1. ポッドキャストが出来るまで シーズン2
  2. #21 ポッドキャストにおける『..
2023-08-17 36:47

#21 ポッドキャストにおける『聞き役』の重要性

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サマリー

ポッドキャストにおいて、聞き役の重要性については、樋口清則さんとノックスメディアの喜連川さんが語っています。聞き役の重要性を考えるポッドキャストのエピソードです。番組の立ち位置や役割は人によって異なります。聞き役の役割は、質問しやすくするためのフィルターとして機能します。また、聞き手の感情や言葉を代弁する役割もあります。ポッドキャストにおける『聞き役』の重要性については、深井さんとヤンヤンさんが話しています。ポッドキャストの『聞き役』の重要性について解説しました。

ポッドキャストの聞き役とは
ポッドキャスト。ポッドキャスト。 ポッドキャスト。ポッドキャストが出来るまで。
ポッドキャストが出来るまで。シーズン2。 この番組は、ポッドキャストキューレーションサイト、ポッドキャスターの提供でお送りします。
どうも、ポッドキャストプロデューサー、ノックスメディアのこんです。 この番組では、ポッドキャストを配信している人、やってみたい人に役立つ情報を共有していく番組です。
毎月、ゲストの方とお送りするマンスリーゲスト制度ですが、8月のゲストは、日本一のポッドキャスター、樋口清則さんです。よろしくお願いします。
はい、自他ともに認める日本一です。樋口です。よろしくお願いします。
いや、マジで、ラジオの我思う故に我ありの冒頭部分でこの説明されてて、めちゃくちゃキャッチーだなって思うんですよ。
あれはもうラジオ的に、もうそのディレクターの方がこう言っといたらいいっていうことでつけてるんですけど、もう最近は慣れてきて突っ込むこともせず、乗っかってます。
謙遜、謙遜、絶対そっちの方がいいっすよ。ということで、ポッドキャストできるまでシーズン1から僕としてはずっとお呼びしたかった樋口さんにやっとお越しいただいたんで。
はいはいはい。こんさん、遅いっすよ、呼ぶの。
いや、ほんとシーズン1の時に呼べばよかった。
結構長いっすよ、俺こんさんと会って。
いや、そうですね。もうその話はエンディングで軽くしようっていう話だったんで。
了解です。うっすうっす。お願いします。
ということで今回のテーマはこちらです。ポッドキャストにおける聞き役の重要性。ということで、樋口さんといえばコテンラジオにおける聞き役ポジション。
僕の中でこのポッドキャストにおける聞き役っていうのは、いわばリスナーの代弁者であり、一番最初に質問ができる人。つまり超重要人物だと思ってるんですよ。
はいはいはい。
で、専門家同士の話のポッドキャストになっちゃうと、難しい話が。
ええ。
興味があるって聞いた人はついてこれない。そこに一人知らない人をぶち込む。これにより、この人私と同じ立場だっていうので聞き役になる。
ええ。
つまり聞き役というのは超重要。
そうなんですよ。
って思ってます。
いやあ、そうなんです。僕もここに関しては最初から計画してそういうポジションを取ろうと思ったんですよね。
はい。だからもう古典始まってもう入った時にはもうすでにそれを考えていたってことですもんね。
そうですそうです。はい。で、これあのなんかどっかの番組でも言ったんですけど。
はい。
アメトークを参考にしてるんですよね。
ああ俺その話めちゃくちゃ好きだったわ。そのアメトークの例え。
アメトークです。で、正確に言うとアメトークという番組を大の字の大谷さんが解説してるブログかなんかを見てなるほどなって思ったのをすごい覚えてて。
で、それは何かっていうと結構アメトークって尖った企画をやりますよね。
そうですね。
なんか一般的には知られてない男性がめっちゃ好む漫画とか、たとえばジョジョの奇妙な冒険とか、バキとか。
なんかそういうのって女性の人は漫画すら、存在すら知らないみたいなことがあって。
そういう時に女性のリスナーを取りこぼさないために一人アメ上がりさんの横に女性のアイドルとかタレントさんを置いとくと。
はい。
で、この人がわかるようにみんな頑張って喋るから、その言ったらなんすかね、この人が理解できるかどうかっていうのが一個の番組の基準になるみたいな話をしていて。
