1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 番外編第8回 まさかの予想的中..
2021-05-31 49:09

番外編第8回 まさかの予想的中!?「ラジオ一周年、日本翻訳大賞の結果」

spotify

今回は番外編ということで作品紹介のない回になっております! 

2021年6月でラジオが一周年を迎えること、

 5月に発表があった日本翻訳大賞の結果について、

 そして本とどうやって出会っていくかを語っています!

 ぜひお聴きください! 

【番組へのリクエストや感想はこちらから!】 

https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 

【番組内で紹介したトピック】 

■日本翻訳大賞 公式HP

 https://besttranslationaward.wordpress.com/

 ■日本翻訳大賞 第七回日本翻訳大賞 結果発表及び選評のstandfm

 https://stand.fm/episodes/60a3be2035f979326f96be0f 

【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

【SNSでご投稿ください】

番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!

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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:04
どうもみなさん、こんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。
この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私、小説が好きの飼いのダイチと、
質疑をめぐるカフェのミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないで、お互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
お互いの紹介に関しては、2021年、最初の回で話しているので、そちらを聞きください。
今回は休憩会ということで、作品紹介はございません。
で、本日の番外編のテーマなんですけれども、第7回、日本翻訳大賞の結果について話したいと思っております。
が、その前にですね、実は6月で我々のラジオが一周年を迎えます。
なので、そのことについて、まずちょっと話してみたいと思ってます。
これもですね、本当に聞いてくれているリスナーの皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
なんかあっという間のような長いような1年だったんですけども、実はですね、これ38作品紹介してきたんですよね。
そうですね。38か。
2つに分けて紹介しているのもあるからあれなんですけど、結構多い。
多いですね、やっぱり。
そうですね。カウントしてみるとこんなにたくさんあったんだって、ちょっと驚きましたね。
本当にですね、ちょっといろんな人に聞いてもらっているんだなと思ってまして。
再生回数なんですけど、4月の末段階、総再生回数が1万回を突破しました。
ありがとうございます。ちょっとびっくりしましたね。
切れない筋になりましたね。
ちょうど一周年ぐらいで突破するかなと思ったら、ちょっと予想よりも1ヶ月早かったなと思っていて、11ヶ月で1万回を達成できましたね。
ありがとうございます。
で、現段階、5月23日に撮っているんですけど、今で1万1500回ぐらいされてますね。
週に平均300から400、今再生されているのかな、という状況になってきています。
すごいいろんな方に聞いていただいているんだなと思っていて、すごく感謝します。
最新話だけじゃなくて、過去の番組も聞かれてもらってありがたいですよね。
ちょっとその再生回数、細かくはちょっと見れてないんですけど、ざっくりと週に200から300ぐらいの間で、その週に配信していない他のエピソードが結構聞かれていて、
まあ多いのは、前週前々週に配信した回が多いんですけど、でもよくよく見ると、いまだに3体を再生されたとか、
意外なもの、あ、結構この回急に再生されてるとかいろいろあって、最近聞いてくれた人が遡って聞いてくれてるんだなと思っております。ありがとうございます。
3体と、そうですよね、村上春樹の1人称単数がずっと伸びてる。
03:06
アコーディオン弾きの息子を、これの前の前だから、全然週に配信しているんですけど、この時が初めて初日でアコーディオン弾きの息子のエピソードが再生回数100を突破しまして、1日で。
これはかなり衝撃が自分の中ではありましたね。
僕もありますね、確かに。
24時間って見たスパンなんですけど、深夜12時超えた段階から98とかになってて、これ行くのかな?でももう日付変わったし、毎朝4時に配信してるんで、あと7時間って聞く人いないよな、結構長いしって思ってたら、
156ぐらいまで行ってて、あのアンカーでシステム使ってるんですけど、そのシステムによると初日100突破してるということでしたね。
いやーちょっとびっくりしました。
50分ぐらいの長さなんで、ちょっと濃厚だったからね。
そうですよね、それを初日で聞いていただけているって。
ちょっとびっくりしましたね。
大体ちょっと前というか、今年入ったぐらいって配信したエピソードが1週間で100行けばいいかなみたいな。
