2022-03-28 36:30

#6 地方でPRの仕事を創る「事業企画」マインドの持ち方─ ゲスト:ローカルPRプランナー・小林祐太さん

聴く「PR TALK」はPR TableのPR/Evangelist クボケイタと、取締役/Founderの大堀航がテーブルを囲み、様々な業界で活躍するゲストをお招きして「もっとPRの話をしよう」という趣旨の番組です。

今回は、2020年に東京から愛媛県今治市に移住し、現在はローカルPRプランナーとして活動されている小林祐太さんにお越しいただきました!

2018年から約2年間、PR Tableに在籍していた元社員でもある小林さんが、「なぜ地方に移住してPRの仕事をしようと決断したのか?」そして「地方でPRの仕事をする上でどんなハードシングスが待ち構えていたのか?」これから地方でPRの仕事をしたい人だけでなく、東京で働くPRパーソンにとっても学びになるキーワードがたくさん散りばめられているはずです。

プライベートでは、古民家をリノベーションして広報誌やTV番組に出演しまくるなど公私共にPRパーソンマインド溢れている小林くんとのトークを、ぜひお散歩しながら、家事をしながら、お風呂に浸かりながら、ごゆっくりとお楽しみくださいませ♪

今週の放送ハイライト

  1. リノベ古民家からこんにちは(~)
    ・毎週テレビの撮影がきてます
    ・地域の広報誌が関係構築のきっかけに
    ・リノベ古民家のパブリシティ獲得法
  2. 上京してから地方でPRの仕事をするまで(〜)
    ・なぜ地方でPRをやろうと思ったのか
    ・PR Tableで学んだ仲間づくりの価値
    ・伝説の #がんばれ小林くん
  3. 地方でのPRの仕事の創り方(〜)
    ・制作会社におけるPRの役割
    ・PRプランナー資格が役に立った
    ・とにかく誰かの役に立つことを繰り返す
    ・埋もれたネタをどう掘り起こしてあげるか
  4. 地方でPRをする人に伝えたいこと(〜)
    ・PRらしさを見つける「事業企画」の発想
    ・誰かが仕事を持ってきてくれるわけじゃない
    ・伝えるコトバ一つひとつにこだわる
  5. これからの地方PR(〜)
    ・より前工程から情報開発に携わりたい
    ・今治タオルの次は〇〇?
    ・古民家でボルダリング

■地方移住してもPRを続けるためにやってきたことと心構えについて(note)
https://note.com/yu_ta_ko_ba/n/nf4e5b9ce1f13

■PR Table時代に小林さんが企画・モデレートを務めたイベントレポート
https://product.talent-book.jp/pr-talk/pr/prtc-24-report/
https://product.talent-book.jp/pr-talk/pr/prtc-21-report/

■小林さん一家が出演されている今治の広報誌
https://www.city.imabari.ehime.jp/kouhou/koho/202203/

00:01
もっとPRの話をしよう。聴くPR TALK
はい、皆さんこんにちは。聴くPR TALK by talentbook始まりました。
私がパーソナリティーの久保圭太と申します。そして
PR Tableの大堀光です。よろしくお願いします。
はい、お願いいたします。この番組はですね、PR Tableで働く我々2人が
テーブルを囲み、PRを実践する様々なゲストをお呼びして、
もっとPRの話をしようという趣旨の番組でございます。
はい、今日もですね、早速素晴らしいゲストの方が来ていただいております。
はい、今日はですね、実はPR Tableの元社員でもありまして、今は愛媛で
ローカルPRプランナーとして活躍されております小林祐太くんに来ていただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お久しぶりです。
お久しぶりです。
久保氏くん、背景がですね、完全に愛媛のローカルの雰囲気が出てまして、バーチャル背景だと思ったのに本当に見えない。
そうですね、あの小民家をリノベーションして、今年に入ってから住み始めました。ここに。
