1. もっとPRの話をしよう。聴く「PR TALK」by talentbook
  2. #22 PRで経済価値を高めるに..
2023-05-18 41:33

#22 PRで経済価値を高めるには?ポジティブ・ジャーナリズムを掲げるメディア編集長の矜持 ─ ゲスト:ForbesJAPAN・谷本有香さん

聴く「PR TALK」は、PRを実践するさまざまなゲストとテーブルを囲み、膝を突き合わせて「もっとPRの話をしよう」という趣旨の番組です。

今回は、当社も以前よりお世話になっているForbes JAPANにて 執行役員 Web編集長を務める谷本有香さんにゲストにお越しいただきました。

谷本さんは、証券会社を経てテレビキャスター・コメンテーターなどの経験を積まれ、現在もさまざまなメディアでの発信や企業役員を務めながら、各方面で経済を良くするお仕事をされています。

これまで多くの経営者やPRパーソンに接してきた谷本さんの視点から「PR」の重要性や市場の変化をどう捉えているのか。そして「PR」の力によって私たちはどのように経済価値を上げていけるのか?という大きなテーマでトークさせていただきました!

今回も、記事と音声でぜひお楽しみくださいませ!


■ゲストプロフィール

谷本 有香さん
Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長

証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカー後、米MBA取得。日経CNBCキャスター、同社初女性コメンテーター。オードリー・タン台湾デジタル担当大臣、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者スティーブ・ウォズニアック等、4,000人を超えるVIPにインタビュー。

現在、J-WAVE「JAM THE PLANET」、TBS「坂上&指原のつぶれない店」のレギュラー経済コメンテーター他、MX「モーニングCROSS」、TBS「ビビット」コメンテーター他、TV出演多数。経済系シンポジウムのモデレーター、政府系スタートアップコンテストやオープンイノベーション大賞の審査員、ロイヤルハウジンググループ上席執行役員、WARPSPACE社外取締役、All Personal顧問等、企業役員としても活動。立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究所 研究員。2016年2月より『フォーブス ジャパン』に参画。2022年1月1日より現職。/ オフィシャルサイト


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00:05
皆さん、こんにちは。聴くPR TALKパーソナリティの久保圭太と申します。
PR Tableの大堀光です。よろしくお願いします。
この番組は、PR Tableで働く我ら二人がテーブルを囲み、
パブリックリレーションズを実践する様々なゲストをお呼びして、
もっとPRの話をしようという趣旨の番組でございます。
一年前にコースを始めて、今一番お話ししたいという方をお呼びして、
好き勝手にPRの話をしてきた番組ですけれども、
こんな方にも来ていただけるようになりました。
それでは早速お呼びしたいと思います。
ForbesJAPAN公約委員編集長の谷本有香さんです。
本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
もう話したいって言ってくださっても、気分が爆上がりしております。
そうなんです。いつもありがとうございます。
ForbesJAPANさんとしては、何度か当社としては、
資金調達やリブランディングのタイミングで取材いただいたりとか、
あとは前任の林さん、くのりさんの時代にPR3.0カンファレンスという
イベントをやった時に、メディアスポンサーとして記事書をいただいたりとか、
お付き合いをさせていただいたんですけれども、谷本さんとお話しさせていただくのは今回初めてということで、
大変楽しみにしておりました。
こちらの方こそです。いつもお世話になっています。
ありがとうございます。PRテーブルってご存知でしたか?
もちろん、ご存知挙げておりますし、ご一緒させていただくことも、
実は個人としてもあったりとかしていて、楽しみにさせていただいておりました。
ありがとうございます。
いろんなことでやられて、これまでもキャリアも、
証券会社からテレビキャスター、コメンテーターからいろいろとキャリアがあると思うんですけど、
一言ではなかなかもちろんお伝えできないんですが、ぜひご本人の口から、
現在やっている主なお仕事とかを交えて自己紹介いただけますでしょうか。
ありがとうございます。改めまして谷本優香と申します。
現在はフォーブスジャパンでウェブの編集長をしているんですけれども、
今ですね、フォーブスの中でも様々なところを見させていただいていて、
例えば営業の方たちと一緒に企業さん回ったりであるとか、
あとはそうですね、弁当なども一緒に作らせていただいたりであるとか、
あとはサロンの活動というものもやっているんですよね。
なので、いわゆる全国にいる日本の企業経営者の皆様とともに、
何かこうどんどん成長するようなことができないだろうかということで、
