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2022-07-13 04:38

#249 【技】裏アカは実は裏アカになっていないよ

裏アカとか、匿名アカウントというのは幻想で、ネットの世界では必ず足跡が残るものだと思って行動しましょう。

という話です。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「裏垢は実は裏垢になっていないよ。」というものです。
割と素朴に勘違いしている人がいるので、ことあるごとに話していることです。
裏垢ってよく言いますよね。
表向きのアカウントに対して、それとは別のアカウントを作って使うことで、
イメージとしては、表では言わないことをぶっちゃける感じで使うアカウントのことですよね。
大半の人はわかっていると思いますけど、自分は別物として運用しているつもりでも、ネット全体から見ると全然別物になっていないんです。
一応個々のサービス上は別物扱いなんですよ。
でも、ネット上ではそれらを関連付ける手段はいくらでもあるということになります。
え、怖い!って思う人もいるでしょうけど、そういうものです。
例えば、同じスマホで使ったら、いくらアカウントを別にしても、同じスマホだなってことはバレバレになります。
家からアクセスしたら、パソコンとスマホで別々にアクセスしても、ある程度関連はあるだろうと推定できます。
プロバイダーを分けるところまで徹底したとしても、契約が同じ人なら特定できます。
契約が絡む場合、査証はできませんから、簡単に名寄せできるということになるわけです。
もっと進むと、写真とか文章の中身からある程度個人を推定することもできるかもしれません。
まあ、そこまで徹底的に別人を装うのは簡単ではありませんよね。
ということは、裏垢は実質的な意味では存在しません。
これ、別の言い方をすると、匿名性の問題ということになります。
最近、SNSでの誹謗中傷が問題になりますが、そういうニュースを見聞きするたびに、案外素朴に匿名性を信じている人がいるんだなと思います。
徐々に知れ渡ってきていますけれど、警察などの機関は、個人特定が必要なときに然るべき手段をした上で、接続プロバイダーやサービス提供者に情報を出させることができます。
スマホなら居場所の特定までできるでしょう。
嫌だとか何とか言っても仕方ありません。
情報は本質的に双方向性があるし、送りっぱなしならともかく、何らかのフィードバックを得ることができるということは、自分の居場所が特定できているはずなのです。
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匿名というのは、使う人々の間での約束ごとみたいな結構あやふやなものなのです。
とすると、僕たちにできることは何でしょう?
それは、人に面と向かって言えないようなことはネットの世界でも言わないということです。
これ、当たり前のことじゃないですか?
裏アカ使ってもいいですが、表と裏はバレバレなんだと思って使いましょう。
せいぜい隣町に行って喋っているくらいの感じです。
名寄せする方法はいくらでもあります。
たまたま関心を持たれていないだけなんです。
自信がないなら裏表はやめた方がいいですよ。
壁に耳あり障子に目あり。まさにネットはそういうところだと思って行動しましょう。
嫌ならあらゆるコミュニケーションを立つために山にでもこもりましょう。
それで暮らせるならそうした方が良いですよ。真面目な話です。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。
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