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みなさん、おはようございます。スライドプランの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
建設業の若手教育、現場の効率化を目指して現場ラボというサイトを運営しています。
この番組では建設業界の最新ニュース、施工管理の仕事術、YouTubeの裏話など、
僕の考えや取り組みなどを日々配信しています。
車の運転する空き時間を使ってお送りしていますので、多少の雑音についてはご容赦いただきたいと思います。
本日は2022年3月28日ということで、今日は56回目の放送という形になります。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
週がスタートしましたよねと言うのと、4月1日が多くの会社の年度変わりということなのかな。
なので忙しくしている人たちも多いのではないでしょうか。
僕は個人事業なものですから、そんなに大きな影響はありませんが、
基本的には建設会社さん、会社さんは新入生を迎えたりだとか、新しい体制になったりだとか、人事が変わったりだとかで大変忙しくしていることと思います。
そんな中、僕は4月8日から始まる新人スキルアップ研修に向けていろいろ準備をしています。
本日は参加していただいた法人さんの方と事前ミーティングということで、少し打ち合わせをさせていただいて、
それでいよいよ来週末から始まっていきます、研修に着手していくという形になっていきます。
今回はなかなか前回の試行錯誤を始めてさせていただいて、
試行錯誤をした上で、さらにブラッシュアップして、より学びが強くなる。
学びが強くなるってどういう意味かよく分からないですけど、より一層ちゃんと学べるというか、
飽きさせない仕組みだとか、継続できる力だとか、そういうものをしっかりと植え付けられるように頑張っていきたいなと思っておりますし、
半年間という長いスパンで進んでいきますので、焦らずに学び続けるということって大事だよというようなメッセージを長いスパンでお送りさせていただければなというふうに思っております。
それと同時にいろんな事業を今進めていっておりますが、どこまで利益になるようなというか、
事業を継続するためには利益は必要ですから、ある程度の利益になるような取り組みにしていければなというふうに思っております。
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なおかつ建設業界を盛り上げるという目的で、こっちはスタートはほとんど非営利という形になるんでしょうけども、
少なくともいろんな人たちに役に立つような配信というのはYouTubeを通してみたり、こういう音声配信を通してみたり、
あとは取り組み、いろんなものをちゃんと体系化したものを皆さんにお届けできるような取り組みを進めていきたいなというふうに、
改めて年度変わりというか、僕の方は何度も言いますが関係ないんですけど、
でもそういう季節ではありますので、出会いと別れのシーズンというふうに言われるその真っ只中におりますので、
改めまして気を引き締めていきたいなというふうに感じた次第でございます。
はい、ということで本日もスタートさせていただきたいと思います。それでは進めていきましょう。
武田の作業日報
はい、ということでここからは武田の話を聞いてくださいということで進めていきましょうか。
今回のテーマにつきましては何かというと、
世界は誰かの仕事でできているっていう話になります。
どこかで聞いたことありますか?コーヒーボスカーなんかのCMのフレーズだと思うんですけど、
僕このフレーズ非常に好きなんですよ。
世の中にあることっていうのは、
全て誰かが仕事をしてくれた結果として僕らがそれを利用できるよねっていう食べ物もそうですし、
道路もそうですし、車もそうですし、
何もかもですね何気なく書いてあるボールペンとか鉛筆だって誰かの仕事によって成り立ってますよねと。
誰かの仕事によって成り立っている上で僕らはね仕事をさらにしていって誰かの役に立っていくみたいな。
そういう循環によって世の中というのは出来上がってますよという話なんです。
だから一人一人がね誰かのために誰かのためにという風にやっていくことって重要だよねっていう風に思うわけですよ。
でちょっと話変わりますが最近ね僕ツイッターでちょこちょこと配信をさせていただいておるわけですが、
1日に1つテーマを決めてそれに対して同じような内容のツイートを3回4回していくみたいな感じの発信をするっていうのが
