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2023-03-31 11:04

打点を意識して練習してみて下さい

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【野山佳治自己紹介】
スポーツがとても好きだったので、何かのプロスポーツ選手になりたいと思っていたところ、週末のゴルフトーナメント中継を見ていて「これだ!!」と思い、大学入学時にゴルフを始めました。

プロになろうと思ってゴルフを始めたので、毎日600球以上はボールを打っていて、日によっては1,000球以上打っていましたが、なかなか上手くならずに、ゴルフ部の同級生の中でも一番下手でした。

いくら打ってもなかなかクラブヘッドに球が当たらずに、チョロを連発していました。
でもなかなかボールが当たらなかったり、まっすぐに飛ばない時期が長く、上達できないもどかしさをこれでもかというくらい存分に味わったおかげで、ゴルフを始めたばかりの人や上手く行かなくて悩んでいる人の気持ちはとてもよく分かりますし、何をどうしたら上手くいくのかということが明確に分かりますので今のレッスン活動に役立っています。
大学卒業後、静岡県のゴルフ場で研修生になりました。 ゴルフ場の敷地内にある寮に住み、キャディ業務などのゴルフ場での仕事をする傍ら、仕事のない時間は朝から晩までまさにゴルフ漬けの日々を約10年送りました。

そして2005年に日本プロゴルフ協会のティーチングプロの資格を取得し、レッスン活動を開始いたしました。

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00:05
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、打点を意識して練習してみて下さいということをお話しいたします。
打点、ボールがですねフェイスのどこに当たるかってことなんですけれども、当たり前ですけれども
ドライバーでしたらフェイスの真ん中で打っていただくのがいいです。
アイアンでしたら真ん中の少し下の方になるんですけども、フェイスの真ん中の下の方になるんですけども、ドライバーでしたら真ん中もしくは真ん中の少し上がいいです。
なんで真ん中わかるけれども真ん中の少し上がいいかと言いますと、真ん中の少し上で打った方がですね
アックスピンが少なくなるのでボールを飛ばすことができるということです。
ですのでドライバーの場合にはフェイスの真ん中もしくは真ん中の少し上で打ってください。
どこで打っているかというのをですね、市販されているフェイスに貼るシールとかですね、なければガムテープをフェイスに貼っていただくとですね、それでもどこにボールが当たったかわかります。
あまりガムテープをですね、フェイスにペターっと隙間なく貼ってしまいますとわからないので、ちょっとフェイスとガムテープの間に隙間ができる、ちょっと空気が入るような感じでふわっと貼っていただくとですね、それで打つとどこにボールが当たったかというのがわかりますので、非常に手軽に調べられますのでぜひ調べていただければと思います。
じゃあフェイスのセンターに当たらなかった場合ですね、何が原因かということなんですけども、これいろいろ原因はあるんですけれども、典型的な原因についてお話しいたします。
まず通用に当たってしまう場合です。
通用に当たってしまう場合というのは、アウトサイドインの軌道で振っている可能性が非常に高いです。
アウトサイドインに振ってポロをインサイドに引くときに当たるとですね、先っぽ2の方に当たってしまいます。
逆にヒール寄りに当たってしまう場合です。
ヒール寄りに当たってしまう場合というのは、前傾角度が起き上がっているケースが多いです。
前傾角度が起き上がってしまう、例えばダウンスイングでお腹が前に出てしまいますと手も一緒に前に出ますので、そうするとヒール寄りにボールが当たってしまうということがあります。
03:04
ヒール寄りに当たるとですね、ボールがやはり距離を出すことができなくなってしまいます。
次に上の方に当たるということですね。
真ん中の少し上ぐらいでしたら非常に飛ぶポイントではあるんですけども、それよりもかなり上の方に当たってしまうとですね、テンプラになってしまって距離をロスしてしまうんですけども、
テンプラになってしまう原因というのは、ダウンスイングで上体が突っ込んでしまっている、左に行き過ぎてしまったりとか、ボールに近づきすぎてしまっているというのが原因です。
あとはフェイスの下の方に当たっている場合なんですけども、トップしている状態なんですけども、これは前傾の角度が起き上がっているか、
もしくは右に重心がかかりすぎてボールをすくい上げすぎている、アッパーブローが強すぎる場合ですね、というのがトップしやすい原因になります。
あとはですね、左にダウンスイングでズレてしまってトップしてしまう場合というのもありますけれども、これらが主な芯に当たらない原因です。
