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2024-03-13 1:49:01

059. 無限ちまちま盆栽スクリーンセーバー

@rettuce さん(Rhizomatiks 所属)をお迎えして、これまで・あるいは普段やられているお仕事の内容の話、いかにしていまのような仕事を手掛けるようになったのか、4年掛かった Ambient occlusion の話、引き出し増やしておかなかったら間に合わない世界の話、直近の案件は中身は完全にウェブ、尺のない映像表現に感じた魅力、スクリーンセーバー大好き、盆栽コーディングがやめられない、実は体育会系だよという話、子供ができて一変した世界、ものづくりし続けるための仕組みづくり、他の人から見たら全部一緒やんなものにこだわってしまうことについてなどお話しました。


* 普段のお仕事でどんなことをしているのか

* 意匠を作ることが仕事

* 勉強ができなさすぎた学生時代

* なぜ自分が SNS 上で捕捉されたのか

* 悪い評価も、何も言われないよりマシ

* 技術や勉強よりも、作りたいものがまず先にある

* 48 時間耐久の集中チャレンジ

* どんどん引き出しを増やしておく

* そうでなければ仕事にならない世界もある

* 直近の案件、中身はウェブです

* マルチタスクに見えても実際は1つのことしかできない

* ユニクロックというウィジェットの思い出

* スクリーンセーバーを作りたいだけの人間

* 仕事も遊びもフラットにとらえている

* 実は完全に体育会系の脳筋仕様

* バイクや車も大好きだし、これも結局盆栽

* ものづくりし続けていくために必要な仕組み

* 自分のテンション上がる部分で社会に貢献する

* 好きなものは無限に掘り下げられる

* 他の人から見たら全部一緒やんっていうもの

* Shibuya Sakura Stage

* rettuce.com


## show notes


* 現在のようなお仕事を手掛けるに至るまで

* 最近は Web ベースの技術に出戻りしてる話

* 自分の作りたいものを作り続けられる事業や仕組み


サマリー

田中洋さんは、ライゾマティクスに所属しているビジュアルアーティスト兼プログラマーです。田中さんはさまざまな活動を行っており、アーティストのライブや映像制作、インスタレーションなど幅広い分野で活躍しています。田中さんは、料理や旅行などで刺激を得ることがなく、仕事の中で自分の遊びを見つけることができるタイプで、体育会系のような考え方を持っています。車やバイクのカスタマイズも楽しみの一つであり、将来再度バイクに乗るタイミングが訪れると予測しています。田中さんは、個人で作品を作りながら、同時に自分の将来の仕事の仕方やビジネスの仕組みについても考えています。田中さんは、自分の作りたいものを作り続けられる事業や仕組みに興味があり、自分でエコシステムを作ることを考えています。ビビアン・マイヤーの写真を通じて、無限に見られる瞬間の魅力を感じ、自分の好みが明確化される喜びについて話しています。彼は、制作とゲーム感覚が一緒で、スクリーンセーバーを作りたいだけのポートフォリオの過去作を見ると納得できると語っています。田中さんは、自分が楽しめることを仕事にしたいと考えており、仕事としての苦労はなく、瞬間的にカットし、アドレナリンを上げる制作が好きだと述べています。田中さんは、自分の将来の仕事の仕方やビジネスの仕組みについても考えており、田中さんの技術的な興味や探求心、挑戦する姿勢が、杉本さんとの対話を通じて明らかになっています。盆栽スクリーンセーバーの制作に対する田中さんのこだわりや感覚が、田中さんとの会話で明かされ、クオリティの追求や自己満足の重要性についても語られています。

