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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「無理にオチをつけようとしないのだ。」というものです。
この配信のように、毎日話をしていると、オチがないなぁと思うことが多いです。
オチがないというのは、結論が曖昧ということでもあるでしょう。
そのような話し方では説得力がないのです。
とはいえ、必ずオチをつけるなんて考えてしまうと、毎日続けるのは難しくなってしまうものでもあります。
僕にはそんな技量はまだありません。
今はとにかく続けることで精一杯です。
オチがないということについては、それでもいいかもなぁと思ったきっかけが一つあります。
僕が杉浦雛子好きという話はここで何度かしていますが、
その作品の中で江戸時代の七不思議を語っているものがありまして、
その中で片葉の葦が出てきたのです。
本庄というところに片方にしか葉っぱがない葦がある、というだけの話なのですが、
杉浦雛子さんによると、七不思議に数えられてはいるけれど、ちょっと気味が悪い、
きっと何かの因縁があるだろう、という感じで特別なオチがあるわけではない、ということなんですね。
江戸にはそういう話が割とある、ということなのでした。
これを読んだときに、「ああ、どんなことでもオチをつけなきゃ!」というのは、
それはそれで思い込みなのだなぁと思ったのです。
世の中の大抵のことは進行中のことが多くて、決着がつかないことが多いですから、
こんなしりきれとんぼはよくあります。
よくあるじゃないですか、問題意識を共有する、なんて言ってお茶を濁す会議が。
そんなことが多いから、物事に決着をきちんとつけられる人が有能と思われるわけですが、
僕はそこを目指さなくてもいいなぁと思ったのです。
まあ、そんなわけで、ここで話すことはオチも結論もないことが多いです。
なんだか物足りない感じがするかもしれませんが、
物事が続くということはそういうものだと思っていただければいいかな、と考えています。
偉そうなことを言いましたが、要するに話下手なだけなんですよね。
聞いていただいた方にはとても感謝していますよ。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
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この配信の書き起こしをノートで連載しています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。