久保さんあれですよね、愛媛に行ったと思って色々と見てたら、気づいたらリノベの小民家を建築して。
すごい活躍してるんですよって久保さんからリンクを送られたのですが、めちゃめちゃいい家建ててる。
そうなんですよ。これ今ね、音声だけでちょっと見えない方はですね、ちょっとリンク貼っておくので是非見てほしいんです。
プライベートでいろんなメディアに露出しまくって。
そうですね、本当に一時期毎週テレビの撮影が入るみたいな時があって、結構それはそれで大変だったんですけど。
小橋くんの自己紹介がまだだったんですけど、もともとPRテーブルにいつまででしたっけ、2020年の9月ぐらいまで働いてたんですね。
その後に地方の方に行かれて、今活躍されているというところなんで、ちょっとじゃあまず小橋くんから改めて自己紹介いただけますか。
はい、小橋豊と申します。今は愛媛県の今治市というところに住んでるんですが、地元に本社のある製作会社に所属をしていて、今企画の部門で働いてます。
もともとは、コウさんと同じで、オズマPRというPR会社に新卒で入社をして、そこには5年弱ぐらい在籍をしてたんですけど、
当時は医療とヘルスケアを専門にずっとやっていて、2018年の12月からPRテーブルに転職して入って、というふうな形ですね。
03:06
なので、PRを新卒からずっとやってきてて、このタイミングで地方でチャレンジしようというのでやっているような感じです。
ありがとうございます。
コウさんも久しぶりですか、話すのは。
久しぶりですよ、最後オンラインで話してから。
そうですね。
あっという間ですよ。
コウさんは一回髪が短くなってまた伸びました。
そう、また伸びました。
確かに写真とか見てたら結構短くなったんだなと思って。
またあの頃に戻っている感じですね。
そうだよね。小橋くんは、去年ぐらいに岡小橋くんと一回クラブハウスで話をしたんですよね。
その時に、それもだからラジオというか音声で話をしたので、それぶりという感じなんですけど。
どうですか、地方の暮らしは慣れました、1年半。
そうですね、1年半ぐらい経って、やっと慣れてきた感じですね。
暮らしの部分がだいぶ変わったので、そこに慣れるところからだったんですけど。
仕事もし始めて1年半ぐらい経って、やっとこうやったらうまくいくのかなとかっていうのがわかってきたり、またわからなくなったり、そんな繰り返しですね。
なんでそもそもリノベーションして小民家を立てようと思った感じなの、地方で。
僕、子供が2人いて、上が3歳と下が2歳のどっちもとこの子なんですけど、
家を建てようとかって思った時に、最初は新築も含めて考えてたんですけど、
意外と新築ってコスト的なこととか、土地の広さとか、いろんな兼ね合いが結構あって、
本当は土地買って新しく建てるだけと思いきや、いろいろ制約があるなっていうので結構悩んでたんですね。
その時に、別に小民家とかリノベーションしてもいいんじゃないって妻と2人で話していて、
実際に物件とかを探してみたら、意外とこっちの方が面白いかもねっていう風になって、
実際にやってみたっていう感じです。
想像以上のクオリティですよね。
すごいよね、予感。
丸1年ぐらいとかはずっと何かしらやってましたね。
こだわりポイントは何ですか、リノベ小民家の。
こだわりちょっと今、リビングの中にないんですけど、ドマをめちゃくちゃ広くとってて、
06:09
あと吹き抜け、開放感ある感じに。
お子さんも行って走り回れるし、最高ですね。
最近は広報誌とかyoutubeとかで出てるから、街歩いててもすごい声かけられるって言ってたよね。
たまにですけど、乗ってたねとかって言われて、どうぞ。
結構僕の今住んでるところが、年配の方が多めのエリアなんですけど、広報誌って各家庭に配られてるんですよね。
引っ越してきて住み始めた時に、広報誌に配られて、見たよって感じで声かけてもらえるんで、
最初の引っ越した時の、知ってもらえてる、迎え入れてもらえてる感が結構あったなって思いました。
プライベートでもPRパーソンとして、関係をうまく構築してるなって聞いてて。
プライベートでパブリシティを獲得してるっていう。
そういう取材とかは、普通に聞きつけて取材させてくださいって聞いたんですか?
