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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、市場で買うのは糸巻き棒なんだって、一週間、というものです。
土曜日は日頃考えていることを適当に話しています。
とても楽しみな予定がある前の一週間は、なんだか落ち着かない気持ちで過ごすことになりますよね。
億劫な月曜日、何とか流す火曜日、やっと半分の水曜日、ちょっと我慢の木曜日、そして今日頑張ればの金曜日、
なんて感じで毎日送ったりするでしょう?
まあ、あまり曜日が関係ないお仕事の方も結構いらっしゃるかもしれませんが。
こんなことを考えるとき、ふと思い浮かぶ歌があります。
一週間という歌。
割とみんな知っているロシア民謡ですよね。
この歌、日曜日から始まりますよね。
日曜日に市場へ出かけ、糸と麻を買ってきた。
って覚えてませんか?
僕はいつもこの歌詞が不思議だなぁと思っていたんです。
糸と麻ってレベルが合ってないじゃないですか。
麻は糸の一種じゃないか?って感じの違和感を持っていたというわけです。
まあ、違和感ありつつもそういうものとして歌っていました。
今日はたまたまとても楽しみにしている予定が一週間後にあって、
なんとなく頭の中にこの歌が浮かんできて、
そういえば、糸と麻って変だよなぁ。
調べてみようと思ったのですね。
検索してみると、ロシア語を和訳して対比しているページが見つかりました。
意味すると、糸と麻ではなくて、糸巻きと麻屑って感じなのですね。
麻屑っていう言い方は誤解を生むもので、
麻の繊維を集めた綿みたいなもののようです。
多分この綿みたいな麻の繊維をよって糸にして糸巻きに巻いていくのでしょう。
この糸巻き、つむとも呼ばれます。
このつむという名詞、童話で聞いたことがあるような気がしてさらに調べたら、
茨姫に出てくるのですね。
どんな形なのかいまいちよくわからないのですが、
茨姫はつむを指にさして眠ってしまうのでした。
僕はこの話を初めて聞いたときに、つむってなんだろうって思いました。
一週間の歌詞をつむと麻を買ってきたにすると、
より正確ではあるのでしょうけど、
色濃くつむってなんだってことになってしまいますよね。
民謡というのは歌われている場所の文化を色濃く反映していて、
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それを翻訳するというのは信念の技ということになります。
いや、民謡に限った話ではなくて、
僕が大好きなアドの歌の歌詞もなかなか正確には伝わらないのだろうなとよく思うんです。
熱心な海外のアドファンの中には正確な意味を知りたくて
日本語の勉強を始めたなんて方もいるかもしれません。
これ、僕たちが洋楽を聞くときにも同じようなことがあるんですよね。
スモークオンザウォーターという有名な楽曲がありますが、
僕は歌詞の意味を知らずになんかかっこいい歌だなと思って聞いていました。
で、改めて翻訳を見てみると、これを日本語で歌うのは難しそうだなと思いました。
というか、意味を踏まえて原曲のイメージで表現できる日本語の歌詞を新しく作らないといけないでしょうね。
まあそれなら英語のままで歌った方がいいだろうなと思ったりします。
多分海外のJ-POPファンも同じような困難を感じているのでしょうね。
それでも好きって思えるような何かが音楽にはあって、
実は湧き上がる感情は一緒だったりするのかもしれません。
そんなことを考えられるので海外YouTuberのいろいろなリアクションが面白いなと思うのです。
ちょっとドキドキする1週間を前にしてふと考えたことを話してみました。
さて、深呼吸しながらなんとか1週間を過ごしていきたいと思います。
今回は、市場で買うのは糸巻棒なんだって、1週間、という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。