様々な情報であるとか、今の体験価値みたいなものを共有させていただきながらですね、
新しい経済価値を作る活動をさせていただいています。
これまでのキャリアは今おっしゃっていただいたようにですね、
本当に様々させていただいたんですが、いわゆる一番最初のキャリアが証券会社だったんですよね。
どうしても金融経済の世界が本当に大好きで、
そういった世界の中で何らかの形でキャリアを積みたいということを考えていたんですけれども、
03:00
そんな中で私が唯一接点を持つことができたのは、経済キャスターであるとか経済コメンテーターということで、
数年間にわたってそういったマーケットで活動させていただいておりました。
ちょうど2016年ぐらいからフォーブスジャパンにジョインをするんですけれども、
今まではですね、いわゆる金融経済という狭い世界から、
日本の価値をどうやって高めていくかということを本当に主眼を置きながらですね、
様々な海外の経営者の皆さんだとか、そして海外マーケットの中での日本の市場のプレゼンスみたいなものを高めることを尽力してきたんですけれども、
もう少し今度は幅広い形ですね、金融経済を超えてビジネスという世界の中で、
日本を元気にいく、元気にしていくお手伝いをさせていただいているお仕事をさせていただいています。
すごいですね、証券会社から始まって、今もそういった会社の今のビジネスの編集長をやりながら、
いろんなメディアとかでコメンテーターとかも活躍されていますよね。
そうですね、ありがたいことにですね、様々なメディア、メディアというかテレビであるとかラジオであるとか、
そういったところで発信をさせていただくお仕事もさせていただいておりますし、
あとは大学で教えさせていただくようなところもありますし、
あとはですね、企業の役員職をさせていただいているとか、
本当にいろいろな視点から、日本の社会であるとか日本の経済みたいなところを、
より豊かにさせていただくお仕事をさせていただいていると自身では認めしています。
なんか単純な疑問なんですけど、時間の使い方とか、
どういうお仕事をされているのかなって、自分で考えたりするじゃないですか。
確かに確かに、本当にこれ言うと自宅客がはなはだしいんですよ。
本当に仕事大好きで、
仕事も人生も生活も全部一緒くたに考えてしまっているところもあったりとか、
本を読んでいる時間も仕事であったり、趣味の時間も仕事であったり、
そんな形で24時間365日楽しみながら、
今自分自身が一番興味あることであるとか、
あと何らかの形で社会に貢献できるポイントになるようなところを、
吸収して出していくのが、仕事というふうに括るとですね、
かなりブラックな生き方をされているかもしれませんけれども、
毎日楽しんで手伝っています。
常に動かれているという。
そうですね。海遊業のような感じで。
でも楽しいってことですね。
それでもいろんな興味のあることをいろいろやられていると思うんですね。
そうですね。
本当に刺激がないと多分生きていけない人間な感じがしています。
個人的に、ちょうど読ませていただいているのも知っているんですけど、
特にそれこそいろんな経済界の方から、
それこそAppleの共同創業者のスティーブ・オーソニアックさんとか、
06:00
スターバックス創業者とか、いろんな方にインタビューされて、
実績があられると思うんですけど、
アクティブリスニング、聞く技術という書籍なども出されているじゃないですか。
私自身も最近聞くという立場での仕事も多いので、
神様みたいなお方だなと思ってですね。
ここだけで1時間ぐらい話しているところなんですけれども、
今日はPRトークということで。
大きなテーマとしては、ぜひ経済番組とか、
いろんな経営者に触れてきた谷本さんの視点から、
PRはどう見えているのか、これからのPRパーソンはどうあるべきなのか、
という少し大きめのテーマで、
ぜひザック・バランにお話をしていければなと思っております。
これまでの経営者とPRパーソンを接してきた谷本さんとして、
PRを取り巻く環境とか重要性の変化とかって、
何か感じているものなど、最近ありますか。
そうですね。PRの重要性というのは、
誰しもが認識されていると思うんですよね。
ただ、もしかするともう少しうまく使えるのではないかと思うところは、
PRという部門であったり、部署と、
そして経営というものが少し乖離してしまっている企業さんが多いと、
そこがすごく私はもったいない点だというふうに思っています。
もちろん社長さんご自身がPRの最たる窓口であったりとか、
もしくは看板的な役割である方たちでいらっしゃいますよね。
そことPRの方たちのズレみたいなところが、
もしかするとメッセージを薄めてしまっているところがあるのではないかな
という気がしているんですよね。
いい例を言うと、
例えば私は海外のスターバックスさんの
ハワード社の創業者の方に何回かインタビューさせていただいたことがあるんですけども、
すごいなと思ったのは、私がインタビューしても10年以上前ですよ。
もっともっと10年くらい前かもしれない。
いわゆるスターバックスって何ですかみたいな、野球の野球団ですかみたいなことを
まだ日本が言っていない。
日本にハワードさんがいらっしゃった時にインタビューさせていただいたことがあって、
その後もそうなんですけども、驚いたことは、
ハワードさんが言っていること、
ハワードさんの情熱、ハワードさんの切り口、
ハワードさんのコーヒーに対する見方、
