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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT自体のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話するのは、ちょっと変わった飯テロアニメのお気に入りの話、というものです。
日曜日はアニメの話をしています。
本屋さんで漫画の棚を見ると、ありとあらゆるジャンルがありますよね。
小説と比べたら、物理的な棚の数こそ少ないですが、その中身はバラエティに富んでいる感じがします。
この世界は、小説・漫画・アニメという感じでメディア化が進んでいきますが、
アニメ化まで進むことができた作品は、どれも大体面白いということができると思います。
もちろん、そこまでいかない作品が面白くないという意味ではありませんが、
そんな作品たちの中に、転生物というジャンルがあります。
ジャンルとしてくくることができるということは、物語のスタイルにテンプレート的なものがあるということでもあります。
基本、主人公が異世界に転生をして無双するわけですが、そのきっかけは大体不良の事故だったり、過労死だったりがほとんどです。
転生した時の現れ方はいくつかあって、生まれ変わって赤ちゃんからというオーソドックスなものと、異世界から勇者として召喚されるというパターンがあります。
いきなり無双できるのは召喚パターンですね。
まあただ、テンプレートを使った物語はどうしても似たようなものになりがちなので、そのマンネリを克服するためにありとあらゆるシチュエーションが考えられていて、
まあそれが漫画やアニメの流線に繋がったりもしているのだと思います。
以前、転生物の代わり種の話をしたことがありました。
それは、自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮をさまようという作品でした。
そう、転生したら自動販売機だったというそのままの作品です。
自動販売機で話が展開するのか?と疑問に思うのですが、これが案外ちゃんと活躍できてしまうから面白いのです。
話せる言葉が、「いらっしゃいませ」だけでもちゃんと意思疎通ができるというね。
なかなかの荒技を使っていますが、結構面白く見ることができました。
たまにこういう代わり種に出会うことができるのが、アニメを見る醍醐味だなあと思うのです。
で、今回話すのは似たような意外さを持っていると思った作品です。
タイトルは、「とんでもスキルで異世界放浪飯」というものです。
放映されたのは2023年の冬シーズンでした。
そして2期の制作が決定しているという、なかなかの人気作品なのですね。
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僕はこの間アマプラのオススメで知って見始めました。
主人公はパッとしないサラリーマンで、例によって異世界に召喚されます。
召喚されるということは、勇者としての活躍を期待されているということで、大切なのは転生時に付与される、固有スキルです。
剣を使った戦闘能力が高いとか、特殊な魔法が使えるとかですね。
まあただ、このテンプレートは使い古されているので、最近の転生モノでは、なぜかそういう役に立ちそうなスキルが付与されていないというパターンが結構あるんですね。
で、この作品もそのパターンで、異世界側の都合で召喚されたにもかかわらず、スキルがないということで存在の扱いを受けるのですが、
固有スキルが全くないというわけではなくて、それがなぜか異世界の住人には全くわからないネットスーパーというものなのです。
固有スキルがネットスーパーってなんだよ、って異世界の住人ではない僕たちだって思いますよね。
これ、自動販売機並みの転生じゃないですか。
スキル、ネットスーパーとは、異世界から現実世界のネットスーパーを利用できるという謎スキルなんです。
しかも、利用できるネットスーパーはイオンネットスーパーなのですね。
もちろんイオンが協力企業に名を連ねています。
そして、なぜネットスーパーがチートスキルになるのかというと、基本は主人公がネットスーパーから買う食材を使って異世界にはない美味しい料理を作ってしまうからなのです。
これ、やばいのです。
協力企業にはエバラも並んでいます。焼肉のタレのエバラです。
異世界で狩りをして入手した肉をエバラのタレで美味しく調理したりするのですが、これがものすごく美味しそうに表現されているんです。
そう、同じようなものを注文できちゃうんですよ、イオンネットスーパーに。
このタイプのヤバさは、姫様拷問の時間ですと共通するものです。
こっちはもっとヤバくて、夜中に見ていたら近くのコンビニとかファーストフードとかに走って行きたくなるものでしたが、
いずれにしても身近なところで手に入る美味しそうなものが出てくるわけで、ある意味究極の飯寺をアニメということができるのではないでしょうか。
というわけで、僕はこの作品を2日ですべて見てしまい、さらに2期も待ち遠しくなってしまったというわけです。
今回紹介した、自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮をさまよう、姫様拷問の時間です、
とんでもスキルで異世界放浪飯は、いずれも2期の制作が決まっています。
どれもマニアックなものやことがテーマになっている面白い作品です。
こういう自由な発想が日本のクリエイティブを支えているのだなぁと改めて思いました。
こういうのが見つかっちゃうからアニメファンはやめられないんですよね。
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今回はちょっと変わった飯テロアニメのお気に入りの話をしました。
今日はここまで。
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今日も若くする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。