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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「自分を外から見る癖」というものです。
たくさんの人との付き合いの中で、忘れないようにしようと思っていることがあります。
自分を外から見る視点を持つことです。
もちろん、相手の立場に立ってみる、みたいな努力を要することもあるのですが、
僕が無意識によくやっているのは、視覚的に外から自分を見るような感じです。
これはちょっと不都合なところがあって、病的な状態になってしまうこともあります。
実際、10代と20代にパニック障害に悩んだことがありますし、鬱病と診断されたこともあります。
多分、僕が元々持っている性質なんでしょう。
そういう病的な状態ではないときには、この視点の取り方が結構役に立ちます。
自分が他の人から文字通りどのように見えているのかを、冷静に、客観的に見ることができるからです。
良い方に働いているときには、その視点に自分の良いところも移ります。
でも、役に立つのは、やっぱり自分の欠点を見るときなんですね。
欠点の改善は簡単ではないですが、次はこうしてみようというシミュレーションを繰り返していると、
似た状況になったときに軽くブレーキがかかるようになります。
ちょっと待てよ、という感じです。
一呼吸を置いて行動に移ることができれば、かなりの確率で欠点の行動を回避することができます。
なかなか良いでしょう。
この性質は、さっき言った通り結構危ういところがありますが、
良いところと良くないところが表裏一体になっていて、どちらかだけを消すということはできないものなんですね。
人の中にはそういう表裏一体のものがたくさんあります。
シチュエーションによって良く出たり悪く出たりすることがあるんです。
そんな見方ができるようになったのも、斜め上から自分を見ている視点のおかげだなぁと思ったりします。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。