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さあ、始まりました。ピカピカFMの大志郎です。
小豆です。ピカピカFMは、アニメ、漫画、ゲーム、映画など、気になるエンタメトピックについて、時間を忘れて朝まで語るようなテンションでおしゃべりする番組です。
さあ、今回のトークテーマは、「ヒロインにちむどんどん出来なかった、です」
はい。どういうことでしょうか?
辛辣ですが、今回はちむどんどん、あとの連続テレビ小説、ちむどんどんについて、ちょっとしゃべっていきたいなと思っております。
これを放送する頃には、もう間もなく終わるという感じになると思うんですが、
とりあえず、見終わりましたというような感じです。
ちょっといろいろ思うところあるんですが、とりあえずは概要からちょっとしゃべっていきたいなと思います。
ちむどんどん、2022年度の前期4月から放送されているNHK連続テレビ小説です。
このちむどんどんなんですけど、沖縄本土の復帰50年を記念した作品となります。
アソドロはヒロインが元ネタあるっていうようなのがセオリーとしてあると思うんだけど、今回のちむどんどんはオリジナルストーリーですよと。
そうなんだ。
ヒロインは今回沖縄出身の黒島優吾さんが担当していて、かわいい女の子みたいな感じです。
その他に出ている人でいうと、中村幸恵。
うちら30代の人間としては中村幸恵といえば極善の印象が強いと思うんだけど、その中村幸恵がお母さん役というところでちょっと感慨深いものがあるんだけども、その中村幸恵さんが出ています。
その他でいうと川口春奈、上白石もか、宮沢飛雄、山田裕貴、そして主題歌は三浦大地、フォルダー5の男の子だった子。
彼も沖縄出身だよっていうところで、沖縄満載でやっている感じですね。
今回のそのタイトルのチムドンドって、意味としては沖縄の方言で胸がワクワクするといった感じ。
タイトルとしてはいい感じだよねっていうのはあるんだけど、うちの両親、沖縄の人間なんだけど、両親に聞いたらほとんど使わない言葉らしいよね。
それで父親に聞いたら、もしよく使う言葉を選ぶんだったら、秋さむよっていう言葉の方がいいんじゃないって。
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なんだって?
秋さむよ。
秋さむよ。
意味としては、アルマーみたいな感じ。アイヤーみたいな感じ。
それに対して、父親に、そんなタイトル意味わからんから、使うわけないやろと。
確かにしょっちゅう使う言葉かもしれないけど、朝のタイトルにするわけないやろと。そんな会話をしておりました。
そんなこんなのがありますが、朝の連続テレビ小説で沖縄舞台といえば、うちらにとっては印象深いのはチュラさんなんだよね。
チュラさんは当時見てたんだよね。そっから朝のレンドラって見てなかったなと思って。
そう?
アマちゃん?
アマちゃん。
もう見てなかったんだよ。なんか堅くなりに見なかったんだよね。そこまで見なかったから、ずっと見てなかったんだけど、今回沖縄舞台でやるって言うから、ちょっと久しぶりに見てみようかなと思って見始めたんだよね。
といった個人的な経緯があります。
あらすじなんだけども、ヒロインの陽子が沖縄のヤンバル地域で生まれ育った美味しいものが大好きな女の子なんで、そんな女の子、ヤンバルって沖縄で言うとちょっと上の方に位置する。
上の方って国立公園とかそういった感じの印象があるようなところなんだよね。そういったところで育った女の子がいるよと。
その女の子が東京に出てきて料理店で働きながら、ふるさとの食っていうものに対して自分らしい生き方を見出していく。
ヒロインの女の子は兄弟たち。兄弟たちと共にそれぞれ異なる道を歩んでいって、気持ちが離れる時も、ふるさとの沖縄の味を思い出しながら、その4人の心を繋いでいくっていうような、個性豊かな沖縄の4兄弟の笑って泣ける、ほがらかな物語といった感じなんよ。
概要としてはこんな感じなんだけど、とりあえずもう最終話の中で、世間的な評判なんだけど、朝の放送が終わるたびに黒票。
もうむちゃくちゃ黒票。
それはなんで?それは。
それが意味がわからんっていう感じかな。なんでそんな行動をとるの?みたいな。
あーなるほど。
ありえんと。
なんでお兄ちゃんは借金するの?アホじゃない?っていう感じ。
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お兄ちゃんが波乱万丈すぎるっていう話はちょっと小耳に挟んだことあるけど。
だったり、それに伴ってドラマをいるかどうかわからないドラマ評論家っていう人たちが分析したりとかしてて、黒票の嵐が毎日起きてるような感じなんです。
っていうのはあるんだけど、俺個人の感想はというと、ほぼつまらん。
あのねー、シンプルに面白くなかったよね。
あーそうなんだ。1話からずっとこうやって見てきたの?