なんかそれが結構、ここ最近はもう1週間で100は、それすぐ行くようになってきて、ちょっとびっくりしますね。
今年入ってから結構伸びてきていて、また3月、5月とちょっとずつ伸びているっていうのが数字的には出てるんで、2ヶ月間隔で結構来てるなって思いますね。
原因がよくわからないですけど、でもたくさんの人に聞いてもらってるな、自分たちが思っているよりもたくさんの人に聞いてもらってるなと思ってます。
なんかもうちょっと小じゅんまりな感じかと思って。
そうですね。
ちょっとびっくりしましたね。この勢いでちょっと頑張って、難しいけどコテンラジオに。
まあ無理だなあけど。
いやあ、無理ですね。
まあ、ポッドキャスト頑張っていきたいなと思ってます。
そうですね、でも聞いてて面白いなって思うのは、なんか続けていきたいですよね。
うん。
なんか目標は。
そうですね。本当はよく聞いてくれてる方々から、インスタグラムとかツイッターとかで投稿してもらっていて、聞いたよとかも含めて聞きましたとか、聞いて知った本読みましたとか、本の感想ツイートとか、インスタグラムの投稿とか拝見しておりますが、本当に嬉しく思ってます。
告知したいことがありまして、メッセージリクエストなんですけど、これ随時募集しておりますっていうのは、以前から一応ちょろちょろ言ってきたんですけども、ホームを作りました。今回。
1周年を記念してってわけじゃないんですけど。
06:00
ホームを作ったので、こちらからいつでもご応募いただければなと思います。
これグーグルホームになってるんで、番組概要欄とかツイッターとか、インスタグラムだと貼り付けが難しいかもしれないんですけど、そちらからいつでも私たちに聞きたいこととか、こういうリクエストありますとか、応援メッセージとかなんでもいいので、送っていただければなと思います。
これある程度数が集まったら紹介する回を不定期に差し込んでいこうと思っているので、もうガンガンいただければなと思います。
番外編というよりはお答えする回を別で作ろうかなと思っているので、ぜひジャンジャン送っていただければなと思います。
お待ちしてます。
これは一周年企画でございます。以前からリスナー投票を送って課題本を選んで課題本読書会をやるとお話をしてたんですけれども、その投票期間が終わり、先ほど三重さんと話して課題本を決定いたしました。
こちらですね、ちょっと発表したいと思います。
こういう時なんか音楽欲しいですね。
そうですね。後で編集で付けちゃうか。
ちょっと難しそうですよね。
ちょっと検討してみますが。
じゃあちょっと発表します。課題本はですね、キムチョヨプさんの私たちが光のエハースで進めないならに決定いたしました。
韓国SFでございます。文学ラジオだけどSFでやります。
これすごい名作でした。短編集なので視覚的読みやすいかなと思うのと、SFなんですけど、本当にSF以外のところですね、結構人間ドラマというか、そういったところがすごく感情にグサッと刺さってくるようなことが書かれているので、SFを普段読まれていない人とかもすごく楽しめるんじゃないかなって、私たちが光の速さで進めないならを決定しました。
そうですね。たぶん読んだ人によってだいぶ感じる感覚が違うと思うので、いろんな人と話せたらめちゃくちゃ面白いと思うので、これでちょっといきたいと思います。
ちょっと自分も感動して泣いちゃった。
ぜひ皆さんと話したいなと思うので、よろしくお願いします。
7月3日を予定しておりまして、8時ですね。土曜日の8時を予定しています。
1ヶ月近くかあると思うので、ぜひ読んでいただけたらなと思います。
で、ちょっと時点というか、結構評も集まってたなっていうのが、ジョン・ウィリアムズのストナーですね。
これもちょっとできれば夏、8月か9月ぐらいにちょっと読書会できたらなと思ってます。
ストナーもね、いろんな人と話すとすごい深みが増す作品なので、これはもう本当純文学で、文学ラジオっぽいど真ん中な本なんで、みんなと話せたら確かにいいなと思うので、これもちょっとやってみたいなと思ってます。
うん、そうですね。本当ストナー、ちょっとなんか語りたくなるような小説ですし。
あと結構候補だったのが、実はですね、票的には一番集まってたのはウチナルマチから来た話ですね。
09:01
ショーンタウン。でもこれちょっと絵本かつ大きいし高いし、買う人と結構大変だなと思ったので、借りたりする人もいるかもしれないですけど読書会やるっていう時に。
ちょっと避けました。ちょっとやってみたい気持ちはあるんですけど、とりあえず1回置いとこうということになりました。
あと多かったのは、クララとお日様とか、中国アメリカなどSF。1984年に生まれて失われたいくつかのものの目録、あとすべての見えない光あたりがですね、票が入ってましたね。
結構最初のほう、本当みんなの票がすごいばらけていて、全然かぶらなかったんですよね。どうやって決めようって思いましたし。
で、もう昔の作品から、第1回目のギリシャ語の時間から、一番新しいやつだと、ウチナルテキスカのものの目録が一番新しいのかな。アコーディオンが入ってないからね。
マーダーボットが一番新しいやつで入ったりしてますね。なので、みんないろいろ話したい作品が多いと思うんですけど、
今回はですね、みんなで私たちが光の速さで進めないならを読んでみたいなと思っておりますので、ぜひご参加いただければなと思います。
じゃあ今日はですね、まずもうちょっとこの1年やってみてどうだったって話をした後に、日本翻訳大賞の話をさせていただき、最後ちょっとですね、本との出会い方についてちょっと話してみたいなと思ってます。
そんな番外編でございます。じゃあちょっとこの流れでまず、みえさんと私が1年間ラジオやってきてどう思ったか。
