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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「顎が上がってしまう話」というものです。
ちょっと前に、「細かい文字が見えにくくなったのでルーペのお世話になる。」という話をしました。
夜とし並みには勝てなくて、言いたくはないですが老眼です。
老眼は要するに、目のピントを合わせる機能の劣化です。
四角を見るときは、目の中のレンズの厚みを変える必要があって、そのための筋肉がうまく働かなくなってしまうわけですよね。
で、これを補うためには、特殊なレンズのメガネを使うことになります。
厚みを連続的に変化させたレンズを使い、見る距離によってレンズの覗く場所を変えてやるのです。
もっと具体的に言うと、メガネの上側は遠くを見るモード、メガネの下側は近くを見るモードというふうに使い分けるのですね。
これ案外よくできています。
人は遠くを見るときは上の方を見る感じになるし、手元を見るときは割と下を見ることが多いのです。
まあ、昔はそうでした。
本を読んだり、紙に何かを書いたりするときは下の方を見るでしょう。
しかし今は違います。
パソコンの画面は垂直とは言わないまでも目の前に立ち上がった画面ということになってますよね。
近くにあって立ち上がっている画面を見るということになるわけです。
そうなるとメガネのレンズの下側で画面を見ることになるので、必然的に顎が上がってきてしまうのです。
これに気づいたのは、オンライン会議でアバターを使ってみたときでした。
カメラで撮影した表情からアバターの表情を変化させることができるのですが、どうもアバターが目をつぶってしまうということに気づいたのです。
顎が上がって上向きになっているので、カメラには目が細く映っているわけです。
それでアバターが目をつぶってしまうのですね。
アバターの微調整でなんとかなりましたが、画面を詳細に見るときにはどうしても顎が上がるので、ちょっとカッコ悪いことになるのでした。
それ以来、ズームなどで話すときには遠近両用メガネを使わずに、近くだけが見えるメガネに取り替えています。
席を離れるときには遠くがよく見えなくてそれはそれで不便なのですが、まあ仕方ないなぁと思っています。
歳は取りたくないものですね。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。