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ポッドキャストが出来るまで
ポッドキャストが出来るまで
どうも、ポッドキャストディレクターのこんです。
この番組では、これからポッドキャストをやってみたい、今やってるポッドキャストのクオリティを上げたい、
そんな人たちの役立つ情報や、ググっても出てこない、音で聞いて情報の解像度が上がるTipsを紹介していく、
ポッドキャスターのポッドキャスターによる、ポッドキャスターのための番組です。
なお、この番組での発言は個人の見解であって、所属組織を代表するものではありません。
今回のテーマは、キャッチーにBGMを科学する。
これはですね、アルカラというバンドの曲名をちょっともじりました。
こちらはBGMについて色々やっていきたいと思います。
今回もですね、分かりづらい部分が多いと思うので、ノートで画像付きの解説記事を書いてますので、
ぜひノートの方もチェックしてみてください。
まずですね、大前提として、僕の編集環境の話から始めたいと思うんですよ。
僕は前回も言った通り、Adobeのオーディションで編集をしてます。
ナレーションの素材に関しては、エフェクト、振幅と圧縮、ダイナミック操作、
その中にあるスムーズなボーカルっていうのをかけると、
どんだけでかい音で撮ったナレーション素材でも、レベルメーターで見ると、
マイナス6超えることはないようなナレーション素材になるんですけど、
僕の場合はこれ結構小さい音で撮ってるんで、マイナス21からマイナス12くらいの間で
触れてるナレーション素材が多いですね、編集してて。
でかい音で撮ったやつっていうのは、圧縮には耐えきれないで割れます。
今からそれを試してみようと思います。
お聞き苦しいところは多いと思いますけど、ちょっとなんでご了承ください。
はい、いかがでしょうか。
これね、一回同じ音量で撮ったやつをゲインめちゃくちゃ上げてあげて、
それを圧縮かけてるので、音割れるなっていう風に、音割れる素材の多いのは
結構音量大きく撮ってて、さらにそこに笑い声が入ったりすると割れるっていうこと、
結構僕収録してて多かったんですよね。
だから、みたいな感じで笑ってるやつって、今の部分で言うと割れてると思うんですよ。
はい、普通の音に戻してまた録音してまーす。
まあ音小さい分にはその後音量を上げればいくらでも調整はできるんですけど、
そうすると後ろのホワイトノイズサーって言うと気になると思うんで、
後からノイズ除去すれば異界音にもできるのでノイズ除去してください。
では検証していきましょう。
まずですね、基準となるBGMレベルです。
これはいつもどの番組作るときも僕はこのレベルにしてるんですけど、
ナレーションの素材は-24から-12の間で喋ってることが多くて、
BGMは-36からピークが-33になるような設定にしてますね。
そもそもこれだと書き出したときに全体的に小さくないって思う人いると思うんですけど、
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まあそれはね、上げ足取る人の意見なんで聞かないんですけどね。
僕は書き出した後にホットキャストの納品規定があるプラットフォームがあるので、
そこのプラットフォームの規定のレベルになるように最後、
ラウドネス1で音量を上げて、なおかつBGとナレーションの素材の調整してますね。
ミックスダウンした後にラウドネス1にすれば最終的に音量が大きくなるんですよ。
ターゲットラウドネス-16にして、最大のトゥルーピーク-2で、
まああとはお自由にどうぞって感じですけど、
これやるときはとりあえずね、
どのプラットフォームで納品するときも音割れてるっていうことはないかなって、
今のところ音割れてる報告は入ってないので、
ターゲットラウドネス-16、
許容量0.5、最大トゥルーピーク-2ってすれば、
いい感じにゲインが整えられて大きくなってると思うんで、
最後、書き出した後にラウドネス1やってみてください。
次はですね、ちょっと小さいかなって思うBGMレベルでやってます。
-42からピークが-39くらいのBGMですね。
イヤホンで聞いてる方はですね、
こんくらいのBGMでもちょうどよくないかなって思う人も多いし、
僕も編集画面でヘッドホンで聞いてるとこれでもいいかなって思うんですけど、
BGM小さい感覇系、Google HomeとかAlexaとかのスピーカーで
あんまり爆音で流さない限り、これBGM聞こえるっていうくらいに
ちっちゃく聞こえるんですよね。
ってなるとBGMがすっごい薄っすら聞こえるっていう感じなんですよね。
トーク系の番組のBGMだったらこんくらいでもいいのかなって感じしますけど、
オーディオドラマ作ってる人がいるか知んないですけど、
オーディオドラマとか、後はこの後僕がお話しする話の展開というか、
ここで話変わったよっていう時にBGM切り替えるっていう使い方してる人だと、
BGM小さすぎるとそもそも演出としても成立してないので、
