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はい、おはようございます。本日の放送は、2022年の6月26日、日曜日です。
本日は、第119回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が、
響きになったことをだらだら話をしていくという番組です。
そんなおやじの一言をお聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったら、
ごめんなさい、悪意はなかったんです。
ここにもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願いいたします。
昨日から始まりました水木しげる魂の漫画展に行ってまいりました。
というわけで、今回はそのお話をしようと思います。
水木しげるさんと言えばね、ゲゲゲの鬼太郎、カッパの三兵、悪魔くんなどで
有名な漫画家さんですね。
水木さんの人生をギュッと集めた展示会でした。
皆さんは水木しげるさんについて興味ありますでしょうかね。
NHKのゲゲゲの女房、その人生についてドラマ化されているので、ご存知の方も多いかと思います。
今回の展示会の場所ですが、いわき市立美術館。
いわき駅、平井駅からそれほど遠くないところです。
9時半から開館というので、氷山を8時に出発して、ぴったし9時半に到着いたしました。
美術館のすぐ後ろの駐車場に停めました。
美術館に行くなら無料になるというので、その紙をもらって入館して、ハンコをもらって無料となりました。
すでに20人くらいの人が入っていました。
観覧料は大人1100円。
というわけで下でチケットをもらって、上の展示会で鑑賞いたしました。
入り口には真っ白い鬼太郎たち、それに囲まれるように水木しげるさんの人形が飾ってありました。
写真を撮れるところはここだけなので、たくさん撮りました。
水木しげるさんは鳥取県の境港市生まれ。
子供の頃からかなり絵の才能があったみたいで、小学校の教徒によって展示会が開催されて、
新聞に天才少年が現れると書かれたという偽話があります。
そんな作品まで残っていたのには本当に驚きました。
絵はもちろんですけどね。
この絵が残っていること自体がね、かなり珍しいことじゃないかなと思ったので驚いたんですね。
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中でも個人的にすごいびっくりしたのはですね、
当時の小川美名の赤い鳥とかね、子供の国とかね、童話文化があったわけですが、それにかなり影響されてですね、それで描いた絵が残っているんですよ。
これがですね、かわいいんですね。
現在でもね、十分通用する絵だと思いました。
これには正直驚きましたね。
地方にもこういうのが文化として届いていたんだなぁということですね。
そしてあともう一つですけども、こういう大正ロマンの童話の絵というのはですね、自分にとってははるか昔と思ってたんですけども、
あーそうかと。
水木茂さんのようにですね、それをね、吸収した人、その人が描く漫画を見て自分たち育っているから、
間接的にですね、大正ロマンの絵というのは自分たちにつながっているんだと発見したわけですよ。
水木さんにですね、ビビビビッとされてフワーッと思った感じです。
えーとこのね、今言ったビビッとフワーッというのはですね、水木さんがね、よく漫画で使う擬音ですね。
よく相手の頬を叩く音ですね。
よくネズミ男が相手を殴るときに使っている音ですね。
そしてフワーッというのはですね、水木さんの漫画の登場人物がね、驚いたり気づいた時によく出す声なんですよ。
というので今回の展示会ではですね、ビビビビッというのとフワーッというのは結構ありましたね。
水木さんですが中学校に行かずですね、すぐに働くんですがうまくいかずにですね、
美術の学校に通わせてもらいます。
その当時の作品も残っているんですがね、もう戦前でね、ポンチエ漫画という作品に出会っていたのが伺うことができます。
この頃ってなんかやっぱり明るいイメージがありますよね。戦争前というのは結構ね。
この展示会なんですけどね、分野別順が強くてですね、厳密な時系列順じゃないところが多いんでね。
というので頭の中で整理するのはちょっと大変なところがありましたね。
戦争行ってからの話はですね、自分がよく知って水木さんの話になったんですが、