これすごい覚えてて。で、もう明らかに最初から3人で話すってなった時に、その役をやろうっていうのを結構決めたって感じはありますね。
それ、やっぱアメトークが長く続く理由は本当にそれだなって思いますね。
ニッチなテーマにそれについて語れる専門家、プラス詳しくない引き手役。
はいはいはい。
これ、この構図はやっぱ強いなっていうふうに思ってて。で、いいポッドキャストにいい聞き役ありだと本当に思ってて。
例えば経営中毒とか、愉快な知性の時の野村さん。
ユール言語の堀本さん。で、海外だとクライムジャンキーっていうめっちゃ人気の番組があって。
で、この番組は実際にあった殺人事件、誘拐事件、そういう未解決事件、まあ解決したのもあると思うんですけど、そういうふうな、
実際にあった事件について犯罪心理学のプロの人が今回の事件をこれについて話していきますっていうのと、
あとは日本でいう仮想犬の女の海外版みたいなCSIとかそういうふうな、そういうドラマが大好きなおばちゃんっていう2人でやってる番組で。
で、その番組は片っぽが今回の事件について解説します。これが俺こういう事件があってこうでした。
に対してこのブリットっていう女性なんですけど、ブリットがえ、これってどういうことなの?とか、え、こういうこと?っていうふうにめちゃくちゃチャチャ入れしてくるっていう番組で。
まあいわゆる素人役。 そう、素人役なんですよね。
で、やっぱこの人がいることによってリスナーと同じ立場にあって分かんないこと質問してくれるっていうのプラス、
やっぱポッドキャスト僕いつも言ってるんですけど、大事なのは学びと共感って言ってるんですよ。
で、学びに関してはそういう知識を得る側、専門家の方で、
共感に関してはこの聞き役の人が私と同じ立場で質問してくれて、
あ、すごい良いこと言ってるこの人、あ、私もこれ聞きたかったからありがたい嬉しい、同じ気持ちなんだっていうふうな私も参加してる感がより強くなるっていう意味で、
聞き役に求められる能力
この聞き手役っていうのは超重要だなって思ってるんですよ。
めちゃくちゃ、もう全部言ってくれてるじゃないですか、こんさんは。
結構本当にそうですね。
重要性はこれです。
ですです。
じゃあせっかくなんで僕が何か足して言うと、
まずその聞き役が重要っていうのはやっぱり慣れ知識が特にそうかなと思ってるって感じですね。
やっぱり情報を知りたくて、情報をストーリーに載せてナラティブ的に伝えるみたいなところだとやっぱり聞き役っていうのが存在したいと思ってるっていう。
それで言うと僕いろいろやってる中で本当に友達とだべってるだけの番組とかってあるんですよ。
これってもうそもそも聞き役とか語り役とかがないっていう。
だから一応限定すると情報を伝えるっていう目的のためには聞き役があったが言ってるのが一個限定条件としてあると。
やっぱりリスナーの代弁者ってさっきおっしゃいましたけど、僕もっと言うとコテンラジオの中ではファン0号って思ってる。
なんか一番コテンラジオのことが好きじゃないといけないと思ってるんですよね。
なるほど。
なんかこのラジオを聞きたくてたまらない人なんですよ、多分世界一。
だから僕結構コテンラジオ面白いですねって言われるときにありがとうございますっていうよりも、ですよねって言うことが多くて。
あの番組めっちゃおもろいですよねって言うことが多いんですよ。
これ結構重要だと思っていて、やっぱり聞き役が面白いと思うっていうパッションがないと。
なんかそれ以上になるの難しいと思うんですよ、そのリスナーが。
この聞き役の情熱、パッションってマジで大事だと思ってて、僕これ今から痛烈なラジオ批判をしますね。
なんだこれは怖いぞ。
あのお飾りの聞き役というものがこの世にはいると思ってて。
いますね。
そういう人たちは台本上の進行のために思ってもない感想を言い、で次の話題人を振るための、じゃあ次はこれですみたいな予定調和の動きしかしないんですよ。
ポッドキャストについておいて予定調和は俺は嫌いだし、フェイク、本物の感情じゃないものが乗ってきてると、ポッドキャストはいいものじゃなくなるっていう考えがあって。
僕もそう思います。
ですよね。それはやっぱ個人の番組だからこれは成り立ってるんだなってすごい思ってて。