すべてが彼の周りにいる人たちですよね。
それはPRパーソンもそうだし、
あとは秘書の方もそうかもしれません。
あと経営企画室の人もそうかもしれない。
マーケティング部の人もそうかもしれないんですけども、
全員本当にもうミニハワードみたいな感じの人たちが多かったですね。
それは私はすごいなと思いました。
どこを切ってもハワードさんと同じ答えが返ってきて、
ハワードさんと同じ熱流が返ってくると、
これがなかなかないんですよ。
だいたい企業の経営者の皆さんはすごく熱く語って、
こういうふうになる、こういうふうになるって、
こういうことをやりたいんだっていうふうにおっしゃっても、
実は広報の人に聞いてしまうと、
それがすごく賄賞化されてしまったりであるとか、
情熱がすごくそこまでそぎ落とされて伝わってしまう。
それってめちゃめちゃもったいなくないですか。
09:01
それができている企業さんっていうのは、
私はすごいなっていうふうに感じて、
海外の企業さんは結構そういった企業さんが多いっていう印象だった。
だからいかにメッセージというものを、
つまりインターナルにちゃんとPRするかっていうことの重要性みたいなことが、
もしかして必要なのではないかという意味において、
まだまだ日本の企業がそこまで、
どこを切っても企業経営者と一緒みたいなところが、
もしかしてないのかもしれない。
でもそれはもしかすると、
ハワード・シルツさんのような、いわゆるカリスマ的で、
そして創業者ではないっていうところがあるのかもしれないですね。
一貫性があるというメッセージをうまく打ち出すことができると、
もしかすると、
さらにさらに価値を上げることができるのではないかなというのは、
一つ思うところではあります。
なるほど。
実体験からそうやって感じたってことだと思うんですけど、
スターバックスさんってイメージとして、
店舗とか行っても、
すごく考え方が浸透しているってイメージはありましたけど、
やっぱりもうそんな20年も前から、
広報も、
その周りにいる、
経営者の周りにいる人が、
みんなやっぱりそういう言動とかが一致していた、
一貫性があったっていうのが、
やっぱり印象的だったってことですね、
当時から。
そうなんですよね。
もしかしてそれは、
何でしょう、
オペレーションのこう、
マニュアル柄とかそういうことじゃない。
マニュアル柄はないですよね。
そういうことではなくて、
いかにやっぱり自分たちの存在意義であるとか、
その自分で立つ何かがっていうものが、
どれだけ浸透しているかっていうことで、
今ってパーパス経営というような言葉が言われていますけども、
そこに行き着くんじゃないかと思うんですよね。
つまりどういうことかというと、
例えば、
ハワードさんにちいち確認をしなくても、
例えばAとBとCというプランがありますと、
その中で一番スターバックスらしいのはどれだって言ったときに、
従業員さん多分、
同じハワードさんと同じことを選ぶことができるっていうところである気がするんですよね。
なので、
例えばスリーブによくメッセージ書いてくれたりするじゃないですか。
あれもハワードさんだったら、
多分この人にどういった言葉をかけるだろうって言ったときに、
スターバックスらしいメッセージを送るときは、
例えばこうなんではないかっていうような、
一番その会社にある重要な何か哲学みたいなところが共有化されている。
ここが私は、
あの会社の強みであるなっていう気がするんですよね。
もちろんそれは、
歴史が長い企業だとすごく難しかったりしますし、
それが明治時代にできた企業であったりすると、
なかなか今の時代に合わせてそのパーパスというものが落ちてこなかったりするんだけど、
それをうまくきっちり現代の言葉に表しているかであるとか、
きっちり哲学の部分をなんだか浸透させるような、
メッセージを伝える何らかの術があるかみたいなところが、
もしかすると今問われているのかもしれないと思いますね。
コウさんどうですか?経営者の立場から今の話を聞いて感じることはありますか?
12:03
今のエピソードは納得度がとても高いお話だなと思って聞いてまして、
多分そういうメッセージ、社内的な発信もそうだし、
それこそ採用、人の採用においても、
そういう考え方のもとに一緒にやっていける人を採用しているだろうし、
あとは市場との対話とか、メディアの方々との対話とか、
地域との対話っていう、そのあらゆる随所のステークホルダーと、
しっかりずれない、ぶれないコミュニケーションがなされているなっていう意味では、
本当パブリックリレーションズのお手本のようなお話として、
とても今聞いておりました。
まさに今ブランドがちゃんと浸透するためにすごく重要なお話だったなと思うんですけど、
一方なんか難しいなと思うのは、
例えばそれがPRパーソンだったり周りがそういう風に話せるってなったときに、
それを事業の成長だったり、経済的な成長みたいなところに対して、
実際それがどう繋がっていくのかみたいなところも結構重要かなと思ってるんですけど、
谷本さんの視点から見たときに、例えばそういう会社っていうのは、
やっぱり成長だったりとか、その事業としてやっぱり伸びていって、
経済的に価値を生んでいくみたいなところにやっぱり繋がっていく、
そういった企業っていうのはやっぱり今みたいなお話がうまかったり、
一貫性があるみたいなところって共通ってあると思いますか?