ライゾマティクスと田中洋の紹介
はい、始まりました。normalize.fmの今日は第59回になります。
ちょっとまた間が空いた感じになっているかもしれないですけども、3月に入って最初の収録ということで、今日も元気に始めていきたいと思います。
今日はですね、多分どうだろうな、ちょっと私の中で絶対みんな知っている野郎枠に入っている方がゲストではあるんですけども、
ちょっとみんながどれくらい知っているか、正直実際のところはちょっとわかんないんですけども、本日のゲストはですね、ライゾマティクスに所属されています田中洋さんにゲストできていただきました、田中さん今日はよろしくお願いします。
はい、私の方が実はね、結構前から隠れウォッチャーとしてずっと見てはいたんですけども、なかなか接点が無いので、
なかなか接点がなくてね、ゲスト来てほしいなとは思ってたんですけど、なかなか声がけできなくて、ついこないだあの
ノーマライズFM聞いてますよ的なツイートに私がね、よかったら出てくださいみたいな勢いでリプライ送ったんですけど、やっと今回出ていただけるということになりましたので、
はい、いろいろね、今日はお話し聞いていけたらと思っておりますので、早速始めていきたいと思います。
じゃあ田中さん、ちょっとまずは簡単に自己紹介からお願いできますでしょうか。
はい、初めまして、田中洋と言います。よろしくお願いします。1985年の生まれで大阪出身なんですけど、
今はライゾマティクスっていうところで、ビジュアルアーティスト、プログラマーとして働いています。
ライゾマには2014年に入社したので、2014年の3月入社なので、今ちょうどこの3月とかでちょうど10年っていう感じですね。
で、やってることとしては僕はもう一貫して衣装を作る、絵を作るっていうところで、それに付随するシステムとかも自分で作りますよっていうソフトウェアのチームです。
で、作るもの自体とかも本当毎回バラバラで決まってなくって、なんかこれまでの内容とかだと、
アーティストさんのライブだったりとか、MVとかの映像制作をやったりとか、パフェームさんとかサカナクションさんとか、
あとはテレビ用のCGとか作ったりすることもありますし、あとファッションショーとかでアンリアレイジさんとかの映像とかを作ったりとかもしてました。
田中洋の仕事内容と作品
リアルタイムとかもプリレンダーとか、もう本当何でもやるっていう感じですね。
あとはインスタレーションとかを美術館だったり商業施設とか、そういうところで常設展、企画展問わずの作品の企画制作っていうところをやったりとか、
あとスポーツプレゼンテーションっていう、要はスポーツイベントとかでの演出とかをやったりとかしていて、
陸上競技の選手紹介前だったりとか、あとバスケットコートを全部LEDで埋めて、すごい巨大なLEDバスケットコート作って、
で、その上でコービィ・ブライアントにセンサーつけてもらって、人に追従するシステムでコービィに絵をつけるみたいなこととかやらせてもらったりとか。
あとはアイススケートとか、巨大なエリアをトラッキングしながら選手に追従するシステムとか、ビジュアル作ったりとか。
あとは舞台作品で、11プレイさんっていう女性だけのダンサーチームさんがいて、よく11さんとかとやらせてもらってるんですけど、
そういうチームとかとダンサーさんと映像とかセンシングとか、そういうのを合わせて舞台芸術作品みたいなのを一緒に作るみたいなこともやります。
あとは、僕がもともと大学が建築から入ったっていうのがあって、建築衣装とメディアファサードみたいなのを一緒にどう作っていくかみたいなことの企画とか制作とか、
そういうこともやったりっていうぐらいバラバラなんで。
何やってるかって言われると。
今話したのは、ライズも入って10年ぐらいの間でやったことをポツポツとあげると、そんな感じって感じですかね。
いやーすごい。これ本当に私の完全に個人のイメージなんですけど、
まずそもそもライゾマティクスという、いくつかグループ会社もあって結構大きな組織になってると思うんですけど、
ライゾマティクスがやられてることも結構多彩なイメージがあるし、その中でさらに田中さんは何でもやってるなっていうイメージがあったんですけど、
まさに今の話聞いても、何屋さんなんだろうって感じですよね。
まじで何屋さんなんだって感じですよ。
そうですよね。職種とかを言いづらいというか、何やってるのって言われて、何やってるんでしょうね、母みたいなことを言っちゃうんですけど。
でも一貫して、さっき言ってた絵を作るっていうところなので、見た目を衣装を作るっていうところが自分の役割なので、
だからビジュアルアーティストみたいな言い方をしてるんですけど。
はいはいはい。でも確かに、私はせいぜいTwitterとか、あとはインスタとかですかね、たまに拝見したりして、
やっぱり最終的にビジュアルというかグラフィックスを触ってらっしゃることが多いのかなっていうイメージだったんですけど、
やっぱりそこはまさにそういう感じなんですね。
もちろんインフラ的なものもやらなきゃいけなきゃやるんでしょうけど、一番楽しいところはやっぱり絵が出てくるところというか、見た目の部分なんですかね。
そうですね。基本的にどうしてもシステムとのつなぎ込みとかは結局自分で作ったりとか、
それこそインスタレーションとかだったら全部そういうシーン管理だったりとか、そういうところのシステムとかも、
後で杉本さんと話したかったんですけど、そういうレンダラーのところから全部自分で一から作って、
それとそういうシーン管理、スケジュール管理とかと、プリレンダーとしての吐き出し、レンダラーの設定みたいなとか、
そこら辺のシステムとかをまるっと全部、自分の使いやすいように一から作るみたいなことをやってます。
すごいですね。それって全然私、学生時代のこととか拝見したことない感じでわかんないんですけど、
昔からプログラマーとして、そういうシステム設計みたいなところからやっていくのが結構最初から好きだったみたいな感じなんですか。
僕は全くでして、ちゃんとプログラムをだから多分やり始めたのが、ライザマの一個前の会社ぐらいからなんで、
学生時代とかは、僕バスケを小学校ぐらいからずっとやってて、バスケしかしてないんですよ、学生時代。
バスケしかマジでしてなくて、本当は大学に行きながら、大学の勉強を真面目にしたことはなくって、なので全然真面目な学生でもなくって、
そうですね、いつから。社会人になってから、それもウェブデザイナーで一応入ったもののウェブのディレクターになってくださいって言われて、
まあいいですよって言ってウェブディレクターになったんだけど、もうちょっと細かいことを自分で作るようになりたいなと思って、
そこから小さい製作会社に転職して、独学でフラッシュとかのアクションスクリプトとかを書き始めたみたいな、そこら辺がスタートですかね。
なるほど、じゃあまずウェブなんですね、一番最初は。
大学の時に、美大とか芸大とかじゃなくて、普通に一般の総合みたいなところだったんですよ。そこの建築のコースに行ったんですけど、成績が悪すぎて、2年ぐらいで落ちて、建築に進めなかったんですよ。
田中洋の学生時代とウェブ業界への進路
で、建築に進めなくてどうしようかなと思って、隣のコース見たら情報コースっていうところがあって、その中に唯一メディアデザイン研究室っていう、なんかデザインってついてる研究室があって、
まあ、しゃあなしじゃあここでいいかみたいな、っていうので入って、そこから、でも全くさっき言ったように勉強してないんで、一応だからデザイナーになりたいなっていう、なんとなくそれだけのあれで、
その就職活動とかを、だから広告代理店とかのああいうアートディレクター職とかっていうんですか、ああいうのとかデザイナー職とか、ああいうのとかを受けようと思って、受けようとするんですけど、ああいうのそもそも美大芸大じゃないと受けれないみたいな。
ヤンヤンヤンヤンヤンヤンヤン。
っていうだけです、本当に。もうグラフィックデザイナーとかは、一般大からそもそも受けられへんやんってなって、まあじゃあ仕方ないからっていう感じで、ウェブのデザイナー、ウェブのディレクターに転がり込んだって感じです。
なんかすごい意外な感じするな。なんか今の感じ見てたら全然そんな雰囲気ないから、すごい意外な感じがするけど、なるほど。
ウェブ業界に入ってきて、自分の中でもやりたいこととか出てきて、フラッシュとかに触れて、そのあたりからクリエイターとか、あるいは表現寄りのことだったりとか、そういうものもいろいろやられてきたっていう感じなんですね、順番的には。
そうですね。さっき言ったメディアデザイン研究室みたいなところで、なんも作ってはないんですけど、でも卒業制作に広告映像の真似事みたいな卒業制作みたいなのを勝手に作って出したりとか、そういうことみたいなのはしてたんですけど、プログラムとかは一切書いてないしっていう感じでしたね。
いや意外だなぁ。なんか今、いやだって結構今って、いや私は結構田中さん見てるつもりだから、割とガチ目の物理ベースレンダリングとかディファードレンダリングとか研究的な感じでやられてるじゃないですか。
で、そのスクショしたやつとかキャプチャーした動画とかをFacebookとかでも見たりとかして、うわガチ勢だ、やべえとかって思って見てたけど、全然そんな感じじゃないんですよね。
全然ですね、もうほんと。だからそれこそ、みなさん社会人になってから、結局でもやっぱりそういう学びたいことが出てきて、それこそWebGLのスクール、杉本さんのところに行ったりとか、IAMASに行ったりとか、
多分みんなそういうふうに一回社会に出て、あ、もっとこういうところちゃんと勉強したいなっていうのが多分出て、そっから第二回目の学校に行くっていうのが結構多いと思うんですけど、割とだから僕もそんな感じで、それをなんか、でもそんなお金ないなと思って。
そんな学費とかねえなと思って、じゃあお金もらいながら勉強させてもらったらいいかなっていうすごい甘い考えで、僕はずっと社会人をやりながら、まあまあ自分で勉強するっていう感じでした。
なるほどなあ、いやでもそうは言っても、ライゾも入って10年とかって聞くと、いやすごいなあって思っちゃいますけどね。
いやまあそうですね、10年は長いですからね、そうですよね。
いやだって、なんかこう、まあこれはちょっとその何て言うんですか、田中さんたちみたいに中の人たちはわかりにくいかもしれないですけど、外から見てるとやっぱり案件もでっかいじゃないですか、どうしてもその名前が大きいクライアントが多いし。
そうですね。
それこそ何て言うんだろう、日本中の一般のそのウェブ業界とかそういう狭い業界ではなくて、一般の方たちが見るようなコンテンツとかを普通に作ってらっしゃるから、なんか何て言うんですか、もう雲の上感がすごい。
いやいや別に、全然そんなことないですよ。
普通のお世話さんみたいじゃん。
触れちゃいけないもののような気がしてしまって、いやでも実際まあ多分こうお話ししててもそうなんですけど、実際はまあ当たり前ですけど人と人だし、そんななんか神っぽいなんかそういうオーラがあると思ったわけじゃないですけど。
全然ですよ。
しかもやっぱなんか普段にやられてることとか見てるとなんかすげえこう思ってしまって、なかなかねその出てくださいが言い出せないまま私も長い時を過ごしてしまったんですけど。
さっきもね、ちょっとチラッと話してたんですけど、杉本さんに捕捉されてる感はすごいあって。
いや私結構見てますし、なんなら娘が水玉に飛び込んでいくのなんなんみたいな、ああいうツイートの方が結構見てますね私は。
そうなんかああいうクソどうでもいいなんかしょうもないツイートとかをなんか割と杉本さんとかがいいねしてくれるから、捕捉はされてるなっていうのだけはずっと。
田中さんのWebGLへの興味