だからラジオ局の作るポッドキャスト、めちゃくちゃ熱量の高い聞き役だったらいいんですけど、どうしても技術優先で積もってくる人になっちゃうとこなすんですよね。
ポッドキャスト めっちゃわかる。
僕はそのこなしが嫌いっていう。
だからこれは番組どれだけ下ネタというかそっちの話をしていいかわかんないですけど、アダルトビデオに例えて言うと、綺麗な単体女優ものが好きなのか企画ものとか素人ものが好きなのかみたいな。
それで言うと多分僕とかコンさんってちょっともう綺麗な単体ものに飽きてきてる感じがもしかしてあるかもしれない。
ポッドキャスト やばい性癖までバレてる。
いやいや別にこれ例えですからね例え例え。もしね最初にポンって生まれて初めて見た人ってもしかしたらものすごい綺麗な映像でものすごい綺麗な女優が一番いい流れで絡みがあるやつの方が見やすいじゃないですか。
ポッドキャスト 確かにそれは見やすいですね。
だからなんかここもちょっとリテラシーの差はあるような気はしていて。
なるほどポッドキャスト聞く耳リテラシー。
ターゲットによるというかやっぱり音声コンテンツリテラシーがそんなに高くない人というかからするともしかしたらプロの台本通りの聞き役の方がいいかもしれない。
なるほど。
だからこれ一概には言えないなっていうのが一応僕の意見ですね。
なるほどありがとうございます。暴走しかけた俺を。
読めてくれて。
聞き役の役割と重要性
ポッドキャスト これ本当に思ってる感じですね。
なるほど確かに一概に全員が悪っていうわけでは僕もないとは思ってて。
それでいうとやっぱりあれがあってグラデーションあって堀本さん。
堀本さん。
堀本さんとかってもう超リアリズム派というか一切の忖度だったり嘘をつきたくないっていう人なんですよねあの人は。
だから分かんないことは正直分かんないっていうし進行の邪魔だったとしても進行の邪魔だったとしても自分が言いたいことは全然関係ない雑学で分かちそれていったりするんですよ。
それは多分堀本さんなりのやっぱりリアリズムみたいなものを追求してるやつと思うんですよ。
それでいうと僕は堀本さんほどはリアリズムは追求してないです。ある程度演じてる部分がちょっとある。
そうなんですね。
ただ嘘にならない程度に役割を全うしようとしてるぐらいの感じですね。
その話聞いた上でやっぱ重要なのは知らないことを知らないって言える勇気だと思うんですよね。
これは特にナレッジ系だと重要だと思いますね。
これに関しては僕がめちゃくちゃ尊敬しているギムレットのアレックス・ブラウンバーグも同じことを言ってるんでこういうふうな
知らないからちょっと遠慮するみたいなことはポッドキャストにおいて失敗するから知らないことを知らないって言えっていう。
聞き役の役割とフィルター
ここはでもおそらくその役割を任されたことがない人ってなかなか難しいと思ってます最初は。
確かに。
要は人間って自分を頭よく見せたいと思っちゃう生物じゃないですか。
確かにそうっすね。
でこれって自分はバカキャラだからって一個どう言ったらいいんだろうなレッテルを張ることによって覚悟を持ってバカになれるってところはあると思っていて。
だから僕コテンラジオの最初の方ってもう歴史に学ばない愚かな人間ですとか言ってたんですよね。
なるほどフールの立場として。
もうわざとでもそれをやるっていう覚悟を1個決めてるというか。
それを心の中では決めてるけど言わないでやろうとするとちょっと頭よく思われようとしちゃうんですよね多分。
公言するって一個パターンとしてあるなっていう。
分かんないんでちょっと聞いていきますみたいな。分かんないって最初に言っちゃうと。
確かにそれはいいですね。
だから僕やってた番組だとプロと何とか初心者の○○ですって最初に言っちゃうみたいな感じにしちゃうとそこの質問はしやすくなるっていう。
そうですね。初心者のって言っちゃうとむしろ分かんないことを分かんないっていうのは仕事っていう頭なんだから。
そうそうそう。
仕事にしちゃうっていうのが1個あると思いますね。
確かに。だからこういうふうなナレッジ系のやつやって聞き手役になる人は○○初心者って名乗っとくと
とりあえず1個そういうふうなフィルターがかかって質問しやすくなるっていうのはあるかもしれないですね。
