2023-07-10 01:52

福島原発関連2施設訪問

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2011年3月11日の東関東大震災。
12年も立っているのにまだ記憶に新しい感じがします。
当時はビルの8階のテレビが有る場所に居たので、揺れを感じた直後からずっとテレビの画像を見て情報を共有していたことを思い出します。

津波の被害が甚大だったことは多くの人が知ることになり、私も震災直後からおそらく10回以上は関東から被災地周辺に訪問しては現地の知人友人に話を聞いてきました。
インフラを中心に復興・復旧が進み、街の生活もかなりの部分が立ち上がり直してきたことも実感していますが、どうしても気になるのは福島第一原発事故の影響を受けたエリアのことです。

復旧事業のために急がれた常磐自動車道の仙台までの全通から数日後、実際に茨城から仙台まで走行したんです。
その時は一切一般道には降りず、ところどころに設置されている放射能の線量計の数値をにらみながら、おそるおそる「通過」をしたことを思い出します。

それから時は流れ、最近では帰宅困難区域もだいぶ狭まってきたということで、街を訪問して様子の情報を観てきたいと思っていたところでちきりんさんの記事に行き着きました。

ちきりんさんの記事(2022年)
https://chikirin.hatenablog.com/entry/2022/09/13/151319
さすがの早さと視点です。必読かと。

ということで、二か所行ってきました。
1)東京電力廃炉資料館
https://www.tepco.co.jp/fukushima_hq/decommissioning_ac/
マップ:https://goo.gl/maps/9jbT9tLgbcr9CEHq5

2)東日本大震災・原子力災害伝承館
https://www.fipo.or.jp/lore/
マップ:https://goo.gl/maps/yYps7RVqLPtJLGVEA

どちらもぜひ訪問されてみてください。
本当に勉強になります。

特に1)の東京電力廃炉資料館は、廃炉というこれからの大事業をどう進めていくかだけかと思っていたものの、東京電力が会社として反省するべきことを明確に言語化されているところが印象的でした。
ただ、映像では経営トップや幹部が直接メッセージを表現することは無く、違和感を感じました。

原子力を使ったエネルギーの利用が社会に施す利点と、利用に伴うリスクとどう完璧に向き合うか。
このトピックを考えるのも進めるのもことごとく人間なのであると、強く再認識した訪問となりました。
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stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:04
皆さん、おはようございまーす。
はい、今日は思い立って仙台に来ております。
と言いますのも、昨日は以前から行きたいなと思っていました、福島県の海岸寄りにある2カ所の施設に行ってまいりました。
2011年3月に起こりました東日本大震災。これによって引き起こされました津波ですね。
どれだけ多くの方が亡くなって地域に影響が出たか、本当に想像するに余りあります。
そして特に東京電力福島第一原子力発電所、ここの複数の発電設備で津波をかぶって冷却用電源を喪失し、大量の放射性物質がまき散らされたということで、
震災から12年も経った今でも町の様子が一変してしまっているということで、実際に訪問してみたというのが正直なところです。
1つ目は東京電力の施設で東京電力廃炉資料館。
2つ目は東日本大震災原子力災害伝承館。
この2つともすごく勉強になりましたね。
もちろん一言で言い荒らすことなんかできませんけども、
当時テレビなどで報道されていた内容っていうのが本当に断片的だったんだなとよくわかりました。
リンクを貼っておきますので、ぜひ皆さん一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ファルオでした。ではまた明日。
01:52

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