僕とかはもちろん杉本さんのWebGLのサイトとかを何回も見てるからこっちはもうじゅうじゅう承知してるんですけど、僕とかはねそんなWebGLでなんか作ったみたいなこととかもないから、なんで杉本さんに捕捉されてるんだみたいなのはずっと思ってて。
なんで知ってたんですか。
なんかその話小ノートに書いてくれたじゃないですか、それ見て、いやそう言われてみたら何だったんだろうって結構ちょっと考えてみたんですよ。
田中さんのポートフォリオ的なウェブサイト見に行ったりとかして、過去の事例も載せてくれてるじゃないですか結構昔のやつも。
それずっと見ていって、どこまで見たことあるかなと思ってずっと遡っていったんですよ。
そしたら一番最初に記憶にあったやつはKinectでCanon Edgeでポリゴン化したやつみたいなのがあったじゃないですか。
あれを多分見てるんで、そう考えると相当昔から知ってる。
そこになるんですよね。
だから多分なんですけど、私は結構ウェブGL、GLSLみたいなキーワードでフィルターされたツイッターを見てるんですけど、
多分GLSLだと思うんですよ。田中さんがGLSLでこういうことやったよみたいなやつをツイートしてたのを多分見て、
だと思いますね、多分。
面白いですね。どこまで知ってるか。
どこまで知ってるか。そう、遡ってみたんですよ。
多分それより前になると、前職の頃とかのやつになっちゃうのかもしれないですけど、
多分ライズドマ入られたぐらいの頃ら辺なのかな。
なんかそのぐらいから多分、やんわり私はずっと知ってる感じがしますね。
Kinectで3Dの自分をポリゴンにするみたいなやつは、それこそ一個前の前職の会社で、ウェブ製作の会社で、
大阪にあるAid DCC塊っていう会社があって、前そこの東京支社にいたんですけど、
そこの時の仕事でやったやつを、もうちょっとこう、自分で発展させてっていう感じで作ったやつなんですよね。
うんうんうん、いや、懐かしい。
いや、俺個人的には箱庭が一番好きっすね。
あー、マジっすか。ありがとうございます。
あれはもうめちゃくちゃいいなと思って見てましたね。
あれあれあれ、箱庭。
箱庭とかマジで全然、全然何の誰からもレスポンスなくて、個人的には、僕も割とすごい好きなんですよ。
好きだな、いいなと思って。
こういうのとかをフレームドとかに入れて、ずっと流しとくだけみたいな、そういうのがいいなと思って作ってたんですけど、
実際、何にもこう、まあそうだよね、みたいな。
いや、俺、なんならちょっと変えないかなと思いましたもんね、見た時。本当に。
いやー、本当、なんかそう言っていただけるんだったら、マジちゃんと作ろっかな。
最近、私も自分でこうなんか、やっとなんか自分で写真みたいなこととかやり始めて、
自分が表現する側に立て始めてるなっていう実感をなんか最近持ってるんですけど、
周りから何の反応もないと悲しいっすよね。
いや、なんか本当に、よく言う話でなんか、批判とかもあった方がいいっていう、
悪いっていう意見も何も言われないよりかは、はるかにそっちの方がいいみたいなのは、本当その通りだなと。
本当ですよね。本当に最近そう思います。
だからなんか、せめていいねするとかは、昔からやってるはいるんですけど、
いいものはいいって言った方がいいし、伝えた方がいいなって。
ね、いや本当、本当そうっすよね。
田中さんの技術の進化
思いますね。
いやー、なるほど。
いやでも、なんかちょっと私の中で田中さんのイメージは、
まあさっきも言ったように、結構バキバキのプログラマーとしてエリート界を進んできた方なのかなって思ってたんですけど、
全然そんなんじゃなくてなんか、
じゃあ結構もう興味が出たらそこで勉強してみるみたいな感じなんですか、それって。
そうですそうです。もう都度、なんかプログラムとかコードとかは全然興味なくって、
なんかやりたいことベースなんですよね。
なんかこれをやりたい、これを作りたいみたいなのが先にあって、
で、それを作るために、これを勉強しないといけないんだみたいな。
っていうので、モチベーション、そういう作りたいモチベーションだけで作るっていう人間ですね。
うーん、なるほど。じゃあまあ、でもそれって結構、
いやこれ、ちょっともしかしたら違う話なのかもしんないんですけど、
その卵が先かニワトリが先かじゃないですけど、
結構技術のことって、ある程度技術のことわかってないとよしよしわかんないっていうか、
例えばこうなんかめちゃくちゃかっこいいインスタレーション見た、
でもそこで使われてる技術が何なのかって見ただけじゃ想像できないっていう時に、
技術力がもともとあればあれを使ってるなとかって見て想像できると思うんですけど、
全然できない、技術力がもしなかったら全然理解できないみたいなこともあるんじゃないかなと思っちゃうんですけど、
そこはなんかこうググって探っていくんですか、一生懸命。
そうですね、なんか全くその技術力、それこそさっきチラッと話した、
自作でレンダラー作ってたみたいな話とかって、
全く門外観なんで、全くゲーム畑とかも一切行ったことないので、
そこらへんとか本当に何もわからなくて、
なんかそれこそアンビエントクルージョン、
なんか4年ぐらいかけて、何回も何回もやって、
なんかこれ多分杉本さんもなんかチラッと同じようなこと言ってたんですけど、
一回やってみて、全くわからんと思って、
一回戻るんすよ。これはダメだと思って、逃げるんすよ一回。
でも、また数ヶ月後とかに、ちょっといろんなことを勉強して回ってきて、
これもういけるんじゃね?と思って、もう一回試すんです。
全然わからんみたいな。
そうですね、アンビエントクルージョンのところ、マジ4年ぐらい回ってました。
いやーわかる。めっちゃわかります。
いや、アンビエントクルージョン、マジで俺も初めてその概念を知ったときに、
えーそんなあるんだ、すげーと思ったけど、
その当時の参考サイトとか書いてあることを読んでみて、
いやー一ミリもわかんねーわ。
いやもう、サンプリングの方式とか、ちゃんと図で書いてあるじゃないですか、
そもそもそのサンプリングがなぜ必要なのかとかがわかってないから、
サンプリング方式でアンビエントクルージョンの種類がいっぱいあってとか、
もうそれとかが全くわからずに、でもわからないのにそれをずっと読み続けて、
もう無限に同じところ回ってましたね。
いやーでもなんかわかります。本当に私もそんな感じです。
だから一回わかんなくても、なんか多分自分でも認識できないんだけど、
1%か2%ぐらいはうっすら多分積もってて、
それ10週ぐらいやると、言うて10%20%ぐらいになるんですよね多分。
それでだんだんだんだんなんかちょっと、
なんかちょっとこういうことなのかもしんねーわって思い始めたりして、
わかります。何年もかけて理解していく感覚、すごいわかります。
そういうのとかが回り回って、
だからその計算方式としてはありえないやり方とかを勝手に作り出すんですよ。
だからそのアンビエントクルージョンの定石というか、
公式がいくつかあって、こういうサンプリングの方式とかがあってみたいな、
正しくない方式で面白い絵ができたら、
それはそれで自分の中で、こっちこっちこっちありありと思って、
それをなんか一つエフェクトとして使うみたいなこととかはなんか結構やってて、
そういう使い方してましたね。
いやーすごいなー、でもなんかその、
そこまで掘ってみるっていうのもなんか一つ特徴というか、
なんかすごいやりたいことがこうありますよ、
それ実現するためにはこういうもの必要ですよ、
でなんかこう表面さらって、
それっぽくなったらオッケーって納得できちゃう部分は誰しもあると思うんですけど、
自作レンダラーの作成
なんか結構田中さんそっからさらに基礎を掘り下げていくような感じのイメージがあるんですけど。
そうですね、なんかめちゃくちゃしつこいんだと思います。
なるほど。
なんかその、めちゃくちゃ諦めが悪いんですよ。
はいはいはいはい。
なんかそう、なんかこういう、何の話しようかなみたいな、
で、たぶんそのめちゃくちゃ諦めが悪いみたいな話、
僕個人としてはすごい自分に思ってて、
なんかセンター試験とか、
なんかちゃんと時間を守って問題を解いていかないと最後足りなくなって終わんないじゃないですか。
ああいうのとかって僕、あれできたことなくって。
なるほど。
クリアしないと絶対次行きたくないみたいな。
それで、だから何としてでもクリアしてって最後の一問できないみたいなところが毎回だったんで、
なんか、たぶんそういう性格なんだと思います。
なるほどなあ。
いやそれ、そっか、いや、それたぶん、
なかなかこうそういう性質ってこう身につけようとして身につくもんじゃないから、
いやまあちょっと羨ましい気もするし、なんか結構私もそういうタイプだったりするから、
まあでも一回諦められるは諦められるんですよね、その瞬間は。
まあいいやってもうわかんねえからいいやって一瞬は諦められるんですけど、
またなんか戻ってきちゃうんですよね。
そこが嫌いがあるんですよね。
そうそう、そうですね。で、なんかその一回のチャレンジがだいたい48時間ぐらい続くんですよ。
なんかほぼほぼ、なんか寝ても起きてもずっと48時間それだけ絶対やるみたいな。
別に決まってるわけじゃないんですけど、自分の集中力がたぶんそこぐらいが限界で、
で、48時間ぐらいやってマジでどうにもならなかったらサジ投げるみたいな、一回離れようみたいな。
こんな感じでしたね。
いやーでもすごいなー、でもそれ、いやでもレンダラー自分で作ってみようとかっていう発想持たないと思いますよ、普通の人は。
なんかそれもだから、さっきのなんか、これを作ってみたい駆動だったんですよね。
なんかそれは何見たんだったかな。アンリアルエンジンかな。アンリアルエンジンかなんかのフォグかなんかが、
グローバルイルミネーションとフォグのなんかスクリーンキャプチャーが一枚パッとあって、めちゃくちゃ綺麗だったんですよ。
で、うわ作りたーと思って、でなんかそれを、まあじゃあでも今自分が使ってるのってOFだし、
オープンフレームワークスっていうそのC++とOpenGLのフレームワークのライブラリがあるんですけど、
なんかそう、まあ簡単なそういうポリゴンだったりとか色付けみたいなのはデフォルト機能でできるんですけど、
なんかああいう本当ゲームエンジンのレンダリングみたいなことをやろうと思うと、
自作でレンダラー1からちゃんと組んでやらないといけないよねみたいなところ、
フォワードレンダリングとかディファードレンダリングみたいなのがあって、
そこのディファードレンダリングのところをちゃんと実装して自分でやらないといけないよねみたいなのがあって、
そうですね、Unreal Engine見てかっこいいと思って作り始めたっていうのが。
いやでもやっぱすごいな、なんか、いやなかなかそうはなんないと思うけどな、いやすごいと思いますよ、自分で作っちゃおうっていう。
Unreal Engine使ったらええやんって思いますもんね、本当にそう思います。
でもそうやってやってみると発見もやっぱありますよね、自分でやってみると。
そうですね、そこの引き出しがいっぱい増えていくのが楽しいというか、
今あんまりもうこの1年ぐらいOF使ってなくて、最近それこそWebGLとかも使い始めてるって感じなんですけど、
そっちで使ったのってほぼほぼオープンGLもWebGLも一緒やんけみたいな話で、
フレームワークがOFから3DSに変わるみたいなところあっても、
シェーダーの描き方とか基本的に別に変わんないですし、やること自体は別にそんなって感じなんで、
だからそういうのは掘っていくのは無駄になってないかなと思いますけどね。
いやーすごいわ、でもだから多分そういうことを繰り返してきたから、
なんかその、今回はじゃあ舞台でこういう演出やりたいねーみたいになったときに、
あれとあれとあれ組み合わせたらこうなるなーみたいなの結構道筋立ったりしやすいですもんね、多分。
そうですね、なんかそういうのとかは、基本ずっと遊びで作り続けてる引き出しの中から、
じゃあこれとこれ使ったらすぐできるよねみたいな状態にしとかないと、