そうですそうです。よく見せようとしないふうにバイアスをかけるっていう。わざと自分に。
それ大事ですね。
これはやっぱり僕芸人やってたのがでかいですね。
なるほど。
芸人ってバカと思われた方が得だから。
あー。
っていうのは1個あるっすね。要はその隙を見せるっていうことでお金をもらっていくとか飯を食っていく職業だから。
これ言ってたんですけど、例えばチュートリアルの得意さんとかってめっちゃかっこいいしめっちゃおもろいじゃないですか。
だから隙がないっていうことにやっぱりちょっと悩んでたらしくて。
だからエロいっていうことでバカにさせるっていうのを1個キャラ付けとしてやってたっていう。
なんかそういう話もあって。だからやっぱり芸人って隙を必要として作るっていう感覚で生きてる人達だから。
そういう人達とやっぱり一緒にいると、じゃあ自分の隙をどこに作ろうかみたいな感覚は自然とあったっすね。
っていうのもあって。
なるほど。
隙をどう作るか。これどうやって見つけたらいいんすかね。
まあでも、もう番組の立ち位置を決めるときに自然とそれできるような気がしますけど。
最初にやっぱり番組を作るときに役割ってやっぱふわっと決まっちゃうと思うんで。
そのときにどこのポジションを取るかみたいなのがやっぱり最初あるような気がしますね。
で、あとはやっぱ引き役って言っても、多分今出てきた僕と野村さんと堀本さんってマジで違うタイプやと思ってるんですよね。
確かに。全員違う。全員行き来てたけど全員違いますね。
全然違いますよね。
で、なんか僕とかはかなりディフェンスからキーパーに徹してるって感じ。
特にコテンラジオ本編ではずっとやっぱディフェンスに徹してる感覚があるんですよね。
なんかサッカーで例えると堀本さんがフォワードで野村さんミッドフィルダー。
あ、そう。野村さんすげーミッドフィルダー。
野村さんミッドフィルダーっすよね。
で、堀本さんは一応ディフェンスにいるのに勝手にドリブルでシュート決めておいおいみたいな時があるっていう。
でもそれも面白いから見たいっていうタイプだから。
これやっぱり本当になんか役割とか性質は番組というかまあまあ人による。
いやーこれはマジで個人によるな確かに。
それはだからやっぱ水野さんと堀本さんっていう両方ともディフェンスもできてオフェンスもできるっていう。
もうなんか化け物2人がいるからあそこは。
あのバランスで成り立ってると思ってる。
確かに。
だから僕堀本さんは水野さんじゃなかったらちょっとバランス崩れてる気がしていて。
水野さんほどの強烈なオフェンス力があるから堀本さんもディフェンダーなのにオフェンスできるみたいなところがあると思ってて。
番組の立ち位置と役割の多様性
やっぱ最強の相方を積もれてるってのはやっぱいいっすね。
あれはちょっと相性がやばすぎる。
確かにそう。いやすごいな。
でも野村さんはやっぱりそのミッドフィルダー力すごいっすよね。
すごいっすね。僕はやっぱなんかこの半年めちゃくちゃ野村さんの番組の編集をしまくってたので。
野村さんいろんな番組の聞き役をやってるじゃないですか。
その相手に合わせて自分の方から振っていくのか、相手がもう自分から話したい人だからこれこういうことですよねだけ言う人にやるのかっていうのをもう瞬時に分けてるっていうのがすごい編集していて思ったっていう。
いやマジでそうで野村さんはおそらく、例えばじゃあ僕担当してたアースコープっていう番組があるんですけど。
あれは基本的に深井さんと有識者の方の2人のトークで中間に野村さんいるんですけどやっぱり野村さんがこれ視聴者に伝わりづらいかなと思ったら全部そこバッて説明するし。
でちょっと足りない知識があるなと思ったら野村さんの中から持ってくるんですよね。
確かに。
だから全部つなげるっていうのがあの人凄さだと思ってるんで。で僕は歴史においては全くその機能がないんですよ。つなげる機能ができないんですよ本当に無知だから。
だからもうキーパーとディフェンス役をするしかないっていうところがあって。だからこれはまあ本当にね人によるっすよね。
いやであとちょっとすいません聞き役についてもうちょっと長くなるんですけどもう1個最後僕ちょっと思うことあって。話し手ってAIじゃないかなと思ってて。話し手ってAI。
話し手と聞き手の関係
