カゴを使って本を買う
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
無職、スライム、いや転生するなら自動販売機だろ、というものです。
火曜日はアニメの話をしています。
先週の月曜日の730回目の配信で、書店に行って初めてカゴを使った話をしました。
家に5冊だけあった、薬屋の独り言のコミックの続きをまとめて買ってしまったわけですね。
なぜカゴを使うかというと、もちろん何冊も買うからなのですが、
それよりもとりあえず買うものを確保した上で、さらに他の本を払拭する必要があるからなのですね。
で、薬屋の独り言をカゴに入れて、他のコミックとかラノベとかの棚を見ていったのです。
このジャンルって小さい本屋が全部埋まるくらいの棚があるじゃないですか。
ここだけでも1時間くらいは普通にかかりますよね。
中身見られないからもちろん読んでいるわけじゃないんですけどね。
アニメ作品の魅力
まあそんな感じでずっと眺めていったら、
大きい本屋さんでは出版社別だけじゃなくて特集棚みたいなのもありますよね。
流行っている作品は3箇所くらいに置いてあったりしてね。
そういう棚の中に映像化作品の棚がありました。
この棚がなかなか面白いのですね。
アニメにしろ実写にしろ映像化するのには大変なお金と労力がかかりますよね。
だからなんだかんだ言ってもアニメ化される作品というのはある程度支持されているわけです。
要するに面白いはずなのです。
もちろん面白いかどうかは個人差があるし
映像化された結果は全く違うかもしれないですけど
一定の肯定的な評価があるから映像化されるわけですよね。
だからこの棚は全く知らない面白いかもしれない作品に出会える棚だと思うんです。
で、この棚を詳細に見ていったんですね。
そこで見つけたのが自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮をさまようでした。
転生者は一大ジャンルと言っていいですよね。
一般的には全然違う立場の人間に転生するわけですよね。
大抵はより全能感のあるキャラクターに転生して活躍してしまうわけです。
大体周りに美少女とかイケメンが集まったりしますね。
なぜかファンは男女共に美少女好きが多いような気がしますが
一番ベタなのは魔法が使えるようになることですよね。
転生前の知識プラス魔法で大活躍するのです。
このテンプレートはあらゆる人が使っているので
大量の似たような作品の中で目立つためには
常に新しいシチュエーションを考える必要があります。
大抵は物語の背景を変えることになるのですが
これだと目立ちにくいのですよね。
そこで転生するものを変えるというアプローチが出てくるのでしょう。
スライムになっちゃうのもなかなかすごいけれど
スライムはゲームの世界の存在なので
まあそういう展開もあっていいか、面白そうと思いますよね。
しかしそれが自動販売機となると
頭の周りにハテナマークが3つくらいは出ますよね。
自動販売機はあまりゲーム世界に出てくるものじゃないし
ファンタジー感があるとは言えません。
転生してしまう理由を作るのも大変そうだし
転生したとしてもどう活躍できるか全然想像できない。
大体そこにどうやって美少女を絡めるかなんて
全く思いつかないじゃないですか。
だから自動販売機っぽい何かになるんだろうなぁなんて想像して
家に帰ってからアマプラで見てみたら
ガチ自動販売機じゃないですか。
街でいつも見かけるやつ。
使える能力は自動販売機そのものだし
最初の出会いこそ都合よく設定されているものの
ろくに喋ることもできないのに
ちゃんと美少女と出会って心が通じてしまうし
あっという間に作品の世界観に入り込んで
一気に第一シーズンを見終わってしまいました。
色物中の色物の感じがするけれど
ちゃんと次のシーズンの制作も決まっているようです。
考えてみると電車とか重機がロボットに変態するような
アニメ作品はいろいろあるし
転生というテンプレートに
こういう無機物を使うというのはありなのでしょうね。
ちょっとマニアックな世界ではありますけど
ぜひ楽しんでみてください。
さて皆さんはどう思うでしょうか。
今回は無色?スライム?
いや、転生するなら自動販売機だろうという話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。