紙芝居で稼いだ時代だとか、歌詞本漫画家の時代とかね、その部分が少ない気がしたのはちょっと残念です。
ここら辺がね、自分の一番興味のあるところだったんですかもね。
でもまあ、それだけですね、大変な時代だったってことですよね、その時代ってね。
ゆっくりと見ていたんでね、10時半からスタートしたらですね、水木茂さんの長女の原口尚子さんのギャラリートークとすれ違いました。
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自分の興味ある部分ね、紙芝居、歌詞本時代、その時代の話を聞くことができました。
実は今回初日で、そしてね、朝早く見に来たのはですね、このギャラリートークにね、うまく便乗しようとしたのもあったからでした。
ギャラリートークに完全に参加するとね、自分のペースで鑑賞できないという不満があります。
だけどこれだとね、ゆっくりと自分が鑑賞して、そしてギャラリートークのね、話も聞くこともできるので一石二鳥なんですよね。
それからふわっと思った点はですね、水木茂さんというと月刊ガロというツアーがね、強いというイメージがあったんですが、たかだか1年もないんですよね。
もう歌詞本マガは終了ともにですね、ほとんど少年マガジン連載開始するので、その本当に狭い間、その間は月刊ガロに連載したということですよね。
こういうちょっとね、認識が変わっちゃいましたね。
それから水木さんの独特の手法、少年マガジンとか連載するために考え出された技法なんですが、前もってね、細かい背景に使う絵をね、書いておいて、そのところにですね、マガチェックインされた、デフォルメされた人物を描くという手法なんですが、これは週刊マガを作るだけに仕上げる方法だったんですね。
というので、これがですね、アシスタントをしていた津吉春さんの方に引きついたんだなと思ったんですね。
今回の展示会ですけどね、津吉さんの話は少ないのが個人的に残念ですけどね。
ですけども、当日すでに漫画家でありながら、水木さんのアシスタントをしていた津吉さんにとってはね、どういう気持ちだったのかと考えるとね、まあ仕方ないのかなと思いますね。
同じくアシスタントをしていた池上隆一さんの音声によるエピソードがね、あるのが嬉しかったですね。
また今回の展示会、ちょっと気になった点ではですね、歌詞本時代から戦艦のプラモを作るのが好きで、ということが書いてあったんですけども、
まあ模型展示されてあったんですけどね、ちょっとそこが違和感がありました。
当時はプラモって言わなかったんじゃないかなとですね。
少年マガジンに連載した頃だったらね、プラモでも良いんですけどね。
歌詞本前の時代だったら模型じゃないかなと思うんですけどね。
その後ゲゲゲの鬼太郎、悪魔くん、河童の三平とアニメ、ドラマ化されて非常に人気になっていく水木茂さんの話が描かれています。
そして、自分のことを常に怠け者のように言っている水木さんですが、非常に人気の時はですね、もう大変だったみたいですね。
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かなり無理な生活をしていたようです。
というわけで、現在残っている言葉通りにですね、怠け者でも良いということをやっていると、本当に良いのかなというのをちょっと思いましたね。
確かに当時の手塚治虫さんとか石森翔太郎さんに比べればゆでやかだったかもしれないけども、今からの人にとってはですね、これかなりなハードな仕事をしていると思いましたよ。
それからとフハッと思ったのはですね、亡くなる直前に描かれていた絵なんですよ。
これがですね、私たちが知っている水木さんの絵とは違っていてですね、幻想的な絵になっているんですね。
あの子供の時に描いていた童話の絵に近いような感じでね、それが驚いたんです。
ぐるーっと人生一周したような感じなんですね。
ああそうか、魂の漫画展というのはこういうね、この円環した輪っかになったようなイメージがあったからなのかなと思ったんですね。
はい、というわけで8月21日までこの展示が行われそうですので、今日もやり方はいかがだったでしょうか。
個人的には非常に面白かった展示会でした。
それではまた次回、ゆーしくんはペンキ師のお宅の話に落ち着けくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。