で聞き役が多分人間でプロンプト入れてるんですよ。なんか結局聞き役が聞きたいことを答えてるだけなんですよね多分。
で話し手ってその分野に対して膨大な知識があったりいろんな知見あるわけじゃないですか。だから頭の中に教師データみたいなのがバーって溜まってるはずなんですよ。
でその時に今この瞬間この環境この聞き手のこの質問に対してどういうのが最適解かっていうのを多分機械的にバンって言ってるだけな気がするんですよ。
喋り手は。
ってことは聞き役がめっちゃアホな質問したらアホな答えが返ってくるしめっちゃこうなんて言うんですかね真を食った質問したら真を食った答え返ってくるしもっと言うと英語で質問したら英語で返ってくるみたいなことあるじゃないですか。だから聞き役が理解できる言語で返ってくると思うんですよ。
だからだからこそ僕あの古典ラジオって僕が素人だから歴史の言語を知らないからそこに合わせて返ってくると思うんですよ。
逆に言うと僕歴史は素人だけどおそらく深井さんやヤンヤンさんが言ってることを論理的に解釈して抽象化をしてコメントをするっていうのができるんですよ。
だから深井さんもそこに対する信頼がおそらくあってちょっと難しい概念的なこととか抽象的なこととかを言っても樋口なら受け止めてくれるからだろうから言ってみようみたいな感覚はあるらしくて。
深井さんがありがたいことに本当に言ってくれてたんでそのまま言うと、古典ラジオの聞き役として僕以外だと古典ラジオっぽく全然ならないって言ってて。
これ何でかっていうと、まず歴史に無知である人の中で一回これを説明したら理解してくれるだろうって言ったらその解釈力というか、抽象化したり解釈したりとか理解するみたいな理解度を持ってる人っていうのがあんまりいないらしくて。
だいたい頭いい人って知識もある。で、知識ないくて頭悪い人いるんですよ。で、知識なくて一瞬で理解するっていうこのアンバランスな人っていうのが意外と転がってないらしくて。
いや超貴重人材ですねやっぱり。 っていうのがあるから、だから僕は一生懸命プロンプと打ち込んでる感覚なんですよね。っていうのを改めて思ったんですよ深井さんの話してて。っていうのはちょっと最後は聞き役論として言ってみたかったっていう感じです。
ありがとうございます。
これ最後のトークテーマとしてあげるとしたら、いい聞きで役になるにはどうしたらいいのっていう。
これはもう答え言っちゃいますよ。ない。
ない。俺もよく言うその答え。ないです。どうしたらポッドキャストめちゃくちゃ伸びますかって。そんな答えはないですっていう。
そうなんですよ。だからさっき言ったように、おそらく僕と水野さんだったらダメかもしれないし、深井さんと堀本さんだったらダメかもしれないし、野村さんと水野さんだったらダメかもしれないしみたいなことなんですよね。だからこの人だったらこの人が合ってるみたいな相性でしかないと思ってるんですよ。
なるほど。
だから絶対的な答えはまずないと思います。能力とかパターンとかそういった意味ではないですと思ってます。ただ僕は唯一これ真実やなと思うのは強烈に番組のことが好きで、強烈に話し手に興味がある。
やっぱそれですよね。
これは圧倒的に必要だと思います。
いやー俺それが足りなかったんだ。
で、あとは感情をちゃんと出すっていうのも1回あるかもしれない。びっくりしたらえーってちゃんと言うし、怒った時はいやいやーってちゃんと言うし、面白い時はちゃんと笑うみたいな。
なんかこれ聞き手の役割みたいなところにもつながるんですけどリスナーにとっての。聞き手の役割でいうと、さっきこんさんが言ってたのは代弁するみたいな聞き手の感情とか言葉を代弁するってあったと思うんですけど、僕もうちょっと広いと思ってて。
なるほど。
もっと言うと誘導するまであると思う。
それはありますね。リスナーにない視点まで持ってこれるみたいなのはそのリスナーゼロ号というか聞き手役の人の中でも重要なことだと思ってて。
もっと言うと感情も誘導するがあると思う。例えば結構シリアスなテーマで歴史のことやってるからあるんですよ。特にヤンヤンさんとかがちょっとシュールなボケしたりするんですよ。結構戦争とかの話でちょっとシリアスな時にいきなり変なことをボケで言ったりするんですけど、多分これ聞き役がリアクションがないと、え、これ笑っていいとこなの?
