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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「旅でも手段のためには目的を選ばない。」という話です。
木曜日はザッタの話をしています。
僕は典型的な、手段のためには目的を選ばないタイプです。
こういう素養は、新しいものを取り入れるためにはとても大事なんです。
僕がコンピューターの勉強を始めた動機はそういうことでした。
一般の人たちには、役立つとは全く思われていないパソコンにかじりついて、頑張って使えるようにしてきた人たちは、たぶん同じような感覚の持ち主でしょう。
必要だからじゃないんですね。
使う方が先で、それで何ができるかは後からなんです。
文具沼にハマっている人とかは、うんうんと頷いてくれるでしょう。
古くは、山登りをする人ですね。
そこに山があるから、というやつです。
この行動様式は、旅行でも発揮されます。
どこに行くかは、さほど問題ではないのです。
どう行くかが問題です。
JR北海道のH100型に乗るためには、ニセコで温泉に入るしかないな、という発想だし、
ANAの地上係員が新しいコミュニケーションシステムを導入しているらしいから、行き先はどこでもとにかく飛行機に乗るしかないな、という発想です。
とにかく、しかないな、と考えがちなのが手段思考です。
行き先なんかどうでもいいんです。
家庭が大事なんですね。
そんなわけで、用事がある旅なんか行きたくない、という内田百軒先生を大変尊敬しているのです。
それが、旅の本質である、と断言して、本日の配信を終えたいと思います。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。