まずはいいんじゃないかなと思って試験的にやっているわけですが、
今日のテーマにつきましてはまさにこれで大きな仕事というのは小さな仕事でできてるんですよというのが今回のテーマなんですよ。
そのテーマの大元になっているのが建設業になるんですが建設業界ってね基本相手がめちゃくちゃ大きいんです。
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大きいというのは建物を建てるとかね道路を作るとかトンネルを作るとかっていう風に基本的にもう一人の人間ではできない。
到底そこにたどり着くことはできないよねっていうものをものすごいたくさんの人数が寄ってたかって一つの仕事を組み上げていくっていうことになるんです。
よく新人さんだとかこれから入社したい人っていう人たちに建設業界の魅力って何ですかというか、
なんでこの建設業界に入ろうとしたんですかっていうところを聞くと大きな仕事をしてみたかったとかねそういうような話がよく返ってくるんですが、
僕はねこれをあまり良しとしてないんですよっていうのはギャップが生まれてしまうっていうふうに思ってるんです。
多くの建設業界からの発信活動って建設業界ってすげー仕事してるんだよっていうふうな印象を与える感じの作りになっていることが多いというふうに思ってるんですが、
確かにねそうなんです。建設業界の仕事っていうのは相手がめっちゃくちゃ大きくてすごいやりがいがあるよねっていうふうに思われがちなんですけども、
よく考えてください。というか入ってきている人たちはみんなもう気づいていると思うんですけど、建設業界にいる人たちがやってる仕事ってねちっちゃいんですよ。
所詮人間がやることなんていうのは知れていて、結局一日何してたのって言ったらずっと現場の片付けしてましたとか、コピーを取って資料を作ってみたいなことをやってみたりとか、コーヒー買ってきてお客さんに出すためのものにしてみたりとか、そういうものすごくちっちゃいことをやってるんです。
大きな仕事をやるっていうもの、相手がね結局でかいから大きいものだから結局は一人でなんてできなくて、小さな人間たちの小さな仕事を寄せ集めて結果として大きなものが完成されているだけの話なので、
ものすごく大きい仕事を俺やってるぜって実感ができるような業務なんてものは多分ないんですよ。
ないんだけど、その大きな仕事の中の一部を自分がやるっていうことに対して、この建物は俺が建てたんだって言えちゃうっていうのが建設業界の魅力なんじゃないかなって僕は思ってます。
よく職人さんとかと喋ったりすると、運転してたりとかしてね、この建物は俺が建てたんだって言うんですよ。
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鉄筋屋さんと話をしていて、あの建物あれだろ、あれ俺が建てたんだけどさって言うんですよ。
片桶屋さんとかにもあれ俺やったんだけどさって言うんですよ。
俺やったんだけどさ、あたかも自分が全部やりましたみたいな感じに表現されているんですが、いやいやいや、鉄筋だけでしょって思ったりするわけです。
いやいや、壁紙貼っただけでしょって思ったりするんです。
だけど彼らは建物全部をカバーはしてはいないが、少なくとも彼らの力がないと建物がすべて完成するっていうことにはならないよねっていうのが一つ。
そして仮に誰か一人の人間が絶大だったとしても、その建物を建てることっていうのは到底できないよねっていうのが一つ。
つまり誰の建物でもないといえば誰の建物でもないし、全員関わった人、ほんのちょっとでも関わった人だったとしても、それはあなたのやった建物だよねと大手を振って言ってもいいんじゃないのって思う節もあったり。
この二つの考え方によって、良くも悪くも捉えることができるんですよ。
前者の考え方、一つの建物を全部自分でやらない限り自分の建物とは言えないっていう感覚なのであれば、新人さんの言っている建設業に入った理由は大きな仕事をしてみたいからなんだっていうのはまずは成り立つんですよ。
大きな仕事で自分がこの建物を全部建てたんだと言えるのであれば、それはそれで素晴らしいことではありますがそれは無理だよねと。
多分規模が小さくなっちゃいますよね。
でもめちゃくちゃ大きな建物を建てることは結局人間の手がやっているのであって、多くの人間が一人一人自分の役割というものをしっかり全うすることによってその建物っていうのが出来上がったわけですよ。
ということはどんなにちょっとしたことをやったとしても、それ俺がやったんだよねと言っていいんじゃないかなって思うんです。