なるほどなるほど。
ポッドキャストの聞き役の役割
ここ笑っていいんだみたいなものって多分ツッコミがあるとか、いやいやそれは違うでしょって言うとか、あと僕が笑うとかで、ここって笑っていいとこなんだってまず誘導するっていうのもある。
あとはよくあるのが、歴史の話してたら数字とか出てくるんですよ。例えばここで戦争で1万人の兵士が死んだんですよって言うじゃないですか。これって結構ちゃんと聞いてない人は少ななのか、めっちゃ死んでるなのかがわかんないですよ。
これは僕は深井さんの目を見ながら、話っぷりを見ながら、文脈ずーっと聞いてるわけですよ。例えばものすごく国が滅びていったと。で最終的にもう3万人しかいない兵士の中で1万人をバーンて出したと。その兵士が全滅してしまったんですよって深井さんが言った時に、もうほぼ瀕死やんとかピンチやんとかって、その数字だけ見たら感情はないんですよ。
それを、うわでもまだいけるっすねって言うのか、もう終わったっすねって言うのかって。
さらに1個ディテール加えられることできますね、それで。
実は深井さんもこう思ってほしいって思いながら喋ってるんですよ。でこれ1回僕深井さんとヤンヤンさんに聞いたことあるんですけど台本作りの段階で、例えば悲しい話をするときは樋口の心をぶっ壊すためにはどうすればいいかっていうのを考えながら台本作ってると。
で、勇敢な人が活躍する話をするときは樋口さんがどれだけワクワクしてテンションが上がるかっていうのを想定して作ってるらしいんですよ。だから、ここで負けそうになったときになんとこの人が出てきたんですよって、もし深井さんが言うときって樋口さんにうわーって思ってほしいから言ってるんですよ。
だからそれはちゃんと僕がそれをやるっていう。でもちろん嘘泣くですよ。嘘泣くなんですけど本当に思うから言うんですけど、でもやっぱりこう思ってほしいって意図があるから。それをちゃんと言う。だから聞き手はそれを感じることができますよね。
なるほど。
だからブースターにもなっているし道標にもなっているっていう感覚があるんですよ。
いやーすごいですね。聞くだけじゃないですね。聞いてそれをさらに増強する装置としての役割っていうのは結構これはやっぱり樋口さんだからこそできてるみたいな部分があるんじゃないかなと思う。
めっちゃあるっすね。歴史の話ってやっぱそれが多いんですよ。例えばヒトラーって一見悪者に見えるんですよ。でもそれ一見悪者に見えますねって言わずに、でもこの話ってヒトラーが悪い話じゃないですねって言うと、なんて言うんですかね。嘘嘘ってなるんですよ。
でも一旦聞き手に寄り添うんですよね。これってこの話だけ聞いたらヒトラーってめちゃくちゃ悪人ですけど、実は全部見ると違いますよねって言うと、ちゃんとグワングワンするところまでちゃんと誘導できるっていうか。
へー面白い。
それは結構伝わったかな。まあまあちょっと意識してますね。
いやすごい聞き手役すごい奥深い世界ですね。ちょっとこの質問を堀本さんと野村さんにもぶつけたいです。
いやしたい。堀本さん全然違うこと言うやろし。あともう一個役割あると思う。すいませんちょっとまだいいですか。餅つきの愛の手だと思ってるんですね。
こねる人っすか。
こねる人っす。で、これは内容とかリスナーとしての感情とか一切関係なく僕はポッドキャストって言うても音楽だと思ってるんですよ。
ないしてんだそれは僕に。
ポッドキャストの構成とフィルインの役割
僕はリズムがあって欲望がある音楽だと思ってるんで。例えば20分のエピソードがあったとしたらやっぱりイントロがあってそっからAメロがあってサビがあってアウトロがあるみたいなまず大きい構成があるんですよね。
その中で小説があってかけあいがあると。ギターソロとかここサビってなるとしゃべり手がバーって言うじゃないですか。でも音楽ってギターソロバーンクイーンの後にスタタタタトトンってドラムが入ったりするんですよ。
その後に歌がバーンってサビで入るみたいなことがあるんですけどこのスタタタタトトンっていうドラムってめっちゃ重要なんですよ。ギターソロからサビに入るまでのさあ行くよとかということでここからサビですどうぞっていう役割っていうのがフィルインって言うんですけど音楽という言葉でフィルインっていうものにとてもあると思っていてこれが合図地だったり接続詞だったりすると思う。