ちょっと振り返ってみましょうか。
大地さん同等でしたか?
そうですね。なんかそんなに1年経ったのかなみたいな感じの思いもあるんですけど。
それめっちゃ思いますね。
でも振り返ってみるとめちゃくちゃ作品紹介してるんで、確かに1年になってきたなみたいな。
最初の半年ぐらいは結構、今まで読んできた作品の中から、みえさんと話してこれでいこうみたいな感じだったんですけど、
あとの3ヶ月ぐらい、特に今年入ってからは、ほぼ読んでないやつを読んで、ラジオのために読んで紹介するみたいなサイクルになってきてて、
ちょっとね、きついなって思う瞬間もあるんですけど、でも全体的にはめちゃくちゃ楽しいですね。
やっぱりラジオで紹介するってならなかったら読まなかっただろうなみたいな本が非常に多いので、
例えば、この後日本翻訳大賞のことにも触れるんですけど、日本翻訳大賞候補だった作品だとか、
クララとお日様も多分紹介しなかったらもうちょっと後回しにしてた気がするんだよな。
ああ、ね。そうですよね。
とかありまして、読書のサイクルっていうのは個人的にはいい感じに作れてるんで、ありがたく思ってます。
12:02
1年やってみて、もともと読書会を主催してた人間なんですけど、読書会を全然今やってなくて、
活動で言ったらラジオだけになってきてるんで。
完全にラジオの人になってるんですよ。
ポッドキャスターになりたいなってちょっと面白いなと思ってますね。
アウトプットするっていう練習にはすごいなってるんで、私はラジオやっててためになってます。
あとあれですね、やっぱり反応してくれる人がたくさんいるから最近すごく嬉しいですね。
孤独な作業なんで。
あ、孤独ではないんだけど、皆さんいるから孤独じゃないんだけど。
編集の男とか孤独でいいっすよね。
編集やってるときにちょっとどこまでこだわるかみたいなのがいつも迷うところで、
完成度ね、時間ないとちょっと荒くなっちゃうときも実はありまして、
まあでもそれでも頑張ろうみたいな瞬間を頑張ろうと思えるときは聞いてくれる人いるなっていうのがちょっとあるんで、
皆さんに支えられてやってます、本当に。
だから助かってますってところですかね。
みなさんどうですか?
やっぱり大地さんが言っていたのとほとんど同じようなことを僕も思っていて、
あとはラジオで紹介する本っていうのが今のところハズレが一冊もないっていうのがすごいなって思っていて、
大地さんと事前に何紹介するか決めて、読んでこれはちょっとあんまり良くなかったなって一回もないんですよね。
全部読んだら何かこの本すごいなって思うところがやっぱりあって、
やっぱ海外文学にちょっと重きを置いてるところはあるんですけど、
やっぱ海外文学ってすごいんだなっていうのは感じましたね、すごく。
ちょっとたまに不安になるんですよね。
最近2人とも読んでない本を読んで紹介するみたいなことが本当に多いんで、
どっちも知らないからね、外す可能性。
そうなんですよね。
本当中国、アメリカ、ラスエステとかちょっと読む前から決めてたんですけど紹介するって、
ちょっと大丈夫かなって若干思ったりもしつつ、
でもね、やっぱ柴田さんとか役なんでやっぱ面白いんだろうなって、
柴田さんやっぱすごく面白かったんで。
確かに。
そういったところで、何でしょうね、
翻訳者とか出版社とかそういったところの何を日本で出版するのかという、
目利きというか、そういうのがやっぱすごいのかなと思ったりしますね。
この後の翻訳大賞の話もそういうところを触れていくと思うんですけども、
このラジオでよく、どうやって本毎回選んでるんですか?とか聞かれることがあって、
その時には明確な答えっていうのは本当なくて、
大地さんといろいろ話したり、
最近の出版のニュースというか新刊で出たものとかをいろいろ見て決めてるんですけども、
自分たちの目利きというよりかは、
やっぱ翻訳してる人たちの目利きのすごさっていうのは、
これを本当にもうだんだん感じるようになってきましたね。
15:03
でも、ほんと約一冊ペース、途中で番外編も入るんであれですけど、
まだまだ紹介できていない分野の海外文学っていっぱいあるんですよね。
そうね。
そういったとこでは終わりが全然見えてこないっていうのはありますよね。
つんどくもフェル一方だし。
そうですよね。
だから読む量増えた時につんどくフェルっていう現象が、
一年やってきてお互いに結構ためになっているなっていうのはすごく思いますね。
これはもう常に思ってるんですけども、
そういったとこでは結構前向きに楽しくできてるっていうのが。
リアクションがあるからこそ。
そうですよね。
再生回数も本当に伸びてるんでありがたいです。
これが下がっていくと相当、別に数字気にしてないけどテンション下がるんですよね。
一回ね、ちょっとね、去年の秋ぐらい急に下がった時期があって、
そしたらそのあたりからすげー回復してきて、おーって思ったんだけど、
引き続き聞いていただけるとありがたいです。
じゃあそんなところで、いきますか第7回日本翻訳大賞。
結果が出た後の収録になるので、結果についてお話ししたいと思います。
そうですね。
まず第7回日本翻訳大賞の結果は、スタンドFMという音声配信アプリかな。
ラジオアプリみたいなのがあるんですけど、そこで選考員の方々が全員集まって結果発表がありました。
これアーカイブも配信してるので、ぜひスタンドFM。
URL貼れると思うので貼っとくので、皆さんも聞いていただけたらなと思います。
1時間40分くらいあるのでちょっと長いんですけど、なかなか興奮しました。
その中でも発表があったんですけれども、
まさかの私たち2人がアコーディオン弾きの息子の配信会の時に、
全部読み終わったのでこれとこれが録るんじゃないかと予想をしたんですけれども、
