軽くおさらいというかしていきたいとおもいます でもう読まれた方はあのご承知の上だと思うんですけれどもこの本3部構成となって
おります で一部二部3部とあって一部二部3部ですね
基本的には視点は私という視点になっているんですけれども ちょっとあの変わってる部分もあるのでまぁそのあたりもちょっと意識しながらちょっと
このこれから一部二部3部の話をダーッとしていきますので聞いていただけるとありがたいです でストーリーのおさらいなんですけれども
あの読んだ人向けに話していくので詳細なことはですね 結構省いているので読んでない人はこれを聞くと結構ネタバレもするしちょっと
わかりにくいところもあるかもしれないのでまぁそのあたりちょっとご了承くださいと 思います
まあよき起きてあの申し訳ございませんが何卒よろしくお願いしますとじゃあ行きますね 第1部です主人公の私これは私という形で一人称で語られるんですけれども
名前は全編通して出てきません主人公の私は17歳時に出会った 16歳の少女が忘れられず大人になっても思い続けている
少女がですね本当の自分はある街にいるとあのその17歳の時あってる時に語っていました でその街について2人で最後まで語り合うということをしていました
で40代半ばになっている私はある日ですね その街に入ってしまいます街に入るにはですね
影とは一緒に入れないと言われるので自分の影がですね引き剥がされて別々にされます その街で16歳の頃と姿が変わらない恋をしていた少女と再会して
その少女と共にですね図書館で古い夢読みの仕事をすることになります 街で少女と出会えて穏やかな日々が続くんですが本体から引き剥がされた影が
ですね弱っていき瀕死状態になっていくと影は私にですね この街からなくてはならないと言います影を連れて街からの脱出を図るんですが
私はですね迷った術にこの街に留まることを決めて影だけ 街から脱出させますというところで第1部は終わりますね
超簡単これ200ページぐらいなんだけどね この内容で200ページ近く書くっていうのを最初読んでてすごいなって思いましたね
うんうんうん確かにそうでまとめるとこんなもんだもんね まあそうですね17歳の時のパートまあまあもうちょっとありましたけど
そうですねよくこれでこんな長い200ページ近くをね書けたなって思ったのはちょっと 最初読んだ時の印象でしたね
まあでも濃厚でしたけどねなんかスカスカなイメージもなかったしななんか そうですねなんか一つのまあそれで成り立ってるっていう感じは感じましたし
正直1部で終わっても そうですね 小説として成り立つよね まあ元のね1部で一旦完成みたいなねそう
まあ区切りは若干ねついていたみたいでしたけど そこからの続きですね
第2部がこれがかなり長いパートになるのと第2部が結構 現実世界の話がメインでかなりここからがちょっとリアリティが伴うストーリーになってくるので
かんぐるようになっていきます そんなある夜ですね主人公がその小安さんに呼び出されて薪ストーブのある
半地下の部屋に行くとですねそこで小安さんからですね まあ自分が影を持たない人間だと告げられます
それはですねどういうことかというと小安さんはすでに死んだ人間であるということを 伝えられます
でまあ要はその小安さんというのが幽霊だったわけなんですけども その幽霊をである小安さんを見れているのは今のところ
主人公と添田さんは師匠の添田さんだけだったと そこからですね主人公がその添田さんにその小安さんの過去を教えてもらうようになります
で小安さんは過去をですね大恋愛をして その末に奥さんと子供さんができたんですけど
ただ不幸にも二人とも亡くしてしまったというですね そういう過去があってその後ですね
地元の名刺ではあったんですけども その本当自分のお金ですねその資費を投じて図書館を
もともとお酒を日本酒を作っていた建物だったんですけど そこを改装して図書館にしたという
そういう設立経緯を知ることになります
そうやってですねだんだんその現実とそのもう一つの世界である 町との距離というんですかね
何か接点みたいなものが見えてきた時 そんなある時にですね
主人公は図書館でビートルズのイエローサブマリンの絵のパーカーを着た少年から話しかけられます
これ今後ですねちょっと少年という言い方 あるいはイエローサブマリンの少年という言い方しますけども
この少年がですね非常にちょっと変わった子供で 中学卒業しても高校に進学できずに図書館で本ばかり読んでいるという
