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2024-04-03 31:38

農業って実際、地球に優しいの? #105(科学系ポッドキャストの日)

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4月の科学系ポッドキャストの日、共通テーマ「地球」ということで、「広大な自然」のようなイメージもある農業が、地球にとってプラス?マイナス?という話をしてみました(◍ ´꒳` ◍)

▽関連の過去配信:農業は温室効果ガスを減らす?増やす?〜農業と #SDGs -1/3 #39
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サマリー

科学系ポッドキャストの日、佐々木亮さんは地球について話しています。農業は地球に負担をかける要素があり、土地の減少、肥料や農薬の使用による環境への影響が挙げられています。農業は地球に優しいのか、無農薬と無肥料の栽培法の一方が地球に悪いという論文もありますが、適正な量の肥料と農薬を使い、目標通りのボリュームの野菜を収穫することが重要です。サステナブル農業の難しさと地球環境問題について語られています。有機農業とSDGsも話題に挙げられます。

アースデイと農業の関係
スピーカー 2
農学ガチ勢TTです。農学ビギナーゆとです。農と食のラボラジオ、略して農食ラジオを始めていきます。よろしくお願いします。よろしくお願いしまーす。
スピーカー 1
科学系ポッドキャストの日、4月。4月かぽ。カポ、カポッキの日。カポッキだっけ?科学系ポッドキャストの日は、毎回それぞれ別々のホストがテーマを上げてくれるんですが。うん、月替わりみたいな。そう、今月のホストは佐々木亮さんですね。
スピーカー 2
あの有名番組。宇宙話。宇宙話と隣のデータ分析屋さんというポッドキャストを配信されている方です。で、宇宙話ということもありまして、今月のテーマは地球。おー。宇宙っぽいというか。そうですね。アースですね。アース。発音が。アース。
はい、ということでですね、なぜ4月なのかっていうのがあって、アースデイっていうのがあるらしいんですね。あ、4月に?4月の22日がアースデイです。アースデイ。そう、それにちなんでのアースデイですと。それにちなんでのアースデイ。あ、間違えた。それにちなんでの地球ですと。あ、テーマ地球ね。
で、俺アースデイってあんま詳しく知らなかったんで。うん、あんま知らない。そう、なんか分かりやすい記事があったんで紹介します。うん。スペースシップデイっていう。アースデイとは。そうやつで、アースデイとは地球環境について考え感謝し。うん。行動する日らしいですね。うーん。
スピーカー 1
なので、考えたり感謝するっていうのがポッドキャストの役割じゃないですか。ぴったしじゃないですか。そうなんです。なので、アースデイの話はこれぐらいにして。地球。今日の俺らのトピックは農業って地球にいいの?悪いの?っていうところから。トータルデイみたいな。始めたいと思いますが、この話ね、過去の科学系ポッドキャストの日でも似たような話してるんですよ。
スピーカー 2
なので、それが何かっていうのは今秘密にしておくんだけど、クイズです。はい。農業って地球にいいですか?悪いですか?え?という質問です。ゆうとさんへの質問ね。はいはい。いいですか?悪いですか?はい。
スピーカー 1
おぼろげな記憶でいくとね、実はマイナスな部面も結構あるっていう話はした気がするけど、トータルプラスかトータルマイナスか。マイナスで。マイナスで。えー、農職ラジオ的には正解。おー、農職ラジオ的には。おめでとうございます。
いや、諸説あるっていう面ももちろんあると思うんだけれども、ざっくり過去のおさらいをすると、農業は農業に使う資材、道具っていうか材料、まあ肥料とか農薬とかを作るのにCO2を出したりしてるんですね。それを作るのにね。そうそうそう。みたいな感じで、ざっくりやっぱ地球にダメージを与えてる一面もあります。
スピーカー 2