5作読んだ上で予想をしたんですけれども、
まさかの2人の予想が的中するという衝撃的な展開でして、
この時ずっと私とみえさんに連絡取りながら聞いていたので、
かなりテンション上がりましたね、あの時ね。
そうですよね。去年も日本翻訳大賞で、2作同時受賞で、
今年はさすがにないだろうなというのはちょっと思っていて、
そしたらまさか2つ発表されて、すごい驚きましたよ、これは。
私、2人とも1作ずつ予想してて、
で、私が失われたいくつかの物の目録という、
ニューディット・シャランスキーの細井直子さん役のやつを取るだろうと予想してて、
みえさんがね。
僕はマーダーボットダイアリーを予想したんですけれども、
お互いね、1つずつあげて、
18:01
2つこれとこれ同時に行くでしょっていう予想ではないので、
確かに。
そうそう、そういう意味では100点満点の的中ができたとか、
そういうわけではないというのはちょっとお断りをさせてもらって。
でもね、どっちが取るだろうと思っているやつが、
どっちも取っちゃったというのがちょっとびっくりしましたね。
そうですね。
最初あれだよね、失われたいくつかの物の目録が発表されて、
俺はもう、やっぱりなって。
僕はそう思いましたね。
今回一番の本命かなって思ったんですけど。
その後ね、まさかマーダーボットが兵器が現れるとはちょっとね、
なかなか興奮しましたね。
そうですよね。
僕はマーダーボットを選んだ理由が、
作品評価というよりかは、
ちょっと他の作品と比較して、
この中でマーダーボットだったら面白そうっていう、
今回受賞の理由ですよね。
先行員の人たちがマーダーボットをどう評価したかって話を聞いて、
あ、翻訳としてこんなにすごく評価されていたんだっていうのを知って、
なんかびっくりしたというか。
すごいとこ注目してると思って。
そうそう。
本当は後で話すと思うんですけども、
この翻訳がいかにすごいのか、
ただの面白い小説ではなかったっていうのが。
受賞式みたいのがあるみたいで、
もともとずっとこれイベントとしてやってて、
オフラインで開催したんですけど、
今年の受賞式はオンラインでやるみたいですね。
去年はこれなかったんですね。
なかったんで、
一度やスタンドFMで同じように、
受賞された翻訳者の方が出てきて、
5夜連続、4夜連続、そんな感じでやってたんですけど、
今年はオンラインイベントをやるみたいです。
ちょっと楽しみですね。
詳細は発表されていませんが。
ちょっとこのラジオで、
スタンドFMでどういう選挙があったのか、
ちょっとお話ししたいんですけど、
まず失われたいくつかの物黙録。
これはもう柴田本幸さんが多分激推ししたんじゃないかなと。
そうですね。
思うんですけど、
すごい本だったっていうのは間違いないんですけど、
結構皆さん褒めてたのが、
これ翻訳の素晴らしさに関わってくると思うんですけど、
9等点の打ち方が、点の打ち方が100点みたいなお話をされてて、
選考員の皆さんが翻訳されている方々なので、
そこの打ち方に関しては結構皆さんこだわりがあるようで、
なんか評価してましたね。
そこだけじゃないんだけど、
内容としてもすごく良くて、
建築的だけど捉えどころがないみたいな、
幻想的みたいな話が結構出てましたけど、
すごくいろんなイメージを持たせることができる本なんで。
柴田さんの失われたいくつかのものの目録のプレゼンが、
21:00
すごい端的にうまく喋ってて、
びっくりしたんですよね。
こんなうまいこと紹介できるんだって思って。
めっちゃ勉強になりましたね。
そうですね、本当に。
今回翻訳ラジアの最終候補の5作を、
1人1作ずつ短い時間でプレゼンを最初にして、
それを聞いてたんですけども、
みんな紹介がさすがプロっていうかうまいんですよ。
結構印象的だったのが、
斉藤麻里子さんがフライデーブラックを紹介していて、
フライデーブラックっていう表題作の短編を、
ビキビキにとんがった異世界スケッチっていう一言で言っていて、
確かに読むとそのイメージなんですよね。
そういううまいことを紹介していくのが5作を聞けて、
すごい勉強になったんですよね。
なりました。
私結構印象に残ったのは、
アコーディオン弾きの息子に対して西崎健さんがオートフィクションだって言ってて、
それだけ聞いたらちょっとあれなんだけど、
他にいろいろあってオートフィクションって言葉も出てきて、
自分の中でうまく表現できなかったんですよ、その部分。
配信してもらった回を聞いてもらえば分かるんですけど、
言葉を積み重ねないと言えなくて、そこを感じたこと。
それを一言でオートフィクションっていう言葉で表現できるんだっていうのもすごくスパーンと入ってきて、
すごいなって思いましたね。
確かに。
あとやっぱり読みのところで言うと、西崎さんがこのアコーディオン弾きの息子を細やかな序章ある描写っていう、
ちょっと詩的な雰囲気のあるような、そういう描写をしていて、
それが日本の序章的な感覚と近いという話をしていた。
アメリカとかだと直接的な描写が主流で、そういうのとは違って、ちょっと暗示的な描写。
それが日本語のリズムとか、そういったところとの相性がいいのかなっていう。
それ確かに言われるとそうだなって。
序章作の話を戻すと、個人的なあれになっちゃうんですけど、
失われたいくつかのものの目録に関しては、斉藤麻里子さんが感想を言ったときに、
結構感じていることが近くて、諸言で元を取れたとか。
失われたいくつかのものの目録って、12の物語が入ってるんですけど、その前にはじめにと諸言家っていうのが入ってて、
ここだけでこの本2900円の元が取れたっていうことを斉藤麻里子さんが言ってて、
俺も同じことを思ったと思って、ちょっと安心しました。