なんか間に合わんみたいな、そもそも自分に引き出しないとこの納期で作れへんやんみたいなのが根底に、
今はもう最近あんまりそういう案件やってないんですけど、
昔はなんかそういう、それこそ5年前とかは、そういうことを思いながら遊び半分、仕事半分って感じでやってましたね。
実際はどうなんですか、案件としてプログラムを書かなきゃいけないときにチャレンジしちゃうのか、
それともあくまでも研究は研究としてやるのか、どういう感じなんですか、そこって。
でもありますよ、全然案件中にやっぱり思いついちゃうみたいなのがあるので、
でも思いついちゃうと見れるまで作っちゃうので、スケジュールが破綻するんですよね。
結局思いついちゃうと、それをどうしても1回は見てみたいと、自分の中で使う使わないは置いといて、
それを結局実装してると、そういうむちゃくちゃな働き方の時間になって、
みたいな、全然人に進めれない働き方になるっていう。
ウェブの現場も結構パツパツになることはよくあるのかな、そういう業界かなと思いますけど。
これ多分こっちの方向進んでいったら面白いものが生まれる可能性あるけど、
本当にこっち行っちゃって大丈夫なんかなみたいなことを感じるときは私もあるし。
自分が1回やったことあることだったら、3日ぐらいあればできるなとか逆算できるんですけど、
やったことないことだと、3日でこれ本当に形になるかなみたいな。
そうですよね。
1回描いたクラスがあればね、すげえ話早いけどっていう。
あるよな、やっぱそういう感じなんですね。
そこは多分一緒だと思います。演出作るというか、機能作ったりとかでもそうですし。
確かにそういうところは同じかもしれないですね。
うん、一緒っすね。
いやー、なんか本当になんていうか、私ほんと想像できない、自分が全く関わったことない業界だから。
ウェブの驚き
はいはいはい。
全然想像できないけどな。
でもなんかどうなんすか、日々の仕事はやっぱり楽しくやりたいこと結構やれてるようなイメージなんすかね。
そうですね、もうなんか本当に放置というか。
多分僕が今何を作ってるかみたいなの、特に誰も把握してないみたいな。
なるほど。
案件で一緒の人はもちろん把握はしてるんですけど、
それ以外の人らは僕が今何作って何興味あってみたいなのとかは多分誰も何も知らないみたいな。
僕個人としては精神衛生上すごくよく楽に働いてますけど。
でもそこはやっぱ信頼もあって任せてくれてるっていう部分もあってのことじゃないですか。
そうだといいですね。
まあまあ10年経ったからまあいいかなって思ってますけど。
いやーなんか、いやそうですね。
私あのほんと直近の案件だとあの去年の桜ステージでしたっけ渋谷でやってた。
あれとかもめちゃくちゃいいなと思ったんですけど、
その田中さんがブログに結構後ろ回りの足回りの話とか書いてくれてたじゃないですか。
そうですね。
あれ見ててこれ全部webじゃんと思って。
マジでびっくりしましたね。
そうなんですよ。
僕ちょっとこれはWebGL総本山乗れるんじゃないかって僕の中でめちゃくちゃ期待してたんですよ。
でもやっぱり乗れなくって。
いやだってどう乗せたらいいかわかんないですよあれ。
どう紹介したらいいかわかんない。
僕今までWebGL総本山これは乗るやろみたいなのが桜ヶ丘の今回のやつを含めて3回ぐらいあったんですよ。
僕今まで1回も乗れてなくってそれが自分の中ですごい今度こそはみたいなのがあって。
いやだってあれどう紹介していいかわかんないですよ。
そこは田中さんのブログ読んでくれになんかなっちゃうなっていう感じがしますので。
でも本当にびっくりした本当にあれは。
インスタレーションとかだからソースコードを見てみるみたいなこともできないしなかなかむずいよなと思いながら。
でもあれ本当にもしこれ聞いてる人たちWebの界隈の人たちだったらショーノートにリンクを貼っとくんで見てほしいんですけどガチガチのWebですからねあれ。
ガチガチのWebです。ガチガチのWebですね。
本当にエレクトロンが一応フロントにいてそこに映像を出してるみたいな感じなんですかね。
そうですねだからエレクトロンはただ単にWebキットの表示するだけ。
あれ中にクローミウムが入ってるか。
クローミウムを開いて特定の位置特定のウィンドウの位置にこのサイズで表示しなさいっていうことをやってるだけなので本当にもうガチガチのWebサイトです。
いやあれ本当すごいと思っちゃいましたあれ見たとき。
なんかその読んでてめっちゃ思ったんですけどやっぱもうWebってこういうものに全然耐えうるテクノロジーになっちゃってるんだなって改めて感じましたね。
昔だったら絶対OFだと思うんですよああいうのって。
もしくはタッチデザイナーだったりとか何かしらそういうものを使って作るイメージだったんですけどもうWebでこんなことまでできちゃうんだなって思っちゃいましたね。
なんかその基本だから僕今も多分リアルタイムでなんか綺麗な映像を大きく出してとか
多分なんだろうそういうプリレンダーで映像出してって言われたら多分今でもまあOFが多分使い慣れてるからっていう理由でOFでやると思うんですけど
なんかOFでやるのはやるで全然そういう自作のレンダラーとかを突き詰めていくみたいなのはまあ趣味は趣味として
まあ仕事にもなるし別にいいかと思って。
でもそれはそれとしてなんかそういうブログとかにもちょっと書いたんですけど
なんかそういう更新性であったりとかずっと常設点として回していくときに
なんかOSのアップデートとかでなんかこけるとかなんかそのコンテンツのアップデートがしづらいとか
なんか複数台とかに一斉にこうインストールするのとかにちょっとこう手間がかかるとかそのセットアップに手間がかかるみたいなところとかを
ガチガチのWeb
なんかそのウェブの技術使うだけでめちゃくちゃみんな当たり前にやってることじゃないですかサーバーを読みに行ってみたいな
でそのサーバーを僕は今回ローカルにおいてみんなローカルのサーバーを読みに行ってコンテンツを出し分けて表示するみたいなシステムなんですけど
なんかそういうシステムとかってこういうウェブのそういう特徴とかはこういうシステムにすごい合うよなと思って
昔その大阪の大丸震災橋のところでそういうウェブアプリベースでインスタレーションというかサイネージみたいなインスタレーションですね
みたいなのを作ったことがあってそれがまあ一応ベースとしてその時に作った技術のもうちょっと発展版というかって感じだったんですけど
いやあれもう本当に感動しましたあの本当に
いやまず最初に見たのは動画だったんですよ最初に見たのは
はいはいはいはいなんかかっこよくまとめてくれたプロデューサーの方が
めちゃくちゃかっこいい映像があっていやこれいやーすげーなーと思って
でなんかブログのこう書きましたみたいなツイートを見て読んでみたら中身ウェブなんだと思って
2度びっくりみたいな
えっウェブでやるこれみたいな
でも私はなんかその合理性がわかるというか
ウェブだからこその利便性ってやっぱあるなーって私は思うけど
なかなかいや本当にびっくりしたなー
そうですねだからそうOFでOFとかMaxMSPっていうのとかを使って
普段やってたことをまあ今回じゃあウェブ僕今回ビューナクストを使って
でまあニトロサーバー立ててでノードJSでまあそこらへん管理しつつ
エレクトロンで表示してでまあOSCの管理にMaxMSPまた一緒に使ってみたいな
やり方をしてたんですけど
普段やってたことをウェブベースに置き換えたらまあこうなるよねっていうのをやった感じですかね
いやでもまあ確かにノードJSさえ動いちゃったら何でもできちゃう感あるから
ウェブベースのシステム
ウェブソケットとかあればもう通信もし放題だしやりたい放題ですよね
そうなんですよもう別にだからアプリ間同士でウェブソケットつなぎソフトの方でウェブソケットつながってるし
でそのアプリの中の要はウェブのコンテンツが落ちてもアプリ間のところでOSCつながってるみたいな
まあなんかそういう二重構造にしてみたいなとかをいろいろやってましたね
いやーなんかああいうのはもう結構今回は最初からウェブでいっちゃおうみたいなのはなんか勢いで決めた感じだったんですかあれは
これはえっとそういうそのなんだろうウェブベースでなんかそういうサイネージというかインスタレーションみたいなんとかを
さっき言ってたOFで全部自作でプリレンダーもリアルタイムも全部できるシステムを作ったって言ってたじゃないですか
なんかそれと一緒でなんか僕が今度からそういうインスタレーションとか作るときは
もう全部なんかこういうウェブベースで作るシステムにしたいなと思って
なんかそれを遊びでずっと半年ぐらい作ってたんですよ
でなんかそういうのを作ってこういうの作りましたよみたいなのとかをプロデューサーとかに言ってて
でじゃあこういう案件あるよって言われたんでじゃあアップデートして使いますみたいな感じで
だから先になんか作ってたんですよね
なるほどなるほどじゃあたまたままあタイミングよくマッチする案件だったからっていうところもあって
そうですねなんかこういうのをウェブベースでやりたいっすっていうのを先に言ってたんで
でそれにこう案件合わせてもらった感じですねこういうちょうどいいのがあるよって
なるほどいや本当すごいななんか本当すごいですねなんかうまく
言葉にできないけど
別にすごくはないですけどすごくはないですけど
まあでもなんか面白い次のおもちゃを見つけたって感じですかね
はいはいはい
個人的には
いやだからなんかこう感覚はわかるですよ
なんかこうこれ多分自分に合ってるなとかここ突き詰めていくと面白そうだなって感じる瞬間みたいなのは私もあるんですけど
それをあっちでもこっちでも同時にできちゃうところがやっぱ
いやいやいや多分同時にはできないです
なんかなんでこれ作り始めたのが多分2年前ぐらいとかなんですけど
なんかこのだから1年とか2年とかはあんまり逆にそのOFのレンダラーみたいなところとかはもうあんまり作れなくなってて
だから本当にもう1個のことしか僕できなくて
そっかだから時系列をギュってやってるからなんかいろいろやったように見えるけど
実際は瞬間瞬間は1個ずつやってるみたいな
そうそうもう全然僕同時案件とか全然できないタイプなんだ
なるほどなるほどな
スクリーンセーバーを作りたいだけの人間
いやでもそうですねなんかそのプログラマーっぽいエンジニアっぽいところも持ちつつ
でも多分一番その田中さんの中で大きいのってどっちかっていうと
先ほどから衣装っていう言い方してますけど
ビジュアルを作っていくっていうところだと思うんですけど
そこはなんかどういう出発点なんですか
結構昔からやっぱりそういう例えば絵を描くことが好きだったとか
なんかそうですね全然絵描くとかももちろん好きで
だから図画工作が好きみたいないわゆる
でもずっとバスケ部なんでそういう別に文化部っていうわけでもなくって
でなんかさっき言ってたメディアデザイン研究室みたいなところで
なんか初めてあの速攻のタイミングであのユニクロックってあったの覚えてます
ユニクロック
えっとなんかダンサー女の子のダンサーさんがユニクロの服着て
ずっとコンテンポラリーダンスを踊り続けてるだけのユニクロの時計のなんかブログパーツとか
もしかしたら杉本さんとかがそういうだからウェブの業界に入る前の話かもしれないですね
だから広告とかで結構なんか当時有名で
なんかそういうユニクロックとかをずっとなんか研究室で夜通しぼーっと見てたんですよ
なんか本当に女の子がずっと踊り続けて
1秒のクロック音でモーショングラフィックが入りながら
女の子が5秒間隔で1秒の動きのダンスをしていくっていうだけの
それだけをずっと流し続けてるだけのあれなんですけど
なんかそれとかをずっと見てて
時間軸のない尺のない映像の世界みたいなのとかをすごいその時に好きになって
それまでだからCMとかだったら15秒30秒っていう尺があって