で、やっぱ緑色だしさ、なんか田んぼとか見るとさ、うわ自然みたいに思うじゃん。うん。そうね。でもまあ実際には違うよねっていう。違うよね。とこですね。はい。だってまず、自然じゃないじゃん。人が開拓してるじゃん。頑張ってね。うん。まあ何を持ってナチュラルかっていう。生命を感じることはあるけどね。ああ、そうだね。
スピーカー 1
なんかそのまんま、地球のまんまっていうとまあちょっと違うよね。ああ、あるがままというかね、そのままではない。そう、だからといってじゃあ農業やめようっていうとね、俺たちが食べるものなくなるからさ。そりゃそうだ。だから。めちゃめちゃ大事。農業を、まあ地球目線で農業を考えて感謝するっていうね、とこが必要かなと。ああ、今日はそんな話って。
じゃあということで、じゃあ農業、具体的に何が良くないのかということでね、TT的には3つのキーワードを用意してます。良くない。地球に負担をかけているという意味でね。ああ、はいはい。3つのポイントで農業は地球に負担をかけてるんだけど、1つは土地。土地?うん。土地自体。土地自体。土地を使うと何が起こるかっていうことだよね。
で、その農業する前はその土地は何だったのっていうね。木とか減るってこと?そうそう。まあ森が減っちゃうよねっていうところで。森か。まあ具体的には木を切りますと。うん。その木は地球のCO2を吸収してくれてましたと。うん。毎年毎年。1年中ね。うん。
スピーカー 2
でもその木を切って、まあ畑を作って。うん。畑ってさ、何も植わってない期間もあるし。うんうん。それにまだ植えたばっかの頃って、全然その畑や田んぼとしてCO2をね、吸う能力低いから。森と比べたらね、そりゃ。そう、あんなどでかい木がさ、ボンボンボンボンってやって葉っぱがおいしげってのをね、使うからCO2。うん。
っていう意味でね、やっぱり森が減っているというのはあるよね。うーん。もう一個はあとは、動物の住処がなくなるっていうところもあるよね。森がなくなると。おー。まあそれもそっか。元は一緒ね。森がなくなるってことか。そうそうそう。
スピーカー 1
まあこれちょっと農業に限った話じゃなくて、まあ宅地開発とか。人が住んでもそうだよね。ダム建設とか何でもそうだけどね。まあまあ、森を切ったらね。そうね。これは一般論みたいな感じ。うんうん。で2つ目は肥料。うん。あ、今のトータル1個目森の話だったのか。うん。土地を使うからっていうことね。はいはい。2個目は肥料。うん。
スピーカー 2
で、あのね、肥料はね、別に肥料、まあだから、肥料だから無肥料栽培とかさ、してる人いるんだよね。無肥料。うん。で、じゃあなんでその肥料を悪者にされてるかっていうと、うん。肥料をまず分かりやすいところで言うと、肥料を作るのもエネルギーを使って作られてるんだよね。うん。冒頭触れたね。そう。
これ過去のね、そのノートSDGsっていうシリーズをね、1年半くらい前にやったんだけど、そこで多分喋ったと思うんだけど。そうね。あのハーバーボス手法っていう。その時以来のこんにちはだわ。たぶん。そう。あ、その時はたぶん、高校科学以来のこんにちはだと思うんだけど。そうね。うん。1年半ぶりだわ。
スピーカー 1
で、地球上にたくさんある窒素ガスと水素ガスを、うーんってやると、アンモニアができるっていう。アンモニアを作りたいの?できちゃう?みたいな。あ、アンモニアはそれ肥料の源なんで。ああ、作り、作ってんだ。そうそう。っていうのがあって、窒素ガスと水素ガスを入れますと、まあある容器とかなんかに。うん。
スピーカー 2
そこに400℃とか500℃の熱をかけて、さらに数百気圧の高圧でやる。すごいな。めっちゃ工業だね。そうね。だから熱。威力が必要。熱力学とかあんまり俺詳しくないけど、だからあの緑に見える一面の畑、田んぼのちょっと先を深掘っていくと、こういった超高温の工場でたぶんもくもくやってるようなところで肥料が作られてる。うんうん。
作るシーンね。そうなのよ。うんうん。まあそこは想像に固くないと思うんだけど。うん。もう一個が肥料を使いすぎると。使いすぎる?そう。おお、畑のシーンか。
その窒素ね。窒素分が今度また別の音質効果ガスに変わるんだよね。窒素分が?そう。これもそのノートSDGsの回で触れたんだけど、一酸化二窒素っていう。一酸化二窒素。っていう成分が。窒素は2個。酸素は1?