そういう生活を送っています ただですねすごい変わって本を映像のように片っ端から読んで記憶できるとかですね
青年学票を聞くとそれが何曜日であるかというのを一瞬で答えられているとかですね
作中にはサバン小工軍というふうに書かれてはいたんです じゃないかと書かれていたんですけども
ちょっとね一般的な感覚というんですかね
何かねそういうものは欠如しているんですけど 特殊な才能を持っているというそんな少年ですね
で主人公はねその少年を心配しつつちょっと見守ったりするんですけども
ただですね後にこの少年がその例のもう一つの世界である街の地図を持ってきたことから
事態が一変していきます
主人公がですねちょっとその地図を見せてもらってからですね
少年と対話というかちょっとコミュニケーションを取るようになって
その街の話をするとその街を囲む壁ですね
それが疫病を防ぐためのものであるというのを少年に教えられて
その疫病というのは魂の疫病ですね
物理的なあれではなくて魂の
さらに少年がですね自分はその街に行かなくてはいけないと言います
とはいえですねこの少年は自分は街に行くと
行かなくてはいけないといったもののどのようにして少年がそこに行くのかというのはですね
ちょっとその方法自体主人公もわからないというのでちょっと気にはかけていたんですけども
そんなある夜ですね人知れず少年が自分の家の自分の部屋の中で失踪している時に失踪してしまいます
でこれですね紙隠しというふうにちょっと言われたりもしたんですけども
周囲の人たちが捜索しても少年は見つからないと
そんなすごい冬の寒い夜でしかもパジャマ1枚でもう出たと思われるんですけども
ただその外に出た痕跡もなくて
どこにどう失踪したかというのも全然わからない
そういう捜査はしたものの少年が行方不明のままというそんな日々が続いてしまいます
ただですね主人公はその夢の中で少年と出会います
その夢の中では少年は人形になっていて何かその声を発していて
その少年に近づくと主人公の右の耳を強烈に噛まれてしまいます
でそこで夢からですね目が覚めてしまうんですけども
そんな出来事があったっていうのをですね
主人公は親しくなったコーヒーショップを経営する彼女に相談して
さらにですねちょっとここでちょっと突然彼女の話をしてしまうんですけども
それ以前からですねちょっと付き合いっていうのはあったんですけども
その彼女とですね今後のこれからの付き合い方みたいなところのですね話も話し合って
そこでですね一方ではその少年を介してその街に対しての意識が働けば
一方ではその彼女との恋愛ですね
そこで現実への世界への意識も働くというですね
ちょっと主人公がそのような状況になった時に再びですね
主人公がいわゆる不確かな壁というのを越えてしまいます
でそこは今度はですね街とかじゃなくてですね
川ですねそこは川になっていて上流に向けて川の流れに逆らうように歩いていくと
時間も一緒にですね遡っていくというですね
そのような川があってで主人公40代なんですけど時間が遡っていくとですね
だんだん20代になっていってでやがて17歳の時点に戻ります
でそこにはですね16歳のままのあの時の彼女がいて
でそこであの再会するわけなんですけどで彼女がですね
えーとあることを告げますそれはですね私たちは2人ともただの誰かの陰に過ぎないのよというここまでが第2部ですね
だいぶしっかり語りましたね
ちょっとですね端折ったところはねあるものの2部の話しようと思う
いやもうほぼほぼ十分な要素も含めて話してもらったなと思います
じゃあちょっとこの引き続き最後の3部お伝えしたいと思いますね
で3部はもうページ数のボリュームをですね1部2部と比べて全然少なくて50ページぐらいですかね
50ページぐらいかなぐらいの内容ですね
で3部なんですがあの街で過ごす私の視点になりますね
えーと街で過ごす私はある日イエローサブマリンの絵を描いたパーカーを着た少年を見かけます街で
でこの少年はですね街に何とか潜り込んできたと私に言います
そして私と一つになり夢読みの仕事を手伝うと言います
で私とイエローサブマリンの少年はですねまあ一つになって夢読みの仕事というのに取り掛かってきます
少年とですね一つになったことによってこの夢読みの仕事がですね以前よりもうまくできるようになっていき
かなりこの私と少年はですねうまくこの仕事をやっていきますね
でイエローサブマリンのこの少年とはですね夢の中で会話することができます
眠るとなんか荒野の中に2人でいて会話をするという流れになってきますね