映画とかだったら2時間とかそういう尺があって
その尺の中にどういうふうに気象点決入れるかとかそういうことを考えると思うんですけど
なんかそれユニクロックとかを見た時に尺のない世界がすごいいいなと思って
尺のない映像表現みたいな世界がすごいそこから好きになって
それきっかけで社会人になってから
プログラムとかで映像を作れば時間尺っていう概念がなくなるよねみたいなのがきっかけで
なんかそう作り始めたみたいな感じですね
えー面白いななるほど
なるほどいや尺ありきの映像とそうじゃないものっていう
そういう分け方したことなかったっすけど
それをなんか学生の時にユニクロックずっとぼーっと見ながら思って
その繋がりでだからスクリーンセーバーが青ほど好きなんですよ
なるほど分かった気がする
繋がったでしょ
じゃあ中村優吾さんのドロップスみたいなスクリーンセーバーとかに
だから要はあれが作りたいああいうスクリーンセーバーの時間軸のない表現がずっと作りたいっていうのが
もう初めのモチベーションでそれはもう今もだからずっと変わってないですね
スクリーンセーバーが作りたいだけの人間です
それはちょっと暴論だと思いますけど
でもなんかすげー言いたいこと分かりました
確かに
そうですねやっぱなんかその
章立てだったりストーリー仕立てだったり
まあ尺がある映像の中には当然そういうものがあって
起承転結があって
でもそうじゃない映像とかそうじゃない表現ってありますもんね確かに
そうですねなんか音とかだったらまあそういうバックグラウンドミュージックみたいな
まあ心地よく環境音として流れるみたいな
アンビエントドローンみたいな
そういう分野の映像というか
みたいなのが個人的にはすごい好きで
これ誰も覚えてないかもしれないんですけど
日産がスクリーンセーバー出してて
それをグルービジョンズがやってるスクリーンセーバーがあって
俯瞰映像でずーっと日産の車が
グルービーの2Dタッチのイラストでずーっと走り続けてるのを
俯瞰映像でずーっと追いかけ続けるだけのスクリーンセーバーがあるんですけど
そういうのとかが
このスクリーンセーバー超いいよねみたいなのとかをめっちゃ持ってて
データとして
あとDVDとかにして
そういうのとかを取りためてデータとして持ってるみたいな
そういうのとかは大学の時にやってましたね
好きで
なるほど なるほど なんかでも
いろんなものに繋がったような気がしました
その話知ってた上で
田中さんのポートフォリオの過去作見てたら
あーなるほどねっていう感じですよね
そうです まさにで
そのポートフォリオの一番初めとか僕
スクリーンセーバーなんですよね
そうだ
スクリーンセーバーから作り始めてるんですよ
なるほど
すげーな
そうですね
そっか じゃあまあ
どっかのタイミングでもしかしたら自然とそうなってたのかもしんないけど
きっかけはユニクロのそのユニクロックっていうのは
ユニクロックですね
ユニクロック見ての
こっちの表現が面白いと思ってからですね
すごいな
なるほど
そっかそれがなかったら箱庭も誕生してなかったかもしんない
そうですね
箱庭とかも確かになんかスクリーンセーバーみがあるっていうか
結局あれとかも映像には固めちゃってるんですけど
プログラムとしては別に
ジェネラティブっていうか
そうそうジェネラティブでずっと動いてるものなので
要は別にそういうのが動くデバイスというか
作っちゃえば箱庭は一生ね違う形
なんかよく僕ああいうのを作るとき
盆栽コーディングとかって言うんですけど
もうパラメーターだけを無限にいじいじし続ける
虚無の時間みたいな
でもあれをやりたくてこう作ってるところがあって
いやわかるわほんとわかるわ
なんか私の最近作ったUVのびのびマシンっていう
写真を伸ばして遊べるやつがあるんですけど
あれも実際はスライダーが何十個も並んだUIがあるんですよね
それをちょっと動かしてみたり
ランダムのノイズを
シードを変えるボタンとかをポチポチ連打しながら
いい絵が出てくるまで
サイコロプログラミングですよね
ランダマイズボタンをポチポチ押して
ちょっと今いいの来たぞって
そこからまたスライダーを動かしたりとかして
やってます確かに
まさに盆栽コーディングって呼んでるんですけど
盆栽コーディングのための
ああいうパラメトリックデザインとかっていう
建築とかの世界では言うんですけど
そういうパラメトリックな
衣装設計というか
そういうのが好きで
人によって好き好みが違うじゃないですか
そこら辺を固定化したくない
ずっとだからシード値は
1時間に1回変わるよね
変わっていいよね
カラーもここからここへの
ラープでずっと繋がり続けて変わっていいよねとか
そういう方が好みというか
自分でデザインを固定しないというか
定着させないというか
紙のグラフィックとかだったら
印刷するタイミングでもう完全に固定するじゃないですか
そこを固定させないっていう方が
さっき言ってた尺のない世界に
合ってるなっていうので
だからあんまり僕はそこのパラメーターを
自分で決めないというか
責任を持たない
なんかジェネラティブアートとかの
やってることにまさに似てますよねそういうところは
一緒だと思います全く
なるほどな
なんかすごい色々分かった感じが
色々理解できた感じが
スクリーンセーバーを作りたいだけの人間というのが伝わったら
面白い面白い
だって俺とかからしたら
ライザーまでずっと10年も活躍してる
すごーでって思ってたけど
中身あげてみたらスクリーンセーバー作りたいだけの人ですね
スクリーンセーバー作りたいだけの
なるほどな
分かりましたわすごく分かったし
制作とゲーム感覚の一緒
なるほどなでもなんか
結構田中さんご自身は
ずっとバスケやられてきたっていうのもあるし
結構ツイッターとか見てても
結構キャンプ行かれたりとか
アクティビティとかも好きじゃないですか
外に出て体動かすとか
そうですね
なんかその辺はこう
結構なんか
制作とかに
いい意味がいい影響があったりとかあるのか
それとも要はガス抜き的な感じで
リラックスするために必要なのか
なんかどんな感じで競争してるんですか
その田中さんの中で
僕なんかよく
友達とかになんかそういうこととかを聞かれて
なんか
僕なんか割と
コード書くのとスプラトゥーンするの一緒なんですよ
あーなるほど
なんで別にその
今日何しよっかなで
コード書くかスプラトゥーンするか
キャンプ行くかみたいなのは
なんか割と並列で
どれでもいいんですよね
何やっててもよくって
でだから平日
お仕事の時間ですって言われてるから
じゃあ別にいいよ
コード書くよっていう感じなんで
別にそれがスプラトゥーンしてようがコード書いてようが
僕あんまり全く一緒なんで
そうですね
だからあんまり
ゲーム感覚というか
遊びの延長上でずっと
物作ってる人間なので
なるほど
全然だから息抜きみたいなの
がない
これをだからあんまり
あんまりこれをなんか
苦しいとかしんどいみたいなのとか
ないですね
えーそっか
だからまあ単純に例えば
納期迫っててきついみたいなのは
単純な
物理的にきついはあるのかもしれないけども
なんか仕事としてやっててきついみたいなのは
全然ないってことなんですね
ないですね
なんかそこを逆にこう
アドレナリン出てるから楽しいみたいな
はいはいはい
なんか数日だから納期終わって
数日ちょっと寝れないみたいな
なるほど
ブチ割れちゃってるから
もう肺になっちゃってるから
まあでもなんかそことか
そういうのとかをずっと続けてると
たぶん体壊れちゃうからあれなんですけど
まあでもなんかそういうのはそういうので
瞬間的にカット
アドレナリン上げる制作みたいなのとかは
それはそれで楽しいし
今遊び的にずっと回しながら
あーでもないこうでもないみたいな
正解ないのをひたすらやり続けるみたいなのも
アドレナリンを上げる制作の楽しみ
楽しいし
あんまりそうですね
そっかじゃあまあ別に
全部が
なんていうか別にそこに境界線もなくて
フラットに全部がバーって置いてあるみたいな感じなんですよね
そうそうそうですね
あんまり全く一緒です
あーそっか
いやなんか俺とかは
まさにそうなんですけど結構やっぱりインドアだし
まあ別に体動かすの嫌いではないけど
なんかあえてキャンプしに行くみたいなことって
自分ではしないから
なんかそういう全然違うメンタリティーが
すごいどんな感じなんだろうと思ったんですけど
そっか
そうですね
なんだろう
でも一緒ですね
好きなことやってるだけって感じですね
なんか料理作ったりするのとかも好きだから
だからキャンプ行ったら
刺激を得ることと仕事の関係性
じゃあキャンプでしか作れない料理があるよねとか
なんかそういう楽しみはありますけどね
なんか
そうですね
じゃあなんかその
この質問させていただいた意図としては
なんか例えばそういうこう外に出て行くことによって
なんかこう刺激が得られて
で実はそれが仕事にこんな形で生きるみたいなのが
あったりすんのかなと思ったんですけど
田中さんの場合はあんまそういう感じはないですね
申し訳ない
申し訳ない
申し訳ないですね
いやでも
そうですね
そこはなんか性格的なことなんですかね
なんか何でも楽しく
まあでも逆に言うと自分が楽しくなかったら
やっぱしんどいってなっちゃう感じなんかな
そこは
そうですね
多分だからその自分が
そのなんだろう
もう何時間でも遊びとしてやれることを
なんか仕事にするというか
そういう感覚に近いですね
だから始め
それこそ一番初めに
新卒で入った会社で
そういう働き方ができるかって言ったら
できなかったから
それでこう
で多分転職して転職して
自分で勉強しながら
そこのギャップを埋めていくというか
自分の遊びと
社会の中での
そのなんだろう
フィーを払ってもらえる分野
のギャップをいかに埋めていくかみたいな
ところですかね
なるほど
じゃあそういう意味では結構転職というか
今は結構いい状態なのかもしれないですね
そうそう
スクリーンセーバーみたいなの作ってて
お金もらえるところだったら
どこでもいいのかもしれないですね
いやでもほんとすごいな
なんかやっぱ技術力もあって
そうやってこう
自分を突き動かしていく
その衝動に素直に従って
突っ走っていく感じがめちゃくちゃいいですね
田中さんの体育会系の考え方
めちゃくちゃ体育会系だと思います
そうですね
多分そんな気がします
めちゃくちゃ体育会系
本当に小学校からバスケ部って言ったの
10年ぐらいずっとバスケ部なんで
本当にでも考え方が基本的に
そういう脳筋なんだと思います
全然なんかその
仕事だけ見てるとそんな感じしないけど
話してたらわかります
なんか私も実際結構体育会系だから
やっぱスポーツ運動部だったし
何やってたんですか
俺は剣道ですね
剣道やってたんで
剣道っぽい
剣道っぽいでしょ
めちゃくちゃ剣道っぽい
剣道やられてる方っぽい
俺でもやっぱその武士道みたいなやつをやっぱ好きだったし
剣道がっつりやってたし
そのやっぱ体育会系だったから
就職した時とかも
なんかもう普通に体育会系の仕事ばっかりやってたし
倉庫とかでフォークリフト乗り回したりとかして
それこそ若い頃はバイク乗ったりとか車に興味あったりとか
いわゆる普通の体育会系の人たちが
持ってるような素養を私もずっと持ってたんで
今でこそなんかこう
プログラマーっぽい
インドアな感じになってますけど
やっぱ昔はそういうのすごい好きだったし
わかる気がしますなんかその感じが
車やバイクの楽しみ
今だって杉本さん写真撮られてますもんね
その振り幅でって言ったらね
そうですね
いやわかります
今でも結構車とかバイクとか好きな感じなんですか田中さんのバイク
そうですね僕
これも話してって書いてたんですけど
バイク大学の時だから
大学の高校か高校からバイク買って
大学で2班買って
もうずーっと15年ぐらい
ホンダのシルクロードっていうバイク乗ってて
これはこれも多分誰にもわからない刺さらない話なんですけど
1981年から83年ぐらいの3年ぐらいしか売られてなかったバイクで