そう、N2Oだね。CO2じゃなくてN2Oか。そう。これがね、約300倍CO2よりも地球を温める効果があると。ああ、同じ量あたりみたいな。うん。そうなの。
使いすぎるとそれができちゃう。植物に吸収されなかった分が。ああ、残ったやつか。これに変わるんだよね。残ってそのままあるとそいつになっちゃうと。そうなのね。300倍。300倍めっちゃ効率いいよね。音質効果。
スピーカー 1
牛のゲップは?牛のゲップ40、メタンって40倍くらいじゃない?40倍くらい。それもその時にあったやつだっけ?そうそうそう。CO2の40倍?牛のゲップ。そう。だからまあちょっと詳しくはそのエピソード貼っとくんで聞いてほしいんですけども。はい。
まあ肥料使いすぎると肥料作るのにもCO2出るし、肥料も使い方を誤るとそういった地球を温めてしまうガスができてきてしまう。なるほどね。とこですね。で、もう一つ観点があって。観点。肥料使いすぎた時にその肥料が地下水とかに今度流出する場合があるんだよね。流れていく。で、川に流れていくと今度はそれを好んでモとかが生え出すんだよね。おー。
好むんだ。で、そのモを食べるプランクトンとか魚ができ始めて生態系が乱れるっていう説もあるんだよね。あー、説。
スピーカー 2
まあ生物が魚が増えていいじゃんっていう地名もあるんだけど、本来そこに住み着いていた魚が逆に食われるとか、魚が増えすぎて、例えば池であったら池の中の酸素が少なくなっちゃって死ぬ魚が出てくるとかね。
あー。鳥居は乱れるのね。そうそう。っていうので、やっぱ水質汚染みたいなことにもつながるんだよね、肥料の使いすぎは。なるほど。そう、不栄養化とか言ったりするんだけど。不?不。不は富で。おー、めっちゃ良さそうな文字面だけど。そう。化って化ける?そう。
そっか、肥料って栄養だからね。好んで食べちゃうのか。まあだから不肥料にこだわっているという人がいるっていうのはこういった形で。そういう側面では。温室効果ガスが出ないよねとか、あるいは水を汚さないよねとか。流れてね。
肥料と農薬の使用
スピーカー 2
で、もう一つ最後。さっきまで土地を使う、森を減らしているっていうところと。うん、一つ目ね。肥料っていうところと。二つ目肥料。最後の一個。うん。最後っつっても本当は厳密にはいっぱいあるんだけど、俺が挙げてるのは農薬。気になる観点。そう。三つ目農薬?農薬。で農薬もポイントで一個は簡単で、さっき言ったのと一緒で。うん、作るときか。
スピーカー 1
そう、物質なんで作るときに出ますと。まあちょっとハーバー募集法ほど高エネルギーを必要とするかって言われると、まあそれは農薬の種類によります。まあ物によるか。話になっちゃうと思うんだけども。うん。これがね、結構騒がれてるのがね。騒がれた。なんかこう農薬、沈黙の春っていうさ。沈黙の春。あれ?有名な本があるんですよね。あ、本か。知ってる?
スピーカー 2
いや、タイトルだけ。これね、俺教科書に出てきたんですよ。小学校か中学校、中学校かさすがに。覚えてないけど。うん、レイチェル・カーソンっていう方が。レイチェル・カーソンさん。結構昔60年ぐらい前に書いた本なんだけど。うん。農薬が発明されて農薬が普及して農薬を使ったら、虫の鳴き声が聞こえなくなりました。鳥の声が聞こえなくなりましたみたいな。農薬やばくね?みたいな本。春にそれが聞こえるはずなのに。
スピーカー 1
そうそう。聞こえなくなった。っていう本がありますと。だから農薬は製造にもCO2出るし、生態系も乱してしまうんじゃないかっていうところで、まあ農薬がちょっとどうなのっていうところが出てきました。
スピーカー 2
その農薬がDDTっていう有名な農薬なんだけどね。DDT。何の薬かというと。DDT。これは難しいから無視してください。ジクロロジフェニルトリクロエタンですね。DD?T。Tなんだ。
まあサイエントークの連鎖あたりはね。名前聞いただけで多分どんな構造かパッと。DDTで。出てくると思うんだけどそうそう。これがね、結構フォーカスされてるんだよね。でもなんかその沈黙の春って言ってもさ、今普通に農薬が普及していてさ。うん。春来てるね。沈黙の春感じたことないね。今春来てるじゃん。春めっちゃ来てる。
スピーカー 1