大御所の方々がおっしゃってることと、自分が感じたことは同じで。
ここがいいって思うところって、やっぱりちょっと重なるところはあるんだなって思いましたね。
そうですね。事前に読んでラジオで収録したからこそ感じたことだと思うんですけど。
先行員の方々が言うポイントが、やっぱりそこだよねっていう。
24:01
そこに評価というか、いいと思うんですよねっていうところが結構あって。
もちろんそこかーみたいなところもすごいあって、勉強になったんですけど。
マーダーボットいきますか。マーダーボットダイアリーの話をしますか。
どういう持ち回りかわかんないけど、最初の紹介は岸本幸子さんがされてて、
岸本さんは押してそうな感じはありましたよね。
マーダーボットは多分岸本幸子さんが押したな。
なんかちょっとその感じは意外な感じはするんだけど。
あれですね、一人称平気ですね。
愛を平気と訳した中原直也さんの役の上手さが際立っていたと。
そうでしたね。結構翻訳が画期的だっていう話は。
原作では愛で、日本語だからこれを平気と訳せて、
日本語でどう表現するかっていうところをすごい考え抜かれているというか。
英語だと愛だから性別がないんですよ。
でも日本語にするときに僕とか私とか俺とかにしちゃうと、
もうちょっと性別を消すような訳し方はできるかもしれないですけど、
私とか男性も女性も使うだろうし、平気としたことによって完全に性別がなくなったっていうか。
実際これロボットなんで性別がないってないんですもんね。
ないので読んだ人によって多分イメージ変わると思うんで。
性別がないことも愛を平気と訳すことによって実現できてるし、
デスマス調だからさらにまた性別もなくなるし。
島畑さんだっけ、映画の字幕は引き算で見せていくし、
けれども小説の翻訳っていうのは足し算になっていくので、
説明を加えていかなきゃいけないっていうかっていうところが出てくるみたいなんですけど、
今回のこのマーダーボットダイアリーの中原さんの役は、
引き算の考え方に近かったみたいなことをおっしゃってて、
その幸が原というか絶妙だったという話ですね。
確かに読んでると説明がないけど理解できてくるポイントっての結構多くて、
最初なんだこれみたいな。
SF小説なんでちょっとSF的なワードとか出てくるんですけど。
その時にどれをどこまで日本語にするかとか、
カタカナというか英語のままで残すかとか、
それは確かに見事だったんじゃないかなと思いますね。
フィードとかね、フィードっていう言葉ってくるんですけど、
フィードってよくわかんないですよ結局。
今思い返してもフィードってなんだ?って。
最終的に説明なかったんですけど、
でもコミュニケーションツールの一つだってことと、
秘密の会話ができるツールだなってのは何となくわかってるんで、
その見せ方とか、もしかしたら原作もそうなのかもしれないですけどね。
その辺の説明の仕方とかすごく素晴らしかったですよね。
マーダーボットのこの評価を聞いて、
そういう役でも、小説を訳すときの足し算的な考え方と、
映画の字幕の式算的な考え方の違いがあって、
27:02
結構根本的にそこで映画の字幕みたいに式算の措置を取っているっていうので、
そういうのが実は根底にあったっていうのが。
素晴らしい役だったんだなというのを感じましたね、話を聞いて。
マーダーボットダイアリー、これね、撮ったときにスタンドFMのフィード?
タイムラインみたいなのが平気で埋めてあったんで、
平気で。
平気コールがやばかったですね。
そうそうそう。
我らが平気。
だいちさんも平気コール加わってましたよね。
うん、聞きました。
平気コールしてましたね。ちょっと楽しかった、あのとき。
やっぱりああいう瞬間いいですね、リアルタイムで聞いてると。
マーダーボットは作品でもやっぱり兵器とか、あとARTとか他のキャラクターですね。
好きになったっていうのを斉藤さんとか岸本さんとかも言っていて、
やっぱり愛すべき作品だったんだっていうのがすごい伝わってきましたよね。
他の作品もちょっと触れてたあれなんだけど、5作振り返ってみるとどれも本当に素晴らしくて、
どれを撮ってもおかしくないと思ってました。
どうやって決めるんだろうなって。
そうですよね。
私たちも紹介した順番にちょっと話すと、
まず1984年に生まれて、ハオジンファンの1984年に生まれて、
作品がすごい良かったですよね、これはね。
個人的にはめちゃくちゃ良い純文学を読んだなと思っていて、
今回一発目だったんですけど、私たちが読む中では。
あれ、すげえの来ちゃったなと思って。
これのインパクトがめっちゃ強かったですよね。
いや、すげえなと思って、もう小説でしたね。
なんか話によると、この翻訳はものすごいすごいらしいですよ。
桜庭由美子さんの翻訳ラジオでも、中国語で現象チェックしている、
そういう人がいるんですけども、出版するにあたって、
今まで翻訳されたものをいろいろ読んできた人たちが、
今まで読んできた翻訳書の中で最高レベルの翻訳がされているっていう、
すごいお墨付きをしていたみたいで。
らしいですね。
すごいたしかに小説の中に結構実験的な苦闘点がなくても、
延々と文章が続いていくような、そんな章があったりとか、
あと詩とかも挟まれていたりとか、
すごいバリエーションの多い言葉で構成されている小説で、
それを読んでいると、どれも入ってくるというか、
日本語としてはすごく読ませる文章で入ってくるので、
作家もすごいし、翻訳者もすごいなって本当に思いましたね。
すごい作品でした。これを本当に日本で読めて感謝します。
30:02
本当に感謝しますね。
フライデーブラック、次紹介したんですけど、これもやっぱりすごかったですね。
インパクトは大きかったですね。
