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  2. #121 地図は読み物です。
2022-03-01 04:39

#121 地図は読み物です。

大人気!(?)地図を読むシリーズ。

地図を読むとはどういうことか話しています。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「地図は読み物です。」というものです。
今回は定期的に話したくなる地図の話です。
地図の楽しみ方はいろいろあると思いますが、僕の場合は圧倒的に歴史に絡むものです。
それも割と近い時代の歴史です。
よくあるのは、「この道路は少し前までこっちを通っていた。」という類のことを地図から読み取るのです。
例えば身近な場所にこんなところがあります。
国道から斜めに分岐というか合流している道路です。
こういうのは急動を疑ってみます。
だいたい今の方が道路の線形がスムーズになっていて、分岐の方を辿っていくと、うよ曲折して国道に戻るルートがあるのです。
疑っているだけでは真相はわからないので、情報を検索するための手がかりを探します。
割と手がかりになりやすいのは、途中にある橋です。
橋についている名前を検索してみると、今は結構な確率で昔のことを調べて記録しているホームページが見つかります。
地域の歴史を調べて発信している人が結構いるものなのです。
運が良ければそこに急動だったということが書かれていることもあります。
さらに昔はこっちだった、みたいな記述にも出会うことがあります。
もっと直接的に、小地図を探すという手があります。
地域と小地図というキーワードで検索すると、その場所の小地図が出てくることがあります。
目的の場所や時代ではないことがありますが、
たいてい古くからある神社仏閣の場所を手がかりにすると、
どうもこの辺に道があったようだという感じである程度想像がついたりするのです。
身近な道路は変遷が激しすぎてわからないこともありますが、
鉄道跡は割と追いやすいです。
鉄道があった場所の両側は地域が分断されていたことが多いので、
地図を見るともともと線路があった両側の道路の走り方がずれていたり、
なんとなく大きな線形のカーブっぽいものが見えたりするものです。
それを手がかりに線路があったとおぼしき場所をたどって工場を探します。
昔は工場に専用線を引いて原料を持ち込んだり製品を出荷していた可能性が高く、
その工場に関する資料を探してみると付随して鉄道のことが書かれていることが割とあるのです。
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駅の跡が見つかれば占めたもので、廃駅に関する情報は探しやすく、
その周辺の以前の姿が写真でも見つかることが多いです。
こうやって街並みの変遷を想像していくのを、僕は地図を読むと言っています。
今現在の何かの場所を知るというようなごく実用的な使い方だけでなく、
地図の情報を丹念に読み取って想像力を働かせるのもなかなか面白いものです。
同じような楽しみ方をしている方がいらっしゃったら、
ぜひここの地図は面白いよという情報を教えていただけると大変嬉しいです。
ここまで話したような地図読みを語る地図語りという動画をYouTubeで配信しています。
概要欄にリンクを置きますので、見てみてくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、
または、読書と編集と検索して猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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