でもね結構割と沈黙なのかもしんないけどさ。夏とかはセミもうるさいしさ。虫といったら夏のイメージになってるね。そう。夏秋。まあ確かに春はちょっとあれかもしんないけど。なんだけどまあ確かにこの農薬は規制されてるんですよ今は。ああそうなんですね。60年前の本の時代のやつ。そう確かにこれはちょっとよろしくないと。これ自体は。いうとこがあんだけどさ。
スピーカー 2
DDT自体はね。でも今農薬使われてるわけじゃん。うん。そんな農薬ってでも本当に悪いのかなっていうのがあるんですよね。うん。思わない?そういうふうに。いや思うよ。うん。じゃあなんで今使えてんのっていう。ああなるほどね。じゃあクイズ。なぜ今農薬を使うことができてるでしょうか?規制されずに。なぜ?使える。それは論理的な回答の話。
論理的な回答。専門的な回答。ああそうだね。なんかひらめきとかじゃなくて。でもね一応言われればああなるほどねとはなると思う。前の話とかも出てきてるんだその後にどんぐらい残ってないよとかさ。うん。残留率的な。ああいいじゃないですか。話はおぼろげにありますけどそのまあ出荷する時には消えてるというかさ何パー以下というか。うんうんうん。食べる時にはないよみたいな薄い量ね。ああそうね。
残留しないといけそう。だから一つだよねそれが。まあ多分厳密にはね回答が二つあって一つはそれで。なるほど。まあ例えば今日害虫が出ました。農薬を使って殺虫剤を使ってやっつけましたと。ガンと。そう。でもそれが食卓に出てきますと。うん。
スピーカー 1
例えばその食卓に出てきた野菜がまた虫に食べられてましたみたいなことがもしあったらさ。うん。もう農薬の効果なくなってるじゃん。確かに虫食ってるわ。そうそうそう。っていうので残留しにくいっていうのは一つよね。うんうん。でもう一つあって理由が。うん。
スピーカー 2
ヒント言うと虫って世の中に一種類しかいないの。もっといるよね。たくさんいるよねっていうヒント。うん。多様な虫がいらっしゃいますよね。うん。でも害虫って限られてるよね。害虫。例えば芋虫っぽいやつとか。それがなぜヒントなのかわかんないってことは間違ってる気がするけど。うん。人間には害がない。うん。けどそいつに効くやつ。
あーまあ合格ですね。あ、合格。9大点。ギリオッケー。やっぱその沈黙の春が言いたかったのは。うん。虫がの冴えずり。虫の冴えずり。鳥や虫の声が聞こえなくなったっていう。地球から生物が消えたみたいなことなんだけど。うん。嫌な生物だけをやっつけるようになったっていう。あーそういうこと。まあ人に限らずか。
そう。例えば芋虫はやっつけるけど。うん。カブトムシはやっつけないとか。おーすごいな。カブトムシとか。トンボはやっつけない。やっちまいそうだけど。そうそう。おーすごいね。すごいよね。確かに田舎に行ったらめっちゃトンボ飛んでるわ。そうちゃんとね野菜作ってても。確かに。米作っててもトンボ飛んでるじゃん。その辺で止まってもね。そういうのね農薬の選択性って言うんだよね。おー。何をやっつけるかみたいな。うん。
そうだね。これがすごいなと思って。結構環境問題って昨日今日始まったわけじゃないんだけどさ。うん。やっぱりその本が出たってことはその頃には、まあ俺も農薬あんま詳しくないけど。うん。60年前にはやっぱりそういう強い。うん。残るしみんなやっつけるみたいな。そういう農薬が多かったのかなと思って。あー。60年前。うん。1900?60ぐらい。60年代か。あー。高度経済成長みたいなとき日本で言う。そう。
そのぐらいか。あー。親世代だな。
だけどちょっと詳しくわかんないけど、その間、その日から今日までの間に。うん。その農薬の科学技術が発展して。うん。目的の虫だけやっつけれるようなものにしようねっていうような流れがあったんかなっていう風に思うんですよね。うんうん。大変だねそれも。
目的のやつもさ、なんかちょっと進化じゃないけどさ。うん。体勢持ったりとかしそう。途中から。いやー、あ、それはある。それは実際あるんだけどね。うん。目的のものを選ぶだけっていうのは。うん。結構シンプルで。あ、そうなんだ。選ぶだけ。
スピーカー 1
