2020-03-11 14:07

第12回 中学生って難しいお年ごろ。。うちの子、寮に入れて大丈夫?

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中学生で親元を離れても大丈夫な子、向かない子というのがいるのか?寮生活や海外短期留学させても良い子供に育てるためには。また実際に親元を離れて戻ってきてしまう子にどう対応するのかについてお話します。
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http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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皆さま、こんにちは。PitPaの富山です。前々回、第10回のところで、お子様がもう中学生になった、これから中学生になる親御さんの心の準備、などの話をさせていただきましたが、
今回はその中でもですね、お子さんが中学生になって親元から離れて暮らすことができるのかと、ちょっと絞った観点のお話になるんですが、
というのもですね、例えば受験でも全寮制の学校とか、鹿児島のラサールとか結構有名かなと思いますが、そういった全寮制の学校だったり、
あるいはお子様によってはスポーツなどで力を発揮するために、これまた全寮制の学校に入れるといったようなケースもあるかなと思います。
また、普通の学校にいたとしても、その後ですね、例えば1年間海外留学するといったようなケースも出てくるかなと思いますし、
中学生ぐらいで親元を離れて暮らす、こういったことができるのかどうか、基本的にその寮に決まったらそこに入れて放り出せば、
中学生なんだから勝手に何とか育つでしょうというふうに楽観的に見るのか、あるいはその子その子の向き不向きなどもあるのか、
家庭環境でどういうふうに関わっていけばこういったところがうまくいくのか、その辺りなど具体的にお話を聞いてきました。
まず前提として、どんな子でも放り出せば大丈夫ということは全くないという大前提がありますね。
一緒に暮らすのか、子供だけ全寮生の学校等に行かせるのか、どっちにも共通しているのは子さんを育てる上での家庭の考え方、
親側の方のまず意識がどう定まっているかによると思うんですね。
我が子がどういった力を持ち社会にどのように出ていってほしいのかっていう青邪心のようなものや期待、これを夫婦であり家庭の中でまず話し合えてきたか。
ここがポイントだと思います。
家族の言うことが違っていては、子供の居場所を手元から外すってかなり難しい。
なぜなら、例えば寮に入る場合、家庭の中でそこに通わせる意味をはっきり持って、そして子供自身にあなたの人生がより広がっていくために考えてみたよということを伝え、
本人も行ってみたい、頑張ってみたいという気持ちを持って親子の話が十分なされて初めてできることですね。
ということは、ほぼ事前準備なしに中学校を進む直前期に寮にしようかという思いつきのようにいってうまくいくはずがない。
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子供の心の準備をさせるのは親の側の考え、ぶれない方針がより早いうちにあるかどうかというところがポイントになってきます。
その上で、あとは子供の成長の度合いですよね。心の成長であったりとか健康面での体の強さなどを総合的に見たときに、まだ一緒にいる方が伸び伸びとしていられる子なのか、
親元離れて本人のワールドを持ってもマイペースな子だから自分なりにやっていきそうだなという子であるか。
自我の成長が早くて、もう親元から自立したくて仕方がないと煩わしいとか、明確に飛び出ていくエネルギーに溢れている子なのかによって相性ってありますよね。
相性は誰が決めるかというと本人が決めるので、親が生かせたいから三角を喋れるようになってほしい。
そんな考え、親の側の横縞な考えで子供をどこかに放り出すような方針というのは失敗しますね。
よく子育て失敗する人が好きな言葉があるんですよ。
志士は我が子を先人の谷に突き押す。
育ちません。
先人の谷に突き押すとして育つのは志士として扱ってこれてほしい。
どういうことかというと、子供自身、小学生のうちからこの子にはこの子の世界があり、考えがあると押さえつけるのではなく、子供自身にも牙があるということを認めて、
こちらが負けた時には参った、悪かったと相手の言葉に向き合って、関係なら先人の谷OKです。
うちの話も一つ参考になるかと思うからするんですけど、うちの子は那田に行ってて、それまで東京に一緒にいたんで、もともと出身は大阪ですけどね。
僕の話聞いたら大体関西から。
東京に子供が幼稚園のタイミングから来て、那田に進学して、神戸にそのタイミングで家を構えて、
今、僕は東京の方に日数がやや多めの単身婦人の形をとって、月に2回程度のペースで神戸で一緒に過ごす時間を使う。
うちの子が那田に進学するのかなというのを家の中で話を、ある程度方針決めたら小3ぐらいの時期で、
じゃあそれを実現させてくれて何が必要かというのを夫婦にも話しし、僕たちにも考えて、
うちの子って結構慎重なところがあって、マイペースなんだけど、周りに対して観察して安心してから動き出すタイプの子なので、
行ったら何とかなるだろうから入ると、力をうまく出せないまま様子を見てしまって、なじめないリスクもあるような。
なので塾も関西系の塾を選び、かつ6年生の入試特訓の時期はあえて新幹線に乗って神戸まで特訓授業を受けに、
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月に2回ぐらいの小旅行をしている気分ですよね。
本人は向こうの特訓クラスのラジンで。
何かというと、ある程度大手塾ですと、そこから何十人と合格するわけですね。
ということは塾の友達が学内の知り合い友達でまずスタートするわけですよ。
見知った顔があってスタートする学校と、全員知らない人から関係を作っていく学校と、子供の中1スタートの数ヶ月の過ごし方が全く変わってくる。
変わりそうですね。
うちの子の場合はその数ヶ月、様子見で絶対終わるから。
じゃあ友達作りましょうと。
入学後の友達を作らせてあげるために塾を関西まで通ってますね。
なるほどですね。