エンジンのスターターのギアがあって
セルスタートでかかるバイクなんですけど
中のギアがかみ合ってなくって元から
それがエンジンかけるたびに空回りして
ちょっとずつギアがかけてって
最終的にスターターが空回りして
エンジンがかからなくなるっていうバイクなんですよ
だから2,3年しか売ってなかったんですけど
だから2,3年しか売られてなくて
でもそのシルクロードっていうバイクがすごい好きで
それを大学の時から2世代ぐらい乗り換えて
結局そういう持病があるから
北海道の方にいる知らないおじいちゃんがいて
その人がSRとかの別のバイクから
エンジン乗せ替えてキックでかかるように
エンジンだけ乗せ替えたやつを作ってくれるって
それをヤフオクで11万で売ってやるって言われて
ヤフオクでそのおじいちゃんから買って
そういうのとかを15年ぐらい乗り回して
みたいなことをずっとしてて
最近は子供が生まれたんで
バイクちょっと乗れないなってなって
もうバイク手放しちゃったんですけど
今度は逆に子供を連れたまま
都内の公共交通機関を使うっていう
ハードルの高さをマザマザと感じまして
これは無理だとなって車を買って
そしたら車は車で結構パーツを買って
自分でいじるのが楽しくなって
今玄関にアメリカから届いた
サイドステップ30キロぐらいの段ボールがあるんですけど
それとかを来週末とかに友達と一緒に付けるみたいな
を約束してたりとか
そういうミニ四駆
大人のミニ四駆みたいな
大人のミニ四駆、そうですね
みたいなことをしてます
いやーわかるわ
なんか私もやってましたそんなの確かに
やってました
もう過去形ですよね
過去形です本当に
もう今全然何も乗らないんですか
いや今は東京に越してきた時に
全部車は売っちゃったんですけど
茨城にもともといたんで
そこではもう車ないと生活できない
いわゆる田舎というか地方の車社会なんで
車ないと無理だったんですけど
でもその最後に車乗ってた頃も
足として使うっていう以上のものはもうそこにはなくて
もう安くて軽でいいわみたいな感じで乗ってたんですけど
でもやっぱ20代の時とかはなんか
ちょっとこう革のシートでとかいう憧れとかがあったりとかして
ちゃんと革のシートのやつに乗ってた方がかっこいいしなーとか
なんかいろいろやったりとかしてたなーって思い出しました
そういうのをずっといじり続けてるジジイになりたいんですよ
なるほどでもそれもたぶんあれですよね
やっぱ盆栽コーディングと同じで
いじいじしてるのが楽しいんですよね
一緒です
こうでもないこうでもないっていう
自分の理想パラメーターを探すっていう
うんそうっすよね
なるほどねいやわかります
車なんてだってもう無限にカスタムできますからね
そうですね本当に
もう全部社外品でどんどんどんどん自作でつけていくみたいな
わかるわー
でも確かになんかやっぱり家族でどっか行くぞーとかっていう時も
子供さんちっちゃいうちは車あったほうが絶対いいっすよね
そうですねなんかそれまでだから本当に
車なんていらんわと思ってたんですよ
でもう僕は一生バイクに乗り続けるんだと思ってたんですよ
いや本当一瞬で一年で打ち砕かれましたね
なんかこんなこんなにベビーカーで都内移動大変かっていうのが
すごい一瞬で
本当にだからなんか悪気はないけどわかんないっすよね
子供いないうちって
全然わかんないそのなんだろうその意識の外というか
なんか本当に子供ができてその子供を連れて初めて気づくというか
本当にそのおっしゃられたように悪気は全然なくって
意識がそこを向いてないっていうだけですね
本当そうなんだよな
だからまあ自分が1回経験してるとなんか大変そうだなって思って
こうね例えば電車の中で赤ちゃんめっちゃ泣いちゃってるって思っても
むしろ心配になるっていうか
この人悪く言いそうなやついないかなとか逆に心配になっちゃうんだけど
めっちゃいい人っすね
なっちゃうんですけど
でも多分やっぱり自分が経験なかったらわかんない
うるせえなって思っちゃうこともあるのかもしれないしね
本当にそう思います
なんかそれはなんかだからね経験しといて良かったというか
でも多分あれだなこれ完全にもうお子さんが自立された後に
多分またバイクに戻っていく未来が俺はちょっと見える気がしますね
実はもう次の買いたいバイクもう決めてるんですよ
絶対思い出しちゃうと思うもん
また乗りたくなっちゃう
もうそれは車は車で楽しいのはわかったけどやっぱりバイクの楽しさはあるよねっていうので
次絶対これ買おうみたいなのとかを今リストアップしてて
いやーわかりますわかります
いや俺はちょっとなんか今更バイクはちょっとあれですけど
絶対ないとは言えないですからね
いやでもね都内はバイクの方が便利ですよ
道狭いし交通量多いし
なんか今だったらキックボードとかが割ともうループとかが増えてるんで
そんなにもう必要ないかもしれないですけどね
でもずっと東京来てからもうずっとバイク乗り続けてたんですけど
やっぱ都内はバイクめちゃくちゃ合ってるなぁと思いました
うん確かに
そうっすね
いやーまあバイクやっぱりなんだろうな
なんかすごい乗ってて気持ちいいんだよなやっぱりね
なんかあの車はなんか家族連れて行くためとか理由があるじゃないですか
バイクなんてあんな乗り心地の悪いもん完全に男のエゴですからね
そうっすね
完全にあれはタンデムで誰かを乗せるみたいなのとか
もう乗り心地悪いだけじゃないですか
いや悪い悪いそうっすね
バイク好きな男とかってもう完全になんか
自分が楽しいの優先なだけなんで
いやわかるけどやっぱでも好きになっちゃう気持ちはわかるし
そうっすねだからなんか俺が今バイク乗らないのは
多分そのもらい事故とかやっちゃまずいなって思うから
自分がどんなに気をつけてても最悪事故にあってしまう可能性があるなとかって思うから
なんかバイクやっぱ今更乗るわけにもいかないかなって思っちゃいますけど
もしそういう心配なくって
例えばわかんないけどめっちゃこうほとんど車の通りがなくって
海沿いとかツーリングしたりして気持ちいいような場所とかに
例えば住んでたとしたら買っちゃうかもしれない
もしかしたら
絶対絶対僕の中で勝手に男はみんなバイク好きだよねって思います
そうっすねバイクわかんない人は全然わかんない話聞かされてる感じだと思うんですけど
こいつら盛り上がってるけど
すいません主語がデカすぎました
いやでもわかるっす俺はもう本当に
俺こそ18ぐらいで車より先にバイクの単車の免許を取って乗ってたんで
わかるなぁ
全く一緒っす
全く一緒っすか
全く一緒っす
俺も車後から取った感じだったんで
そう車は必要に駆られてなんで
そうっすね
いやでも絶対またもう1回バイクやり直すタイミングがやってきますね
早く早く買いたくて仕方ないっすね
自分の作りたいものを作り続ける事業や仕組み
確かになでも子供いたらやっぱり車でそれこそキャンプとか行ったりして
子供がまだちっちゃいから
子供が遊んでくれるのも10歳ぐらいまでかなみたいなのを思ってて
だから10年ぐらいの期間限定だから今遊んどこうみたいな
そうっすよね
っていうのがありますね
多分そうだと思いますよ
だって最長でも20年ぐらいですからね
子供が遊んでくれるようになって
うち女の子なんですよ
女の子なんて絶対そんな20年も遊んでくれないと思ってます
まあまあ10年かなと思って
10年間遊んでもらえるんだったら遊んでもらおうと思ってますけどね
いやーそうっすね
他の回でも言ったことあるかもなんですけど
子供はやっぱりねマジでもう二度とちっちゃくなってくれないから
やっぱり小さい時は小さい時しか味わえないものがあるんで
そこにやっぱり結構軸足置いといた方がいいなっていう気はするんですよ
私はもう子育て全部終わっちゃってるから
なんかこう羨ましく思っちゃうんですよね
みんなが今まさに子育てしている
田中さんもそうですけど
みんなが今まさに子育てしている様子をSNS上とかで見てて
いやーなんか楽しそうだなーって思っちゃうし
杉本さん全部やられたことなのにね
そう全部もう俺減らしたら20年ぐらい前にそれ終わっちゃってるしなーみたいな感じで
タイミング良かったコロナとリモートワーク
それがなんかアドバンテージでもあるんですけど
怖いやっぱりなんかこう可愛いんだろうなー
今すごいもう目に入れても痛くないんだろうなーって想像も働くし
羨ましい気持ちになっちゃうから
経験してるからね
そうっすよね
いやーだから子供ちっちゃいうちはやっぱ子供にこうなんかちゃんと向き合ってあげた方が絶対いいなと思うんですけど
なんかねタイミングがちょうどよくて僕あのコロナの始まったタイミングだったんですよ生まれたのが
でそのタイミングからもう完全リモートに僕切り替わっちゃったんで
そういう意味ではなんかタイミング良かったなーみたいな
それまで本当に毎日朝4時ぐらいにバイクで帰ってくるみたいな生活してたんですよ
本当にもう毎日ずーっとそんな感じだったんで
でまあ子供生まれてコロナだし子供生まれたし
まあじゃあもう完全リモートに切り替えるかっていう感じで変えたんで
でまあだからそんなにすごいなんだろう
昔のそういうひどい生活みたいなの時だったら多分全然ねちゃんと子育てに参加できなかったけど
まあでもそこはタイミングあって良かったなーって感じですけどね
いやーめちゃくちゃ良いそこはラッキーというか
うん本当ラッキーでした
自分で作ることの重要性
なとこかもしんないっすね
いや本当だって本当そうだと思うなんかリモートになったことによって
結果的に家族と過ごす時間増えてみたいなのはやっぱありますもんね
なんかそうなんか多分その仕事を言い訳にまあでもやっぱ仕事だからつって
その多分あの深夜まで居続けるみたいな
制作し続けるみたいななんか多分自分だったらそうなってたんだろうなと思うんで
なんかそこはまあ良かったかなと
強制的に自宅になったのはまあ良かったなと思う
そう結構体育会系の人間はもうそういうのやっちゃうからなすぐ
あの頑張ってる俺みたいな感じにすぐなっちゃうから
頑張ってる自分をなんかすぐ正当化しようとするじゃないですか
まあ俺は頑張ってるからいいだろうみたいな大丈夫だろうみたいな
なんかなんか全然良くないのになんかそう思っちゃう節があるから
いやわかるわ脳筋だと本当にそうなるからな
それは良くないよ
良くないですよね
あのねそのバカみたいに働けるのはそれはそれでアドバンテージではあるんですけど
なんかそういうところは良くないなってすごい思う
なんかあのちょっとショーノートに書いてくれたことで
最近は自分の作りたいものを作り続けられる事業や仕組みとかの作り方に興味っていうのも書いてくれたと思うんですけど
なんかその今のここまでの話聞いてると結構田中さんはその興味駆動というか
自分のやりたいことをどんどん突っ込んでいく感じだと思うんですけど
まあそこに車だったりバイクだったりそういうものが入ってきて
そういうものも含めてやっぱりこう盆栽コーディング的にイジイジするの楽しいんだなっていうのは
なんかすごく一貫性があるように感じてるんですよ
今日の話聞いてて
そうするとなんかそのやっぱりそこの延長線上を考えた時に将来を考えていった時に出てくるのがその書いてくれた
最近は自分の作りたいものを作り続けられる事業や仕組みの作り方に興味があるって
ところに自然とつながっていくのかなって今なんか見てて思ったんですけど
なんかこの話題はどういうモチベーションというか
なんでこういうことを考えるようになったって感じなんですか
なんかそのさっき言ってたそのじゃあ
OFとかで毎回毎回映像だインスタレーションだみたいなのとかを作っていくみたいなので
そこらへんのその取り回しが毎回毎回フルスクラッチで作っていくのはすごい無駄だよねみたいなところがあって
そこをじゃあウェブベースで作ろう
そうするとまあそういうセットアップだとか使い回しとかももっと楽になるよねみたいな話とつながってて
そういう文脈なのかこれ
