00:04
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「背拍子をたくさん眺めていると頭が良くなる。」というものです。
この間、お友達から小学1年生に勧める本を聞かれました。
自宅の本棚を眺めて、何冊かの本を選んだのですが、その時に、本についてそのお友達と合意したことについて話したいと思います。
本を選ぶにあたって、僕が考えたのは、「少し背伸びした本を持たせてあげたい。」ということでした。
今、読めなくてもいいんです。
必ず読むとは限らないけれど、いつか手に取って面白いと思うかもしれない本が本棚にあるというのが大事だと思うんですね。
これは僕自身の経験がそうだったんです。
両親が使っていた本棚にあった大人向けの小説を小学校低学年のことに開いてみていて、後にその本を読んでみようと思ったことがあったんです。
幼少期はとにかく本に触れることが大事です。
読むより触れること。
興味というのは、いつ生まれてくるか分かりません。
とりあえず手に取ることができる環境が何より大事だと思うんです。
そんな僕の家は、神さんも本好きですから、家中本だらけです。
上の子はハイハイを始めた頃に、手の届く本棚の全巻揃っているコミックを手当たり次第引っ張り出して、全部カバーを外すという遊びから本に触れ始めました。
下の子はそういうことはしませんでしたが、幼稚園の年中3になる前にアルファベットに興味を持って、僕のプログラミングに関する本を引っ張り出して眺めていました。
ひらがなやカタカナよりも先にローマ字を覚えたようでした。
二人ともゲームの攻略本にハマり、読み書きはそれで覚えたようなものでした。
家族全員が本好きというのはなかなか妙なもので、旅行先に行っても書店で過ごすのが一番好きという、なんとも出かけがいのない家族になってしまいました。
でも自分なりの考え方を持っていろいろやってみるように育ったのは、本のおかげだなと思っています。
そんな経験から背伸びをするだけではなくて、本棚の背拍子を眺めているだけでも頭が良くなるよね、という話を友達にしたら、本当にそう思うと完全同意をもらったのでした。
03:00
彼女は僕よりも二回り若いのですが、やっぱり本好きなんですね。
まあ身近な人たちだけの意見ですが、本好きな方には結構同意していただけるのではないかと思います。
子供たちにはとにかく本がある環境を用意してあげたい。
自宅だけではなく図書館も本屋も好きになってほしい。
改めてそんな風に思ったのでした。
それにしても僕の周りは本好きの人ばっかりです。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、
読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。