例えばさ、動物を竹磯みたいに動物を物理的にやっつけようと思ったときに。うん。例えば人間の口と鼻を塞ぐと。はいはい。人間だったらね。窒息するじゃん。倒せるわそれで。人間倒せるじゃん。うん。でも魚の口塞いでもさ。確かに。エラ呼吸されちゃう。エラ呼吸じゃないですか。
スピーカー 2
ってことは口を塞ぐという技であれば。うん。人間だけを、あるいは哺乳類だけを。あー。やっつけることができるという。なるほどね。そう。で、これもあくまでちょっと物理的な話じゃったけど。うん。もうちょっと生物っぽい話で言うと。うん。例えば、ある芋虫、ある芋虫の中のある種類が共通して持っている遺伝子がありますとか。あーでもやっぱりそうなんだ。遺伝子とかなんだ。
スピーカー 1
うんうん。とか、なんか攪乱しますと。虫の中を。うん。例えばなんだろうな。この遺伝子は虫の動き、行動を支配している遺伝子みたいなのがあったりして。うんうん。そこに農薬の成分が影響して、行動を自分で支配できなくなって。おー。やっつけられちゃうみたいなね。おー。
あの、アリの触覚抜くみたいな。そんな感じかもしれない。あー。まあ今のは超ざっくりだけど。はい。そんな感じで、遺伝子で見ればその虫だけに効くっていうのは可能なんだよね。狙いやすいんだ。そうそう。っていうのがね、結構ね、発明かなーっては思いますね。うんうん。
ちょっと具体的にって言うともうありすぎて、今日、日本だけでも4000ぐらい農薬があるらしくて。でもそれだけそれぞれに対応しないといけないっていうことだよね、きっと。そうそうそう。万能なさ1個があったら。あーそう、万能な1個がだからさっきの。そうそうそう。ADTなんだよ。だから地球を守る結果だよね。4000種類の。そうなんだよ。
ちなみに科学の話ばっかしてるけど、うん。農家も気をつけてるポイントがあると思ってて。うん。実運用でみたいな。そう。もちろんよくね、農家の方が言ってるのは、農薬使う農家でも、うん。農薬だって高いんだから、うん。不必要に巻きたくないと。あー。適当にバシャバシャやったり。そうそう。ま、しないと。そう。できれば使わないほうがコストカットできるから、っていう。
スピーカー 2
経営的にもね。そう。じゃあどうすれば病気にならないか、虫が出にくいかみたいな工夫も当然してるし。うん。農薬以外でも。そう。で、病気に出ないっていうのもあるし、あとはね、結構農薬の使い方のルールみたいなのもあって。うん。使い方。農薬の種類によっては、なんか、カイコの、なんていうの?カイコの畑っていうか。カイコの。クワ、クワ畑の近くでは使わないでくださいとか。もう、条件が。要するに、
スピーカー 1
そういう人間に飼育されてるような虫にも効いちゃうから。あー。もし風邪でちょっと飛んでっちゃったりすると。なるほどね。影響するよみたいな。っていう、そう、やっぱ規制みたいなのもあって、それをきちんと守ってるかなっていうのもあるのかなーって思ってるんでね。うんうん。ちょっと農薬の話で引っ張りすぎちゃったけど。そんな引っ張った?農薬だけなんか一周気象点滅みたいにしちゃったけど。話戻ると。うん。農業は地球に悪いんじゃないかっていうので、ま、森を減らしちゃうっていうのと。うん。畑。
農業と地球の共存の難しさ
スピーカー 2
肥料が地球温暖化に、地球温暖化の物質を肥料使いすぎると出ちゃったり、水を汚すと。うんうん。で、農薬も作るのにCO2は出るし、いろんな虫をやっつけちゃう。やっつけちゃう。
というのは昔の定説だったんだけど、今は結構ピンポイントにやっつけることができるようになっているという。うんうん。ことっすね。だから農薬だけちょっと次のステップ。だいぶ改善してますみたいな話ですね。そうそうそう。
っていうのを聞いてさ。うん。無農薬、無肥料ですとか。うん。言ったらどう感じますか、ユトさん。もうこの文脈もなくだけど、いいイメージはあるよね、なんとなく。どうしてもどうしてもというか。そうね。なんか良さそうみたいな。
それは良さそうっていうのは何が良さそうなんですか。良さそう。いや、良さそう。環境に良いし、なんか自分にも良さそう。あーなるほどね、なるほどね。確かに。体に良いみたいなね、イメージあるからね。ありますね。そうそう。地球に良いのは、無農薬、無肥料が地球に良いのは本当にその通りだと思ってて。地球産からしたら間違いないんだ、そこは。そうそう。