うん。もうそうだよ。もう最初からずっと。1話を隠すことなく。
あのー、どの時点からつまんないなっていう感じになっちゃったの?
うーん、多分ねー。
まあ大体そうだと思うんだけど、朝の連続テレビ小説で幼少期を描いて、そこから成長期というか、社会人1年目みたいなぐらいが結構充実して描くじゃん。
そこに入った時ぐらいから、「あれ?大丈夫かこれ?」っていう感じになった。
まあ子供の頃の幼少期の部分はまあまあまあっていう感じで見てたんだけど、東京に上京してから、
うーん、大丈夫。これ、うーん、くもゆき怪しいような気がするんだけどっていう感じのまま、やっぱダメだったっていう。
なんかねー、20年以上前のシナリオかなーって思ったんだよねー。
うーん。
なんか今だとさ、そのトリッキーなドラマがあったりさ、なんかエネルギッシュなドラマもあったりしてさ、
うん。
なんか孫中祖倉の物語じゃ、なんか満足しなくなってるような気がすると思うんだよね。
うんうんうん。
でもなんか朝の忙しい時間に見るには、まあこれぐらいがいいのかなーとか、なんかちょっと改めてその朝ドラっていうものに対して、
そのー、何なのかっていうのを認識したような気がする。うーん、これぐらいなのかなー。
朝ドラのそのー、ながらみで見る感じだったらこれぐらいライトな方がいいかなーとか思ったんだけど。
でも一方でなんだけど、この今回のそのチームドンドンでそのNHKプラスのその登録者が増えたらしいのよ。
あーそうなんだ。
で、それに伴ってそのー、世間では黒票なんだけど、社内では評判がいいらしいのよ。
ふふふ。
で、あのー、もしNHKで見るっていうことを考慮するんだったらさ、いつでも見れるっていうことでもあるわけじゃん。
別に朝をわざわざ見る必要がないわけじゃん。
うんうん。
だったら別にさ、重厚なストーリーでも問題なかったんでは?っていうふうに思うんだよね。
あーなるほど。だから朝からやる内容でも別にちょっと重かったりとかしても、まあいいよねと何度も見返すこともできるはずだし。
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うん。とか思ったんだよねーっていうことはちょっと思ったから。
あーまああくまでも、言うてもさ、サブ作で後追いで、後で見るっていうのが、まあここ最近ちゃんとできるようになってきたから、まだその変、変なんだろう、変わるタイミング?だからまあちょっとしょうがないのかなとかちょっと思ったりしたけども、
でも、それでもダメだったなーっていう、シナリオがダメだったなーっていうちょっと印象が強かったかなー。
で、特に俺一番ダメだなと思ったところについて、もう言っちゃうんだけど、何よりもヒロインを応援できなかったことが一番ダメだったなと。
朝ドラといえばさ、やっぱヒロインじゃん。
主人公よね。
そのヒロインの女の子を応援できない。チムドンドンできなかった。ヒロインに胸がワクワクすることができなかったのがもう致命的だったなと。そこが一番の範囲だと思うよね。
だし、もうちょっとストーリーのところで踏み込んで言うと、何がやりたかったのかがわからないね。結局。やっぱり最後の方まで来て。
一応、今回のチムドンドンって、沖縄本土の復帰50年を記念したドラマなのよ。
だとしたらよ、その終戦への思いを書けばいいと思うし、復帰後の女性っていう、女性像っていうもの、どうたくましく生き抜いて生きてきたかとか、現代人が思う戦争っていうものについて何なのかとか、そういったことを描くべきだったんじゃないかなと思うよね。
実際には何が描かれている?料理か。料理のところでのみってこと?それしか描かれていなかったってこと?
