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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きトロバーを中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、
ちゃんと動画編集して講座やプレゼン動画を作るときに考えたこと、というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
サラリーマンを卒業して、試行錯誤的に色々な仕事をやり始めて、
その中で徐々に形になったものが、自分の講座を作って話すことです。
最初は、とあるコワーキングスペースで実際に人を集めて話すことから始めました。
何度も話しているうちに、講座の内容が徐々にそれらしい形になり、
自分の得意な話し方ができてきました。
卒業しているうちに、リアルの対面講座が難しい状況になり、
Zoomでのオンライン講座に移行しました。
Zoomでは、画面共有という機能を使って講座資料を表示することが多いですが、
講座で話すなら、自分の画像の後ろに資料が出ている形にしたくなって、
OBSというソフトウェアを使って配信画面を作り始め、
グリーンバックとクロマキーを使ったりして、ある程度理想の形になりました。
そこで気づいたのが、この配信画面で講座動画も作れるということでした。
OBSには録画機能があるので、すぐにやってみることができます。
動画講座を数本作ってみて、その難しさを痛感しました。
そもそも一人で話すのは難しいものです。
言い間違えや、変な言い回しとか、イントネーションの問題など、
後から直したい問題が続出してきます。
表示した資料のエラーを見つけてしまうこともよくあります。
それらをカットして繋いで動画を作っていくわけですが、
それを編集で修正するのは限界があります。
そもそも全てを一発撮りしているので、
ほんの少し資料を修正したいだけでも、もう一度撮り直しということになってしまうんです。
自分が話している画像も入っていますから、
撮り直すときには服装を同じにするような見た目を整える必要も出てきます。
実際やってみると現実的ではなかったんです。
そこで気づきました。
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どうせ編集するのだから、話すところは動画で撮って、
資料は後で合成すればいいんだってことですね。
話しているところに合わせてタイミングよく資料を表示するように合成するんです。
このやり方だと後で資料の差し替えも可能になります。
話している動画も編集時にカットすることを念頭に、
納得いくまで言い直しができるので、撮影のハードルがぐっと下がりました。
さらに話のペースに合わせて資料に注目点のアニメーションを付けたりすると、
より分かりやすいものになります。
これは動画編集ソフトとしては本格的なダビンチリゾルブを選んだから発想できたことでした。
ポイントは話す動画と表示する資料を分けて後で合成するということです。
動画編集ソフトをある程度使いこなす必要がありますが、
講座動画やプレゼント動画のクオリティがかなり上がるので、
頑張って学んでみる価値があります。
今回話した内容で作ったのが、今年の元日に配信した明けおめ動画です。
概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひ見てくださいね。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、または、
読書と編集と検索して猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。