2021-03-24 08:56

第64回 思春期・反抗期 中学生になった子供との良い距離間とは

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今回は中学生になるころのお子様をもつ親御様向けの内容で、思春期や反抗期を迎えはじめ、生活様式も大きく変わってくる中、子供との関わり方に悩まれる親御様も多いようです。この多感な時期の我が子との距離感・かかわり方についてお話して頂きました。

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http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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皆さまこんにちは、PitPaの富山です。今回はですね、新しく中学生になるお子様との関わり方についてのお話になります。
この時期ですね、もうすぐ新学年が始まる時期で、お子様もですね、新しい学年に上がって新しい生活を送ろうとしている時期かなと思います。
またですね、中学受験を終えたご家庭などは、受験が一通り終わってですね、一段落して、気持ちも新たに不安と期待が入り混じっている時期なんじゃないかなと思います。
中学生になるとですね、部活とかも始まったり、あるいはその中学受験をしてちょっと遠くの学校に通うことになった場合などですね、親子として一緒にいる時間っていうのは段々ほんと少なくなりますし、
また勉強面なども含めてですね、親子で一緒にやるというようなことも圧倒的に減ってくるという状況が中学生になると出てきます。
こういった物理的に関わる時間が少なくなる中、子供との関わり方がわからなくなったというふうに悩む親御さんも多いとのことです。
一部ですね、その大人びた子供なんか、特に女の子なんかはですね、精神年齢の成長が早い傾向もあったりしますので、
小学生の高学年ぐらいから思春期とか半好期とか始まっているとは思いますが、そういった精神的に成長してきた子供たち、接する時間が少なくなってきた中学生、
自分の子供たちとその向かい合い方について小川先生との話を一部切り取って、今回はご紹介したいと思います。
中学に入って自我もはっきりしてきて、親子関係がこれまでべったりでいさせてくれた小学生と違って、どんどん離れていきますね。
クラブ活動も含め、電車に乗っての通学とか、子供の行動環境が広がってくるので、
今までと比べて急速に親子で一緒にいられる時間が減ります。またやらねばならないタスクが減る分、一緒に共同作業も減ります。
何喋っていいかわからないということがよく相談が来るんですけども、大事なことは親が子供にあれこれと指図する必要がない状態、
困った時には子供の方が相談してくれるような関係が望ましいと思うんですけども、
そのね、べったりじゃないけどもお互い信頼しあえている関係を作る一つポイントは、先ほどのこの中学受験やってよかったね、あなた成長したよねと認めてあげること。
で、あなたという人をお父さんお母さん信頼しているからねというのをちゃんと伝えておいてあげること。
この信頼があると、子供は親がどうなんとか学校の様子聞きに行ったとしても、それほど極端に煩わしがらない。
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うるさいなあって機嫌によっては言われるかもしれないけども、後でこそっと教えてくれたりする。
でもそれは信頼してるってわかってるから、聞きたいんだなっていうことで教えてあげようと。
でも信頼関係があるっていうことを子供にちゃんと伝えていない場合に、学校の様子どう、先生どんな授業だ、宿題どうなってるのを聞くと、
まだ信用していないのかと、監視したいのかというふうに子供には取られてしまうんですね。
そうすると非常に強い反発が返ってきて、関係が悪化するということになる。
ちょうど反抗期とかの時期にも変わってきますね。
反抗期とは何かといえば、自立したいけどもまだ自分一人でやっていく自信がないから不安が大きくなる時期なんですね、子供にとっては。
チャレンジ心と不安とがともに大きくなるから、ほっといてよって言ってみたかと思ったら、構ってほしがるという矛盾したことをしてくる。
そうした時に、親の方が子供への信頼というものを軸に持っていれば、いかによりも関わってあげられるけども、
信頼がなければ関われば関わるほど子供はその親から離れたくなるという気持ちが強くなって、関係が難しくなる。
でもその入り口の信頼をこちらが渡していないことが原因だということを気づいていない親御さんが多いんですけど、
そうすると、もう扱いが難しい年代になって、子供のせいにした。子供の問題だと思ってしまって、いわゆる反抗期がいつまでも続くということが起きるんですね。
なので、一人の自立した人としての我が子を信頼する入り口として、この受験が終わった時に振り返った意味、成長しているということの認めと、
本人に頑張ってあなたのことを信じられるよねと伝えてあげる。こういった節目の時間として今を過ごしてもらえると、
中学以降も程よい仲の良さと子供からの信頼を得られるんじゃないかなと思います。
なるほどですね。それは一つ、この後中学高校を子供と一緒に過ごしていくにあたってすごい大事な実は。
ものすごく大事です。
ですね。
じゃあちょっとそこのあたりの子供さんとのコミュニケーションだったり、改めて認めてあげるっていうところを、この時期にちょっと一つやってみるっていうのが一番大事かもしれないですね。
そこは本当に取り組んでいただければと思います。
わかりました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
中学生になると関わり方がわからなくなってくると、かなり悩まれている親御さんが多いとのことで、そういった中小川先生としてはですね、一番理想的な関係は親が子供に指図しない関係。
子供が困った時に相談に来る関係というのがいかに気づけるかということでした。
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そういった関係性をですね、気づくために一番大切なところは、信頼しているということを子供に伝えてあげるということ。
あなたのことを信頼しているので任せているよという、そういう感覚ですね。
子供に伝えてあげられているか、そういったところがないとですね、子供としては大人になっていきたいのに、自立したいのにまだ監視したいのかというところで、さらに反発を生んでどんどん距離感が離れていってしまうということでした。
このあたりですね、我が家も娘が中学生になっているんですけれども、なんとなくですが、中学生ぐらいになると子供っていうのはどんどん勝手に育っていくなというような印象もあってですね、どっちみちあと数年から長くても10年ぐらいですかね、大学生ですとか社会人になったとき、このぐらいの年齢になるとですね、ある程度一人で生活ができるっていう状態になってもらわないと、
ある意味困ってしまうなというところもあるので、徐々にこういった判断ですとか決め事とかっていうのは子供に委ねていくっていうことは大事になってきそうですね。
とはいいましても、親としての責任が全くなくなるというわけではございませんので、家族のルールとしてここだけは守ってほしい。
例えば何時に帰るとか、今時だと携帯電話とか持っているので帰る時間をLINEで教えてねとか、あるいは1週間の簡単な予定、何曜日と何曜日は部活で遅くなる、あるいは朝連絡あるので早く出るとかっていった、
そういった簡単な予定は共有してほしいとか、家族それぞれご家庭によっていろいろあるかと思いますが、その家族間で守るべきルールっていうのもちゃんと伝えた上で、現場現場のその細かな判断っていうのはどんどん子供を信頼して任せて委ねていくっていうのがいいのかもしれませんね。
そしてそれを子供の方に伝えてあげるルールはこれで、ここの判断っていうのはあなたを信頼しているので守ってあげるみたいなそういう関係が築けると、中学生になっても親子として良い関係が築けるのではないかなというふうに感じました。
さて、子育て受験ラジオではリスナー様からのご意見ご要望、また小川先生への受験や子育てに関するご質問をお待ちしております。
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子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
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