あると思います。
例えば今ってまさにミッションビジョンバリューがすごく重要だよとか、
さまざまな現代の言語に変えて、
自分たちのパーパスを変えていくみたいな企業さんが増えてきてますよね。
これすごくいい動きだと思うんですけど、一方で、
例えば皆さん、なんて言うんでしょうね、
なんとかが豊かになる社会みたいな、
そういったすごく今社会性を帯びたようなパーパスみたいなものがすごく多くなってますよね。
でもその時に私自身もいろいろIRとかに関わっているんですけども、
そのメッセージを見て、その会社名であったり業界を隠したときに、
言い当てられますかと、この企業さんがって、
すごくどの企業にも当てはまって、
どの業界にも当てはまるってことが多くないですかっていうことなんですよね。
もちろんそれは中小概念であるので、
いろんな企業さんに会うっていうことはあるんだけども、
もう少し自分たちの企業がなぜ存在しているかっていうのを、
もう少し深掘っていったときに、
もしかするともう少し具体な言葉みたいなものがあってもいいのではないかっていう気がして、
それこそが寄り添うべき一つの自分たちの哲学であったりするっていう気がするんですよね。
なぜかというと、今儲かるかどうかってお話しされましたよね。
例えば、言い方がすごく変かもしれないんですけども、
自分たちの企業の何か、ブランドであったり、
パーパスもそうですし、そして出しているプロダクトもそうかもしれない、
サービスもそうかもしれないんですけども、
15:01
そういったものがですね、
なんで他の企業じゃなくて、この企業じゃなきゃいけないんだっていうところがすごく重要なわけですよね。
今本当にオンリーワンのサービス、オンリーワンのプロダクトを出しているところってどれくらいいますか?
多分いないんですよね。
なので、やっぱりその裏にあるストーリーであるとか、
なぜ自分たちが存在しているのかであるとか、
どんな社会を作りたいのかっていうそういったところですべてが一つでパッケージ化されて、
初めて打ち出されたものに対して消費者がお金を払ったりであるとか、
消費者だけではなくて、2Bのお客様がやっぱりここと一緒に組んでいきたいということになっていくんだというんですよね。
その時に、もしかすると、例えば宗教に近いかもしれないんですけど、
信者の人たちをどれくらい作るかということだと思うんですよ。
まさに儲かるって言って、信者って書くじゃないですか。
あれだと思うんですよ。
だからやっぱりここに、ここを信じていこう。
他のいろんな、確かに似ているようなプロダクトであるとか、
いろんな似ているようなサービスを出しているところがあるけれども、
私はここを信じて、ここと一緒にやっていきたいということを考えられるかどうかって言ったところに、
初めてお金を払う。
もしくは初めてそこと一緒に手を組んでやっていこうってことになるんだと思うんですね。
なので、そこをきっちり打ち出せているかってことだと思うんですよ。
ということは、つまり機能性だけでいいんですかと。
つまり安くなりましたってことだけでいいんですか。
そうじゃなくて、その違う部分を打ち出していかないと、
選ばれないという時代になっているのではないかなというふうに私自身は思いますね。
なるほど。納得がありますね。
確かに。商品がコミュニティ化して選ぶ差別化、多分そういうところになってくるっていうのもありますし、
我々も立場からしても、採用っていう部分においても本当にそこが自由になっているなって感じますよね。
スペックとか、作能的な情報だけじゃなくて、
思いだったりビジョンだったりに共感して選ばれる。
そうしかも採用候補者も消費者もみんなそういう観点になってきているのかなって感じますね。
実際そういったことを実行していくにあたって、
やっぱり日々いろんな経営者ともお話しされていると思うんですけど、
それが実行できている企業というのはまだまだ少ないっていう印象ですか。
国内とかで言うとどうですかね。
そうですね。私は2つの軸からPRであるとか、いわゆるメッセージ性みたいなことですよね。
つまり全部の縦軸にあるメッセージが外に出るという横軸ができているかみたいなことを見る2つの軸があって、
それは1つは経営者の目線で見ているということが1つで、
もう1個はPRパーソンから出てきている情報で両方見ているわけですね。
もう1つあるとするならば、消費者として見ているとか、
そういった生産者として見ているというところがあるんですけれども、
そこみたいなものがあるかどうかみたいなところで言うと、
そこは結構あると思っているということが先ほど申し上げたようにあると思うんです。
どういったところが重要なのかというと、
多分その経営者の取締役会であるとか、
大事な経営の会議にどのくらいPRパーソンが必要なのかというと、
18:02
まだまだ入っていないと言われているところが多かったりするので、
そこにきっちり入っていくというところが重要だと思います。
例えば海外のブランドさんとかは、PRパーソンの方たちが経営会議みたいなのにきっちり入られていて、