で、なぜかっていうと、肥料とか農薬をあまり必要としないから。うん。なんだけど、これね、ちょっとソースが思い出せないんだけど、うん。いや、無肥料、無農薬の方が地球に悪いっすよっていう。説もあんの。説があんの、実は。えー。なるほどって思うんだけど、うん。肥料を与えないってことは、そのさ、野菜などなんだのがさ、大きくならないじゃん、あまり。なりにくいんだ。
スピーカー 1
で、肥料がないと生産性めちゃくちゃ下がるから。うん。ま、飯食ってない高校球児みたいな感じで。あれ、飯食わなかったらさ、たぶん140キロとか投げるね。費用はなっちゃうと。大阪当院とかにそんなやついないって。いないね。っていうので、やっぱりちっちゃくなっちゃうんだよね。うん。
さらに無農薬だったら虫にやられましたっていうことも起こるんだよね。あー。起こりやすいか、そりゃ。で、そうするとさ、えー、じゃあ結果的に量が取れなくなるんだよね。うんうん。ま、ダメになるのも増えると。そう。例えば野球のナイアグラウンドで500キロ取れてた。うんうん。あのぐらいのサイズでね。野菜があったとして、肥料も与えないし、農薬かけなかったら、あの虫にやられて。うん。
スピーカー 2
500キロ取れるはずが200キロでしたって言うとさ。うん。半分か。ねえ。ちょっと足りないみたいになるじゃん。うんうん。売る方としても足りないからさ。うん。ま、値段がその分高くついたりするんだけど。うん。で、買う方としてもさ、お、お腹いっぱいにならないっていう部分があるじゃん。うん。量がね。
そうすると、じゃあ足りないからまた森を切り開いて。うん。無農薬無肥料の畑を作るかっていう話。1個目の方がね、さっきの問題点1個目をガッと進める。そうなの。だから理論上さ、無農薬無肥料の方が地球に悪いって言っている論文もあるね。ほう。でも、いやこれ難しいね。
スピーカー 1
今出てきたパーツだけでこういうトレードオフが発生するんだよね。うん。っていうのを見たときには、ああなるほどな。ちょっとスケールでけえな。って思わされた。まあもちろん論文で研究者がね、ラボでシミュレーションしただけだって言われればそうかもしれないし。うん。実際には今空き地があるんだから空き地でやればいいじゃないみたいなね。ああ。そしたら森林を切り開く必要ないじゃないか。確かに。追加ではやらないね。うん。っていう考え方もあるから一概にはいないんだけど。うん。
やっぱり地球と農業の共存っていうのは難しいなってね思わされますね。いや難しいよ。ほう。だからね個人的に期待しているのは。うん。やっぱり地球に優しい栽培法をしましょうっていうのはめちゃくちゃアグリーだし共感するんだけどさ。うん。
でもやっぱりそれでさ、量が取れなくなるとあんまりみんなハッピーじゃないんだよね。うん。そうだね。でさっきみたいな食料問題みたいな話にもなっちゃうし。うん。農家も去年まで500キロ作って1000万得てましたって。うん。もしそれが200キロになっちゃったら。単重計算。単価を2.5倍にならないとやってらんないよってなるじゃん。うん。
スピーカー 2
で、野菜1本人参1本の値段とかがさ2.5倍になったらさ、今度俺らにも来るじゃん、一般消費者にもさ。そうね。うん。そうすると俺らもハッピーじゃないじゃん。うん。で、俺らがさ、いやいつもの値段で売ってよって言うとやっぱり農家の首も締まっていくしさ。無理無理って。やっぱ量は確保した上でっていうとこがいいのかなって思うんだよね。そうだね。
スピーカー 1
だからね多分ねこれ超月並みな言葉に最後落ちるんだけど。うん。適正な量の肥料を使って。適正。適切な農薬を使いましょうみたいな。そして目標通りのボリュームの野菜だの米なのを収穫しましょうっていうことになるんだよね。この3つがキーワードだとね。バランスだ。もっといっぱいファクターは、そうファクターは当然いっぱいあるからあれなんだけど。うん。
スピーカー 2
今日価格系ポッドキャストの日ということで。うん。まあ初めて聞いた方とかね。土地肥料農薬っていうこの3ワードでね。うん。こういろんなトレドーフとかその実態っていうのがわかってくれたらいいなと思いました。うん。なるほど。ということでまとめると。まとめると。農業は地球に悪いのかもしれないけど頑張んないといけないよね。食べられないですからね。ないと。うん。