そうなんですよそこのベースの部分とかを作っちゃって
そこはコアの機能として随時アップデートはかけていきつつも
そういうエコシステムの中で自分はやりたい絵作りだけを作り続けるみたいなシステムとかができると
僕はここの10年ぐらいでコンテンツとかシーンは無限に作れると
っていうのがわかったんですよ性格的に別に何本でも作れると
苦しくもなんともないからいくらでも何本でも作ったるわみたいな感じなんですよ
それはそれとしてそこはもう置いときましょうよ別にこんな放っておいても別に作れるから
それはまあジジイになってもいつでもずっと作り続けられる話なんで
それとは別にそれだけをしてたらちゃんと暮らせるような仕組みというかシステムみたいなのを作りましょうよみたいな
それを作るにはどうしたらいいかなっていうのがここにその小ノートに書いてたことなんですけど
そこをまあだから個人ベースでやるのかライゾマベースでやるのかとか
そういうのとかも含めるとじゃあ事業としてどうやるかみたいなのとかを考え出して
っていうのをなんか今いろいろこうそれこそまあだから会社のボスとかそういう人たちに相談しながら
どうすんのがいいですかねみたいなのとかを今話してちょっとずつ自分の今後の仕事の仕方みたいなのとかを今自分で作っていくっていう感じですかね
なるほどそういう文脈で書いてくれたことだったんですね
いやなんかそっか俺なんかもっとふんわりした話なのかなと思った将来の悩み的な話なのかなと思ったんですけど
結構そういう感じだとするとまさに今自分の中でタイムリーな話って感じなんですねそうすると
そうですね今だからそっちだからコンテンツを作るよりかはその仕組み作りみたいな方に興味があって
だからさっきあのああいう桜ステージみたいなああいうシステムを作ったりとかそういうのでこう
なんていうかななんでこんな大掛かりなもん作ってみたいな話だと思うんですけど
そういうのがまあ話の根幹にあってどういうふうにその受託制作とか以外の制作の方向というか方法はないかみたいな
作り続けるエコシステムみたいなのをどういうふうに作っていくかどうやって生きていくかみたいな
そういうのを考えながら今でも全然わかんないんでやり方とかも
ビジネスにしていくってなると違ったいろんなスキルセットが必要になるというか難しいとこもありますよね
そこをなんか制作だけやってた人間なんでそこがあまりにも勉強不足だからなんかそこをでも人任せにしたくないというか
自分でちゃんと考えて自分で作りたいなと思ってそういう仕組みから
そこもだからやっぱ一貫してますよね自分でやりたい欲っていうか
そうですね自分でやってみたいですねやっぱ
どこまで行ってもやっぱ自分の人生なんで自分で作りたいなっていう
なるほどなでも結構なんかちょっともしかしたら全然違う話かもしれないですけど
結構やっぱり世の中にユニティだったりアリアルエンジンだったりすごい優れたソリューションっていうのはいっぱいあるし
たくさんの人間がたくさんの時間とお金をかけて作ってるものはあるしそれは確かに使ったら便利ではあるんだけども
でも車輪の再発明再開発だったとしてもやっぱ自分でやりたくなっちゃうし
結局最終的に自分で作ってるが最強だなって思うこともあるんですよねなんか俺の中で
ユニティ突然その料金プラン改定になって世界中で大荒れになって下手したら潰れちゃうんじゃねえかみたいになってくると
じゃあ今までユニティに全部両足突っ込んでたらもしなくなっちゃったらどうすんだみたいな話になってくるじゃないですか結局
アリアルエンジンだってねしょっちゅうなんかビジネスとしてどうなんだみたいなことはたまに怪しげニュースとか聞いたりするし
そう考えるとやっぱ多分その田中さんが今気になってることってすごい実は大事なことで
自分で作ったエンジンで生活も回していけるんだったらそれはね一番いいってことになりますよね
そうですねなんかそういうなんかさっき言ってたその僕一つのことしか作れないんで
同時複数的に同時ラインで別のもの作れないとかっていうのがあるんでなんか集中してもうこれだけずっと作ってたいみたいなのを
1個やっぱ作りたいなと思ってそういうのとかもありますしまあそうですねあとそうですねそういうだからゲームエンジンを使うとか
なんか他社のソフトを使うみたいなメリットはもちろんありつつも杉本さんおっしゃられたようにその自分で何でも機能追加できるじゃないですか
必要な機能を別に自分で作れるし自分で舵取りができるみたいなことの方が僕としてはなんかすごい重要というか
そこらへんがそうですねOFでだからアプリ作ってた時も結局全部自作でタッチでできるやんって言われてたんですけど
タッチにない機能作れへんやんみたいなところ別にOFだったら全部Cプラで始めから書けるよねっていうのがあったんで
やっぱりそこが楽しくてずっとOF使い続けてたみたいなのもあったんでそれと全く一緒で
確かにな確かになウェブの技術だったら早々なくならないしな
別にそこのフレームワークもちろんフレームワーク使ってますけどそこのフレームワークを別に何に変えようが
システム自体システムの構成考えてるのは自分なんで別にどのフレームワークでも作れるし別にそれこそ生で書いても別に書けるっちゃ書けるしっていう話なんでね
確かになぁ
そうっすね いや結構なんか俺結構需要あるような気がするけどな
そういうまあなんか広い範囲ではないのかもしんないけども
狭いすごいすごい狭いスコープなのかもしんないけど需要はなんか結構あるんじゃないかなとか思っちゃうなぁなんか
私とかも結構ウェブジェールでなんか作ってて
いやこれもうなんかユニティみたいですねみたいなことをお客さんから冗談半分で言われたりして
いやまぁ頑張って作ってますからねって思うんですけど
なんかユニティとかアンリアルでできるようなことも自分らでこう作っていくことって大変ではあるんだけどもやっぱりそれができるっていうことに一定の価値はあると思うし
なんか自分がやっぱそれが性にあってんだよな
なんかこうよくわかんないものをよくわかんないまま使えないんですよねなんか気持ち悪くて
なんか自分で作りたくなっちゃう
わかりますよ
あのこのパラメーターいじったらどうなんねんみたいなのがわからないまま機能使えないじゃないですか
使えないっすね
なんかそういうのとかが自分のまあもちろん知識不足っていうのも大いにあって
なんかそこら辺をこう勉強しながら機能を作っていく
自分がわからない知識は機能として作れないみたいなのはなんか結構正しい気がしてて
なんでアンビエントオクルージョンがわかったらアンビエントオクルージョンも入るし
そうっすね
なんかそうそこら辺の自分がわからないものは機能として入らないみたいなのはなんかすごい
なんかいいなみたいな
いやなんか田中さんすごいですねもう多分死ぬまでこうやって生きてくんだろうなこの人っていう感じがするのは
そうですねそこはなんかあんまり僕もその通りで
そうしたくてやってるというかあんまりだから仕事と思ってないというかまあまあ趣味なんでっていう感じ
いやなんか俺その全部が並列ですよってそのなんか仕事コード書くのもスプラトゥーンやるのもキャンプ行くのもみんな並列ですよって言われたとき
最初なんか感覚としてよくわかんなかったんですけどなんかだんだんわかってきました話しつつ
いやもう想像の中まったく一緒だよほんとゲームしてるのと一緒っす
いやなんかわかってきたすごくうーんなるほどなあ
いやめっちゃいいっすねめっちゃいいと思う
そういうふうにやっぱり生きていきたいもん俺もなんか
うーんなんかねなんかそう
わかる
ていうそうなんだろうまあ自分のそのテンション上がる部分でね社会の役に立てるんだったらまあそれが一番いいので
いやほんとそれ思いますなんか最近ちょっと自分の話しちゃうんですけど最近なんか写真とか撮っちゃってそのめっちゃ好きだし楽しいんですよ最近
ほんとにそのなんか自分の中のモチベーションとしては仕事してる場合じゃないぐらいその写真が楽しいんですよすごい
めっちゃでも一番楽しい時ですよね
そうそうそうなんですよだからその最初のダニングクルーガー降下の一番山をバーって登ってでまあちょっと下り始めているところらへんだと思うんですけど
すげーなんかもう今すごいそっちに気持ちは集中したいんですけどただかといってじゃあ俺写真でご飯食べられるんですかっていうと食べられないから仕事はしなきゃいけないんですよ
なんかその自分がこう大好きなものに全突破できないっていうかちょっとこう仕事は仕事としてやりつつみたいな制約の中で写真を撮ってるみたいなところがあって
だからなんかその多分これ今積み上げの時期なんだろうなって思ってるしいつか写真がちょっとでもお金に変わってくれたらいいなって思うんですけど
杉本さん的にはその写真の何が楽しいんですか撮ることが楽しいのかとかそういうなんだろう建造して要はなんだろう誰かにこう見せる提示するのが楽しいとか
いやなんかあの何て言うんですかねなんかちょっとその自分のこのエンジニアというとちょっとあれかもしれないですけどプログラマーとしてこうやってきた人生を振り返った時に結構やっぱり最初プログラム書けるようになってきて一番最初になんかゲームとか作ってみたりとかして
なんかやっぱりこう面白いエンタメ的なものを自分もやっていきたい感情とか気持ちって結構最初からあったにもかかわらずなんか結構早々に諦めちゃったっていうか
こうかっこいい絵作りしてる人とかかっこいいプログラム作ってる人っていうのを憧れの対象として見る感じになっちゃって自分はそれできないなーって思っちゃってたとこがあったんですよ
なんかこうコンプレックス的な感じででもなんか写真やってるといや俺は別に表現者になれるかもしれないなっていう気持ちが湧いてくるっていうかもっと自分を露骨に爆発させてもいいのかもしんねーなっていうふうに感じるんですよなんか写真やってるとすごい自由なものに感じるというか
写真の魅力
だからなんか自分がこう自由に発露させたものが果たして誰かを感動させ売るのかとかなんかそういうのが気になるっていうかもしかしたらこう誰かを感動させたりいいものって言ってくれる人がいたりそういう可能性があるのかもって確かめたくなってるっていうか
なんか自分が楽しいってのはもちろんあるんですけどなんか今はそれが通用するのかっていうことに興味がありますねなんか自分の中で
でもそうですね写真とかってもうその切り取った瞬間にもうそれで作品ですもんね
そうそうそうそうなんですよね結構やっぱりなんかこう古典的な写真の文脈だとまさにそういうことだし結構現代的な写真だともうねフォトショップ突っ込んで後から色変えてとかみたいなことも含めてどこまでがじゃあ写真なんだっていうこの境界がすごい曖昧になってるし
なんならAIとか出てきちゃってもうもはや写真の時代は終わったんじゃねえかみたいなこと言われたりとかもしていてなんか今まさに写真って面白いんじゃないかなと思う逆に感じる
無限にジェネレーションできる時代がやってきた時にじゃあ写真は一体何を
何をやればいいのかとか何を目指していけばいいのかみたいなことが今まさに面白いんじゃねえかなって思っちゃうし
なんかもう色んな写真に対する興味がすごい前に出ちゃうんですよね
写真とかを撮られてて誰かを参考にするみたいなリファレンスみたいな人とかっているんですか
いやでもあんまりそのやっぱ写真ってなんかこういうとあれなんですけど本当に多種多様な個性があって
なんかこう正解っていうものがない世界っていうかどう表現してもいい世界だと思うんですよ
だからなんかいろんな作品を見ていろんな人たちのいいところを見てとか
自分が何を感じるかを考えてとかっていうことが多くて
でなんかその見た目を似せようとしても結局なんか似ないみたいな不思議なところがあるんですよね
でもその人が撮った写真ってめっちゃわかりますよね
めちゃくちゃわかりますよねこの人が撮ったこの空気感だなみたいな
そうですねそういうのは確かにあるな
だから結構最近本当写真集とかもいろんな写真集とか見てみるようになったんですけど