そうですね、1個たまたま地元のテレビ局の報道の人とつながってたりとかしたので、
今こういうのやってるんですけどっていうので、1回僕から持ちかけたことはあって、
それも取材してもらったりはしたんですけど、
結構なんか割と、小民家のリノベーションって補助金とかが出るので、
市の人とかが結構知ってくれてるんですよね。
ここにこういう人がやってるっていうのを。
なるほど、つないでくれるんだ。
そこで、市の広報課の方とか、そういうつながりで来たりとか。
あと、公務店さんが実績の紹介みたいなのにしたいみたいなところもあるんですけど、
こういうのがあって出てくれないみたいなのも結構多いですね。
それもつながりで、地方だからこそ、よりその人のつながりの紹介とかがめちゃくちゃ大事そうだよね。
そうですね、本当そうだと思います。
でもやっぱりそこも元々の縁とかでつながって、やっぱり露出につながったんだなっていう意味では。
同じだよね、企業の露出覚悟とね。
素晴らしいですね。
今日呼びたかったというか、呼びしたのはですね、
それが地方のPRみたいなところで、今のプライベートの話もそうですし、
実際に東京で働いていたPR会社に行って、PRテーブルを経て、
09:00
地方に行って、またPRをチャレンジをしているっていうのを、
いくつか発信とかしていると思うんだけど、
実際の苦労とかめちゃくちゃあったと思うんだよね。
そこからこの1年半の中で、やっぱり地方でPRをやる上での考えながら動いてきた。
そこら辺のリアルな声を一回聞きたいなと思って、
それは多分聞いている、東京でPRやっている人にも学びになんじゃないかなと思って、
お呼びをさせてもらいましたという感じです。
一つ今日聞きたいなと思っていたのが、
PRテーブルを辞めて、地方に行ってPRをやろうと思ったきっかけというか、
なんでわざわざ東京じゃなくてPRでやろうと思ったの?
みたいなところから聞きたかったんだけど。
ありがとうございます。僕、新卒は小島PRに入ってというキャリアなんですけど、
もともと出身が岡山県で、大学も島根に5年間いたんですよね。
なので就職するときに、東京に行ってPRの仕事をしてという感じだったこともあって、
就職するときに、PRってすごい東京の仕事なんだなって思ったのが一番最初にあって、
当時2012、2013年ぐらい就活していたのがその頃なんですけど、
まだ今ほどSNSとか普及する前の段階だったのと、
PRっていうとメディアリレーションで、そういったメディアのあるところじゃないと、
そういう仕事ってないよっていうふうなことを知った上で、東京に出ていったっていう感じだったので、
東京じゃなくて、地方でそういった仕事もできるようになってもいいんじゃないかなっていうのは、
当時僕がPR会社に入るときに感じていたことではあって、
一旦この修行というか、力をつけるためにPR会社とかで働いてっていうので、
最初はPR会社に入ったんですけど、それをそろそろ実際に実践してみるタイミングかなって思って、
地方に戻ったっていうふうな感じですね。
なるほどね。もともと考えてたことだったんだ、地方でっていう。
そうですね、あんまり僕そんなに東京に行きたいとか、そういう欲とかもなかったんで、
PRの仕事をするから行くかみたいな感じでしたね、最初は。
そうか、これをやるんだったら今は東京しかないみたいな感じで、一回出てきたっていうか。
そうですね。
PRテーブル時代、僕多分小橋君とほぼ同期なんですよ。
12:01
そうですね、何ヶ月かですね。
7月だよね、僕9月ぐらいだったので。
はいはいはい。
そこから結構さ、もう本当にお客さんのコンサルタントとしてやりながら、
PRテーブルコミュニティでPRの探求活動を結構してきたじゃないですか、一緒に。
そこで小橋君、学べたこととか得られたことって、今振り返ると何かあります?今気づいたこととか。
その時に思ってたのが、オウンドメディアみたいなものを持って、
いわゆるお客さんじゃなくて、一緒に何かを作っていく、仲間を増やしていくみたいな、
そういう関わり方ってすごい価値があるなと思って当時もやっていて、
PR会社の時とかってクライアントってお客さんなんで、
いかに仕事を取るかとか、自分たちの実績につなげるのかっていう風なところの意識が強いんですけど、