合図地は分かりやすいですね。はいはいとかえーとかはいはいそれでとかもあるしあった式略としてというところで一旦まとめるとこうなんですけどじゃあ次言うとここからですよねっていうだけでこれってフィルインになってるんですよ。
なるほど僕それジングルでやりがちになっちゃうんですよね。
そういうものがあると思ってる。
確かになその接続詞だったりで結構僕がジングル対応するとかBGMの転換するっていう理由としては結構人間の脳的には集中してずっと話聞けないってあると思うんですよ。
だからそういうふうなということでここからワーッというのが入ったりだとかSEBGMで転換があるっていうので一回また耳を話に集中させられるっていう効果があると思ってるんでそれを聞き手の人がしてくれるっていうのは確かにめちゃくちゃ重要ですね。
まあまあまあ役割としてはね。
やっぱ合図値も相当深いと思います。
ぺけたん これむずいですよね僕も今なんか久々にやっぱこうやって誰かと差しで話してるポッドキャストだから合図値むずいと思いながら今うんって言ってますね。
いや特にやっぱりリモートだとむずいんですよね。
ポッドキャストの聞き役の重要性
ぺけたん これむずいです確かに。
タイムラグあるからでやっぱり僕音楽だと思ってるからポッドキャストって0コマ何秒の差がやっぱり調子狂うみたいなことがあるんですよ。
ぺけたん いやわかります編集しててもそれはありますもん。ここでこのままイラン消します。
ありますよね。
ぺけたん ありますね。
あとはいはいはいって3回はい言うの多いから2回にするとかそういうのもあるんですよね。
ぺけたん すごいっすね。
だからこれはたぶん聞き役の人がしかもリモートでいちごいちご編集したことがあるっていう僕の経験があるからそこまで意識できてると思うんですけど、
普通って自分で喋って編集しないですもんねあんまり。
ぺけたん まあまあまあまあそうですね。
プロはね。いやしいちごいくやることあんまないですよね。
ぺけたん それはマジでないっすね。
コテナジョ全部やってるから。
ぺけたん いやそうそれを聞くたびにナオヤ君すげえって。いつも感心しますね。
やってますね。
ぺけたん いやすごいなあ。
だからまあ音楽だってことですね。
ぺけたん なるほど。というわけで、皆さんもこれを参考に聞き手になれるかわからないですけど、こういう人たちもいるんだよというふうな。
そうっすね。
ぺけたん まあやっぱ聞き役が重要だよねっていうのを一個改めて自分の中でね、持ってもらうにはいいテーマだったなと思います。僕は今回は。
ぺけたん 結構ない視点でやってると思うので。
ぺけたん まあといった感じでこの後もよろしくお願いします。
はいお願いします。
ぺけたん はいエンディングです。
いやなんか想像より盛り上がってる。
ぺけたん そうですね。
ちょっと楽しくなってきちゃった。
ぺけたん めちゃくちゃ収録が伸びる。
ちょっと楽しくなってきちゃった。
ぺけたん 私の寝室なんですけど奥さんが寝れないかもしれない。
すいませんすいません。
ぺけたん いや全然大丈夫です。フリートークのトークテーマを考えてて、オープニングでも言いましたけど、僕と樋口さんの付き合いがどれくらいなのかというふうな話ですよね。
これ覚えてますよ。
ぺけたん 覚えてます僕も。樋口さんが東京に出てきてツイッターで今からご飯を食べたいので奢ってくれる人募集しています。
ツイッターを追いかけて、それを渋谷あたりにいますというので、僕がピトパという会社が渋谷にあって社長と2人でそのツイッターを見て、ちょっと会社の金で樋口さんにご飯を奢りに行きましょうよっつって。
そしたら行きますかっていうので、ピトパの石部社長と一緒に行きましたね。
これプロ奢られやっていう人がいるんですよね。それこそホリモスさんがアマ奢られやっていうのやってたんですよ。僕に奢ってくれる人いませんかみたいな。それをまんまやろうと思ってやったら、こんさんが釣れたっていう。
ぺけたん 結構でもいましたけどね、あのツイート見る限り。新橋だったらとか今新宿だったらみたいな感じでちょうど場所もフィットしたので。
良かったですよ。結構話しましたよねあの日。
ぺけたん 話しましたね。飯食ってピトパが南米大に会った時のスタジオにまで来て、そっからさらに話して帰りますわっつって福岡帰ってったっていう。
楽しかった。いい社会科見学になりました。
