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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて、日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなぁと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように、考え方のコツなどをシェアしています。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
昨日の秋田市の大雨
今日は、昨日の秋田市の雨についてお話をします。 昨日は猛烈な雨が降りました。
午後3時17分に気象庁が、記録的短時間大雨情報を発表しました。 それにはこう書かれてあります。
記録的短時間大雨情報が発表されました。 気象庁によりますと、秋田市西部付近で、午後3時までの1時間におよそ110mm、
記録的な大雨となり、災害が発生する危険が迫っています。 厳重に警戒し、安全を確保してください。という内容でした。
おとといの時点で、昨日の天気予報を私、秋田市の分は出していたんですね。 雨予報を出していました。そして朝から昼過ぎにかけては、雷を伴うだろうと。
朝からというのは、朝9時からで、昼過ぎというのは午後3時ぐらいまでという、そんな時間帯に雷を伴うだろうと。
そういう予報を出していたんです。それに関しては、当たったか外れたかというと、当たった方だと思うんですが、どのぐらいの雨が降るかというところでは、私の予想とはずいぶんかけ離れた数値が出てしまいました。
私が予測で使っているのは、気象庁が一般向けにも出している、12時間ごとの天気図を まずは使っています。
これで、今の時期であれば、秋の空気と夏の空気が 攻めにあっている部分はどこかなと。
その攻めにあっている部分で、激しい現象があったりするので、そこはどこかなと。
それを大まかにつかむためには、この12時間ごとの気象庁が出している、一般向けに出している天気図って、非常に有効なんですね。
これでまず大まかな様子を見ます。
この天気図もすでに、スーパーコンピューターがはじき出している天気図なんですけど、この天気図をさらにスーパーコンピューターがはじき出して、翻訳しているものがあります。
これガイダンスというものなんですけど、そのガイダンスって手に入らないんですね。一般の方は。
私は気象防災アドバイザーなので、気象庁が気象防災アドバイザー向けに出している資料にアクセスできるんですね。
そこにアクセスしますと、ガイダンスというものが見られます。
気象庁が一般向けにも出している12時間ごとの大まかな天気図を見ているだけでは、例えば秋田市に明日この時間帯どのぐらいの雨が降るんだろうかって、もっと細かい資料が必要になってくるんですが、
その細かい資料にはアクセス権が必要なんです。
そのアクセス権は気象防災アドバイザーとして手に入れることができているので、結構細かい資料を見ることができるようになっています。
本当に細かい資料まで見ていくと、なんと250メートル四方ですよ。
そのぐらいの精度で見ることができるんです。
ただ、何時間も先は見ることはできないんですけど、250メートルだと。
でも、そのぐらい細かく3時間、6時間ぐらい先ぐらいまでは見ることができるんです。
ただ、おとといの夜の時点で、昨日の午後のあたりっていうのは、その250メートル四方では見ることができなくて、もうちょっと広い5キロ四方で見てたんですね。
それでも予想できなかったんですね。
最高に降っても時間15ミリだっていうふうに予想してたんです。
それが蓋を開けてみたら、記録的短時間お雨情報、時間110ミリって相当猛烈な雨なんですよね。
時間80ミリ以上を猛烈な雨と表現しますけれど、110ミリってなんて表現するんでしょうね。相当猛烈な雨ということになりました。
おりもおり、昨日は私、秋田市を出発して大立に取材をするっていう、そんなミッションがある1日でした。
それで秋田市に行った時っていうのは、ちょうど秋田市の北側がすっごく雨が降ってたんです。
ヘッドライトをつけなければ前が見えないぐらい、前が白くなって見えるみたいな、そんな雨が降ってたんですね。
そして折り返し、秋田から大立に向かう方向、北の方に走らせている時には、道路が乾水している様子を見ました。
私は北に向かっているわけですから、下り線を走っているわけですね。
で、上り線の方が乾水してたんです。間に中央分離帯があって、その中央分離帯が堤防のようになってくれてたんですよ。
なってくれてたっていうと、上り線を走っていた方々に本当に申し訳ないんですけれども、そこで乾水していて、水没車が何台かいて、ハザードをつけて止まっていました。
そんな予想横目に、私は北に車を走らせることになるんです。本当に怖い思いをしました。
ただ、秋田市を抜けますと、道路は乾いていて、青空も見えるようになって、あれは何だったんだろうって思いながら、車を走らせました。
7月15日にも、あちこちで乾水して、大変なことになったのが、秋田市中心部だったんですが、それを思い起こすような乾水の仕方、
雨の降り方と準備不足
浸水害がまた起きてしまったなぁって思うんですけれど、ただ雨の降り方としては、前回と違うのは、今回は恐怖感があったということです。
前回は、そんなに猛烈な雨も激しい雨も降っていないのに、長時間降り続いたことで、なんとなく私たち恐怖感を感じないままに、いつの間にか災害が起きてたっていう感じだったんですが、
今回は雨の降り方が尋常じゃなかったので、準備をするものにもあっという間に災害が起きたっていう感覚があります。
私も30分遅く動き始めていたら、昨日のミッションはコンプリートできなかったと思います。
いずれ一昨日の時点では、昨日のことについてそんなに危機感を私も持っていなかったので、これは私自身が非常に反省しなきゃいけないことだなぁと思いました。
今日は葬儀の司会やラジオの収録など3つのポイントがあって、それぞれ1回うちに帰ってくるみたいな、そういう行ったり来たり行ったり来たりっていう用事があるんですね。
細かい天気図によりますと、今日はどうやら雨はあまり降らないと。ただちょっと明日21日はまたまとまった雨が降りそうだということで、また注意深く見ていきながら、この配信の中でも発信していきたいと思います。
この配信はアップルポッドキャストほか各種プラットフォームでお届けしています。ではではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。