それもすんげー中途半端。だから、沖縄出身っていう要素も雑な感じの扱い方なのよ。
沖縄の家ってこんな感じだよねとか、沖縄の人ってゆるいよねみたいな。沖縄の料理をただ出すだけで、どうしてそういう食文化なのかとか、深掘りがないよね。
沖縄、それってつまり沖縄を描いてないことと同意義だと思うんだけど、東京にいる女の子が、東京で頑張って働きながらも沖縄に思いを馳せているなら、どうしてそんなに沖縄がいいのかっていうことをちゃんと描かないとダメでしょ。
そこがないのよ。それは破綻してないっていう。意味がそこがわからないというふうに思うよね。
さらに言うと、テーマの一つに沖縄の人は家族を大事にしているっていうのがある。このチムドンドンは一応家族の群像劇っていうものを描いてはいるんだけど、
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長男が悪徳商法に手を出して家族を巻き込んでしまってるとか、長女が結婚はしたものの、とついだ先のお家で離婚しろと迫られているとか、
4女が歌うの大好きだけど人前では緊張するとか、それぞれのエピソードが家族を大事にしているって話と結びつけるにはちょっと説得力がないし、全エピソードが中途半端でそれからの受賞者が納得していないんじゃないかなと思うよね。
それだったらさ、一層家族ものはもう捨てて、ヒロインの女の子の状況物語を軸に沖縄に思いを馳せているドラマに絞ったほうが良かったんじゃないかなっていうふうに思うといった感じです。
何よりそこかなと思います私は。
だからその描きたいことがバラけちゃったっていう感じなのかな。
ザッターが故に描きたいものが何だったのかが伝わらない。そのせいでいっちゃん大事なヒロインを描いてないっていうチームをどんどん応援することができなかったっていうのが一番の要因だったかなと思いますね。
やっぱ朝ドラってその女の子が気投げに頑張って生き抜いているっていうのに対して視聴者は多分応援すると思う。
頑張って挫けないで。あんまそういう気持ちになれなかったんだよね。
普通のドラマだったら別にそこまで思わないと思うけど朝ドラに関してはそこが一番大事なような気がするんだよね。
ってことがなかったなぁと思うんだよね。
改めて朝ドラって何なのかなっていうのは考えさせられた。
どの世代に向けてやるのかが難しいんだろうなって思うよね。
NHKの朝ドラって見てる視聴者層っていうのは高年齢層が多いと思うのよ。他のドラマよりも。
でもそのNHKだからさ、全然普通に若い層も見てる。他のドラマと違って視聴者層の幅がめちゃくちゃ広いと思うんだよね。
普通だったらさ、そういうのってドラマでも映画でも何でもそうだけどさ、自分が描きたいことを描くっていうのはもちろんあるけれど、
その世代に共感してもらうためにさ、キャスティングもそうだし、テーマとかもその世代のあるあるを描いたりとかさ、するジャンマテクニックとしては。
けどそれぐらい広くなると、もうどこ狙ったらいいのかっていうのも難しいのかもしれないね。
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でもそこをちゃんとターゲットっていうものを絞ることがまず大事だったんじゃないかなって。
根本的にそこが統括できてなかったような気がするなぁと思うよね。
俳優に関しては別に悪いとは全然思ってないんだよね。
演技は良かった?
