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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、
ダビンチリゾルブで動画編集が面白くなった話、というものです。
動画編集をやってみたいなぁと思い始めたのは、3年ほど前でした。
最初はレンダリングの必要性もよくわからないズブの素人で、編集アプリは何を使ったらいいだろうと色々探してみましたが、
動画編集の基本イメージが全くわからなかったので、どのアプリを使ってみてもイマイチだなぁと思っていました。
ド素人なのになぜか本格派思考があって、簡易編集アプリはちょっと嫌だなぁなんて贅沢なことを思っていました。
わりと定番というか周りの人が使っているなぁと思ったのが、アドビのプレミアプロでした。
ですが僕はド定番は嫌だなぁと、これまた贅沢なことを思ってしまう方なんです。
そんな風に出会ったのがダビンチリゾルブでした。
なんだか本格的そうなアプリで、とりあえずタダで使い始められるところがいいなと思ったんですね。
根が貧乏症ですからね。
でもこれ本当に本格的で、使うのが結構難しいんです。
最初はどの機能を使ったらいいか全くわかりませんでした。
素材の取り込みすら結構難しく感じて、30分ほどで挫折しました。
でもダビンチリゾルブのページを見ると、映画の編集に使われているなって書かれていたり、
スタジオで使われるコンソールのような機材と組み合わせて使うことが紹介されていたりするので、
たまに起動してみては30分で挫折するということを繰り返していました。
ある日、心ときめくハードウェアの発売がアナウンスされました。
ダビンチリゾルブスピードエディターという専用キーボードです。
これは物欲をそそるものでした。
使い方がわからない謎のキーがたくさん付いていて、
何よりビデオ編集に便利そうな心ときめくジョグホイールが付いていました。
ジョグホイールをぐるぐる回してタイムラインを行ったり来たりして、
専用のキーを押してサクサク編集する自分。
なんというかっこよさでしょうか。
僕は典型的な手段のためには目的を選ばずの人なんです。
このキーボードにはダビンチリゾルブのライセンスが付いてくるというではありませんか。
すぐに予約しました。
待つこと2ヶ月ほどかな。
スピードエディターが届きました。
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これ、まず色がプロっぽいんです。
そして待望のジョグホイールは適度な重さがあって安っぽさがありません。
喜びさんでパソコンに接続し、ダビンチリゾルブを起動して使い始めましたが、
10分で挫折しました。
これ、マニュアルがないんです。
そもそもダビンチリゾルブの機能が分かっていないと使えないんです。
当たり前ですけどね。
じくじたる思いを持ちながらしばらく起動しては挫折するを繰り返していました。
これは考えてみれば当たり前で、手段から入ると目的がないので学べないんですよ。
だいたい編集してみようと思う素材を持っていなかったんです。
ダビンチリゾルブを発売しているブラックマジックデザインは
学習用のビデオやそこに使う動画素材も提供してくれているんですが、
なんとなく言われた通りに操作しても
ちゃんと動いたねってところで終わってしまって
使えるってところまでいけない感じがするんですよね。
たまたまある日、突然自分がやっているオンライン講座の紹介動画を作ってみようと思いました。
その時に閃いたのが、とりあえず話しているところを撮って
編集でプレゼン資料を合成してみようということでした。
ダビンチリゾルブの操作はまだよくわかっていませんでしたが、
目的ができてみるとやりたいことをググって先人の知恵を借りて
なんとかそれらしい編集ができました。
寄せを買って知り合いにそのやり方を説明して
動画を撮ってもらって編集して渡したりしました。
その間にこの配信のようなことをやり始めて
音声配信にもダビンチリゾルブが使えるじゃん!と気がついて
そこでスピードエディターをぐりぐり使い始め
おお!ちょっとかっこいいかも!と自分に酔いしれながら
配信が1年以上続くということになったわけでした。
そんなわけで3年越しで、なんとか曲がりなりに
音声とか動画の編集の入り口についた感じです。
今はそれが楽しくなって、興味を持ちそうな知り合いに
動画作ろうよ!こんなの作れるよ!やってみない?
なんて声をかけています。
物事ができるようになる過程は人それぞれ。
僕の場合はこんな感じでした。というお話でした。
読書と編集では、ITを特別なものではなく
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクすりでありますように。
千葉直樹でした。ではまた!