1. 今日も明日も授業道~国語教育をゆるっと語る~
  2. 104 笠原先生とコラボ!これか..
2025-01-01 43:22

104 笠原先生とコラボ!これからの国語教育を語る!

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2025年のスタートは、私をPodcastに引き込んでくださった笠原先生とのコラボです。

新春から非常に中身の濃い、ガチな国語教育の配信になりました。

聞き返してもとても勉強になる内容となりました!

笠原先生のPodcast

デジタル時代の国語教育を語ろう

#国語教育 #Podcast  #タイムマネジメント #コラボ #ICT教育 #AI活用 #デジタル教育 #デジタルシティズンシップ #大村はま #単元学習 #PBL #働き方改革 #働く女性の問題

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日はなんと、笠原先生とコラボ、これからの国語教育を語るというタイトルでお届けしたいと思います。
笠原先生は、私をポッドキャストに引き込んでくれた大恩人でございます。笠原先生、自己紹介していただけますか。
はい、黒瀬先生をポッドキャストの沼に引きずり込んだ情報人の笠原です。デジタル時代の国語教育を語ろうというポッドキャストも配信しています。
はい、じゃあ笠原先生、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
これは実は1月1日に配信予定にしているので、明けましておめでとうございます。ということで、よろしくお願いします。
明けましておめでとうございます。よろしくお願いします。
さっそくQ&A方式でいきたいと思うんですけれど、まず私の方から質問して、それでお互いに交互に質問するという感じでいきたいと思います。
はい、わかりました。
じゃあ私の方から笠原先生へなんですけれど、笠原先生の実践とかは結構先進的で、AIもそうですし、デジタルシチューシップ教育もそうですし、今回のポッドキャストもそうなんですけれど、
なぜこういう先進的な取り組み、次世代型の教育に興味があるんですか?
そうですね、あんまり自分がやっていることがそんなに先進的な次世代っていうつもりは実はないんですよ。
というのも、どちらかというと次世代というよりは、今目の前にある題材であるとか、生徒の抱えている問題ってなんだろうっていうのを考えていくと、
例えばデジタルシチューシップ的な問題っていうのは、生徒がまさに直面している問題ですし、
ポッドキャストに関しても、今すごい市場として広がり始めているところで、これは言語材として面白いよなっていうふうに考えたりっていう形なので、
次のことを考えるというよりは、今目の前にある現実にちゃんと直面していきたいなっていうのが一番最初にありますね。
なるほどね。今の目の前にあるっていう、ポッドキャストにしろAIにしろ、先生がかなりキャッチーにいろいろ拾っていってないといけないっていう印象があるんですけど、
もともと笠原先生はそういうことにアンテナを張ってらっしゃる?
そうですね。もともと自分が結局小学校、中学校ぐらいからずっとICTパソコンだとかを使ってきた、インターネット老人会っていうやつなので、
そういうところの情報って自然に入りやすいっていうのはあるかもしれないですね。
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あともう一つ言えることとしては、結構自分は生徒の話を聞くのは好きなので、
放課後生徒が何話してるのとか、どんな今アプリあるのみたいなことを聞きに行ったりみたいなことをして、そこから教材を探していくっていうことは結構やってますね。
大村浜先生も生徒の生活実態から単元を立ち上げるっていうことをよく言ってらっしゃるんですけれど、やっぱり生徒の興味関心っていうのをやっぱりアンテナ張って見てらっしゃるっていうことですね。
そうですね。自分が授業で選んでくるものにある意味で自信がないからこそ、生徒に聞いちゃった方が早いじゃんっていう気持ちは大きいですね。
私なんかもアニメとかそういうの絶対好きなんで、あの人たち。自分たちの鞄とか筆箱とか下敷きとかもアニメのものばっかりじゃないですか。
