1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
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2023-02-18 16:25

#368 ◇仕事も教育も。ゴール設定が大切!【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側

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はい、みなさんこんにちは。ライズプランTAKEDAと申します。
本日は、2022年2月18日、土曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界に、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日も始めていきますが、今日はね、週末ということになりますが、
現場自体はね、動いているところもあると思います。
まあ、年度末完成だと、結構ハンボギーなところもあると思いますので、
事故には十分気をつけていただければなというふうに思っております。
昨日はですね、現場ラボの方の研修事業として、若手学び直し研修ということで、
3年生から5年生の対象の研修を行わせていただいておりますが、
昨日が最終日だったということになります。
総合仮設計画図の書き方だとか、その辺の基本的な考え方みたいなね、
そのようなレクチャーが前半戦でありまして、
後半戦は、この研修どうでしたかっていうところと、
最後、僕の方でありがたいお話をさせていただいたというところなんですよ。
その感想をいろいろお聞きした中で、僕が聞いたのは大きく2つなんです。
感想をいただきたかったのは、
1つは、研修のスタイル自体が、研修で長々とこういうもんだよ、こういうもんだよっていうのを、
ガンガンガンガン僕が喋っていくという研修スタイルっていうのは、
あんまり好きじゃないんですよ。眠くなるし。
ただただ受け身になる研修って、僕はあんまり意味がないと思ってるんですね。
そうではなくて、動画に基本的なことを全部詰め込むと。
動画を見てくれれば、研修を受けたことになるわけですよ。
その中でもね、わからないところとか、疑問点、質問みたいなものがあるはずなんです。
それを研修に持ってきていただいて、
研修ではその疑問だとかを中心にして、研修を繰り広げると。
疑問のレベルが上がれば当然、研修のレベルも上がりますし、
疑問のレベルが下がれば、初心者向けになっていきますし、
基本疑問のレベルに応じて、研修のレベル自体が上がり下がりするので、
何年生でも言ってしまえば対応可能ということになるんですよ。
そういうふうな研修スタイル、どうですか?っていうのが一つ目の質問でした。
二つ目の質問は、全体を通して感じたことだとか、
思ったことがあれば言っていただきたいということで、
二つの質問を投げかけました。
そうするとですね、すべての、きれいにすべての、
まあ、そんなタグもあるのかもしれませんが、
きれいにすべての人たちがこの研修スタイルはすごいという話をさせていただきまして、
よかったなというふうに思いました。
動画で事前に学ぶから眠くならないんですよねとか、
集中がある程度続くんですよねっていう、
セッションを基本的に話をしながら進めていくというのをベースにしていますので、
やっぱり楽しいなというふうに感じてくれる人は多くいるらしいんですよ。
その中でもその人たちのレベルが、質問でレベルが上がり下がりするので、
1年生と5年生だとか、そういうレベルのあまりに違うところをごちゃっとまとめてしまうと、
1年生の方が置いてきぼりになってしまうということが、
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ちょっと以前の研修での反省点もありましたので、
そのレベルをある程度区切った中で進めていくのが必要かなというふうに感じたというところになります。
いろいろと考えていくと、この研修スタイルが良いのかなというふうに僕は行き着いたので、
このまま進めていきたいとは思っているんですけども、
今後もやっていきたいと思いますが、また気になる方がいらっしゃれば、
まずは4月と6月に開催します、新人スキルアップ練習、
どちらを選んでも構いませんというようなスタート時期を、
研修を会社でやっている方は6月に選べばいいでしょうし、
会社であまりやってないんですっていうのであれば、
4月スタートがいいかなというふうに思っておりますので、
ぜひ検討していただきたいというふうに思います。
またですね、その前段で今、残り2週間になりましたが、
2週間後には、3月の2日からAにてBにてあるんですけども、
新人実践力アップ研修ということで、長期工程表、全体工程表とか月間工程表の書き方、
書く手順だとかそういうものの考え方みたいなところを話しするという研修、
あとは図面のチェック方法、鉄骨図差し図のチェック方法を教えていくというような、
そういう研修もピンポイントで行っておりますので、
その辺もよろしければ受けていただきたいなというふうに思いますので、
ご検討の方よろしくお願いいたします。
はい、ということでいろいろ話をした中で、最後の最後にですね、
今の建設業界というか皆さんが置かれている現状というのはレベルが高いんだと、
だから大変な業務なんです。
だけど大丈夫、皆さんの時代はテクノロジーが進化してきているので、
それを取り入れることができれば、ちゃんと今まで通りの仕事量でもっともっと楽に仕事ができるようになりますが、
努力と根性でやり続けるというのはもう時代が変わってきてしまってますよというところをね、
少しお話しさせていただいたんですが、そういう意味でも少し響いていただきたいなと思ったんですけども、
なんか一人泣いている方がいらっしゃいましたね。
こっちもなんか吊られて泣きそうになりましたけど、
11回の研修でね、長々とロングスパンでやらせていただいたので、
少しだけ上下を映っていただいたということでありがたく思いましたというところでございます。
はい、ということで本日も元気よく進めていきましょう。
続きましては、3月2日開校の主任実践ルークアップ研修に向けて、
また準備を進めていきたいというふうに思っております。
はい、それでは本日も進めていきましょう。準備はよろしいでしょうか。
それでは本日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライズブラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで今回の本題ですが、
今日の本題は仕事も教育もゴール設定が何よりも大切ですよというようなお話をさせていただきたいというふうに思いますので、
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最後までお聞きいただければと思います。
この番組では建設業界の様々な話や部下育成の話、働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなど、
車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいておりますので、
多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいというふうに思います。
はい、ということで、教育も仕事もゴール設定が大事ということになるんですが、
ゴールを設定するのとしないのとで、教育の成果もそして仕事の成果も全然変わってくるんですよ。
このゴール設定をちゃんと皆さん知っているでしょうかというところをお聞きしたいなというふうに思ったりしております。
ちょっとね、コーヒーを飲みながら行きます。
セイコーマートのグランディアということで、美味しいんですよ。
このホットカフェラテがめちゃくちゃ美味しいんですっていうので、別に案件ではないです。
はい、進めていきましょう。
まずは皆さんに質問させてください。
今から皆さん100メートル思いっきり全力で走ってくださいと言われると走れるでしょうか?