今ちょうど次、この次ちょっと間違いが多くて話しますけど、
地下鉄道っていう、コルゾンホワイトヘッドの地下鉄道っていうのを今読んでいて、
これも南北戦争以前の黒人の話ではあるんで、
人種差別の話なんですけど、
フライデーブラックは現代の人種差別というかを扱っていているんですが、
一言では上手く言えないものがありますよね。
なかなか簡単には踏み込めないなと思っているんですけど、
痛みを感じる本だなと思ったんで、
これも多くの人に読んでもらいたい小説だなと思いましたね。
そうですね。フライデーブラックはやっぱり最初の短編の
フィンケルスティンファイブっていうのがあるんですけども、
一番最初に紹介されている。
これは結構いろんな人に読んでもらいたいなと思う作品で、
結構きつい話なんですけども、
インパクトもそうだし、リズム感というかですね、
こういう小説の書き方があるんだって思うような、
初めてような感覚があって、
最先端にもいろんなジャンルがあると思うんですけども、
一つのジャンルの最先端はこのフライデーブラックかなって思ったりして、
新しさもあるし、タイムリーさも、
社会課題のところもあるしっていう。
読みやすいんだけど、結構重いから、
なかなか覚悟がないと読めない本ではあるかなと思いますが、
やっぱり読めてよかったなと思いましたね。
その次紹介したのが、今回受賞になった本である
失われたいくつかのものの目録になりますね。
これは今いろいろ話してきたから、
やはりすごく美しい文章と個性的な物語というか、
12個の失われてしまったものに対してのストーリーがあるんですけど、
それを読むといろんなことを思いを発したりとかできるんで、
すごい本だったなと改めて思いますね。
そうですね。ここまだまだ読み取れないところがたくさんあったんで、
期間を置いてもう1回読みたいなって思いましたね。
これも私も去年読んでて、今年またちょっと読み返して思ったんですけど、
何回か読むと全然深みが変わってきそうな本で、
これはなかなか一生付き合っていける本だなと思いましたね。
そうですかね。
次があれですね、我らが兵器。
マーダーボットダイアリーでございますが、
マーダーボット本当に面白かったですね。
単純に面白かったですね。
現実逃避に本当にもってこいだった。
ダメぶりで翻訳大賞取るってすごい良かったなと思います。
ちなみに年度内にまた続編が出るんですよね。
予定では。
あの後どうなるんだ兵器。
33:02
本当ですよね。
原作も世界の早々たるSFのショーを撮っていて、
シリーズが長いこと続いて欲しいですよね。
映像かもしれませんしね、アニメなのか。
確かにアニメとかすごい良いです。
結構兵器の語りが読みごたえすごくあるんで、
アニメだけどもセリフのめっちゃ多いような。
そういうのとか。
日本で作ってほしいですね。
そうですよね、本当。
最後はアコーディオン弾きの息子でございますが、
これはすごい長かったけどめちゃくちゃ濃厚で、
この純文学ですけど一つの人生の話でしたもんね。
そうですよね。
しかもバスクっていう民族の登場人物がたくさんいたので、
それぞれの人たちのドラマというか描かれているんで、
これはすごい心に残りましたね。
そうですよね。
一人の男の人生をバスクでの軸にしたね。
こういう作品って本当なかなか読めないなと思ったんで、
感動したしすごい良かったですね。
個人的には私これ撮ると思ってましたね。
失われたいくつかのものの目録と、
もう一作だったら俺これだなと思ってました。
でも分かりますね。
5作全部受賞で良かったんじゃないかなって。
本当そうなんですけどね。
でもね、アコーディオン式の息子は、
この役者の金子奈美さん、まだ若いので、
多分これからもすごい翻訳本いっぱい出していくと思って、
そういうので撮っていかがあるんですかね。
過去にすでに翻訳大賞は取ってあるんで。
確かに2回受賞するならこの人かもしれないですね。
そうですよね。
すごかったな。
今回候補作5作全部読んだっていうのは、
今までも注目してきてたんですけど、初めてで。
やってみて思ったんですけど、すごかったですね。
全部大当たりでしたもんね。
いや本当に、特に1984年に生まれては、
本当にこれで読めて良かったなって思って。
すごい感動したし、名作ぞろいでしたね。
また来年どんな本が飲み出されるかわからないけど、
またやりたいですね。
今年これだけまさか最終候補5作に影響を受けるとはと、
本当に思わなかったので。
来年もそうです。
ちょっと過去のやつももう一回遡って、
確かに。
読んでみたくなりましたね。
結構され気なく読んでるやつ結構多いんですけど、意識せずに。
ああ、はいはい。
でも。
確かにそうだ。
去年読んで、ある一章という。
うん、ゼータアラーね。
ゼータアラーの。
それすごい腐って心に刺さって、
36:02
好きな小説だったんですけど、
それも最終候補に残っていた一つっていうのを後で知りましたし。
ある一章良かったしな確かに。
ちょっとまた2年前の、
ウィリアム・ギャレスのJRみたいなのが来ない限り、
ちょっとやりたいですね。
あれ短期間で読むのはちょっと、
多分難しい。
そうですね。
何だっけ、その前の前ぐらい、
ロシアンの人形。
ああ、はい。
相当な動画なんですよね。
あれもすごいですよね。
そうですよね。
誰かいたのがちょっと、
あのあたり、あのクラス来るとちょっともう、
多分できないけど。
そうですね。
基本的には結構分厚めの本が、
最終候補とか残っていること多いんですけど、
今回もラジオで5作取り上げようって話して、
いやでもこの5作全部読むの大変そうって、
最初はちょっとビビってたんですよね。
まあでもやっぱり読めて良かったっていうか。
そうですね。
