するかしないかをゴールにしているから、
たぶん見向きもされないようなお金のかけ方をするんですが、違うんです。
まずは時代を見ましょう。時代を見るためにはどうするのか。若者の生態系を知りましょう。
若者の生態系を知ると会社の骨格を育てることになりますので、そこに本気で考えることができる会社というのは、
おのずとデジタルをうまく活用することにもなりますし、それはツールですからね。
プラスドライバーでぐるぐる回せるよりもインパクトドライバーを使った方がいいよねっていうのは、
結局ただのツールでしかないんだが、それを加速させる装置でしかないんです。
そういうふうに考えた時に、まず皆さんが考えるべきことは、DX化を進めるにはどうしたらいいのかじゃないんです。
じゃなくて、未来に進んでいくために、この会社を存続させるために、皆さんの給料を上げるために若者を育てるというその選択をしなければいけません。
その前の採用がうまくいかないのであれば、採用ってどうやってやっていくんだろうか。若者はどこに集まっているのかっていうのを考えましょう。
デジタル化の重要性
で、集まっている場所で一番目立つためにはどうしたらいいのかっていうふうに考えると、結局今の時代としてはやっぱりSNSをやらなきゃいけないよね。
じゃあSNSを見た後、彼らはどうするのか。ホームページを見るよね。
あ、うちホームページないんだよね。じゃあホームページ作るかっていうふうに自ずとその道が決まっていて、その時にホームページってどうやって作るんだろう。
わかんないです。武田さんって言ってくれれば、あ、じゃあここ紹介しますよとか、うちで作りましょうかって話になるんですが、DX化したいんですって言われましても、何のためにっていうところが抜け落ちてしまうと結局はうまくいかないっていう話です。
ちょっとね、長々とお話しさせていただきましたが、改めて結論をお話しいたします。
皆さんが職人の会社さんだと知ってましょうか。もしくはね、ゼネコンさんでもいいです。いずれにせよ、DX化を進めなきゃいけない、AIを活用しなきゃいけないと焦る必要はないです。
まずは若者に目を向けましょう。そのために何をすべきなのか。
全社一丸となってしっかりと採用するためにはどうすべきなのか。そして若者を育てるためにはどうしたらいいのかっていうことをそれぞれのセクションで考えるようにしてください。
どっちか、採用はやっぱりね、職人たには関係ないかもしれないが、教育は関係ありますよね。
だから結局採用と教育に目を向けると全社一丸になるしかないんです。全社一丸となって若者に目を向けると自ずと今の時代が見えてくるんじゃないですかというところから始めましょうというそんな話を今回させていただきました。
ぜひ皆さんもまずは何かのツールに目を向けるんじゃなくて、これチャットGPTっていいんじゃないのっていうふうにツールをゴールにするのではなくて、あくまでやるべきことは会社をちゃんとしっかりと成長させることだと思いますので、そこから目を向けて結果としてデジタル化に移行していきたいと思ったのであればその段階で連絡をもらえればもういろんなアドバイスをさせていただくこともできますので、ぜひぜひそちらの方は考えを間違わないようにしていただければというふうに思います。
はいということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。こうやって建設業界のためになる話を少しでもさせていただきたいと思いますので、ぜひ気になる方はいいねボタンとかコメントなどよろしくお願いします。また次回も見たいなと思うのであればぜひチャンネル登録フォローもよろしくお願いいたします。
はいそれでは本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。それでは全国の建設業の皆様本日もご安全に。