一緒にPRっていう業界とかを盛り上げようっていう風な、
同じ方向を向いて仲間になっていくみたいな、そういう要素も強いなと思った時に、
そういう接点の持ち方って、その当時まだしたことがなかったんで、
それはすごいやってる時から価値があるなっていうのは思ってました。
仲間づくりみたいな感じがあったよね。
今でも覚えてるんですよ、小橋君が一緒にイベントよくやってたじゃないですか。
ピアタコミュニティで。
ちょうどオンラインの配信がコロナになったぐらいかな。
初めて一緒にオンラインのイベントやって、小橋君がすごいイベントの運営の責任者をやってた時があったんですよ。
その時にすごい配信トラブルが起きて、
ハッシュタグで頑張れ小橋君ってハッシュタグが爆誕して、
みんなで小橋君っていう裏方にいるんだけど、
応援をみんながしてくれてたっていうのがすごい感動した覚えがあってですね。
すごくパブリッククリエーション的だなっていうか、
みんなで仲間な感じをあの時はすごくしたね。
そうですね、一体感を逆に。
覚えてるでしょ、あれ。
面白かったですけど、ちょっと振動と見ながらの瞬間を思ってましたけどね。
そうだよね。
そっか、そういう修行期間を経て、
いざいざ最近本に行って、今は具体的にどんなことをやってるの?
今は製作会社で、普通に企業の中で働いてるんですけど、
仕事の流れとしては営業の人がお客さんから相談とか、
15:02
いろいろ持って帰ってくる中で一緒に企画を考えたり、
ヒアリングして企画考えて提案して、
仕事にして実際にそれを実施してっていう風な流れでやってるので、
そこの流れ自体はPR会社とかとそんなに大きくは変わらないですね。
その出口のところが製作会社なので、
印刷とかウェブサイトを作ったりとか、
割と具体的な製作物に寄っていることは多いんですけど、
僕が転職してきてからはプレシリーズ配信とかも加わったりとか、
っていう形で広報的なこととかもやったりします。
面白いよね。製作会社ってPR的な仕事を自分で作っていくみたいなことをやってるってことだよね。
そうですね。
小林くんが行くまではそういうPR経験者いなかったのか。
そうですね。なんで一応愛媛県内自体でも多分数人しかいないと思うんですけど、
PRプランナーの資格を持っている人という感じで、
意外とそこは資格側がすごい役に立ってますね。
そうだよね。最近一時受かった人出てきたみたいなのを投稿してたよね。
そうですね。同じ部署の人なんですけど、
特にそれを受けようとかっていう話はしてなかったんですけど、
興味持ってもらってて、こそっと受けられてたんで、
いきなり合格しましたって言われてびっくりしたんですけど、
ちょっと仲間が増えつつあるような感じがありますね。
確かに僕も小林くんにPRプランナーの試験対策してもらって合格しましたもん。
そういう仲間づくりみたいな地方行って、
どんなふうに広げていったの?結構大変だったと思うんですけど、最初の一歩というか。
最初はやっぱり、そもそもPR、パブリックリレーションズとかに対する文化が全然ないんで、
そもそもこういうものですっていうことを話していくところからなんですけど、
やっぱり、そんなことをいきなり言い出してもなかなか難しいんで、
まず素直にどこかで役に立つっていうところからやっていった感じですね。
なので、仕事の進め方とか、お客さんに提案するときの企画書の作り方とか、
場合ともそっちで、すごく活躍してくれてるな、みたいなところがあった上で、
実はこういうPRとかってこういうものなんですけど、っていうのをやっていってたような感じですね。
18:00
なるほどね。
コウさん、先週来ていただいたオズマPR、同じオズマPR出身の片山さんもおっしゃってたんですけど、
事業会社とかに行って、まず最初は課題を見つける、課題をもらうために信頼を得るところからやらなきゃいけないみたいな話もしてたんですが、
そもそもPRっていう役割がない中で、そこを切り開いていくってめちゃくちゃ大変なことなんだろうなって聞いてたんですけど。
そうなんですよ、やっぱりPRはこうだって言っても誰も聞いてくるっていうのは相当雑なんで。
でも仕事の進め方とかそういうなんだろうな、いわゆるみんなが思ってる基礎的なところで言うと、スピード感とかそういう違いってありました?