こんくらいの音量だとちょっと小さいかなってのが僕の実感ですね。
次はですね、大きいBGMの音量ですね。
すいません、標準やって小さいやって音大きいだとめちゃくちゃでかく聞こえるかもしれないですけど、
これですね、マイナス25からピークマイナス22の間で触れてるBGMですね。
これだとでけえなって思うと思いますよね。
BGMって後ろで流れてるバックグラウンドミュージックですけど、
これだと俺が喋ってる方が後ろに聞こえて、
BGMの方が前にいるっていう風な感覚で聞こえてるんじゃないかなって、
結構別のBGMで試した時に思いました。
僕が一番いいと思ってるピークがマイナス33になってるBGMの状態にして解説していきたいと思います。
僕のテクニックの一つなんですけど、
BGMの頭をマイナス27くらいの設定にして、
これ3から5秒くらいかけてマイナス33がピークになるように持っていくっていうのが
僕のよく使うBGMの気持ち聞かせ方なんですけど、
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じゃあ実際やってみましょうか。
BGM変わるタイミングでトークテーマを変えるっていう使い方は僕はしてるんですけど、
話す内容変わったよーって時に、
頭の音だけ大きくして頭を一回リフレッシュさせてるとですね、
話変わったよーっていうのが分かると、
聞いてる人からするとですね、
一回の方がまた集中するんですよ。
この話ちょっと分かんねーなーとか興味ねーなーって思って聞いてて、
そのまま止めないで流して聞いてくれたら、
次BGM変わってこの話しますってなった時に、
あれ?この話興味あるじゃんって思った時には脳がまたそっちの方になるので、
ポッドキャストの再生率を上げるための努力として、
僕はBGMを2分、何分だろうなー、
まあちょくちょくトークテーマが変わるごとに変えるようにはしてますね。
まあでもそれはBGMだけじゃなくて、
ジングルだったりSEとかって使い方もできますし、
人気のYouTuberの人とかすっげーたくさんSE入れてると思うんですけど、
まあそれと同じ効果だと思うとイメージしやすいのかなって思いますね。
はい、まあこんな感じでやってますね。
まあ今から話す機能はちょっとアドビのオーディション限定の知識になっちゃうんですけど、
まあ他のミックスソフトとかでも多分あるんじゃないかなって気はしますけど、
まああったらいいねっていう感じで、リミックスっていう機能があるんですよ。
これはですね、3分の曲を5分とか8分とかに、
アドビのオーディションが勝手に楽曲を分析して、
その長さに変えてくれるっていう神業なんですよね。
この機能めっちゃ便利で、
あ、このBGMちょうど綺麗に終わって、
この話になったらいいのになーっていう時に、
ちょっと尺が足りないとかちょっと長いっていう時に、
5秒単位で曲の長さっていうのを変えられるんで、
それに合わせてちょうどよく変えたりだとか、
この曲2分しかないけど8分くらいの内容をエンドレスで書けたいなって思った時に、
いちいちここで繋げたらいいなっていうのを何回も何回も切り張りするのもめんどくさいんで、
リミックスって機能使えば1分くらいでそれができちゃうんで、超おすすめ機能ですね。
やり方としては、マルチトラックで伸ばしたい曲を選択して、
リミックス、リミックスを有効とやって、
オーディションがその楽曲を解析してくれます。
その後、画面左下あたりに表示されるターゲットディレーションから好きな尺に変えられますね。
クラシックとか1分半くらいの曲だったらちょっとつなぎ目が雑に聞こえるんですけど、
4つ打ちとか3、4分くらいの曲になってくると、
もうこれどこで繋いだかわかんないってくらいに、
すごい綺麗なつなぎ目がわからないくらいのミックスを作ってくれますね。
これもノートで画像付きで詳しく説明しているので、よかったら見てください。
キャッチーにBGMを科学する、いかがだったでしょうか。
演出としてですね、BGMっていうのは使い方を覚えているとすっごい番組が生えたりとかもしますけど、
今話している内容にこの曲って合ってるとか、EDMとかロックか、
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ロックはですね、結構合わないんですよ、トークに。
ロックだとギター、ベース、ドラムの音がですね、そもそも主張が激しいので、
BGMにはあんまりロック向いてないんで、僕のおすすめはEDMとかな。
あとジャズか、ジャズはアンパイですけど、
ジャズも音数多すぎたりとか、ドラムのチチチみたいな音が多いやつとかだと、
合わないなって思うこともあるんで、
まあそこら辺はセンスだと思うんですけど、
BGMのそこら辺は磨けば絶対に伸びる分野なので、頑張ってみてください。
はい、この番組ではリスナーの方からの質問、感想をお待ちしております。
概要欄にも書いてますし、ツイッターのDMとかでも大丈夫です。
お相手はPodcast Directorのこんでした。