00:00
はい、おはようございます。 本日の放送は2023年の4月17日、月曜日です。
本日は第414回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県小泉市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が響きになったことをだらだらと話をしていくという番組です。
そんなおやじの一言を気になりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、ごめんなさい、悪くはなかったんです。
不幸にこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご悲劇のほどよろしくお願いいたします。
村上春樹さんの新作小説「街とその不確かな壁」の第2部がですね、南合図が舞台になっているという話題になっていますね。
主人公はですね、東北新幹線をね、郡山駅で乗り換えまして、万越西線でね、藍津若松駅まで行くんですね。
その後ローカル線に乗り換えて、1時間ほど乗った駅でね、降りるんですね。
そっから徒歩で10分くらい歩いたところにあるですね、あの図書館。そこでね、館長になるってことらしいんですね。
もうノーベル賞間近と呼ばれている世界的な小説家の村上春樹さんのね、小説の舞台になったっていうので、不安の聖地になると期待されています。
そしてその駅の名前はですね、小説中には出てこないんですけどね、多分藍津多島駅だろうと言われてるんですね。
もしかしたらですね、駅から先の部分はね、村上春樹さんの頭の中でね、全くの想像で作ったものかもしれませんけどね、どこまでですね、モデル化したのかって非常に気になるんですね。
こういう聖地がね、福島県に増えるっていうのは非常に嬉しいことですね。ぜひ小説を読んでみたいというふうに思いました。
もしできるならではですね、ドライブマイカーのようにですね、映画化されるといいなと思うんですがね、無理でしょうかね。
このルートの話を聞きましてね、このルートでね、その舞台となった藍津多島、そこに行きまして図書館に行ってみたいなと思ったんですよね。
でもあれ、あれ、自分そのルートですね、藍津多島駅ですね、ずっと以前ですね、行ったことがあるんですよ。
それをですね、思い出したんですね。もう30年くらい前の話です。
渡辺文樹監督という方がいらっしゃいますよね。
いわき市出身でね、福島大学教育学校を卒業された映画監督です。
03:06
ザ・ザンボ、バリー・ゾウゴンなどの作品が有名ですかね。
映画を撮るだけじゃなくてですね、全国をですね、その映画をね、持ってね、上映して歩いているという監督なんですよね。
いろいろですね、事件を起こしておりましてね、新聞やニュースなどに出ることが多い監督です。
数年に1回ですね、電信柱にね、ミルト出身とかね、そういう派手なですね、宣伝文庫を書いたですね、不気味なポスターをね、貼り付けてくるんですね。
そして上映会をしているという監督です。多分日本中のあちこちの都市でやってると思うんですよね。
30数年前ですね、家庭教師っていう映画を作りましたね。
その後ですね、島国根性という映画を作ったんですよ。
福島県出身の映画監督が作った映画がね、都会の方で評価されてきているらしいと知りましたね。
その家庭教師がね、上映されたんですよね。
それでですね、ぜひとも見てみたいと思った、見たんですよ。
そして驚いたんですね。
自分のね、体験をですね、セキュラリーに題材としましたね。
それで原作、脚本して、それをですね、自ら制作し、撮影、音楽、編集、主演までされてるんですね。
他の俳優はですね、すべて知人とか友人とかを使ってるんですよ。
そして映画作ってるんですね。
主人公はですね、非常に安い目、荒れ触れる人でしたよね。
そしてその話はほとんど実話っていうんで、非常にびっくりしました。
また演じてるのはね、素人なもんですからね、俳優が演じてるですね、ドキュメンタリー風なんですね。
こう見ましてね、渡辺文樹監督のね、映画への情熱、パワフルさっていうのはね、非常に伝わってきて驚いたんですね。
家庭教師でね、評価が高くなったことがですね、次の映画、島国根頂ではですね、
映画会社からね、制作したものがですね、映画館で配給されるってことが決まったらしいんですね。
で、フィルムはですね、35ミリフィルム、普通の方で撮影したんですよ。
ところがですね、創始者で見たね、映画会社の方がね、公開できないってことになったんですね。
そのためですね、監督自らね、そのフィルムを抱えてね、日本中を上映して歩くようになったんですね。
撮影だけじゃなくてね、上映まで歩く監督ってのは非常に珍しいですね。