これはちょっと会社ごとで結構違うので一概には言えないんですけど、
制作会社だとやっぱりこう何かものを作るっていうところにすごい目線が向いてるんですね。
なんでじゃあそれ作った後にどう情報として届けていこうかとか、
作り物同士をどうつなげていくか、同じ一つのプロジェクト的に見せたりとか、
それに相乗効果を出していくかっていうところの目線が結構抜けやすかったりはするので、
割とそういうところの話とかはすることが多いですね。
なんかこう、うちで働いた時とかって言われると、
普通ITのツールとかめちゃくちゃ使ってやってたけど、そういうのとかってどうなんですか?
一部、それこそチャット系のツールとか入ってきたりとかはしてますけど、
やっぱりなんかその、いわゆる都会のITスタートアップとはやっぱり状況は違いますね。
スラッグとかメッセンジャーで、みたいな感じでポンポンコミュニケーション取れるわけじゃないってことですね。
多少はできるんですけど、やっぱりその部門、営業とか僕のいる企画なんですけど、
そういった部門ごとのカルチャーが結構違ったりとか、そのあたりが結構ありますね。
自分たちはうまく使えてても、うまく使ってない人たちもいるんで、
でもその人たちともコミュニケーションを取らないといけないっていうところのハードルはありますね。
もともと東京に行ってでも覚悟して、それやるって言った中で、
何か目標としてたこととか、ここ目指してやってたみたいなことってあったんですか?
この今の1年、1年半の間の中で。
そうですね、目標というか、正直PRアワードに出せるような仕事を作りたいっていうのは
21:01
ずっと思ったんで、引き続きそれは目指してやっているところですね。
その上でやらないといけないことは結構あるなと思っていて、
割と納品物ベースというか、やっぱり作り物ベースで仕事が進んでいく中で、
それだけだと、いわゆる持続的なというか、継続的なPR活動とは結構かけ離れたものになってしまうことが多くて、
いかに、例えば年間で一緒にお客さんと活動をやっていくとか、
そういう仕事を作らないといけないというのは、一番割と今見ているゴールとしては考えていたりはします。
納品して終わりとかね、プレスリースあってもプレスリースで発信して終わりになっちゃうと、
点になっちゃうかなと。
そうですね。
こういう発信自体をしていくみたいなのは、いろんな愛媛の企業さんたちで、まだまだそこまでやっている会社さんが少ないという感じなんですかね。
どうなんですかね。
一つはリソースが、そもそもそういう広報部みたいなものがなかったりしていて、
わりと情報発信が片手間になっているというところで、やりきれていないというところがあるのが一つですかね。
あとは、やりたいと思っているけど…というので、どうしても優先順位が低いことは多いですね。
なんかね、やるといろんな埋もれたネタとかがありそうだから、そういう会社があったんだとか、いろいろ発見ができるんですよね。
なんで、それをまず気づいてもらうところからやらないといけないので、
本当に仕事の取っ掛かりを何か作らないと、先に進まないというところが一番しんどいですね。
何個か案件として形になっていったものはあるんでしょうか。
そうですね、わりとPRといったときに何をしたらPRというかというところはいろいろなんですけど、
最近だとテレビCMとかもあるし、ウェブのプロモーションとかもあるし、結構いろいろ本当にやってますね。
わりとプレスリリースを書いてみたいなこと自体はそんなに今のところ多くはなくて、
PRのエッセンスとかをどう仕事に入れることができるのかという、そういう視点の方が今は強いですかね。
24:10
本当に今ようやく走り出して形になっていったけど、まだまだ広げていったり、気づいてもらう動きを継続していかなきゃいけないというフェーズってことですね、今も。
これから地方でPRやりたいとか、同じようにやっていきたいみたいな人がいたときに、
教訓じゃないけども、こういうマインドセットでいたらいいよ、みたいな何かあります?