これはそういった感覚のないご家庭からすると、すごい無駄遣いというか、贅沢なお金の使い方に見えるかもしれないけれども、
2人が往復新幹線を使ってホテルに泊まるわけだから、それはすごい楽なんですけどね。
でもそうすることで何十人と知っているお顔がいる学校に進学できて、その居心地の良さ。
これは金銭的価値でいうとどれだけ大きいという考えでやってきたわけですね。
なので翔さんの時点ではそういった過ごし方も含めて方針も立てていたし、受験予算という意味でその料費も計算に入れていたし、ぐらいのことはしていました。
そこまでした上で本人の世界を持たせて。
息子とはLINEでいつもやり取りしているので、別に顔を合わせなくてもやっていけてるし。
今時そうですよね。
なので手元、親元を離れて子どもたちが過ごすかどうかというのは、僕はそれまでに親御さんがその子をどれだけ尊重するような係りがされてきたかどうかだと思いますね。
お子様のことをよく見て、仮にその寮に入れてた時にこの子どうなっちゃうのだろうっていうのをちゃんと想像して、そっちの方に進むのかどうなのかっていうのを決めるっていう。
そうですね。
あとは帰ってくることもありますよ。
実際ね、昔々教えが結構ラサール多かったんで。
行ってね、10人に1人ぐらい逃げ返ってくるんですよ。
そのまま辞めちゃう子もいます。
どうしてもこの寮の他の子のリズムとの日々に合わない。
でも最初は嫌がって、夏休みとかもグドグド言って戻りたくないって言いながら、その間に親子の話し合いが深まって、気持ちが入れ替わって、よしって言って2学期から前向きに戻っていこう、こっちの方が多いんですよ。
そういうケースってね、行くまでやっぱりね、親子の会話が甘いんですよ。
目の前の勉強ばっかりで偏差値ばっかり置かれて、とりあえず合格できたから始まる寮生活スタートは最初はしんどいですね。
しんどいそうですね、はい。
中学生になるとそれも手元に居ようが離れてようが、親子のコミュニケーション、つながりっていうのはずっと続くので、親の方はいかに子供を信じてあげるか、その信じる材料をたくさん見つけて励ましていくということしかできないと思いますね。
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僕の友人でも鹿児島に出されて通ってた友人がいるんですけど、彼は小さい時からもう親元離れて自分で生きていくんだぐらいの感じでなんかやれたので、なので寮生活本当にのびのびしててすごい有意義だったって言って、
自分の息子もさんがいるんですけど、息子もそんな自由な生活、世界だからぜひ出さるにって思ったらしいんですけれども、とにかく自立してない、だらしない、推理選択も全くできないみたいなので、ちょっと諦めたって言ってたので、そういうことですよね。
そう、そう、そう。タイプ個性があるんで。
今回は子供が中学生になった段階で親元を離れて暮らせるかどうかといったテーマでお送りしてきたんですけれども、子供が親元を離れて暮らしていくためには、中学生ぐらいですとやはり親側の意識でしたり、かなり下準備が必要だなというような印象を受けました。
いきなり子供を放り出すというわけではなく、そうするとうまくいかないということでしたので、まずはその親の方針や狙い、こういったところをですね、しっかり夫婦間でも家族間でも固めてですね、その意味を子供にもちゃんと説明して、それを上でさらに子供が納得しているという状態でないと、そもそもうまくいかないと。
さらにもう一点で言うと、子供側の問題、子供の精神的な成長の度合い、体力面もあるかもしれません。そういった成長面を見ながら子供がちゃんと自立できているのか、そういった子供側の意識の問題というところもちゃんと見なければいけないというようなお話でした。
小川先生の家などはですね、さすがと言いますか、親としてですね、本当にその子供の様子を見ながらちゃんと結構長い年月、時間をかけて、あるいはお金もかけて準備をしているというようなエピソードだったんですけれども、中学生とはいってもやはりそのあたり12歳、そこらのまだまだ子供の部分もあると思いますので、
本当にその子供を親元から離して生活させるにはそれなりの体制や準備というのがやっぱり必要になるということなんですね。
あと話にもありましたが、もし仮に寮生活などをさせるということが決まった段階でですね、今時のこのご時世ですと、なかなかインターネットとかも発達していますので、親子のコミュニケーション、LINEとかでもできるというところを考えると、多少距離が離れていてもコミュニケーション自体はとっていけるのかなと。
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LINEで長電話するもいいですし、ビデオチャットみたいな形で顔を見ながらコミュニケーションすることっていうのもできるかなと思います。
ただそれはその寮側の規制ですかね。寮でスマホが取り上げられたりとかですね、パソコンどのぐらい頻度使っていいのかとかっていう規定とかもありますので、そのあたりはちょっと見ないといけないかなとは思いますけれども。
なかなか便利になった世の中になりましたので、このあたりは最大限うまく活用してケアができるようになるかなとは思います。
あとはですね、この話を聞いて思ったところなんですが、我が家の子供の話になると、中学生、今なってるんですが、やっぱり中学生、特に女の子とかですと、ある日突然親元から自立する日みたいなのが不意に来たりもするんですよね。
そのタイミングが中学生なのか、小学校、高学年なのか、それはお子さんによって様々かなとは思いますが、いずれ自立をするタイミングっていうのは来るのかなと思い、そのあたりもちゃんと見極めながら子供と話してですね、いつ自分の親元から離れるタイミングが来るのかなっていうのを見極めながら子育てをしていくのがいいのかなというふうに思いました。
さて、この子育て受験ラジオでは、リスナー様からのご意見ご要望、また小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。
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子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
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