そうですね。
だからアニメを入れるとすごく食いつきがいいっていうのはあるし、今回もAIとかをチャットGPTに聞いてみようって言った時に本当にみんなが目をキラキラさせながら見ているので、
今の生徒たちはそういうデジタル的なものとか新しいものっていうのは興味関心が高いっていうふうに言えますかね。
そう思いますね。だからこそ逆に例えばそういうアニメのキャラクターだとかってくっついてくるものとして著作権の話とかあるじゃないですか。
でもそういうところに対して好きなものだから好きに使っていいとはならないで、ちゃんと権利の話なんかを考えていくっていう時に、やっぱりデジタルレッスンシップの教材だとかそういうの扱ったりすることもできるので、
生徒も興味持てるし、ちゃんとこれから社会に出た時に生徒が大きい失敗しないためにも扱っていい題材なんだろうなって思ったりするんですよね。
なので自分があんまり学生時代にいい生徒ではなかったので、授業ってどうやってやってたかなっていうのが全然イメージつかないんですよ。
だからもうイメージつかないからこそ生徒の方に聞いちゃって、どういうものだったら面白いと思うみたいなことは聞くようにはしてますね。
わかりました。もうなんかなぜ次世代型教育に興味があるのかではなく、今の生徒たちの興味関心や未来の生徒たちのことを考えると自然にそういう方向になっていくっていうことですね。
そうですね。やっぱり。
そうですね。もともと自分がちゃんと教育を受けてきてないかもしれない。真面目に授業を受けてきてないっていうのが原因かもしれないですね。
いやいやいやいや。でもそのやっぱり生徒の未来、生徒の今を考えるとどうしてもそちらに寄せていくっていう必要性が生まれてくるっていうのはちょっとお話をお聞きしてわかりました。
というか私も安心してその道を進みたいと思います。
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じゃあ次は先生から私へですね。
そうですね。とっておきの質問を準備してこないといけないなと思ってたので。
今の次世代型の教育っていうところに関連してということではないんですけれども、黒瀬先生、もうある意味で自分ご自身の今までの経験でいくらでも授業って回そうと思えば回し続けることできるじゃないですか。
でもそうじゃなくて黒瀬先生ってやっぱりいろいろと新しいことにも挑戦して変わり続けようってされてると思うんですけど、変わり続けられる、挑戦し続けられる人ってどんな人だと思いますか。
ありがとうございます。私転勤が8回ありまして、その都度生徒実態とか学校の文化も全く違うところにずっと転勤し続けてきて。
今回なんか特に私立っていう全く公立とは全然違うところに転勤してきて。
本当にもう実態が全然違ったら授業全部リセットして再構築なんですよ。
なので多様な生徒実態、いろんな学校に勤めて、そうやって切り替えて自分を作り直さないといけないっていうのがデフォルトになっているというか。
もうずっとそういうのやって当たり前みたいなところが一つ大きいと思いますね。
だから転勤が多くなるとそういうふうな人間にならざるを得ないっていう、そういうところが多いのと。
あと本で読んだんですけど、だいたい人間生物学的に40歳ぐらいを超えると変化を望まなくなるんだそうです。
それは遺伝子的に今まで積み上げてきた経験とか知識とか、そういったもので成功してきてるから、それを変えるっていうことはリスクを伴うことになるので。
生物学的に変わらないっていう方向を選ぶのが40代過ぎらしくって。
そういうことを取っちゃうと老化が始まって脳の成長が止まるらしいんですよ。
だからアンチエイジング的に脳を活性化させるために意識して変化を受け入れるようにはしてるっていう、そういう自分の転勤歴の話と、
それからアンチエイジング的にそういう変化し続けよう、挑戦し続けようっていうような意識があるんだなと思いますね。
なるほど、転勤やっぱり場所が変わると生徒の実態って全然変わるんですよね。
それってやっぱり自分を変える大きなチャンスになるっていうのはすごいよくわかりますね。
逆に言うと自分なんかもう私立に勤めてこれで12、3年目になってくるので、本当に十数年前から自分の授業変わってないか、変えられてるのかなっていうのは結構不安になりますね。