いやでも本当、
日本語訳大賞は今回取り組んでみたというか、
読んでみて、
すごい楽しかったんで、
こうやってちょっと1個のお祭りが終わってしまった感じは、
ありますね。
そうっすよね。
まあね。
このお祭りの後の寂しさをちょっと感じてますね。
そうっすね。
まあでもこの後またサンタインとか来るんで。
そうだね。
またお祭り始まりますよ。
サンタインは最後だ今回は。
そんな感じで、
日本語訳大賞、
我々は楽しみながら今回過ごしさせていただきました。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
最後のテーマなんですけど、
本との出会い方についてちょっとお話ししたいんですけど、
これですね、ちょっと私、
最近音楽配信サービス系で、
あなたにオススメですみたいなの出てくるじゃないですか。
はいはいはい。
何かを聴く気分が決まらなかったんで、自分で。
この中から選んで聴こうと思って、
やったり再生したりとかしたんですけど、
なんか全然合わなくて自分の好みに。
その時に感じたんですけど、
サービス側がこうレコメントしてくるもの。
結構どうなんだろうなとかちょっと思って。
音楽の話で言うと、自分が十分なデータを
サービスに提供しなかったかもしれないですけど、
結構聴いてるのが、
私音楽多くまま持ったりとかしてるし、
使ってない方にも落としてる音楽とかあるんで、
配信サービスで聴くのって結構偏ってて、
急にすげーメジャーな曲を聴いたりとかするんですけど、
でも私好きなのって結構マイナーな、
あんまり知ってる人が少ないような音楽結構好きで、
オススメされても全然合わなかったんですよ。
本も一緒なのかなと思ってて、
Amazonとかでも、
これを買ったあなたにはこれがオススメですとか、
結構出てきたりとかしたり、
あなたにオススメこれですみたいなの出てきたりすると思うんですけど、
なんとなく限界があるなと思ってて。
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やっぱり今回翻訳対象のミレスとされた作品をですね、
読んでみて思ったんですけど、
こうやって知らなかった作品をこういう機会で知れて、
読んでみるとめちゃくちゃハマったっていうのがあったんで、
偶然的な出会いってすごく大切だなとちょっと思ってまして、
そのことをちょっと今日話したいなと思った次第なんですけど、
まず三重さんって本とどう出会ってます?
ざっくりしちゃってあれなんだけど。
そうですね。
新刊とかだったらやっぱり出版社とか書店とか、
そういったところのニュース見たり書店行ったりして確かめたり、
あとは海外文学を紹介しているブログとかですね、
書評とかもそうですけど言ってもそういうレベルですね。
そうですよね。
私も作家とか出版社はあれかもしれないけど、
作家とかでもう作家買いしている、
日本の人だと作家買いとかしている人いるんですけど、
そういうのってなんか出会いとは違うなと思ってて、
もう知ってるしみたいな。
すでに知ってるから。
知ってるからなんかもう付き合いが始まってるみたいな感じの感覚で、
新しい出会いってやっぱり今回の翻訳対象みたいな
偶発的なものがいいなと思ってて。
音楽で結構私はまるきっかけになっているのは結構ラジオなんですよ。
ラジオから流れてきてて聞いて、
この曲超いいなと思って。
ラジコとかだと再生されてる音楽がクリップできたりするんで、
そういうのちょっと録っておいて、
後で調べて音源探すとかっていうことをよくやったんですけど昔は。
最近ちょっとできたんだけど。
そういう感覚って本人も欲しいなってちょっと思っていて。
このラジオがその役割を誰かのになっていたらすごく嬉しいんですけど、
そういうのってなんかやっぱり最近ちょっと欲しいなってちょっと思ってしまいまして。
どうやっていったらいいのかなみたいな。
僕は今回翻訳対象の受賞の生放送ラジオで聞いてて、
2つちょっと気づいたことがあって。
1つがやっぱりプロの人の紹介の仕方が上手いなっていうのがあってですね。
これ意外と文字ベースで見ると文字として出されているものって当然紹介の仕方が上手いんですけど、
それを音声で聞くと改めて自分たちが普段ラジオやってるっていうのもあるかもしれないんですけど、
こういうふうに作品の紹介端的にできるんだというのが知れて。
あともう1つがですね、気づいたのが自分たちが気になる本であったり、
すでに読んでいて知っている本を他の人が語っていると結構それが楽しいんですね。
なるほど、そうですよね。
映画を見てその後YouTubeとかでその映画の感想を言っている動画とかを見ると結構楽しめるというか、
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音声ってそういう本に限らずですけど、何かそのコンテンツとの出会いのメディアになれる可能性ってやっぱあるんじゃないかなって思ったんですよね。
確かにそれはもう十分ありますよね。
そこで本当に理想で言うとプロレベルに上手いこと紹介ができて、なおかつその本を楽しくここが良かったみたいな話ができていたら、
その本が本当に面白いかどうかはさておきですけど、そのラジオその音声自体はすごく面白いものになるなっていうのは思っていてですね。
確かにそうか。
私たちのラジオ、冷静になって今考えてみるとあれですね、結構マニアックな本を紹介しているから。
まあそうですよね。
おそらく知らなかった作品を知る機会になっている人は多そうだなとちょっと今思いましたね。
そうですね。
でもそうか、結果ここで紹介するために読んでて、自分も知らなかった作品を知ったりしているのかな、どうなんだろうな。
