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2023-07-12 02:00

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

宮城県は気仙沼市に、大変印象的な施設ができました。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 (旧気仙沼向洋高校)
Wikipediaの記事がとても印象的です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E4%BB%99%E6%B2%BC%E5%B8%82%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E9%81%BA%E6%A7%8B%E3%83%BB%E4%BC%9D%E6%89%BF%E9%A4%A8

マップ:
https://goo.gl/maps/m5mZFufHQDmbf9gX8
施設サイト
https://kesennuma-memorial.jp/

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は、気仙沼市がめざす「津波死ゼロのまちづくり」を標榜して完成しました。
県立高校である宮城県気仙沼向洋高等学校の旧校舎が、東日本大震災による津波被害を受けた現場を、できるだけ忠実に保存し、目に見える証として展示・運営されています。

よく有る博物館や展示館とは全く違い、充実したコンテンツ群を観て聴いて約2時間、あっという間に過ぎてしまいました。
災害に備えるとはどういうことか、命を守る行動とはどういうことか、一度現実として目の前に見える形で触れるておくことは、社会の一員としてものすごく意義のあることに思えました。

館内展示の中には映像コンテンツも多く上映されています。
その中の一つに有った、気仙沼市階上中学校(はしかみちゅうがっこう)卒業式の映像は涙なしには見られませんでした。
卒業生代表、梶原裕太さんの答辞全文です。
https://amba.to/46GjiRE

震災翌日に予定されていた中学校の卒業式が、10日後に開催された時のものです。
中学の講堂はもちろん被災者の避難場所となっているので、多くの市民が生活している眼前で卒業式が執り行われたそうです。
残念ながら数名の生徒は卒業できませんでした。

この伝承館は、気仙沼市の市民と市との対話により、建設されたとのこと。
日本全国からはもちろん、全世界から見学が相次いでいるそうです。
私が訪問した時には高校生数十名のグループが学習プログラムとして来場していました。

災害から人命を守ること、体感できる貴重な場所だと思います。
ぜひ皆さんも訪れてみてください。

なお気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館には公共交通機関でもアクセスしやすいと思います。
最寄り駅は、JR気仙沼線BRT 陸前階上駅です。

BRTには馴染みが無い方も多いかと思いますが、元鉄道路線だった場所に有る線路を撤去し、専用バス路線として整備した交通システムです。
JR気仙沼線は前谷地と気仙沼を結ぶ鉄道路線だったものの、震災により甚大なダメージを受け不通に。
そのあと、柳津(やないづ)駅 と気仙沼駅間はBRT(バス高速輸送システム)に転換されました。
東京の方は例えば、東京→古川→小牛田→前谷地→柳津→陸前階上 のルートで乗り鉄を試されてみてはいかがでしょう?
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https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:05
皆さん、おはようございまーす。
一昨日に引き続きまして、昨日も気仙沼市にある施設、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館というところに行ってまいりました。
震災、特に津波の被害というものは、やはり風化させてはならないということで、記憶・記録を残すという意味合いで、気仙沼市の施設になります。
これ何かと言いますと、気仙沼の太平洋の海岸からほど近いところにあった宮城県気仙沼工業高等学校という、120年以上の歴史を持つ気仙沼市にある県立高校なんですけども、
鉄筋コンクリート4階建ての校舎の4階の床上、膝の高さぐらいまで水が来ちゃったんですね。
ところが、震災当時、校舎の中にいた教職員、生徒、それから業者も含めて1人も被災者を出さなかったっていうストーリーがあります。
当時の被災状況を気仙沼市の旗振りの下、被災した現場をなるべくそのまま保存するという形で、映像とか大量のパネルも含めて見学できるようになってました。
もう1分で語れるわけがないので、関連資料のURL貼っておきますので、ぜひ読んでいただきたいですし、もちろんわざわざ訪問する価値はすごーくあると思います。
昨日の傍聴亭の話に続き、災害から命を守るために、宮城県気仙沼市では相当対話うまくいったんじゃないですか?と思ったって話でした。
ファローでした。では、また明日。
02:00

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