僕はですね、100メートルぐらいなら何とか走れるかなというような感じはしております。
でも41歳だしなぁ、もうだいぶ疲れてくるかもしれない。
50メートルぐらいだったら、100メートルぐらいだったらね、向こうのゴールがちゃんと見えてますし、しっかり走ることができると思うんです。
じゃあ一方、今から全力で走ってください。
ただし、どのぐらい走るのか分かりません。
もしかしたら5キロ先かもしれない。もしかしたらすぐ終わるかもしれない。
分からないですが、とりあえず全力で走ってくれと言われたら皆さん走れるでしょうか?
真っ暗闇の中で、どこがゴールなのかもどっちに進むのかも分からない状況で、とにかくいいから全力で走れと言われた。
皆さん走れますか?
僕はですね、絶対に走れません。
だってペース配分できないもんっていう話になるんですけど、
単純にこういうふうに考えていただけると、少しゴールの、ゴール設定の大切さというのが分かっていただけるんじゃないかなというふうに思うんです。
まず仕事から考えてみると、今僕は何のためにこのコピーをしているのかとかね。
分かりますかね。
なぜ俺は今現場の掃除をしなければいけないんだっていうところね。
これが何でなのかが分かっていない状態。
これがいわゆるゴール設定がなされていない状態なんですよ。
僕は今何のために仕事をしているのかというとね、施工管理でいうと一つの建物を建てることに向かっていっているのは分かると。
道路を作ることなんだということがゴールなのは分かるが、
でも一方自分がやっていることがあまりにかけ離れてますね。
建物を建てるから掃除をしているってよく分からないじゃないですか。
この因果関係が分からないっていうのは、つまりはゴールがよく見えてないということになるんですよ。
この掃除をすることにより、例えばね、次職人さんが入ってくるその場で、職人さんがスムーズに仕事をするためにはこれが邪魔くさいんだというところから、
そのゴミを避けなければいけないというような意味合いがあって、
ゴール設定は職人さんがスムーズに気持ちよく仕事をしてもらうことに対して、自分は今掃除をしているということなんであれば、
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ゴール設定が明確に見えていることになるんですよ。
ゴールさえ見えていれば意味が分かるんで、その意味が分かると掃除の仕方も、
あ、だとしたら職人さんが動くところから順番にとかね、物の搬入する下から順番にやらなきゃいけないなとかっていう風な工夫が生まれてきます。
もしもゴール設定なしに、いいからお前ここ掃除しとけって言われると、
ものすごい文句たるで、なんで俺がこんなことやらなきゃいけないんだよと思いながらも、わけわかんない掃除をするんですよ。
だって趣旨が分かってないですからね。
だから掃除をしろと言われた範囲を、ただひたすらに掃除をするんですが、先輩が来てこう言うんです。
なんでそんなとこから始めてるんだ、お前職人が動くんだからあっちからやるに決まってるだろうみたいな。
なんだこいつってことになるんです。
結局ね、仕事をする側も、そして仕事をしてもらう側も、どっちも不満が溜まってしまうというのが、このゴール設定をしないという状況なんです。
まず仕事で考えただけでも、とりあえずゴールが設定されてないのに、全力を出すこともできなければ工夫することもできないよねと。
自分で考えて行動するなんてことは絶対にできなくなるんだよということをまずは理解してください。
だから仕事をする時には必ずゴールがあって、ここにめがけて、ここに何日後に行くためにこういうペースで、そしてこういう順番でやっていくべきだよなというのを自分の頭で考えて進むということが一番全力の出しやすい状況なんだよと。
5年後までにこれ完成させるって言われても、なんとなくダラダラしちゃうじゃないですか。
だからゴールをしっかりと設定するということはすごく大事なことなんだよというのを理解してください。
じゃあ教育というふうに考えてみましょう。
後輩に対して皆さん作業を教えるということはよくやるんです。
作業を教えて、このやり方はこうなんだ、こうなんだ、こうなんだということをしっかり教えて、さあやれってやるんですよ。
だけど肝心のゴール設定ができてないことっていうのがすごくよくある話なんです。
例えば施工図を書くという場面があったとしましょう。
書き方というものはまずはこの図面、こっちの設計図を見て、ここのこれを見て、これをまずこっちに全部移していく。
移していって、その大きさだとかをチェックして移した後に通り芯に沿って伏線を引いていって、
こういうふうにボタンを押していけばこういう形で出来上がるから、これをまずは繰り返しろ。
繰り返すと。で、終わったら一回報告しろというふうな話をするんです。
で、それ通りにやっていくと、いやいやそうじゃなくてさということがちょこちょこと出てくるんですよ。
これが教育の失敗です。
作業を教えることはしているが、ゴール設定ができていないがためにそこに頭が乗っかってないってことなんですよ。