演技は別に普通なんだけど、でも魅力あるキャラクターは何人かいたから、別に俳優に関しては全然なんとも。
うん、やっぱり脚本ないし、メッセージ的なところをちゃんと絞れてない統括エグゼクティブプロデューサーが悪かったような気がする。
アマちゃんの話が出たけどさ、アマちゃんは俺も見てなかったんだけどさ、当時。
その後も見てはいないんだけど。
同じ年のアマちゃんが前半だったんだけど、後半にごちそうさんっていうアマちゃんの次の朝ドラをやってたんだけど、俺それは見てたのよ。
で、アマちゃんの次ってさ、アマちゃんめちゃくちゃ見られてたじゃん。
で、結構そのハードル高いと思うのよ。アマちゃんの次を。
その次をバトン渡されたっていうね。
そうそうそう。で、ごちそうさん見て、なんで見てたかはもう思い出せないんだけど、面白かったんだよね、ごちそうさん。
あ、そう。
戦後の日本の、戦後じゃないな。戦争をまたぐのか。戦前から始まって、途中で戦争が始まって、戦争が終わってっていうところあたりで物語が終わるんだけど、
その主人公が食べることがすごい大好きな女性の人が、
えっと、戸継いだら、戸継先のシュート名の人っていうのかな、がやたらこう意地悪ですごいいびられるんだけど、その中でもご飯を作っていって、美味しいご飯を作っていくことに全力を尽くすみたいな。
作って食べるっていうストーリーだったんだけど、大雑把に言うと。
でもその中で、だから基本描くのは日常なんだけど、すごいドラマが描かれてたんだよね。
人間関係のシュート名の人と結局最後まで和解することはなく終わるのよ。
それってなんか、当時としてはちょっと斬新だったというか、そういうのってだいたい最後はお互いになんか、
歩み寄ってみたいな。
そうそうそう、ってなるじゃん。朝ドライだよ。が、あなたとはもう分かり合えないっていう。
分かり合えないけど、そういう距離感ってあるよねっていう終わり方をするのよ。
で、みたいなそういう、そういうふうに終わるんだっていうのがいくつかあったのね。
だけど納得感は普通にあるのよ。
で、そういうのってさ、それってベタな展開、だから型に当てはめたオチを持ってくるんじゃなくて、
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それぞれのキャラクターだったり、描きたいことを描ききってるんだなっていうのを当時思った覚えがあった。
だから、もうすごい引き込まれるように見れたと思うし、
アマちゃんが終わってさ、アマちゃんロスっていう、終わっちゃったっていうのがあったって当時言われてたじゃんね。
同じように、アマちゃんの後のごちそうさんもごちそうさんロスが起こったのよ。
もうこれが終わっちゃうんだっていう気持ちにやっぱり慣れたのって、
半年間かけてさ、15分ずつ朝空を見ていくことで、
主人公たちの成長だったりと、本当にその時間一緒に過ごしたみたいな気持ちになってるから、
まるでその学校卒業したとか、転校生が出ちゃったみたいな感じの気持ちになったロス感が出てたんだなって思うんだよね。
だから、そういう作品であってほしい、難しいことなんだろうけどさ、
っていうのを朝ドラには求めちゃうし、求めたい。
朝ドラでしかできない、15分のカイツマンデカイツマンデのドラマだからさ、
月句とかでやるようなドラマティックなことを1話の中で収めるっていうのがそもそもできないと思うのよ。
だから連続テレビ小説っていう名前がついてるように、新聞の連載小説を見るかのようなドラマ、
日々を追っていくようなドラマでそういうのが見れたら嬉しいし、そういうのをやっててほしいなっていうのはちょっと思うよね。
だいたい毎日15分っていう中で、視聴者と共に歩んでいくその日常感と、
アマちゃんロスがあるような、ロスするぐらいの説得力みたいなものがやっぱり朝の連続テレビ小説内容な気がするんだけど、
チームどんどんロスにはならないんだよね、どう考えてもっていう。
それはちょっとやっぱりそこはダメだったような気がするなと思う。
やっぱりなんかさっき転校生で例を出したけどさ、逆にそのドラマが始まったりしてきた時は、
今度は新しい転校生が来るんだけど、実際に転校生が来て、なんて魅力的な人が来たんだろう、みたいな気持ちにはなりたいよね。