最初の頃は何ていうかあんまりこう自分の中の感性が磨かれてないのか
見ても何も感じられないんですよね感じ取れないというか
いろんな人の写真集見ても何言いたいんだかわかんねーで終わっちゃうっていうか
でもなんか最近こういろんなやつたくさん見てきたからなのか
だんだんなんとなくちょっとこういうことが言いたかったんじゃないのかなって
勝手に想像を巡らしたりとかはできるようになってきたかな
だからあんまりこう特定のっていうのはないんですけど
でも一人だけあげろって言われたらビビアン・マイヤーっていう外国の
ビビアン・マイヤーっていうただの家政婦さんなんですよその人って
その女の人で一生を家政婦として過ごして無名なまま亡くなるんですけど
その人が亡くなった後に大量のメガフィルムとかが出てきてしまって
この人がもしその写真会にあらかじめ発表してたとしたら
写真の歴史は変わっていたかもしれないってこう言われてる方なんですけど
なんかこの人の写真はすげーって思いますなんか見ててその
なんつったらいいか言葉で説明するの難しいんですけど
やっぱ写真集いっぱい買っていっぱい色んな人の写真見たけど
やっぱビビアン・マイヤーの写真はなんかすごい心が揺り動かされる感じがしますね
自分の写真への興味
確かに普通にかっこいいですね
腰のあたりで構えるタイプのカメラで撮ってたその時代的に
だから頭のところにカメラを持ってくる顔のところに持ってくるじゃなくて
腰溜めの位置で構えて撮ってるんですねだから視線がちょっと低いんですよその写真
多分ビビアン・マイヤーがその被写体の人のことを多分見つめたりすると
やっぱ被写体はレンズじゃなくてビビアン・マイヤーを見てたりとかするし
だからなんかちょっと視線も不思議な感じだったりするのが多いんですよね
なんか見ててすごくなんかすごいドキドキしちゃうんですよね
いいですね
なんかこういうちょっとなんていうんですかね
写真のそのアート的な部分とかなんか感覚とか感性みたいな部分が
俺ずっと分かんない自分はそういうの分かんない人間だなーってずっと思っちゃってたんですけど
なんか最近ちょっとなんかわかるようになってきたような気がして少し嬉しいなって思ってるんですけど
でもねなんかその好きこそ物の上手なあれじゃないですけど
やっぱりねなんか好きになっていっぱいいろいろ見て
どんどんどんどんそういうなんか自分の中の好きが明確化されるみたいなのは
なんかどの分野でも一緒だなぁと
そうですね
本当にそう思いますだから最近写真集見るのすげー楽しい
すげー楽しいです
すっごい楽しい
無限の楽しみ
さっきさっき言ってたその大学の研究室で僕だからスクリーンセーバーそういう感じで見てました
無限に楽しい
めっちゃいろんなやつをCDRとかに焼いて
ずーっと見てました
いやわかるわーわかる
なんかwindowsのねデフォルトのスクリーンセーバーとかも結構なんか見てたらずっと見れちゃうっていうか
うんうん
あんなシンプルなやつでもなんか見てたらずっと見れちゃうし
わかります
なんかその今はもう別に焼き付きとかがないから必要ないじゃないですかそんな
必要ない
もうないいらないあれなんですけど
いや僕はなんかあの当時のすごい好きで
でもなんかほんと今日発見がありましたすごいなんかその尺のない映像っていうか
なんかそういうふうに考えたことほんとなかったんで
なんかほんとすごいそうだなって思ったし
なんか今思い出したんですけど
当時なんかそのフラッシュサイトとかそのスクリーンセーバーとかもあったんですけど
当時フルフラッシュサイトとかってずーっとそのトップの映像とかって音ありでループでずーっと動く
フルフラッシュサイトとかをもうまさに同じで作るのがすごい楽しい好きだったのとかって多分そういうところで
そうなんかね自作でなんか好きなフルフラッシュサイトのURLをポコポコって入力したら
それがループでそのサイトがループで回るアプリを自分で作ってみてやってました
いやーわかるような気がするわなんか
多分この話ってすごいフェティッシュっていうかすごいフェチな話を今してるんですけど
めっちゃわかる気がします本当に
わかるわー
田中さんのなんか作られてるものとかのなんか俺が好きだなって感じる理由わかった気がします今日本当に
箱庭とかもほんとそうだもんなあんな無限に見てられるもんずーっと
ずーっと出てくるので見てられるし
なんか別になんかね意味はないんだけどその瞬間切り取ったらすごい
ああこういう瞬間もかっこいいなあとかなんかもうほんと
こんなこんな多分こんな全部一緒やんけって普通の人は思うんですよ
普通の人はどこ切り取っても一緒やんみたいなこのパターンとかも別に全部一緒やんってなるんですけど
いやこの瞬間のこの重なりいいよねとか
なんか俺写真撮ってる時もそんな感じだもんね
毎日同じとこ歩いて毎日同じ景色見てなんなら毎日同じようなものばっか撮ってるんですけど
でもなんか俺の中ではやっぱ違うしそこが面白いし
季節と時間とね絞りとシャッタースピードだけで
なんか他の人からしたら一緒やろみたいなのが全然いや違う質感になったわみたいなね
すげえありますよね
いやほんとそうだと思うわ
田中さんのこだわりと感覚
なんか俺もうちょっといやなんかあのほんと田中さんとちょっとお近づきになれた気がしますほんとに
いやほんとにすごい今日いろんな話したけどわかるわーっていうのが多かったですほんとに
よかった
いやほんとにすごい謎も解けたし
俺結構なんて言うんだろうなんかこれは勝手な先入観ですけど
その田中さんって結構なんかもうちょっとこうアーティストっぽい方なのかなと思ってたし
なんかこう感性によってってこう自分の感性で作品を作っていくみたいなタイプの人なのかなって思ってたけど
盆栽コーディングとかもめっちゃわかるなと思って
なんかそうですねそういうだから表現したいものというよりかは
その作ってるのが楽しいからずっと作り続けれるって感じですね
だからその盆栽パラメーターずっといじってるのが楽しいし
それで結果できたものが別に良ければ別にそれでいいし
それよりかは作ることが楽しいからずっと作ってられるっていう感じですね
いやほんとにわかるなぁその感覚
なんなんすかねあの感じは
目の前に何が楽しくてやり続けちゃうんだろうな
見たことないものが出てくるのが嬉しいんですかね
あとそのさっき言ったように他の人から見たらこれ一緒やんみたいなあるじゃないですか
このパターンとこのパターンって多分世間的には一緒だよねみたいな
でも本人的にはめっちゃ悩むじゃないですか
このAとこのBのパラメーターの違いめちゃめちゃ誤差なんだけど
どっちがいいかなみたいな
なんかまぁ自己満なんでしょうね
そうなんですかね
完全に自己満だと思う
確かにそうっすね
多分それをまた目沢とく鍵付けてなんか研究してくれた人とかがいたりすると
すごい嬉しいんですよね多分ね
そうっすね
もちろん意味とかね考えながら作ってる部分ももちろんあるんですけど
それよりかは自分の直感直感頼りというかだし
なかなか言語化もできないよなと思うんですけどね
なんか本当にそうだと思うなんか写真も本当にそんな感じですもん
何がいいって別に何って言われてもちょっとこういう感じですっていうか
そこの言語化というか理論武装というかなんかそういうところとかがやっぱ弱いなと思いながら
放置してる部分ではあるんですけど
でもわかりますなんか本当にちまちまちまちまやっちゃう感じっていうか
そこにどうしようもなくこだわってしまう感じっていうか
わかる気がします
でもそういうのの積み重ねがクオリティとかにつながってる部分
なのかなとその世の中の制作物とかを見ててその僕の話ではなくて
他の人たちとかが作ったかっこいいものとかを見ながら
この人たちには人知れず自分と戦った盆栽コーディングの歴史があって
そうそうそういうのとかありきのそのクオリティだと思ってるので
間違いない
そこはみんなね多かれ少なかれやってると思います
そうですねなんかそのだから発露の仕方とかは人それぞれかもしんないし
見え方は人それぞれかもしんないけどたぶんみんな知らず知らずそれをやっぱ心の内とか
手を動かすことによってやってるんでしょうねみんなね
それがこう外から見てると一発でパンと出してくる天才みたいに見えるんですけど
実際にむちゃくちゃ早い人とかいてこの人天才だなっていつも思いながら見てるんですよ
やばいなこの人みたいなでもたぶんその人の中でもたぶんあって
その時間は限りなく短いかもしれないけど
そういうのが垣間見えるのがすごい好きですけどね
制作物のクオリティと自己満足
いやーなんか俺そっちサイドの人だと思ってたから田中さんは結構
いや僕は全然僕は割とダラダラとそれをこう
僕はそれをなんかそれをなんだろ酒の魚にずっとできるみたいなタイプなんで
あーこっちもいいなーみたいなこっちもいいなーみたいなのを
無限にずっとほっといたらできるタイプだから
そうですねなんか芸能人でいうのは所さん的な感じですよね
もうずっとガレージでずっとガチャガチャガチャガチャ自分の好きなことを延々とやってられるみたいな
ああいうのをやりたいですよね
そうっすね
ああいう人間になりたいです
わかるわ
はいえーでは今日もね結構長い時間2人でね楽しく喋ってきてしまって
まあなんかちょっと多分ノーマライズFMで体育会系の人出てくるの珍しいと思うんですけど
なんかちょっとあの俺はもう結構体育会系だからちょっとシンパシーを感じてしまった回ではあったんですけどね
はいなんかいろいろお話し聞けてほんと面白いなーっていうちょっと変わった感じで楽しい回になったんじゃないかなと思います
はいえーでは田中さんのほうからお知らせなどありましたら最後お願いします
はいえっとなんかお知らせって言うのあれなんですけど
その渋谷の桜が丘町っていうところにえっと渋谷桜ステージっていう施設を東急さんの施設を作ったんですけど
えっと施設としてはもうできてえっと入れる状態なんですけど
店舗とかが今年の夏ぐらいに入ってようやくそこで待ち開きっていう感じでちゃんとオープンするので
まあそういうタイミングに合わせてなんかそのクリエイティブコーダーの方とかに
えっとまあ参加してもらってああいうメディアファサードを一緒に作っていくみたいな
なんかそういう施策とかもこれから考えれたらいいねっていう感じで進めてるので
もしなんか気が向いたらどういうことができるのかなみたいなのとかをちょっと随時チェックしておいてもらえると嬉しいです
はいありがとうございます
いやなんかその話めっちゃ夢あるなと思ったし
自分で作ったものがあんな感じで表示されるかもしれないとかって言ったら結構興味持ってくれる人たくさんいるんじゃないかなと思うんですけど
そうですねなんかワークショップとかとね一緒にできたりしたらいいねみたいな話は進んでるのでぜひぜひ
気になる方はねぜひ田中さんのXのアカウントなりフォローしていただいて気にかけていただけるといいかなと思います
いやーもうなんか本当に楽しかったですなんかすっごい俺の中ではもうライゾマの田中さんって言ったらもうすごいなんか遠い存在だったんですけど
めっちゃ身近に感じられるようにされました
そうでしょなんか部活の後輩ぐらいの位置に来れたら本望です
いやーもう本当になんかすごく感慨深いというかこんな感じで仲良く話しできてめっちゃ嬉しいなって思ってます
いやもうこちらこそ光栄でした
いやいやいやありがとうございました
ありがとうございました
はいでは最後ノーマライズFMのいつものお知らせで終わろうと思うんですけども
ノーマライズFMではシャープのノーマライズFMというハッシュタグで皆様からのご意見ご感想など随時募集しておりますので
何かね聞いて感じたことがあれば気軽にポストなどしていただけたら嬉しいなと思っております
はいでは今日はねこれで終わりにしたいと思います最後まで聞いてくださってありがとうございました
01:49:01

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