彼らが何を考えていて、なぜこのディシジョンをしたのか、
そのAとBとCがあるプランの中で、
なんでAを選んだのかというところまでのきっちり払わちしている現象について、
その経営者の取締役会であるとか、
なんでAを選んだのかというところまでのきっちり払わちしている言語化ができているというところがあったりするんですよね。
それを知らないで、出てきたアウトカムだけを見ていると、
もしかすると表面的なメッセージになってしまうのではないかなというところがある気がしています。
できている企業さんはどういった企業かというと、
やっぱりPRの方と経営者の方の、
直結して何らかのメッセージを伝えることができているか、
つまりそういったコミュニケーションが密に行われているかであるとか、
あとはPRの方たちがただヒアリングをするだけではなくて、
PRの方たちがでもその言い方を伝わりませんよ、みたいなことを言って、
もう一回そこで言語をチャッフルして新しい言語を作り出すみたいな作業に
携われているかどうかみたいなところが影響されているような気がします。
それやっぱり経営人のマインドもPRパーソナルのマインドも両方変える必要あるんですかね。
あると思います。それはPRの重要性みたいなところ、
やっぱりまだまだ特に大規模の皆さんとかは、
そこまでもしかして感じていらっしゃらないのかもしれないし、
感じているかもしれないけれども、そこまで自分自身が何らかの
出向いて言ってPRの方たちに説明をするみたいなところのコストをかけて、
いらっしゃるケースみたいなものはあまり効かないっていうところはある気がしますね。
なのでもう少しそういったところのマインドを変えたりすると、
少し変わってくるのかなと思いましたね。
河村いかがですか。今大企業の人事とか広報と接することが多いと思うんですけど、
広報と経営人との関係性みたいなところで何か感じることはありますか。
そうですね。僕は前々職はIPO前後でベンチャーに入って、
広報の責任者で入って、レポートラインは創業権社長だったんですけど、
コミュニケーションは結構取れてたかなと思ってるんですけど、
当時の自分のスキルを振り返ると、経営に資する何かそのパフォーマンスを
出せてなかったかなっていうのは今お話聞いていて、振り返ってますと。
やっぱりやってたのはメディアの方々中心としてコミュニケーションとか、
コンテンツを作るとかだったんですけど、逆に今創業して、
今もかなり10年ぐらい経ちましたけど、その状態でPR担当に戻ったら、
21:01
経営に資するアウトプットパフォーマンスは当時よりは出せそうだなと思うんですよね。
PRパーソンがPR業界づっぷりの方じゃなくてもいいなと思ったんですよ。
営業部長やってましたとか、人事のトップでしたとか、
別の業界いましたとかっていうようなダイバーシティといいますか、
いわゆるPRパーソン像っていうものが出てくる際、僕の中でちょっとしてるというか、
それこそ谷本さんとかも、もしかしたら企業のトップ担当というか、
経営の候補としてやれる方だと思ってますしとか、
そんなことを今聞きながらもやもや考えてました。
おっしゃるように本当そうなんですよね。
いわゆるもちろんPRって職はあるけれど、
誰もがもちろんPRのPR的な要素を持っていないといけないと思うんですよね。
例えば技術者の方だったら、部品を選ぶにしても、
例えばこの企業は動員してこのAの部品を選ぶんである。
BじゃなくてAなんである。
それはやっぱり自分たちのスポークスパーソンとして、
だからAなんだ。だから高くてもAを選ばなければいけない。
だから負けられないんだみたいなことは言わなくてはいけなかったりするっていうことが
まず一つあると思うんですよね。
もう一個で言うと、PRパーソンがすごくこれからの時代に求められるんであろうなと思うスキルとしては、
今ってまさにアウトカムというか、一番最初に最後に出てくる、
本当に出来上がった他の部分しか出してないようなもったいなさが私はあると思っていて、
例えばキーエンさんとかそういうことやってるんだけれども、
これPRじゃないですか、キーエンさんのすごさって何があるかっていうと、
例えばあそこには様々な技術があると、
技術というものを見ながら、
じゃあこういうことができるんではないかって言って、
例えばセールスの人たちが、
セールスの人って普通出来上がったものをそのまま持ってくるじゃないですか、
これ買ってください。
まだ出来上がった状態みたいな段階で、
いろんな、例えばもうAからZまでいろんな技術があると、
それで一応行って、
彼らっていうかクライアントさんのニーズみたいなものをやって、
この会社には実はB持ってきたけど、
Bじゃないわと。
じゃあZじゃないですか、
じゃあZ使ったらこんなことできるんじゃないですかって言って、
持って帰って、Zでやって、
また持っていくみたいなことをやるわけですよね。
つまり、まだ出来上がってないものを、
きっちり一つのヒアリングする、
大きな部署としてPRってあるような気がしてるんですよね。
発信する、情報を取る立場にもあるっていう気がするので、