伝えられることじゃないけども。
僕が去年の終わりにノートで書いたんですけど、PRっていう仕事を作るっていう意識というか、
それをPRの事業企画っていう風にその時は書いたんですけど、
そういう発想がないと結構難しいなっていうのは、僕も1年半くらいやって感じていて、
PR会社にいたりすると、基本的にいろんな相談がとにかく舞い込んできて、
それにどううまく答えるのかっていうところで仕事になっていると思うんですけど、
こっちに来ると、そういう仕事があることも知らない人たちばっかりだったりとか、
それによってどう価値があるのっていうところを気づいていない方が多いんで、
そこをどう気づいてもらうかとか、どうアプローチするとPRらしい仕事につながっていくのかっていうのを考えながら、
本当に見つけていく作業が一番大変ですね。
なので、そういう意識とかを持っていないと、
誰かが仕事を持ってきてくれるって思ったら、多分何もできない環境だなっていうのをすごく感じています。
めちゃくちゃベンチャー的なスピリッツが必要と思うよね。
東京で成功体験をもとにそのまま予約を展開しても、もちろんうまくいかないしってことだよね。
結構言葉遣い一つとっても、どう伝えると伝わるのかっていうのが結構違うので、
例えばですけど、MAToolとか使った提案とかもしてるんですけど、
MATool?
MATool、マーケティングオートメーション。
でも、それ言ってもパッとわかんないんですよね。
そういうものがあるっていうふうに捉えられてもちょっと誤解されるんで、
どっちかっていうとそのウェブサイトをもっと活用して、
営業活動をもっとより良くしていきませんか?みたいな考え方だったりとか、
27:02
その提供するサービスとしてこういうものがあってとか、
その過程でこういうコンテンツを作らないといけないんですよとかっていう、
そういう流れで話したりとか、結構その辺り気をつけることが多いですね。
確かに。
表現方法はだいぶ工夫しなきゃいけないね。
スタートアップですね、ゼロから。
そうですよね。
ひしひしと感じますよ、また聞いてて。
そういう地方でのやってる方っていうのはどうなんだろう?
そういう人って聞く?小林くんの周りに例えば東京でやってたけど、
今地方でやってますみたいな人とか、増えてきてるのかな?
ちょこちょこはいるみたいなんですけどね。
でもやっぱりコロナになって、
あんまりその横のつながりを作りにくいっていうのが結構あるので、
割となんかこう、みんなそれぞれやってる感じはあるかもしれないですね。
あんまり僕もつながりが言うほど増えてはないっていうのは結構現状ですね。
えひめの中でね、そうやって仲間作っていって、
えひめのPRパーソンといえば小林くんっていう感じが、
もうそのうち広まるんじゃないですか?そこまでやってれば。
いやー、まあちょっとだけですね。
まずは今はリノベコミンカの小林くんかもしれないけどね。
えひめね、僕でも大妻のときえひめの仕事してたんですよね。
えひめくんの仕事ありましたよね。
東京で広報するみたいなプロジェクト。
で、行きましたよ。えひめ、松山市。
当時そこのジバの広告会社の人と結構仲良くなったりして、
楽しかったなって思い出があります。
またぜひ。
行きたいなって話聞いたと思いました。小林くんも出せないで行きたいなって。
移住者はでも増えてきてる感じなんですか?えひめは。
そうですね。僕いま今治市にいるんですけど、
宝島社の出してる住みたい田舎ランキングで育て部門にちょうど1位になったりとか、
隣にある最上市っていうところは何年もずっとランキングの上位にいたんですけど、
そうなの?