でやがてこの少年はですね私にあなたは街から立ち去りたいと思っていると言い出します
で私自身もですね自分の心の中の違和感というか微妙な動きというものに気づいていました
私はですねこの街から立ち去ることを決めて現実世界にいる影と再び一緒になるということを決意していくというところで終わっていきます
ていうのがこれ本当ラストまで話したけどあのえっとこの小説の簡単な一部始終ですね
でここからちょっとあのいろいろ話していきたいんですけどまずちょっとなんかこれ一部二部三部でもちろん一部の最後で影だけ現実世界に戻ってで街に本体である私が残ったんですけど
で2部はこれあれなんだよねえっと影だけ残してきたつもりだけど目が覚めてみたら現実世界にいたみたいところが始まるんだけど
これが多分もう影だったんだよねたぶんねきっとで本体はずっと街にいて3部の私は街のままにいた私だからここで初めてイエローサブマリンの少年と会うし
っていうのはまあこれはもう多分間違いないあの話だろうなと思いますでこの影の役割というか何だったんだろうなと思った時に
多分なんだけどあのやっぱこの17歳の時の自分っていうのが影なんだろうなと思ってて
だからずっとそれを抱えて生きてきた40代半ばになってもずっと抱えて生きてきてでそれが街に入ることによって逆か
本体の中に17歳の時のなんだろう時間が止まったままの自分っていうのが残って街に残ったと
で影は出てきて現実世界を再び生き始めてでその17歳の時の思いだから彼女というか16歳の少女に恋をした思いっていうのは
街に残してきたとで影だけ出てきて第2部始まってで第2部になったら急にこの少女の話がほぼ出てこなくなるじゃないですか
もうあの子どうなっちゃったんだろうとか思いながら読んでたんですけど絶対どっかでまた出てくるだろうと思うんだ出てこないし
大人になった少女と再会したりするのかとかそういう展開もあるのかなと思ったけど全然出てこなかったので
多分これはもう昔恋した気持ちを街に置いてきてようやく自分として生きようとしているっていう影だけれども
だからあのこの世界でまあかつてもいろいろ恋はして女性とは付き合って結婚も考えたことがある人がいたみたいな話も
あの多少出てくるんですけど第2部でコーヒーショップの女性と知り合って結構いい感じの恋に落ちるじゃないですかこれ
まあ恋愛感情があるのかどうかみたいなところはちょっと考えてるっぽいけれども私はでもやっぱり一個置いてきたからこそちょっと先に進められているような部分もちょっと見受けられるなと思っていて
で3部のあの私本体の私はもう17歳のなんだろう気持ちなんですよねきっとね
この少女とずっと一緒にいたいっていうでもまあおそらくもうこのままじゃダメなんだっていうのもどこか
あの感じていてその気持ちとさよならして現実に戻ってくるっていう話なんじゃないかなって思いました
結構よくわかんないことなんですよ壁って何なんだとかなんで女の子もう出てこないんだろうとか結構いろいろ自分としては気になるポイントすげーあったんですけどなんかこれをこのことで考えていくと結構自分の中で説明することが多くて壁もあのもう自分で作り上げてる壁なんですよ
で17歳の頃の気持ちをただ大切にしたい壁大人になりたくない壁みたいな
だからその壁という何か言ってしまうとちょっと敵っぽく思えるようなものが実はその自分の中にあった意識
自分を守るというか守るというかなんだろう甘やかしたいための壁みたいなイメージ
ちょっとそんな風に思いました
僕はですねちょっと改めて読み終わって考えてみるとこれねやっぱりこの作品の中でも書かれたとですけどもう影と本物って言うんですかね
それはもうどっちがどっちでもいいんじゃないかっていうですねちょっとこれ雑な読み方になってしまうかもしれないんですけど
なんかもうもしかするとどっちがどっちっていうのもあんま気にせずに書いていたかもしれないなとかちょっと思ったりしてですね
どっちがどっちでもそれぞれの役割をその影が影じゃない方をうまく演じてくれたらそれでいいんじゃないかっていうですね
そんな曖昧なことをねあと書きでも書いてましたし
そのくらいなんかね曖昧なものかなというのはちょっと思いましたね
なんか影と私の役割は多分明確にある気はするんですよ
本来の
まあそれとどっちが結局多分これは一回バラバラになってしまったけれども元に戻らなくてはいけないっていう話でやっぱそれにそのことによって人生が先に進んでいくっていう話だったのかなみたいな