僕の場合やっぱそうですね、本当に。
そうですよね。
翻訳対象も、それを見て楽しむっていうのは多分毎年できていたと思うんですよ。
でも今回みたいに最終候補を全部読んでていうのはラジオをやっているからできたことなんで。
そうですよね。
自分にとってはあれか、結局このラジオをやることで新しい本に出会う場になっちゃってるってことかな、俺の場合はもう。
僕の場合はそうですね。
それは間違いないな。
でもね、そこの話で思うところは、本との出会いは人によってどの程度本との出会いを求めているかっていうのはバラバラだと思うんですけど、
思ったのは基本そういうのって与えられるものではなくて、自分から見つけにいくものっていうのが前提としてあるのかなとは思いますよね。
例えばですけど、読書会に参加するとかそういうことですもんね。
自由紹介型の読書会とか、自分ずっとやってて思ったんですけど、やっぱりアウトプットもできるしインプットもできる、結構すごいいい場所というかいい機会なんですよね。
あそこで結構自分が知らなかった、え、何それって思う本を知れたり、これ読みたいな。
でも実際読んだりとかしてすげえ面白かったみたいなのがあったんで、読書会ってすごいいいんだよな。
そうですよね。読書がいいのってやっぱり本だけの読む価値だけじゃなくて、人との繋がりで読むというか、そこが上乗せされるので、そういったところでは後々残るものとしては、ただ何も知らずに本読んだ以上のものが絶対残ると思うんですよね。
もうAmazonに紹介されたから読んだっていうわけじゃない。
あの人に紹介されたから読んだっていうのは結構大きいですよね。感想を言い合いたいなとかあるし。
そういうのもすごく意義のあることだと思うんですよね。人との繋がりみたいなところが本を読むきっかけになるというか。
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そうですよね。やっぱり人から何か紹介されてとか繋がり読むほうが読む気になりますもんね。
あとやっぱり結局思うのは、じゃあ自分の好みの本をどうやって探していけるのかっていうところは、これの答え全然出ていなくて。
今のところ思うのは、信頼できる紹介者っていう人を持っているのかどうかなのかなって思ったりするんですよね。
確かに。
それが身の回りの人なのか、出版社とか作家とか翻訳者の人なのか。
やっぱり自分が好みじゃないかもしれないと思ってるけど、でも読んでみたらドハマリしたみたいな本っていうのが結構自分的には良くて、それをどう探していけるかっていうのは一番難しいんですよね。
無意識にフィルターかけちゃってるんで、何かを選ぶとき。
そうですね。
それをどうはずるか。
信頼できる人がそれを紹介してくれたらやっぱりきっかけになるんですよね。
柴田さんが変なSFを訳してるって。
変なSFだけやったらなかなか読まないんですけど、柴田さんがやってるってなるとつい読んでみたくなります。
それは大きいな。そういうことですよね、確かに。
自分の好きな作家が、自分の原点これなんですとか、これすごい最近読んで面白かったんですよねみたいなことをツイッターとかなんかで見たりすると、読んでみようかなとか思ったりするし。
あとは何でしょうね、何でもかんでも幅広くいろいろ読むっていうのも大事かなとも思うんですよね。
雑食になるというね。
そうですよね。
感覚はすごく重要かもしれないですね。
何かいざ全然知らない本を紹介されたときに、いろいろ知ってるとそういうのもありかもって思って。
読むハードルというか、そういうスタンスの問題かもしれないですよね、もしかすると。
どうですかね。
そうですね。
本との出会いをどう作っていくかっていうのは結構永遠の課題ではあるんで。
僕がちょっと思っちゃったのは、自分の外にはまだまだ完璧なサービスは存在していなくて、自分のスタンスを変えるしかないんじゃないかっていう答えにならない結論か、結論でもないですかね。
最終的にはやっぱり自分がいいと思った本かどうかっていうところだと思うんで。
ただ、翻訳隊長のノミネート作はやっぱりどれもすごく良かったんで、翻訳隊長すごかったっていう。
それに尽きますね。
そうですよね。そこに行き着きますね。
このテーマでは俺に触れて話してくださいし、他の人ともちょっと話してみたいなと思うんで。
委員会があったら誰かとかリスナーの人と話してみたいなと思うんで、皆さんももし本との出会い方をこうして回すみたいなのがあったら教えていただけるとすごく嬉しいです。
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聞いてみたいですね。
じゃあちょっとそのところで、今日は一周年と日本翻訳隊長と本との出会いについて話させていただきました。楽しんでいただけたらありがたいです。
じゃあもう今日は次回予告して終わります。
次回はホロサウルホワイトヘッドの地下鉄道をご紹介いたします。
5月ですね、日本でもAmazonプライムでドラマが配信されています。
こちらもドラマも合わせてちょっと紹介できたらなと思っておりますので、楽しみにしていただけると思います。
番組の感想やリクエスト、またこのラジオを聞いて紹介された方を読みました。
読み返しましたなどございましたら、ハッシュタグ空飛猫たちをつけて教えていただけると大変嬉しいです。
Twitterやインスタの投稿などでもお持ちしております。
URLアドレスも番組情報欄に載せておりますので、そちらから直接いただいても大丈夫です。
積極的に拡散共有していただけると助かります。
ではまた。ありがとうございました。
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