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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「ビジネス書は嫌い。でも読む。」というものです。
ビジネス書にもいろいろありますが、今は出版のハードルが下がってきたこともあって、
派手な見た目とかタイトルの割に、値段相応には中身が伴っていない本が随分あるような気がします。
まあ、これは業界構造の問題が大きいのでしょうけれど、でも何でも見てみないとわからないものではあるので、とりあえず読んでみるようにしています。
こういう読み方には、速読法を使うのがうってつけです。
速読法と言ったら、なんだかすごい技のようですが、例えば目次を開いて気になった章だけ拾って読むのも立派な速読法です。
こういうことを繰り返すと、自分なりのやり方で本を早く読むことができるようになると思います。
中身が伴っていない本があると言いましたが、それでも案外面白い視点とか発想が見つかることが結構あります。
一冊の本ではわからないことが、複数の本を読むことで理解できることもよくあります。
本を使うメリットはそういうところにあります。
隅から隅まで全部読まなければ、と思う必要はないわけです。
僕は今でも本は隅から隅まで読みたい派ではあるのですが、ビジネス書を読むことでそういう割り切った読み方ができるようになりました。
ビジネス書自体はあまり好きではないのですが、なんだかんだ言っても役に立つなぁと今では思っています。
読書の9割は読む訓練なのかもしれません。
読書は苦手という方で、それでも本を読まなければと思っている方は、訓練だと割り切って本に向き合ってみるのも一つのやり方です。
素振りや壁打ちを繰り返すようにやってみてはいかがでしょうか。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。