サステナブル農業と地球環境問題
スピーカー 2
食べられないですからね。ないと。大事ですよ。いやだからね。俺もやりたいんだよね。そういうサステナブル農業みたいのね。サステナブル農業。そう。まあ俺は開発系だからさ。うん。まあ例えばこういう肥料がいいとかさ。うん。やりたいんだけどさ。でもやっぱサステナブルって難しいのはさ。うん。農家の収入がそれで上がるわけじゃないんだよね。ああ。
スピーカー 1
そうか。そう。金かけて、例えば俺が何かしらの技術を作って。うん。これを使えば地球に優しいですって言って売って。うん。でもそんな付加価値がついてる物って普通の物より高いじゃん。肥料にせよ農薬にせよ。うん。コストは上がると。そう。それを農家が買うかと。うん。買う人もいると思うけど。うん。なんかバズるみたいなことはないと思う。笑
海外で人気みたいな。まあそうするとね、みんなでやらないと意味ないからさ。地球環境問題って。レジ袋有料ぐらいのノリで。一斉にね。多分ね。難しいかもな。やっぱね、道は簡単じゃないですね。はあ。
といったところで、よろしいでしょうか。よろしいでしょうか。よろしいか。地球。ちゃんと農業と地球の話できたかな。地球置いてけぼりだった?地球はだから対象だよね。ずっと。うん。そうね。地球温暖化とか大気汚染とか生物多様性とかそんな話を最終にすればよかったかな。まあわかるか。笑
スピーカー 2
まあ無肥料無農薬で頑張っている農家もすごいなって思うし。うん。それはそれでね。かといってボリュームを作っている農家っていうのもすごいなと思いますね。役割はね、それぞれ。まあこの有機農業の話とかね、するとたぶんね、いっぱい喋れることはあるんだけど。まあ俺がそんなにね、調べなきゃいけないってのもあるけどさ。引き出しはたぶん、引き出しっていうかネタのね、きりきりいっぱいあると思う。あ。有機農業。そう。
まあこんなところ時間的にはこれで終わりにします。お疲れ様でした。じゃあ最後に簡単なお知らせを2つしていいですか。お知らせ?はい。はい。一つは農職ラジオ毎週水曜日の16時か17時ぐらいに配信しています。はい。はい。なのでお楽しみしてほしいんですが、ちょっとTT多忙のため、ちょっと1週間2週間あったかもしれません。多分。あ、はい。生き延びてください。
スピーカー 1
ということで、リスナーの皆さん、このエピソードを初めて聞いた方は、さっき話に出てきたノートSDGsの回ですね。シャープいくつだ?シャープ39ですね。おお、結構序盤だね。そう。これちょっとリンク、ゆとさん貼っておいてください。はい。
まあこれ、ちょっとお休みしてるかもしれないんでこの辺を聞いていただいたりとか、まあ一度聞いた方ももう一回聞くと、やっぱアースデイに地球に感謝するということに繋がるんじゃないかなと思うので、はい。ちょっとそれ聞いていただければなと思います。はい。でもう一つはですね、お手元の音楽アプリで、きたかと思う。農と食のラボラップというものがついに配信されました。
ついに、世界デビュー、TTさん。世界デビューしました。僕がね、これまでのエピソードのまとめで作ってきたまとめラップがですね、収録されております。農と食のラボラップで、英語でラップって入れてもカタカナでラップって入れても。どっちでも出ますか。
はい。で農と食のラボラップっていうアルバム、全9曲、22分のあれなので、まあ物好きの方は聞いていただければ。ミニアルバムとかね。ミニアルバム、そう。思います。これ全部ね、過去に配信したエピソードにひも付いてるんで。まあ素人なんで甘く聞いてください。
スピーカー 2
ということで、科学系ポッドキャストの日、4月、共通テーマ地球、俺らのテーマ、農業と地球、ということでした。ありがとうございます。それではここまでお聞きいただきまして、ありがとうございました。この番組が面白いと思ってくれた方、ぜひフォローをよろしくお願いします。お願いします。それでは、さようなら。さようなら。
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