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2023-02-06 15:43

田舎暮らしのリアル・人付き合い編

PIU
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前回に引き続き、PIUが長く経験した田舎暮らしについてのお話です。

【今回の内容】
田舎には娯楽がない/廃線になる前のバス路線で、冒険のジャンケンゲーム/いつでも近所の人に見られている/中間テストの順位まで…/大家族ならではの大変さ/嫁姑問題/選択肢が少ない田舎、追い立てられる都会

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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
主婦の方だけでなく、主婦のパートナーの方にもヒントになればというのと、主婦が身近にいないという方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この番組は、Spotify独占配信でお送りします。
今回のテーマは、田舎暮らしのリアル・人付き合い編。
前回、田舎に暮らすと自然の面でこんな感じだよっていうお話をしました。これもよかったらぜひ聞いてみてください。
毎年春にはね、その辺でつくしを積んで、袴をむいておひたしにしたりとかね、その辺で積んだよもぎで近くのおじさんがよもぎ餅作ってくれたりとか、
これも今考えたら贅沢な生活だったなと思います。
今の季節ね、田舎の一軒家っていうのは本当に寒い、そこびえがするんですね。
女子高生でスカート短い寒いって時にファンヒーターの前に陣取って朝ごはんを食べてたのを思い出しました。お行儀悪いですね。
そんな田舎生活を18年ほど経験した私なんですけど、今回もあくまでも大人になる前に経験した田舎暮らしということで、私の昔の個人的体験ということで足からずお願いします。
今回は人付き合いとか田舎での苦労、じゃあ都会暮らしは田舎暮らしに完全に勝利、都会最高なのかどうかみたいな話をしたいと思います。
まずこれはすぐ想像がつくかと思うんですけど、田舎には娯楽がない。
東京って常にどこかしらで話題性のある何々店みたいなのやってますよね。常設店だって見きれないほどあるし、劇団式だっていつだっていろんなの見られますし、演劇にしたって東京にいたら確実に公演してくれますし、お笑いのライブとか東京でしか見られなかったりもしますよね。
地方はたまにそういうのが回ってくると人が殺到するんですよ。東京は人混みっていう印象があると思うんですけど、実際新宿渋谷とか町は人がいっぱいなんですけど、
そういう展示会だと、むしろ地方で何か見ようとする方がひもどく払い。美術館も混雑して、覚えてますよ。ピカソ展、遠くからしか人描きの1列目、2列目、3列目、4列目みたいなところからしか展示を見られない。こういうことがよくあります。
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東京でしか暮らしてないと何とも思わないかもしれないんですけど、東京っていうのは余裕がありますね。東京は交通も発達してて、小学生から地下鉄を乗りこなすのも普通かもしれないんですけど、私が小さい頃は最寄りの駅まで車で15分、そこから地下鉄に乗るには30分は電車に乗らないといけなかったんですね。
小学生の時はまだ配線になる前のバスがうちの前を走ってたんですよ。だからそれに乗ってその最寄りの駅まで行くっていうのがちょっとした冒険だったんですね。さらにそこでちょっとしたお小遣いを使うわけですよ。
10円のじゃんけんゲームとかね。じゃんけんぽん!ずこー!って。わかりますかね。やったことありますかね。ソフトクリームを食べるとかね。そういうのがちょっと大人に近づいた感じがして楽しかったんですね。
今の都会の子だったら、子供だけでゲームセンターは行かない、カラオケは行かないとかあるかもしれないんですけど、当時は推奨はされてなかったと思うんですけど、田舎で何もないからこそ小学生同士でカラオケに行くなんていうこともありました。
本屋に行くのにも車に乗せてってもらって15分ぐらいかかるわけですよ。だから今みたいにネットで簡単に買い物もできないし、文房具を買うのも同じように車で15分。不便ですよね。でもそれ以外の生活を知らないから、そんなもんだと思って生活してましたね。
それからこれこそ田舎生活の醍醐味というか、いつでも近所の人に見られている田舎育ちの人と話をするとあるあるなんですけど、
誰々さんちね、今日車が止まってたから息子さん帰ってきてるわみたいなことを田舎っていうのは本当によく見られてるし、それが本当に広まるんですよね。
フラッと来ては噂話をしていくおばさんっていうのが本当にいるんですよ。大人同士見てるだけじゃなくて子供のこともね、ちょっとあそこの息子さん女の子と歩いてたわなんてことが噂になったり、私も中学の時の中間テストの順位を子供が中学校にいないような年上のおばさんから、なんて今回何位だったんだってなんて話しかけられたりとか噂話にはこと書かない。
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のが田舎ですね。
都会に住んで思ったのが都会も意外とそういう噂話が広がることもあるっていうことなんですけど、でもね、やっぱり田舎の情報の細かさとスピード感、これにはね、かなわないんじゃないかと思います。
人付き合いの大変さっていうのは、都会は都会で大変なところもあるんですけど、田舎は確実に近所付き合いっていうのが大変だし、恋ですね。もちろん地域の見守りっていうところで言うと防犯的にはいい面もありますよね。
あと例えば小学校に登校する道すがら、都会にいるよりもちゃんと地域の人に挨拶をするっていうのはありましたね。畑仕事をしているおばあちゃんとかに毎朝おはようございますって言ったりとか、そういうのはいいところではあるんですよね。
しかし私は子供だったからそこまででもないんですけど、やっぱり人付き合いとか噂話との付き合い方とか、そういうのは大人、両親はまた私とは違った苦労を抱えてたと思いますね。