もしかするとそういう意味で、
今後は発信者ではなくて、
発信とインタラクティブ性みたいなところを、
どれだけやっていくかってことだと思いますし、
24:01
もっと言えばですね、
もちろんメディアの人間もそこをやっていくことが必要だと思うんですよ。
聞いてなるほどって言って、
ただそれをそのまんま出すんではなくて、
例えば私はよくやってるんですけども、
なんでそれフォーブスなんですかと、
これ多分フォーブスじゃないです、
みたいなことをお断りすることもあるし、
反対に企業さんも、
これ確かにフォーブスじゃないですよねと、
フォーブスじゃなかったら持ってくるべきではないんだと思うんですよね。
でもお互いに出したいよね、
もしくは私自身もこの会社さん応援したいよねと思ってるのであれば、
フォーブスとこの企業さんでできる情報の出し方って何なんだけど、
それを出し方を一緒に考えた時に、
もしかすると新しいサービスができるかもしれませんし、
新しいやり方みたいなものがあるかもしれないと、
そういったことをやる、
対外の窓口になるのがPRさんであるような気がするんですよね。
だからそういった意味においては、
ものすごい可能性を決めている。
おっしゃる通りですね、PR候補っていう言葉だけだと、
情報を発信する人みたいなイメージになっちゃいますけど、
本当は候補、校長だったり、
ちゃんと対話する、しっかりとの対話っていうのがあって、
その一つがメディアとのリレーションだと思いますし、
まさに今の社会だったり、
メディアがどう求めているのか、
何を発信したらいいのかっていうのを、
一緒に作っていくみたいなことが、
PRさんがより意識的にできるようになると、
すごくいいんだろうなって聞いていたり思いましたね。
そうなんですよね。
だから結構面白い、いいなと思うPRさんが何人かいるんですけど、
多くの方たちは、
もったいないなと思うところがすごく多かったりする中で、
この人はすごいなって思う人は、
若さとかそういうベテランとか、
全く関係なく何をやっているかっていうのを、
プロセスを教えてくれるんですよ。
例えば、
まさにプレスリリースのように持ってくるんではなくて、
今これを作ろうとしてるんですよねっていうところから教えてくれると、
そうすると、何でこういう方向に向かっているのかなと思った時に、
何か我々も今時代性が変わった中で、
こうなった時に、
今あのプロダクトだったりサービスをやろうと思って、
どうしてるかなって、
どちらから声をかけたりとか、
そして、
彼らも思っていなかったような価値を、
お互いの力で想像することができたりすることがあったりするんですよね。
なので、さっきのキーンさんの話もそうだと思うんですけど、
お互いに作り合っていくみたいなところがすごかった。
次代のPRのあり方であるような気もするということと一つと、
あともう一個はですね、
サービスとかプロダクトをやっぱりどうしても出したくなるじゃないですか。
PRって。
あとは、
分かりやすいニュースですよね。
いくらいくら資金調達をしたとかじゃなくて、
人にフォーカスするっていうのも、
やっぱり特にフォーブスはしてるというところもあって、
すごく重要なポイントだというふうに思うんですね。
誰がどういう思いを持ってして、
何でやったのかっていうのは、
やっぱり大きく世間を動かすことにもなりますし、
27:01
やっぱり私たちフォーブスの記事ではですね、
そこが大きく読まれたりするんですよ。
だからこそそこに価値が乗っかったりするんですよね。
で、なので、
今こういった人が開発者が入ったんですと、
この開発者がどうしてこの製品を作ったかというと、
こういったバックグラウンドがあったんですよ、
っていうところまできっちりその情報に乗っけてくれたりすると、
もしかするとそれは、
私たちメディアの人間だけではなくて、
多くの消費者であったり、
もしかしてそういう個人の方たちも、
今までとは違う消費の仕方であるとか、
投資の仕方をするっていう可能性がすごく私は大きいと思うので、
そこまできっちりお話しすることができるかどうか、
みたいなところもコミュニケーションの中に入れるといいのかなとは思いましたね。
ありがとうございます。
まさに僕らも人にフォーカスしたタレントブックっていうプロダクトをずっとやっているので、
まさにもう共感ですね。
採用に効くために、
こういった人のようなコンテンツを作って発信していくみたいなところ、
ここはやっぱりすごくPRの手法として非常に効くなっていうのは、
僕らも実感として感じることですね。
この部分、たぶんまだまだお話はしたいところではあるんですけれども、
お時間をお願いいたしますので、
ちょっと次のテーマというか、
せっかく今日田山さん来ていただいているので、
Hobbs Japan としてのお話もぜひ少しお伺いできればなと思っているんですけど、
いろいろと今みたいな話で記事とかも、
特集とかもやられていると思うんですけど、
ご自身もしくは Hobbs Japan として最近注目しているテーマとか、
分野とかそういうものってあったりしますか?