それらの原因を調べるのが大事なんですけども、まずですね、打ってどこに当たったのかが自分で分かるようになっていただくといいです。
練習場でしたら、シールとかガムテープを貼って調べることができるんですけども、コースに行ったらそれが分かりませんし、練習場で毎回毎回シールとかガムテープ貼るのも面倒くさいですので、
打った感触でどこに当たったのかというのが分かるようになっていただくといいです。
ですので、ボールを打ったらですね、フェイスを見る前にどこに当たったのかなというのを予想して、それからフェイスを見るようにしていただくといいです。
これをですね、繰り返し練習してやっていただくことによって、自分の感触とですね、打点が合ってきます。
こういう感触の時にはここに当たってるんだなとか、こういう感触はここに当たるんだなというのは分かりますので、ぜひフェイスを見る前に予想して、それからフェイスを見るということをやってみていただければと思います。
それをやっていただければですね、シールとかガムテープとか貼らなくてもですね、どこにボールが当たったかというのが分かるようになっています。
今日はですね、打点でお話ししましたけれども、これは打点だけじゃなくてですね、打った感触で飛んでいく球筋を見なくても、ある程度球筋を予想できるようになっていただくといいです。
06:12
打点だけで、打感だけでですね、球筋が分かるといいです。
そうするとやっぱり球筋をコントロールしやすいというのもありますけれども、例えばですね、逆光の時とかでどうしても顔が上がりやすい、早く目標方向を見やすいような状況でもですね、
打った感触でどこにボールが飛んだか、どういう球筋が出ているのかというのが分かればですね、あまり顔を早く上げる必要がありません。
どうしても逆光とかだとボールがよく見えないので、早く顔を上げてボールを探そうとしてしまうんですけれども、
そうしますと、なかなか真にボールが当たらなくなってしまうので、あまり顔を早く上げないようにしていただきたいんですけれども、
なぜ早く上がってしまうかというと、球を早く見たいから、探したいからです。
ですので打感、打った感触でどこに飛んだか、どういう球筋が出ているのかというのが分かれば、そういった場面でもですね、早く顔を上げるケースというのがなくなってきますので、
ぜひですね、打った感触でどういう球が出たのかというのが分かるようになっていただくといいです。
このですね、球筋を見ないで打った打感だけでどんな球が出ているのかというのが分かるということなんですけれども、
これは私ですね、結構研修生をやっているときにですね、この技術というかこの感覚がですね、かなり磨かれました。
研修生、ゴルフ場でプロを目指して、ちょっと仕事を手伝ってですね、練習させてもらうという生徒なんですけれども、
研修生はですね、やはりちょっと明るいうちは少し仕事をして、夕方コースに回らせてもらえるんですけれども、
そうするとですね、夏場とかでしたら明るいうちに全部回れるんですけれども、冬場とかになってきますと、最後の方、最後の1ホール、2ホールは暗くなってくるんです。
日が暮れるのが早いと暗くなってくるので、その暗い中、1ホール、2ホール回らなければいけないので、
打った打感でボールがどこに飛んだかが分からないとですね、ロストしてしまうわけです。
結構一緒に回っている人と勝った負けだとやってますから、最後の1ホールで勝敗が決まったりするので、真剣なわけです。
ですので、絶対にロストしたくないので、打感で打った感触でどっちに飛んだかなというのが分かる能力が見掛かりました。
09:16
あとはですね、そういった中では音も結構重要でした。
ボールを打った後、どこでボールが落ちた音がするかですね。
曲がってしまっては林とか木に当たった音がするので分かるんですけども、フェアウェイとかに落ちるボールの音ですね。
あとは土手とか、横の土手とかに落ちるボールの音、それがどの辺でするのかというのを、耳を澄まして聞いているわけです。
そういったことをやっていくうちにですね、打った感触で大体どういう球が出るかなというのが分かるようになってきました。
なかなかですね、暗闇でゴルフすることもないと思いますけれども、
ぜひですね、今度練習場に行ったらですね、打って、ボールを見る前にですね、どういう球筋が出たかなというのを予想して、それからボールを見てもらうというようなことをやっていただくとですね、打感でどういった球が出るかというのが分かるようになってきます。
これが分かれば、ロストとかしにくくなるというのももちろんありますけれども、やっぱりそのスイング、ボールをコントロールする技術というのがついてきますので、
非常にいいので、ぜひ今度練習場に行ったら、どこに当たっているのか、打点を意識して練習していただくのと同時にですね、球筋も、ボールを見なくてもですね、球筋が分かるような練習もしていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。
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