ぺけたん そうですね。ありがとうございます。それのおかげで今もこうやって一緒に喋る機会があるんで、僕としてはめちゃくちゃおごった甲斐がありました。過去ピトパのお金でっていう。
良かったよ。だからそれで多分ふうみの直屋君とかと一緒に話したりもしましたよね。
ぺけたん そうですね。オンラインで話したり。直屋君に関しては月1で勉強会やってたんで昔。最近は頻度が減っちゃいましたけど。とはいえ常にグループラインで話してるっていう感じですね。
いいですね。こういう仲間というか。
ぺけたん 嬉しいっすね。やっぱポッドキャストを一人でやるのしんどいんでこうやっていろんな人からいろんな話を聞きながらやる。僕AD自体もそうだったんですよ。なんか知らない知識は周りにいるADの人に仲間意識を持って教えてもらうのが一番いいっていうふうな。
ぺけたん だって僕コテンラジオ始めた頃正直ポッドキャストとか、こいつあれですがん中になかったんですよ。最初YouTubeにあげてたんでコテンラジオ。聞きやすいからポッドキャストにもあげてよって言われて。
ぺけたん いやいや今更興味ポッドキャストってええ?みたいな感じでまあまあでもあげるかって言ってあげてたらこうなったぐらいの感じだから。勉強も何もしてないですよね。
そう。僕は逆にめちゃくちゃ勉強しまくりましたね。海外のやつを聞きまくるっていう。
ぺけたん ああそう。いやだから教えてほしくて僕。
ぺけたん いや何言ってんすか。日本一に教えることないです。
いやだから野良というか。
ぺけたん ガリューで日本一まで行った男じゃないですか。
俺でもそれで言うとポッドキャストを伸ばそうと思ったことがないんですよ。
ポッドキャストの『聞き役』の重要性
ぺけたん いやそれで日本一だったりするんですよ。僕逆ですよ。もう日本一というかもう伸ばすことしか考えてないっていう。
いやですよね。いやだから再現性がないですよね多分。
ぺけたん 僕だから多分日本で初めてランキングの仕組みをハックにした人間だと思ってますもん。
ああそうそう。だからそれで俺ツイッターでコンさんのこと知ってたんですよ。
ぺけたん はい。
うわちょっとポッドキャストめっちゃなんか詳しい人おるやんみたいな感じで。
で多分ノートの記事とかも書いてましたよね。
ぺけたん ばっちり書いてましたね。めちゃくちゃ書きまくってました。
で、うわこれちょっと知らん世界やみたいな感じになって。で勉強してたんですよ。
ぺけたん うん。
っていうのもあって、コンさんが連絡来たときにああやった会えるみたいなこともあって。
ぺけたん やったあ。相思相愛でしたね。
だから嬉しかったですよね。
ぺけたん 何度もオンラインでちょっといろいろお話した中で、僕めちゃくちゃ樋口さんにお世話になったことが一回あって。
え、なんすか?
ぺけたん ストライプの使い方をめちゃくちゃ教えてもらったっていうのがあって、それが次回のテーマですね。
はいはい。ぜひぜひ。
ぺけたん 次回は個人ポッドキャスト番組収益化までのロードマークっていうのを収益化に成功している樋口さんに解説してもらいます。
ぺけたん というわけで引き続きよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ここで番組からのお知らせです。今までこの番組で配信してきた情報はポッドキャストキュレーションサイトポッドキャスターで随時公開されていきます。
他にもここでしか読めないオリジナルのポッドキャストナレッジや海外のポッドキャストニュースなど、ポッドキャスト配信者におすすめの記事も公開していきます。
また現在ポッドキャスターではサイト内のおすすめポッドキャストというページで掲載OKな番組を募集中です。
応募はこの番組のメッセージホームか、今度ツイッターのDMまでお願いします。
そしてお聞きのポッドキャストアプリで番組フォローとレビューをお待ちしています。
フォローすると最新話が更新された通知が来る、この番組はランキングに入る可能性が上がる、お互いウィンウィンなんでぜひお願いします。
レビューをしていただくことで番組の改善や、まだ聞いたことのない人の聞くかどうかの判断指標になりますので、ぜひ星5評価をお願いします。
来週も木曜日の朝8時に最新話が更新されます。
お相手はポッドキャストプロデューサーのアクスメディアのコント、樋口清則でした。
36:47

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