そうですね、もちろん Hobbs Japan というメディアの立ち位置として、
ちょうど3年後ぐらいに実装できる未来を作っていこうといったところを、
モットーに掲げながら雑誌だとして、
ウェブもそうですけども作っているんですよね。
経済史といってすごく人をくっくりにされてしまって、
どうしても経済に関するような記事を出していくことが、
経済史の役割だというふうに言われてますけども、
我々の認識としては、
まさに経済をともに作っていくんだと。
なので経済に寄与するメディアとして、
やらせていただいているところがすごく大きいんですよね。
なので、私たちの教授として大切にしていることは、
ポジティブジャーナリズムといったところをすごく重要視しているんです。
ややもするとですね、やっぱりセンセーショナルな記事であるとか、
センセーショナルなタイトルみたいなものを作ると、
やっぱり読まれるわけですよ。
そうなんだけども、読まれるということは、
もちろん我々にチャレンジャーにさせていただくことにもなるんですが、
そうではなくて、やっぱり私たちが本当にやらなくてはいけないというところに
すごくフォーカスをして、
例えば私たちのターゲットとなる、
次世代を作るリーダーの皆さんにとって指するような材料であるとか、
ポジティブな情報であるとか、ヒントとかアドバイスみたいなところを、
使っていただくっていうところをするために、
ネガティブな要素であるとか、
あとは変なゴシップ的なお話みたいなところは、
30:05
触れないでいいといったところは、
一線を隔してやったりしている。
いいですね。
メディアのPV市場主義とかになってくると、
本当にそっちに走ってしまうメディアとかもあると思うんですけど、
これからやっぱりそういった、
ちゃんとコンセプト掲げてだったり、
コンテキストがしっかりしているメディアじゃないと、
トータルされていくんじゃないかなと個人的に思っているので、
そこがすごくプライドを持ってやられているというか、
しっかりコンセプトを持ってやられているという感じですよね。
フォーブスジャパン様。
ありがとうございます。
ちょうどフォーブスがコロナの時期に、
それはアメリカのフォーブスの方ですけども、
我々もそれを即してやってるんですけども、
インクライブキャピタリズムっていう言葉を打ち出したんですよね。
これはどういうことかというと、
アメリカの方では、いわゆる株主市場主義であったじゃないですか。
いわゆるストークホルダー資本主義と言われてましたけども、
その時代が終わって、
ちょうどサブプライムローンだったりリーマンショックみたいなのがあって、
貿易的な資本主義のあり方ではダメなんだと。
その時に19年ぐらいから、
アメリカのビジネス団体でビジネスラウンドテーブルっていうところが、
ステイクホルダー資本主義にしようということを打ち出して、
大きくその時代というか経済に関わるものが変わってきたんですよね。
ただ、それだけでもやっぱり取りこぼしてしまうところがいっぱいあるんだろうと、
より社会性であるとか環境であるとか、
そういったところを重視していかなくてはならない中において、
私たちが出したインクルーセブ・キャピタリズムっていうのは、
もう少し包括的とか包摂的な資本主義っていうような、
お役をするんだというふうに思うんですけれども、
より誰をもが豊かさを持っていくような社会にしていけたらいいよねっていうところで、
またその方法論みたいなところは模索をしながらですね、
やったりしているんですよね。
その中において、まさにチャットGPTみたいなところが出てきて、
すごくある種のご示唆に富むメッセージだというふうに受け取って、
もちろんチャットGPTっていろんな解釈があるとは思うんですけども、
私たちはですね、もちろんメディアとしてはある種の脅威みたいなものも感じる一方で、
私個人としては、これフォースの考え方ではなくて、
私個人としてはチャットGPTが出てきたことによって、
様々な考えみたいなものだったりとか、
全ての思考みたいなものが正しくなるというんでしょうか。
より因果のように、これがあったらこうなるっていうような、
今までの確立的な資本主義ではなくて、
全てのことが正解であると。
その正解というものを全部是としていくっていうような時代が、
このチャットGPTによって確立されていくんだ、
確立されたし確立されていくんだろうなというふうに気がしてるんですよね。
なので、まさにインクルーシブ・キャピタリズムという概念を持ち出している中において、
33:02
チャットGPTが出てきたからこそ、
そういったところをうまくまさにコーパイロットしながらですね、
一緒に行くような時代が作れたらなというふうに思ったりしてます。
それはポジティブに捉えてる、そこもね、
新しい技術が来ても共同してくるんじゃないですけど、
そういうふうに捉えているんですね。
今までだったらチャットGPTで提案されたようなことっていうのは、
今言うと、それは合成の情報であったりとか、
正しくない情報みたいなものもおそらくあるってこと。
でも正しくないって誰が決めたんですかっていう話ですよね。
もしかすると、今の段階で決めるまさに因果であったらば、
それは正しくないっていうことかもしれないですけども、
もしかすると50年後を見てみたら、今出てきた、
そういったポップアップされた、今は嘘だと思われている情報が、
もしかして、ゼかもしれないっていうことを考えていく必要がある
っていう気がするんですよね。
そこまでのアート的な思考というか、
今正しいと思われない回答を正しくしていくために、
私たちはどういった思考を拡張していくというようなところに、
チャットGPTを使っていくことができると、
まさに豊かさの定義が広がりますし、
多くの人たちにとっての正しさであるとか、
良きことみたいなところが広がっていく気がするんですよね。
そこを拡張していくことができればいいなと思いつつ、
今までできていなかったので、
それがチャットGPTの時代の中において、
安くなるかもしれないというのは、
私は期待を持ってして、今見ております。
めちゃくちゃ面白いですね。
この分野はメディアの方たち、皆さんいろいろ考えられていると思うんですけど、
もう少し何ヶ月のか1年のか経った時に、
結構使いこなせている人と、
差が開きそうだなと思っていて、
このテーマはぜひまたお話したいですね。
すごく面白いです。
確かにいろんな議論があって、何が正しいかわからないんですけど、
ただ、どんどん情報の格差が広がってしまうみたいな、
いる人たちはどんどん情報リテラシーが上がっていて、
そうではない人は、みたいな言い方もありますけど、
でもそうじゃないとすると、結局情報だったりっていうのは、