その島国根頂をですね、ロケした藍津多島駅、そちらの方でですね、自分の映画を上映するっていうね、その情報が入ってきたんで、ぜひともね、見に行きたいと思ったんですね。
できればですね、ロケしたその場所でね、上映会っていうので、それをぜひとも見てみたいと思ったわけですよ。
06:04
そんなわけでですね、当時ですね、車を持っていなかったので、電車をね、藍津若松まで来ましてね、藍津鉄道に乗り換えたんですね。
いやー、びっくりしました。自分ですね、それまでJR以外の電車っていうね、線路って乗ったことなかったんですね。
JR以外の電車がですね、福島県内を走っていることをね、全然知らなかったんですよ。
施設というのはですね、都会を走っているものだと思ってたんですね。
しかもですね、この線路に乗っていくとですね、浅草駅までたどり着くっていうんですよ。
そうして非常にびっくりしたんですね。
というわけでですね、ワクワクして藍津多島駅、そちらの方に着いたんですね。
藍津多島駅を降りましてね、地図を頼りにしてね、見知らぬ町をうろうろしたんですね。
なんとかですね、公民館のようなところを見つけましてね、そこにたどり着いたんですね。
で、本当に乗車するのかなと心配しながらですね、見たんですね。
当時はですね、渡辺監督がですね、今みたいにね、過激な宣伝方法を取ってなくてね、非常に大人しかったんですね。
この島国根性でね、そして日本映画監督協会のね、奨励書、そちらの方に受賞するんですよね。
でもこの評価はですね、映画そのものでですね、自分でヒールも抱えてね、上映して歩くっていうですね、渡辺監督のね、ぬぎしさ。
そこがですね、受賞の原因じゃないかなと思うんですね。
見ての感想はですね、映画自体は二つの過程がね、振りによってね、崩壊していくっていうので、あんまりですね、大したことないなぁという感じだったんですね。
監督の実は元にしたものとはいえですね、映画として失敗かなぁなんて感じもしたんですね。
映画会社はね、廃棄をやめた理由としましたね。
出だしの紙材に飾ってあるですね、昭和天皇と皇后のね、両陛下の写真がね、すごい長く写したことが一番の原因じゃないかなと思ったんですね。
多分監督はね、日本の象徴、閉鎖制の象徴としてね、出したつもりなんでしょうがね、これが一部の人にね、不快という風に感じたからじゃないかなと思うんですね。
その映像会とですね、渡辺さんの奥さんがね、手伝って行ったんですけどね、この方はね、映画の方でね、制作を担当しています。
実はですね、家庭教師の映画に描いてたですね、元家庭教師作品のね、母親だった女性なんですよ、この方。
島国根性はですね、その奥さん自身のね、不倫の経験が投影された作品でもあったわけですね。
09:03
その方がそこにいるというのはね、非常にですね、一番の衝撃だったんですね。
そのことでですね、渡辺監督とね、是非とも話をしてみたいと思ったんですね。
高校時代はですね、8ミリフィルムをね、回してね、そして映画を作っていてね、大学時代もね、映画を撮り続けて。
そして、家庭教師でお金を稼ぐようになった後もですね、そのお金を使ってね、16ミリのね、術制作映画を設定してきたんですよ。
というわけで、術制作の魅力をね、是非とも語ってもらいたいなと思ってね、思い切って電話したんですよ。
そして、実践アクトになったんですよね。
そして、会ったところですね、非常にやっぱりパワフルなんですね。
この監督、この後どうするんだろう、どうなんだろうなと非常に思った記憶があります。
そしたらですね、郡山市近くでね、撮影した映画をですね、是非とも上映、これまで上映できることをね、探しているという話なんですね。
というのでね、郡山テアートのね、支配人の方をご紹介したんですね。
その支配人の方はですね、学生時代16ミリカメラを使ってね、撮影してきた方なんですよ。
というわけで、それならですね、うちでね、上映しましょう、ということでね、上映したのがですね、あのザザンボーなんですね。
紹介しては非常に申し訳なかったです。
映画を見てびっくりいたしました。
これまで自分をね、避け出す方向でね、映画を作っていたんですよね。
このザザンボーがですね、全然自分に関係ないですね、ただのですね、攻撃する映画に変わったんですね。
で、この映画ですからね、上映会ですからね、お隣の三原町のね、事件を扱ったってことでね、かなりの大勢の人が集まったんですね。
ですけどね、その分かなりですね、郡山テアートを叩かれたようだったんですよ。
というわけでですね、藍津田島駅の話をするつもりがですね、次は渡辺文樹監督の方の話になってしまいましたね。
是非ともですね、あの藍津田島駅にね、電車を乗ってね、行ってみたいなと思っております。
はい、それではまた次回よろしくお願いいたします。
本日も聞かせまして誠にありがとうございました。