出ていかないといけない土手?土風川というか養成ですね。草むしりっていうのがあったりとか、葬式も地域の人の手伝い、必須っていうのもあったり。でも都会の町内会も運営してる方は大変だとは思うんですけどね。
でもやっぱり田舎っていうのは都会よりも拘束する、強制みたいなのは多いかなと思います。
あとは大家族ならではの大変さがある。田舎の家はそれぞれでそれは広さも違うとはいえ、やっぱり都会で暮らすよりも広い家に住めるんですね。住むことになります。
その分、大家族が多いんですね。3世代、4世代が広い家に暮らしてたりとか、あと同じ敷地内で若夫婦は新しい家を建てて住んだりとか、パターンは違えども距離は近いんですね。
これは費用の面では随分浮いて、その分生活費に回せるっていうのは確実にあります。子育てもね、やっぱり子どもを見守る目は多い方が親も助かりますよね。
私自身も、うちは母親が料理全般をしてたので、母親が夕食の準備をする間、よくね、おばあちゃんと遊んでたなと思い出します。かくれんぼとか。
週次も習いに行かないで、おばあちゃんに教えてもらってました。でもやっぱり苦労するのは、お嫁さんとお仕事目さんみたいな関係ですね。
いつも一緒で近いから、たまに会う関係よりは気兼ねしないという面もありつつ、やっぱり気遣いも必要で、気苦労も絶えないよなと思います。
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私自身はそういうことを経験してないから、直接の感情を持ち合わせてはいないんですけど、いろいろ聞く話だけでもね、まずは食事問題、分担をどうするかとか、年代が違えば好みも違うし、つい言い方が悪くてトラブルになったりとか、食費の分担の問題もありますね。
聞いてて思うのが、例えばちょっとお出かけをしたら、同居する家族にお土産をちゃんと買うとか、そういう小さな気遣いの積み重ね、気を使う、そしてお金を使う、それが必要なんだなと思います。
それから教育という面では、選択肢は少ないけど競争にさらされない良さがある。
これは都内で子どもの中学受験を見ていて、実感としてすごくありますね。まず田舎は習い事の選択肢も少ないし、小学校から塾に行く子もいたはいたんですけど、ごく少数派だったんですね。
中学受験なんて不可能ではないけど、現実問題、塾に行くだけでも大変なのに、いざ学校に通ってなったら毎日相当時間もかかるし、周りの文化というか雰囲気的に中学受験なんてしないのが当然だったんですよ。
習い事も、私は一応小学校の頃はピアノをやってましたけど、それだって通える範囲だと先生も限られるし、周りはソロ盤とか習字とか、スクールバスが回ってきてくれてた水泳とか、せいぜい10堂くらいでしたね。それも送り迎えは必要です。
そもそもどこに行くにも遠いし、情報も限られてたんですよ。その代わり、毎日毎日ランドセルを置いたら遊びに行くっていう生活でした。そんな環境で育ってきたから、都会の雰囲気にちょっと今飲まれてるというか、幼稚園から習い事の選択肢もいっぱいあるんですよ。
実際、周りの子たちもいろいろやってて、情報があふれてて把握しきれない。特に中学受験を始めるっていうことになってからは、常に無理やり親までも走れ走れって急かされてる感じがずっとしてますね。
私、もともと競争っていうのがすごく苦手で、人に競争意識を持たれるとさーっと引いちゃう感じだったんですけど、ここに来てずっと競争させられてるというか、焦らされてるというか、そういうのにはちょっと心の疲れもあるんですね。
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うちの子たちもそうですけど、周りの子どもたちも本当に忙しそうで、自分の育ってきた環境とのギャップにクラクラするんですね。前に中学受験の回で競争の良さみたいな話をして、実際そういう面もあると思うし、選択肢があることが羨ましくもあるんですけど。
でも周りの子が習い事とか塾で、みんなそれぞれの能力を高めて、あれもできる、これもできるとなったら、それをやってない子が不利になる。そういう社会も厳しいなと思うんですね。
例えば私は小6でピアノを辞めてからも、中学校の合唱祭で、伴奏はピューさんがいいと思います、賛成です、みたいな感じで、まあいいかとピアノの伴奏をしてたんですけど、この都会のみんな真剣にピアノやってるような環境だったら、全くありえなかったと思うんですね。
選択肢も機会も多いっていう都会なんですけど、確実に疲弊するのが都会の生活でもありまして、そういうことを理解した上で、無理させず、本当に意識して生きていかないとなと思います。
たまにフェイスブックなんかで見たりすると、地元の子たちは今、広い庭のあるお家で雪が降れば雪だるまを作って、鎌倉も作って、花を植えてみたり、アスレチックを置いてみたり、いちご農家の子は子供にそれこそもぎたての立派ないちごをたんもりと食べさせてたりとか、そういうのって本当に贅沢なことだと思うんですね。
今回、田舎について2回にわたっていろいろ言ってきたんですけど、大人になって何十年か過ごしてくると、それぞれにいろんな良さがあるってことを、当たり前なんですけどね、改めて思います。
ただね、都会生まれ、都会育ちで田舎暮らしに憧れているという方がもしいらっしゃったら、蜘蛛には気をつけて、虫の蜘蛛ね、とだけは言っておきます。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
とりあえずは便利な都会生活を今、満喫してるんですけど、休みには自然のあるところに旅行に行きたくなるんですよね。
これも田舎育ちっていうこともあるかもしれないなと思います。
今も空気がきれいかどうかっていうのはすごい敏感で、都会ではなんなら匂いをかかないようにして生活している感じがあって、ここの匂いやばそうっていうのはシャットアウトする癖がついてるんですね。
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早くマスク生活が終わって、空気のきれいな場所で思いっきり一深呼吸したいなと思います。
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