結構そうですね。移住とかにも力入れてますね。
30:01
しまなみ海路とかっていいもんね。
結構そうですね。島の方に行くと工芸というか、革製品作ったりとか、
そういうものづくり、手に食系で移住してきてる人たちっていうのは結構いますね。
えひめに限らず、多分日本全国にいろんないい会社もあれば、
いろんなものを作ってる伝統的な会社とかもたくさんあるじゃないですか。
いいものを広げるっていう意味では、ローカルPRってめちゃくちゃこれから重要になるんだろうなって思ってるから、
小林くんみたいな働き方とか事例づくりって、
すごいこれからの日本に大事なことなんだなって聞いてて思いましたね。
これからどうですか。小林くんの1年半やってみて、
いろいろ見えてきた中で、今挑戦していることとか、
これから挑戦していきたいこととか、何か考えてたりするんですか。
引き続き、メディアディレーションズとかも含めてしっかりやっていける、
そういう仕事があるよねっていうのが当たり前だよねって思ってもらうところまでは、
していきたいなっていうのは思いながらも、
個人的には、もっとそもそも商品を作る段階だったりとか、
どれだけ前の工程に足を踏み入れていけるのかっていうのが結構重要だなって感じていて、
どうしてもプロモーションと誤解されることも結構多いんですけど、
こういうのがあるから広めといてねみたいな、
そういう仕事の渡され方もたまにあったりするんですけど、
そこから関わっていくと、結局できることが限られていたりとか、
もっと前の工程から情報開発していないとうまくいかないシーンとかも結構見ている中で、
もっとその前の上流っていう言葉が正しいかわかんないですけど、
より深く関わっていって成功事例とかを作っていきたいなっていう気持ちは結構強いですね。
なるほどね。物作りの段階から関わったりしたらね、
本当の上流の上流だったりもするだろうし。
確かに。
山下さんなんか普通に物作ってるかもしれないですね。
いや、いますよね。
地域の特産品を使った物作りから入っていって、それを広げるとこまでやるみたいな。
今治タオルの次の何か。
33:00
確かに確かに。
次の愛媛の今治の。
楽しみ。
どうですか今日話聞いて、こうさん最後に感想は。
結構でもうちの会社でわりと地方に住みながら働くっていう人結構多いじゃないですか。
確かに増えてますね。
割とこう、みんなそういう人多いのかなと思うけど、
PRパーソンはまだまだそういう人少ないのかもって今日小林くんの話を聞いて、
でも多分これから増えるだろうなと思った時に、
多分小林くんがローカルPRパーソンのヒーローみたいな存在になっている姿を想像するとすごい楽しみだなって思って。
そうっすよね。
それを牽引するじゃないけど。
単純にリモートでやってる人は増えてるかもしれないけど、
本当に地域に目指して地域を群れようと思ってやってる人ってまだまだ少なそうだもんね。
そうですね、僕も正直移住だけしてPRテーブルで働き続けるっていう選択もできた上で、
でもやっぱり地方で働くんだったら、
やっぱり地元に何か還元できるような関わり方をしないといけないなっていうのは結構強く思ってたので、
僕の場合は結構地元の仕事をっていう風なところ前提で移住はセットだったって感じですね。
なるほどね。
せっかく地方に行くんだったらもう地域の仕事しようっていうことだよね。
ありがとうございます。
久しぶりの実態というか、今何やってんの聞けて楽しかったです。
ありがとうございます。
最後、大丈夫ですか、告知あります?
リノベコミンカの告知でもいいですけど。
リノベコミンカは今日も工事やっててちょっとうるさかったかもしれないですけど、
ちょっとナヤの離れたところに新しく、新しくというか部屋をちょっと綺麗にしていて、
ここにボルダリングもついているという感じでちょっと。
リノベコミンカで遊んでいるような感じですね、最近は。
素晴らしいですね。
地方で家建てて、そうやって住みたいっていう人は小林君に相談すればいいですか?
そうですね。
動画見てね、相談くださいって感じで。
結構そっちも大変なんで、実体験は。
そうだよね、多分完成版だけ見て憧れ抱いてても結構大変だよってことだね。
そうだしよ。
ほんとちょっと住みたくなりましたね。
ありがとうございました。今日は工事中の中、何かいただいてありがとうございます。
36:00
ありがとうございます。
ではでは、今日は愛媛県松山市に移住をしたローカルPRプランナーの小林優太君に来ていただきました。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
36:30

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