別に王道のストーリーでも奇抜な展開でも正直どっちでもいいのよ。
ただ説得力を持たせてくれっていう。説得力さえあれば正直の王道ストーリーでもうちらは納得できるし、
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それを持ってヒロインを応援できるしっていうのがあるんだよねっていうのはちょっと改めて感じたなっていうね。
なんて言いつつね、ちょっと好きなシーンを喋っていきたいんだけど、それでも好きなワンシーン一つだけありました。
東京に上京してきた日賀陽子が働いた先が銀座のレストラン内でそこで修行するんだけど、
その修行の中で料理の当然腕を磨くのも当然ある中で、お客さんっていうものが何なのか、料理って何なのかっていうことを学んでいく。
で、一緒に働いてた先輩ヤハギっていうのがいるんだけど、これが井上海君っていう、俺好きな俳優さんなんだけど、
そのヤハギがそのオーナー、レストランのオーナーがその陽子にエコ引きしてるんじゃないかと不満がもうどんどんどんどん積もって退職してしまうんよ。
で、そんなこんながりながらしばらくすると、その陽子が自分の店を出すっていうことになるんよ。
その時に従業員を探すんよ。ちょっと人手が欲しいなって。
で、そんな時に無線飲食をして捕まったヤハギと出会っちゃう。
で、ヤハギはその働く場所が見つからず無職状態だと。で、陽子はうちで働きませんかと誘うんだけども拒否するんよ。
でも陽子は諦めなかったんよ。ヤハギはその料理に誠実だし、東京に来て初めて自分が作ったそのまかないの沖縄そばを褒めてくれた人なんよ。
何よりそのヤハギがその自分の包丁を今も大事に持っていたんよ。
だから何とかして説得して何度も何度も説得してそれでようやく従業員になってもらったんよ。
で、回転するにあたって料理とか考えるんだけど、
陽子はそのメニューを考えたいからヤハギに青パパイヤを切ってその下ごしらえを頼むんよ。
で、ヤハギは包丁を握りしめてその青パパイヤに包丁を入れるんよ。
その感触にそのヤハギが静かに泣いてしまうんよ。
久しぶりにさ、あの厨房に入ってその久しぶりにちゃんと包丁を握って料理することが自分は大好きなんだっていう風に思ったんだろうね。
その何かそのセリフで言うとかじゃなくてそのパパイヤに包丁をスッと入れる。
その動き一つで泣かせる演出は良かったなぁと思って。
ちょっとねここはグッときた。
この別にセリフもなくただスッともう環境音だけでグッドッコさせるのはちょっといい演出だったなぁと思って。
そこだけ褒めるとしたら。
そこは良かったって感じです。
主人公のことじゃない。
じゃない。
そこはちょっとだしそこは明らかに気合い入ってた感はあった。
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なんか脚音家がめちゃくちゃ熱いれてそれを何としてでも撮ってやろうっていうその監督の意思がちょっと伝わったっていうのはありました。
まあここから先ちょっとストーリーについてではなくてそのストーリーとは違う角度から沖縄ってこんな地域だよねっていうことについて話していきたいんだけど
そのチムドンドンのその時代背景の中で言うとそのまだアメリカの占領家だったんよ。
物語の始まりが言うたら戦後になるんだけど士兵がどるない言うたら。
そんな中で生きてきたっていう感じの沖縄の人たちでちょっと個人的な話なんだけど私大城はその両親が沖縄の人間なんよ。
だから当然おじいおばあも沖縄の人なんだけどおじいおばあは戦争の時の話をほとんどしてこなかったんよ。
だから俺はひめゆりの塔に行ったりとか資料で見たりとかネットで調べたりとかでその当時の沖縄っていうものを知るんよ。
その戦争を経験したおじいおばあは話したくなかったんだろうなって思うよ。
言うたらその後世に伝えてはいけないことだと断ち切ったんだろうなと思うよ。
でも俺個人、戦争を知らないうちら、俺としてはその後世を生きる人間として知るべきだなっていう思いもあるよ。
おじいおばあの意見も多分あるんだろうなとは思いつつもとはいえ知らなきゃいけないだろうなっていうので
だから俺は俺なりのその戦争を知らない自分たちの戦争体験っていうものについてちゃんと持ってこうと最近考えるよねと思って。
なんか戦争について考えることってある?
