環境音をシャットアウトするか、聞きながら集中するか
では、今日も始まりましたピカルディの三度でございます。
この番組は、作曲家・オビナタナオマサ氏と、私、飴が音や音楽をテーマにおしゃべりするポッドキャスト番組です。
ナオさん、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は何についてお話ししますか?
今回はですね、前回揺らぎというかね、人の心に届く音の仕組みってやりましたから、今回は心地いい音が複大というか、
自然音とか環境音について、私たちの生活の中で鳥の子音についてやりたいなというふうに思っております。
はい。自然音、環境音か。
あれですね、あまり日頃意識してないというか、環境音っていう言葉について、私は人と話すのが初めてかもしれないですね。
あんまりその出てくるキーワードではないですよね。普段触れてはいるけど。
ちょっといよいよピカルディのサウンドっぽいテーマに深く深くなってきましたね。
っぽくなってきましたね。
では今日もスタートです。
ピカルディのサウンド
本題に入る前に本日のBGMのご紹介です。
はい、今回のBGMはひまわりという4枚目のアルバムになりますか、Way of LifeからのBGMになります。
この楽曲はですね、実は私は持病がありまして、それで入院してた時期が何年か前にあったんですけど、
その時に同じ病気で、同じ病棟で入院されてた方が僕より先に退院されるということで、
そのプレゼントのために譜面を書いたんですよ。
かっこいい!
それをそのデイルームで、その時知り合った仲間が何人かで、
今の譜面だとタブレットなんかだと再生できるようになってるじゃないですか。
やっぱり譜面を読める人ばっかじゃないから、それを再生してあげながら、
コードトーンと主旋律と書き知らしたピアノ譜を形にしてくれないかというふうに仲間にその時言われたので、
じゃあ次のアルバムに入れるねということで、ちょっとエピソード遠くでなくなりましたけど、
そういう楽曲になっております。
概要欄はいつもの通り番組の下に記載されていますので、どうかご覧ください。
ずるいなぁ。
誰かが退院するってなったらさ、私はやっぱりお花あげようとか、
ちょっと入院中食事が制限になる人もいるから、
ヘッドホンを使った環境音の活用方法
なんかちょっと甘いケーキとかね、生ケーキとかを退院の日に駆けつけることができたら渡したりしたことはあるけれど、
曲はないよね。
さすがにね、歌だと照れるから、メロディーだけだったらいいだろうっていうんで、
そういうふうにね、メロディーを譜面書いて入って渡したのが2回ぐらいありましたね。
かっこいい。
健康大事だから入院に憧れてると言うとあれですけど、
私が入院してなおさんがもしそういうのくれたら、私はズキュンと、
ハート打ち抜かれそうな気がします。
ちょっと雑選してしまいましたけど、はい、いつものように、
ぜひですね、各配信サービスでなおさんの音楽をいっぱい聞けるようになっています。
いろいろなところで聞いていただけると嬉しいです。
はい、よろしくお願いします。
では、今日のテーマに早速入っていきますか。
はい、自然音、環境音ですけど、
アメさんは外で、例えばちょっとしたデータの整理ですとか、
パソコンタブレットを使って作業することもあると思うんですけど、
例えばカフェとかね、
そのときに作業しやすい音とか、環境とか、
自分の脳に入ってくる音を少し入れる方ですか、
それとも完全にシャットアウトする方ですか?