別にアクセスする先が、
例えばこういったPCだったりとか、
インターネットだからっていうことではないと思うんですよね。
様々な形で情報共有されていくというか、
集合意識になっていくと思うんですよね。
だからこそ、世界というのはすごく見えないところで、
どんどんうまく改善していったりとか、
改革していったり、
革新されていっていいような気がすると。
なので、もしかしてアクセスする人が、
何らかの形でもたらした社会情報というもの、
もしかしたら社会が、
社会の物理的に変わったというところで、
物理的に変わったというところに、
支えている情報というものが、
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何らかの形で、
そういった情報を弱者の方たちに、
いい形で伝わっていくってことは、
あり得るような気が私はしていますし、
確実にそれは、
いい影響を与えるというふうに思っているので、
格差は広がらないというか、
いい形で、
きっと情報は、
みんなを良き方向に動かしていくんじゃないかな、
というふうに信じています。
お話ししていて、
全ての物事を前向きに、
ポジティブに捉えて、
つなげていく方なんだなって、
どうして感動していますか。
ちょっと最後、
今後の話とか、
メッセージをいただきたいんですけど、
その前に最後に、
コウさんから、
今日お話しした、
感想かコメントをいただけますでしょうか。
もう時間は、
そんなに長い間お話しできませんでしたが、
まさに、
ポジティブジャーナリズムというお話しされていましたが、
谷本さんが一番、
体験されている方だなというのを、
今日も短い時間ながらも、
とても感じました。
あとはやっぱり、
本当にいろんな、
物事とか企業とかを含めて、
多様な視点で捉えられていらっしゃるなというのも、
すごい伝わってきたなと思っていまして、
なので、
本当にインタビューされている側の方々、
著名人の方々、
経営者の方々が含めて、
安心してお話しできる、
相手なんだろうなっていうのを、
今日、
本当に短い映像ですけど、
実感をして、
すごいなと思っておりました。
今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
最後に、
視聴いただいているPRパーソンとかが、
多く聞いていると思うので、
聞いている方々向けに最後、
メッセージとか、
よければエールみたいなことを、
谷間さん、
ちょっといただけますでしょうか。
ありがとうございます。
我々もどういうふうに変わっていったらいいだろうか、
ということをすごく考えている中で、
すごく絶対素材の方たちであるとかに、
時々ヒアリングをさせていただいているんですよね。
それですごく面白い事例があって、
まず彼らに、
私自身が大学生とか教えているときに、
どうやってニュースを見ているかと、
ニュースを撮る媒体は何かって聞いたときに、
いくつかの大学で私はヒアリングをしたんですけど、
驚くべき結果が出たんですよね。
それが、例えば1位から3位が、
TikTok、Twitter、Instagramだったんですよ。
これ私の本当に個人的なヒアリングなので、
違うかもしれないですけど、
もう完全にそうだったんですね。
言うことを考えたときに、
私たちのようなメディアが、
必ずしもニュース性のあるものであるとか、
実証を伝えるという時代じゃなくなってきたと。
じゃあどういうふうにやったらいいのかと思ったら、
彼らからすごくいいヒントをいただいて、
フォークスジャパンっていうのは、
僕たちはどういうふうに参加したらいいんですか?
って聞かれたことがあるんですね。
参加ってどういう意味ですか?って、
私がもちろん聞き直したときに。
素敵じゃないですか?
私たちってもちろんテキストを出して。
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ではなくて、
彼らが言っているのは、
つまり、いいねボタンもない。
そしてコメント欄もない。
メディアっていうのは、
インタラクティブ性があって初めてメディア。
自分たちが思うメディアなのに、
メディアとしてメディアなんですか?
みたいなことをおっしゃってた。
すごく印象深かったんですよね。
もしかすると、
これからそういう時代になっていくんだと。
私たちが、
共に経済を作りましょうって、
いろんな企業さんに言ってたりするのを、
じゃあどうやってやったのかって言ったら、
できてなかったんじゃないかと思ったんですよね。
それはテキスト上であるとか、
もしくは雑誌という世界の中で、
まさに競争とか言いつつ、
結局できてなかったと。
なので、もしかすると、
そういったようなことを、
作っていかなければならないというのは、
私たちにおける今の課題でありますし、
これからやっていかなくちゃいけないことだと思います。
反対にPRの皆さんも、
同じようなことが多分、
課題化になっていくんだというふうに思うんですよね。
つまり、
自分たちはもちろん発信する側だけではなくて、
それは咀嚼したりであるとか、
そしていろんなことをさまざまやっていく。
それはもしかして、
マーケティングの立場の人間がやればいいというふうに
思っていらっしゃるかもしれない。
PRの方たちとかいろんな方たちがですね、
さまざまなところから情報を
吸収しながら、そしてみんなで
ディスカッションしながら、
そして一番良き形で
発信する何かの
宝みたいなものを見つけられる、
すごい素晴らしい部署だと思うので、
そういったことをメディアも合わせて
ご一緒にやっていく
結果において、
経済がより
いい形で発信することができたりとか、
大きく価値が
増すことができたらいいなというふうに
思っていますので、
まさしくともに作って
まいりましょうということを
ぜひ伝えたいです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
PRの視点だけでなく、
メディア、そして経営者、
皆さんに向けたいろんな
資産に富んだお話を今日はいただけたかなと
思っております。
本当に話したいので、またぜひお話しさせてください。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
今日のゲストは、
フォームズジャパン執行役、
編集長の谷本優香さんにお越しいただきました。
本日は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
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