戦争について自分が?
普段はそんなにないかな。
でもやっぱりそのうちで言うと父方のおじいちゃんが戦争体験はしてるのよ。
兵士として。
で、その話はうちは何回か聞いたことがあったから。
だからその歴史の出来事としての戦争っていうよりはどちらかというとそっちを思い浮かべるんだよね。
おじいちゃんが話していたやつの実際のその体験した人の体験談っていうのかなっていうのを思い浮かべる。
なんかそのおじいおばあのうちのね、おじいおばあの感覚で言うと絶対にあってはならないことっていう強い意志みたいなのを感じるんよね。
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これは何としてでもうちらの台で留めておかなければっていうのはちょっと感じるんだよねっていう。
でもだからといって忘れてはいけないことだと思うよねっていう。
ちゃんとそういうことがあったんだっていうことについてちゃんと考えなきゃいけないなとか知らないなりにも。
自分なりの戦争っていうものについてちゃんと持っておかないといけないなとかっていうことをようやくちょっと考えれるようになったなというふうに思った感じかな。
っていうのはちょっと改めてチムドンドンを見ながらちょっと思ったんだよね。
チムドンドンで絡んでくる沖縄の独特な文化に沖縄の人は2つに分かれる種類がある。
沖縄で生涯沖縄にいる人と外に出て行く人に分かれると思ってて、その外に出て行く人の特徴として大きくは出稼ぎ。
大白家がそうなんだよ。
うちのじいちゃんに関しては大阪に出稼ぎに行ったり、うちの父親は台湾大学に行ってそのまま天津族になったりとか。
俺は今は愛知にいるけど東京に行ったりとかしてて、沖縄外の方に出た人間。
このチムドンドンの主人公日賀洋子も東京に出ている。
洋子が住んでいる鶴見の人たち、鶴見区の神奈川県鶴見区だったかな。
その鶴見区の人たちも出稼ぎに行っている人たち。
この鶴見区って俺も全然知らなかったんだけど、関東最大の沖縄タウンって言われてて、沖縄から出稼ぎに来てる人たちが多いらしい。
これは今度は劇中の話になるんだけど、沖縄県賃会の会長さん、平三郎さんっていう人がいるんだけど、
その人は沖縄の二世で、親が沖縄の人なんだけど、自分は鶴見で生まれた人。
沖縄には行ったことないっていう人、そういった人たちが全然いたりする。
そういうのが沖縄文化としてあったりする。
もう一つに、親族がうるさいっていうのがある。
劇中、ドラマの中だと仲間家は親族から再婚しなさいと言われたり、
長女の女の子は山田勇輝と結婚するんだけど、その山田勇輝は本家から離婚しなさいと言われたり、
その周りがとにかく干渉してくる。
これ、うちも何かあって、じいちゃんの話になるんだけど、
うち大正経、当主になるんだけど、
当主として示しがつかんから、ちゃんとした家を買いなさいって怒られたんよ。
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で、もう仕方なく家買ったんよ。
もうさ、それぞれ自分たちの家族があるのにさ、他人の家にグチグチ言うなって思うよ。
っていうことを、わざわざイライラするようなことを、
自分自身、人にイライラさせるし、自分たちもイライラするし、
なんでわざわざそんなことするの?とかちょっと思ったりする。
なんかそれは沖縄っぽいなっていうふうに思ったりする。
そこは結構リアリティがあるんだ。
なんかね、そこら辺はね、リアルに感じる。
たぶんドラマの中だと、
なんかめんどくさいつるみ方してる家族っていうふうに見られるかもしれんけど、
結構リアルよっていう。
これが実際に起きたと、皆さん想像してみてください。
なかなかマジでうぜえよっていうのはあります。
どう?沖縄の解像度上がった?