現状で言うと、
道具を手に入れたこともあって、両方できる。
結果として今は両方できるので、
ものすごいうるさい中でも集中さえできてしまえば、
全く周りの音が耳に入ってこないという状態で、
スタバでもめちゃくちゃ仕事がはかどった経験もあります。
エアポーツプロを買って、
ノイズキャンセリング機能を手に入れてからは、
耳栓代わりに使うこともあって、
ものすごいうるさい中でも、
1人の誰もいない個室にこもって仕事をしているときに、
仕事をしているぐらいの集中力を、
音を完全にシャットアウトするということで、
強制的に集中するというスイッチの入れ方を学んだので、
どっちもできるんですけど、
好きなのは、わざわざスタバに行っているので、
仕事柄、人間観察みたいなことをするために
行っているところもあってですね。
なので、完全に集中してしまうと、
その場を行かせていないというか。
実はちょっと前に、
新幹線でこんな面白い話があったよって言って、
長いLINEを仕事仲間の千並さんが送ってくださったんですけど、
作業中のBGMの重要性
そんな長いやり取りを一言一句、私に送ってくれる間、
彼女は別の席の人たちの会話を耳をダンボーにして
聞こえてきたと思うんですよね。
実は私もすごくよくわかるんですけど、
私も8割集中で、2割みんなの会話とか、
カップをテーブルに置くときの音とか、
人のキーボードの打刻音とか、
いろんなものを聞きながら仕事をすることの方を
好んでやっているような気がしますね。
なんかそういう傾向って強いみたいですよね。
亜美さんも聞いたことないですか。
お子さんが勉強するのは、実質、
例えば子ども部屋を自分で一人部屋を持っているお子さんよりも、
ダイニングとかリビングに来て、
家族が何かやっている環境の中で勉強をやったほうが
はかどるっていうデータも出てますよね。
はかどるし、すごく身につくというか、
そういうことを期待して、
ちょっとだけ子育てで、
そういうことを意識してやっているけど、
我が家に関して言うと全く効果を今のところ感じていなくて、
食事中もテレビは妨げにしかなっていないし、
宿題もなかなかはかどらないとなってはいますけど、
世の中的には言いますよね、そんなふうに。
もしかしたら中学生とか高校生ぐらいになったときの話かなって、
ちょっとまだうち幼すぎてテレビに引っ張られてしまいますけどね。
年齢とかもちろん個人差もあるかもしれないですよね。
でも私の子供時代はそうじゃなかったので、
ご飯のときはテレビ消しましょうとか、
宿題するのは夕方のあんまりテレビがない時間に
テレビつけない状態でやっていたので、
そういう記事を読んで憧れもあって試してはいます。
私自身は割とできてますね。大人はできるような気がします。
いつだったかな、何年か前に漫画家のね、
スラムダンクとかバガボンと書いている井上武彦先生が、
常にヘッドホンをしてネームをカフェで書き上げているときとか、
しているんですよね。何を聞いているんだろうと思って、
で、それを番組のスタッフさんが後日聞いたらしいんです。
そしたら意外な答えが返ってきたんですよ。
何聞いているんだろう、さっぱり想像がつかないです。
答えは何も聞いていなかったんです。
耳栓をして完全に塞ぐことは可能なんですけど、
それよりもちょっといいヘッドホンをして、
かすかに雑踏だとか、カフェの中のちょっとガサガサした環境が入ってきたほうが
集中できるっていうんですよね。
壁の向こうから声が聞こえるぐらいの感じかな。
そのお話を聞いて、大人だと今、アメさんのお話の中にありましたけど、
中高生から大人ぐらいになると、そのかすかな音のほうが集中できるのかなとかね。
すごい興味深いなと思って。
音を聞くためのものと思い込んでいたけど、
いろんな使い方があるってことですね、ヘッドホンもね。
程よく環境音のボリューム調整っていうんですかね。
のためにヘッドホンを使っているという。
今日はテーマが環境音なのであれですけど、
やっぱり大量にパソコン作業をこなさなきゃいけない、
雑無作業時間っていうのがあって、
そういう時は私は、今から2時間はかかるなっていう時は、
2時間分ひとまとまりで再生させてくれるYouTubeを探したりします。
本当作業BGMっていうやつですね。
これはニコニコ動画でもYouTubeでも、
作業BGMっていうのが出始めた時には、
これを待ってたなと思った感じがあります。
再生を1回押せばそこから触らなくていいっていうね。
なおさんの文にもよくBGMっていう文字が入ってますけど、
長いやつが嬉しい。1時間超えてるやつ。
なるべく1時間でがっちりBGMを作ろうとすると、
結局、インストルメンタルの楽曲ってね、
話脱線しちゃいますけど、2分から3分のものが多いですよね。
歌ものだと5分、6分、間奏入ったりして長くできますけど、
結局20曲目作らなきゃいけなくなっちゃうんで、
その10曲を3ループとかしたりして、
その1時間に仕上げたりしてますね。
今となっては言えるんですけど、
GoogleのYouTube担当の人にそういうことっていうのは
規約に引っかからないですよねって確認取ったことあるんですよ。
自然音・環境音とは?
映像の繰り返しとか楽曲の繰り返しって
規約とかそういうのに引っかかるような項目ってありますか?