要するに最終的に何をしたいのかっていう、何を俺はやってるのかというのが分からない状態で、
作業だけをひたすら教えるっていうことは作業はできるようになるんです。
ボタンを押せばこれが出るっていう理屈だけが分かるから。
だけどゴールが分かってないから、何のためにこれをやってるのか分からないが、
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やれと言われたことだけやっているという状態になってしまうので、結局自分で考えるではなく、
はいすいません終わりました、次何やったらいいですかの繰り返しになるんで、
延々、指示がないと動けない人間が完成するって話です。
とりあえずお前ここ片付けとけとかね、とりあえず写真撮ってこいとかね、
これを見て写真を撮ってこいみたいなね、そういう指示の出し方をしてないでしょうか。
これが完全に作業なんです。問題はその写真を撮る意味合いが何なのかっていうことを
教えるのをすっぽりと抜け落としてしまうとですね、
写真を撮る、ちなみにこの血筋の写真を撮ってこいと言われた時に、
こういう風なアングルで撮れとか、こういう風に掃除をしろとか、
そういう風な見やすく撮れ、は分かるんです。
それはあくまで作業の話です。
だけど本当の仕事というかね、本当のゴール設定をするのであれば、
この写真というのはコンクリートで埋まってしまう鉄筋が本当にちゃんと組んであったのかどうかの証拠として
接種に提出するものなんだ。
後で何か問題が起きた時に自分たちがこれをちゃんとやってましたからねっていうことを
ちゃんと知らしめなければいけないということは、
うちがちゃんと綺麗な仕事をやってたんだという風にアピールするためのものでもある。
だから鉄筋の写真を撮らなければいけないという風にゴールを設定した上で、
じゃあ鉄筋の写真を撮ってきてほしい。
ちなみにやり方としてはっていう風に続きまして、
それを満たすための作業の手順というものを教えるっていう順番をしっかりとやらないと、
俺は一体何のためにこんなことをやらされてるんだろうかっていうことになってしまうか、
もしくはやれと言われたことだからやってますっていう。
なんでこうなってんだよ、だってやれって言われたんだよみたいなことになるんですよ。
頭がついてこないからね。
結局彼が、彼がというかその後輩が、
自分で考える方法を学ぶことができずに、
言われたことをやるという能力だけが育っていき、
結局シジマチ君になってしまうということなんです。
はい、ということで仕事に関しても教育に関しても、
結局はゴールを設定しないと、自分の中でもゴールを設定する。
教育側なんで、教える側なんであれば、
ゴールをしっかり見据えた上で今のやるべきことを教えていく。
新人のうちはその見据える未来はできるだけ短く。
超ロングスパンでこの建物を完成させるんだぞっていうところはいいんです。
それを見せたとしてもピンとこないですから。
だから新人のうちは短い未来。
これをこういうふうにやると会議をスタートさせるために必要なものを用意するんだ。
だからボールペンを用意させるしろみたいなことなんです。
これを短い未来って言うんですけど、それを少しずつ少しずつ年齢を追うごとに、
その人の能力値が上がるごとにそのスパンを広げていって、
見せる未来をどこに見据えるのかっていうのはね、
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教育の中で考えなきゃいけないんですが、
いずれにせよゴールを設定して、それをめがけて今進んでるんだぞというふうにやらないと、
自分も、そして教育される側、教えられる側も、
全力を出すことなんてできないんですよということを理解していただきたいなというふうに思います。
改めて言いますが、ゴールを設定しないと人間は成長しません。
それは自分だけでなくて、教える、もしも後輩だとか新人がいるんであれば、
そういう人にもどうせ言ったってわからないだろうじゃなく、
ゴールというのはわかるまで説明して、手順は多少間違ったって別にいいんです。
だけどゴールがわかっていれば、自分で修正することだって可能になってきますね。
工夫点を見出す、いわゆる成長する、そういうふうなフェーズになるためには、
結局はゴール設定をしてから戻ってくるというようなことを
しっかりとやっていただきたいなというのが今回のお話でございました。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
YouTubeと音声配信につきましてはここまでとさせていただきたいと思います。
ここからは現場ラボアカデミーの限定配信で進めていきますのでよろしくお願いします。
ということで最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
はい、ということでここからは現場ラボアカデミー限定で配信していきたい…
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