そうね。
沖縄には個人的には1回だけ旅行にしに行ったことがあるのよ。
沖縄って言ってもあそこだけど石垣島だけど。
その時に感じたのはやっぱりイメージ通りの、
ちょっとゆるい感じっていうか、
みんなラフにお店の人とか話しかけてくれるし、
あったかい感じっていうかっていうイメージだったんだけど、
今の話聞くと身内には結構ドロドロしてるのかなっていう印象を持ったかな。
なんかそんなお気楽な感じとかじゃ、どうなんだろう。
深刻な感じで言ってくるの?それは。
当然代々ついでいくものだから当然真面目な話よね。
あんまりそういうイメージはなかったかな。
だらしがないのに、だらしないのにぐちぐち言うし、
ぐちぐち言うくせに自分はだらしないし、
何なんそれって。
とか思ったりするけどはたから見てね。
でもなんかその印象があるなと思って。
さっき話してた出てく方の沖縄の人もそういう感じなの?
出てくる方、残ってる人の方が印象が強いかな。
やっぱりそういう感じ。
うちのおじいはそうなんだけど、
ナンクルナイサーっていう言葉があると思うんだけど、
うちのおじいはむちゃくちゃ嫌いなんよこの言葉。
そうなんだ。
何もしてねーのにナンクルナイサーはダメでしょと。
どういうこと?
やり切ってどうしようもなくなった時にナンクルナイサーだよね。
最初からナンクルナイサーは何もやってねーのに
お気楽な感じになるのはあかんでしょ。
そうね。
ちゃんと頑張った末にどうしようもないところまでいったら
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あとはカミナン飲みするみたいな感じ。
だっていうところでのナンクルナイサーだったら
もうそれはもう受け入れるしかないよねっていう。
その精神だったらわかるよっていうこと。
完全に正しいと思うけど、
今後ナンクルナイサーの言葉の受け止め方がちょっと変わってくる気がする。
っていうのがうちのナンクルナイサーなんだけど、
沖縄の人たちが言うナンクルナイサーは
無責任なナンクルナイサーっていう感じかなっていうところ。
そういった意味で悪く言うとだらしないっていう感じなのはちょっと感じるかなと。
うちは大城に関しては両親が沖縄の人間だけど、
俺自身は愛知育ちじゃない。
地元沖縄の人みたいに沖縄については多くは語れんけど、
それでもこれだけのことは喋れます。
今話した内容をさらに煮詰めていくだけでも
たぶん十分面白い内容にはなると思うし、
沖縄ってどういう地域なのかっていうのが
理解力が深まると思うよね。
これだけでも解像度上がると思うんだけど、
そういう大事なポイントを抑えてなかったのが
このチムドンドンの大きな範囲だと思う。
それだけで沖縄が好きになれるし、
そこに登場してくるそのヒロインの女の子も応援したくなる。
チムドンドンしたくなると思うよ。
そこがなかったなーっていう感じです。
作品にしてもドラマにしても映画にしても何にしてもだけど、
チムドンドンできなかった時点でもう負け決定です。
っていうところが反省材料、反面教師として
ちょっと多く学ばさせていただきました。
といった感じで終わりにしたいなと思います。
というわけで今回のトークテーマ
ヒロインにチムドンドンできなかったです。
今日の感想やこんなことを話してほしいなどあれば
TwitterのピカピカFMまで、もしくは
ハッシュタグピカピカFMをつけていただけると
僕たちが見つけやすいので、ぜひよろしくお願いします。
はい、というわけで今週は以上となります。
ありがとうございました。バイバイ。
またね。