それはないから大丈夫ですよって言われたんですけど、
本当は本来は規約に関する問い合わせはバツなんですけど。
それでなるべくアメさんのようなご意見、
他のリスナーさんからも受けたんで、
ちょっと長めに設定してくださいっていうふうに言われて。
言うほうは簡単だからね。
60分かとか120分かとか見ながら再生。
そこで選んだりもします。
その辺はループ。
もしくは設定でループ再生できるようになってますよね。
今はそうなったから本当にありがたいなと思いますね。
で、使いこなせてる人はその設定方法分かるんでしょうけど、
分からない方はちょうど例えば1時間なら1時間、2時間なら2時間のBGM探しちゃったりしますよね。
だからその辺もしあれだったら説明入れて差し上げて
今度からコンテンツ作ろうかなって思わず参考になるご意見、
アメさんありがとうございますって感じでしたけど。
それだけ音のない状態も音がある状態も
どちらもが仕事のアシストをしてくれてるっていうのは私は両方実感してますね。
井上先生と一緒。音がないのもはかどる。
音があっても聞きたい音楽を選んでてもはかどる。
雑音、雑踏の中にいても自分の関わり方ではかどる。
そう思います。
心地よい音の種類
で、いわゆる生活の環境もそうなんですけど、いろいろ調べてみたんですよ。
中には例えば雨音をあえて聞かせるYouTubeとかあったりするじゃないですか。
川のせせらぎだったり波の音だったり。
どれがみんな集中できるんだろうって言ったらすごいデータが個人差あって。
だからやっぱり心地いい音っていうのは本当に千差万別なんだなって思ったのと
本当はもうちょっとまとまるかなと思ってね、思ったんですけど
今回の放送会のためにいろいろ調べてはみたけど
中には歌物をあえて聞くっていう人がいるんですよね、勉強なのに。
へー、あえて。
作業とか勉強の時にはかどる曲ってパッと見たらこれ全部歌物じゃんJ-POPのみたいな。
そういうランキングなんかもあったりしたんですよね。
歌物だとデータ量が多すぎちゃって頭に勉強入ってこないだろうって僕は思っちゃうんですけど。
そうですね。
どうなんだろう?
さっき私が夜中がっつり作業する時に作業BGMを探すと言ってた分は
YouTubeは今はね、著作権とかいろいろあってあれですけど
2000年くらいの、2000年ちょっとのニコニコ動画とか
絵はいろいろだけどいろんな人の音楽がミックスされて
勝手にベストアルバムみたいにずっと曲がエンドレスでくっつけて流してくれてる人がいたりして
本人がやってないからダメかもしれないけど
聴いてるこっちからすると120分いろんなのを流してくれる。紙曲BGMとか書いてあったら結構激しいんですよ。
ヒット曲満載で。
なるほどねー。
一曲一曲聴かずにそれのサビだけとか
編集する人も大変なのかもしれないけど
そういうのをずっと聴いたり。
ただ今は配信サービスってものがあるから
この間もちょっと言いましたけど
アルバム買うと同じ人の曲を12曲くらい聴くっていうのが
配信サービスで聴いていくと一曲一曲で変わっていくから
十分作業BGM代わりになるものがね
個人が作らなくても会社がちゃんと作ってくれてるような気分にはなってますけど
音楽、聴こえる
歌いながら勉強するのかな
その辺入ってくるのか入ってこないのかってその辺の脳の仕組みっていう
これも専門的な分野になるから
ここから話すと前回の放送みたいに
40分超えちゃったりするんで
今回はこの辺でちょっとまとめていきたいと思いますけども
この辺も話し出すとね
その自然音、環境音も様々な種類
逆にホワイトノイズ、サーっていうホワイトノイズが心地いいっていう人もいますし
人それぞれなのかなと
取り下げた話はまたいつか
機会があったらまた別のテーマで取り上げていきたいと思いますけど
環境音、踏切の音とかも環境音ですか?
環境音ありますよね
昔スタンドFMで
踏切の電車が通るところをライブ配信されてる方がおられて
マニアムだ
すごい有名な人気の電車が今から通過しますって
でも音だけでしょ
私は全然電車の知識がないけど
たまたまそのライブ配信の中にお邪魔して
クリックして入ってしまって
みんな楽しそうにしてるけど
私チンプンカンプンだったけど
踏切の音と最後に通過するところの音っていうのを聞いてる人たちがいましたね
いろんな音がみんな聞きたいんでしょうね
当然ししおどしの音とかもYouTubeありますよね
雨とかいろんな音にして切り取って
自然に雨が降った時しか聞こえない
たまたまそこにししおどしがあった時しか聞くことができない音が
YouTubeの中だといっぱい
それを切り取って録音して再生できるようにしてくれてる人がいるから
こっちから取りに行けるっていう良さはあるかな
雨さんが話をうまく流れ作ってくれたんで
次回のテーマにつながっていくと思いますけど
その辺の話をまた次回お話ししたいと思います
何の先の予定も知らないのにそんな能力が私にあるならすごいな
いい流れが来たって思いました
次回につながる
次回の放送も皆さん楽しみにしていただければと思います
では今日はこの辺でお開きとしましょうか
なおさん今日もありがとうございました
お疲れ様でした
ピカルディーのサンドまた次回の放送でお会いしましょう
今週も皆様の暮らしが素敵な音や音楽に包まれた日々でありますように
ではまた来週ありがとうございました
ありがとうございました