ということは、その建物をね、例えば建物でもいいや道路でもいいやトンネルでもなんでもいいんだけど、その建物に少しでも携わった人間全員が俺の建物だというふうに誇りを持って言うことのできる業界、これが建設業界の素晴らしいところなのではないかというふうに思うんです。
だからね、今回のツイートの内容につきましては、建物、この巨大な建物を建てるために俺は今コピーを取ってますみたいなね、それも全然ありなんですよ。
巨大なトンネルを掘るためにコーヒー買ってきますみたいなね、それもOKなんです。
何を言ってもよくて、その建物に対して少しでもプロジェクトとして関わるのであれば、それはね、あなたが建てた建物だということで言っていいんですよ。
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そういうふうに、誇りを持って自分がね、自分の役割をちゃんと全うしたんだというところにフォーカスできるということが重要なのであって、
1から10まで全部やらないと建物を建てたことにならんよっていうのは話が違ってきます。
ただ勘違いしてはいけないのは、一人で全部建てることなんてそもそも無理。だからチームワークが大事なんだよっていうところに意識をしなければいけなくて、
チームワークを組んで大きな建物を建てる以上は、自分のやってることなんて小さいんだよということも分かってなければいけない。
じゃないと、やってみた時にあれ?なんかもっと派手な職業だと思ってたんだけど、全然思ってたのと違うなということになりかねないんですよ。
ここがね、建設業界の魅力発信の難しいところだなっていうふうに僕は思ってるんですけども、
あたかも自分が全部やるんだみたいなね、こんなバカデカい建物を作るためのすごいやりがいのある仕事なんだぞっていうふうにアピールしすぎると、
あれ?結局コピー取っただけで今日終わっちゃったぞ?なんだこの仕事?ということになりかねない。
そこに無駄なギャップを作ってしまって、結局面白くない仕事だというふうに思われてしまう可能性があるんで、
僕はね、あんまり課題評価というか誇張表現みたいなものをすることによって、むしろ若者が離れてしまっていく原因になる可能性があるよなというふうに思ってます。
だから、もっと見せ方というのはたくさんあるはずなんですよ。
少なくとも関わった人間全てがその建物を建てた。全てがそのトンネルを掘ったと言っていいんですから。
だから一つ一つの仕事はすごく重要なんだよというところにフォーカスをして発信活動みたいな魅力発信みたいなのをすると、そのギャップみたいなものが生まれづらいんじゃないかなというふうに思ったりしております。
だから、いろんな意味を含めて世界は誰かの仕事でできているというこの言葉っていうのは意外と重みがあって、好きな言葉なんですよねというお話になるわけです。
なんとなく言いたいこと伝わったかな。ちょっと整理されてない言葉をぶつけてしまって申し訳ないんですけども、
そのぐらい結構この考え方、建設業界と関わる人間全てが俺の建物と言っていいんだよっていう。
その権利をみんな持ってるから一つの建物を俺の建物だと言っている人間が数百人数千人存在するってすごいことじゃないですか。
僕はそれでいいんじゃないかなと思います。そうやって誇りある街並みが出来上がって、自分が携わったそういうインフラとかがどんどん生まれていくことによって
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お父さんはなっていうふうに自分の子供に言えるように、お母さんはなっていうふうに自分の子供に言えるように、そういうような業界になっていくのが僕は良い道なのではないかというふうに考える次第でございます。
はい、ということで今回はこの辺でお話を終わりたいなというふうに思いますが、建設業界は非常に素晴らしい仕事でございます。
そこにぜひこの魅力を築いてほしいですが、あまりお花畑のようなことを想像して入ってこられるとギャップが生まれてしまう可能性がありますので
そこだけは注意しなきゃいけないなというふうに思いますが、いずれにせよ魅力ある建物、魅力ある仕事なんだという情報発信は
これからも続けていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
はい、ということで週の始まりになりますが、皆さんこれからまた1週間そして年度変わりのシーズンになりますので忙しいと思いますが
怪我のないようにしっかり仕事をしていただきたいなというふうに思います。
それでは全国の建設業の皆さん、本日もご安全に。