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私10年勤めた学校では8年くらいから本当に授業スタイルが変わらなくなってきて、これでいったら鉄板っていうのができてしまうじゃないですか。
だからちょっとマンネリに陥ってた感がちょっとあるなっていうのがあるけれど、やっぱり外の世界にたくさん行くとそれが全く相対化されるんで。
そうですね。
やっぱり笠原先生は外の世界にいろいろ行っておられるので。
それはいろんな学校視察であるとか、いろいろなイベント登壇であるとか、やっぱり自分の取り組みを報告するっていうのはすごい研修になるじゃないですか。
そうですね。まな板の本位になるって大切ですよね。
なんでやっぱり外の世界に意識して転勤がないっていうふうなところにお勤めだったら、もう外の世界に意識して行かれるっていうのはとても有効なんじゃないかなと思いますね。
なのでなんでこのお話聞いたかっていうと、やっぱり自分にとりも若い世代の人たちが意外とうつむきな傾向が見えるかなっていうのは結構心配してるんですよ。
うちの学校に限った話じゃなくて、公立の勤めてる友達だとかからの話を聞いても、なかなか外に出ていかないで安定すこなところ。
ライフワークバランスともちょっと違って、手堅いところでやりたいっていう人は多いって話は結構聞くので、どこにきっかけがあるんだろうなっていうのは結構気になるんですよね。
まあやっぱりね、私は厳しい学校に勤めてて失敗が当たり前で、失敗しすぎて失敗に慣れてしまったら、いろんなことをやらざるを得ないし、失敗しても怖くないっていうか、慣れちゃってるっていうのがあって。
今の若い人って結構そういうことって管理職から注意されたりとか、いろいろと指導の先生の目が厳しいとかあるじゃないですか。だから自由にのみのみできないからチャレンジもしにくくてっていうのもあるのかもしれないと思いますね。
だからもっと失敗しても許してもらえるというか、そういう風潮に周囲がならないと。私らの時は昭和なんかもすごい暖かい目で、「はい、やれ!」って感じだったんで、それは自由にさせてもらえたかなと思うけど、ちょっと今時の若い人はそういうところでは管理が厳しくいいからチャレンジしにくいのかもしれないですね。
なのである意味、ICTなんか自分は通信で授業で扱ってますけれども、ICTっていつもちょっとトラブルやゆするぐらい失敗して当然なところではあるので、失敗できない学校っていうのは結構苦しいよなっていうのは思っちゃいますよね。
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もっとそういうところでチャレンジするとか失敗するっていうところに楽しんだり面白がったりするような周囲の人たちがいると、若い人も挑戦しやすくなるんじゃないかなと思いますね。
極右自分もこんなこと言ってますけど、職場だとやたら不機嫌で、もしかしたら威圧感があるのかもしれないので。
チャレンジするとかやってみるっていうのはすごいねとか、私も結構若い人がやったらすごいねとか、これで成長するよっていう感じでは言うようにしてるんですけれど、そういう文化を年寄りが作っていかないといけないかなっていうのはありますね。
ということでじゃあ次は私の方からなんですけど、笠原先生はもうすごい大量の仕事を引き受けておられて、3年の担任もやりながら探求を差し入らせたり、ICTの経営役もされてたりとか、あちこち学校の視察行ったり登壇したりってすごい時間外の仕事が多そうな、そういうイメージがあるんですけれど、そのあたりの健康管理とか時間のやりくりとかはどうされてるんですか。
そうですね。まず最初に自分が今年抱えている仕事を紹介しておくと、一番メインの大きな肩書き付きの仕事としては進路指導部の副主任というような形になっているので、一応学校全体の進路に関しても成績のモスのデータなんかも追っかけて見ているっていう形にはなってます。
なんで進路指導部の副主任にいるかっていうと、それはメインとしては学校全体の探求を面倒を見ていきましょうというような形の役職にはなってます。自分の上に管理職がついてはいるんですけれども、現場の先生と打ち合わせをして毎週毎週の探求のプログラムを考えているのは自分が統括で、出張なんかに出るのも自分の仕事っていう形には今のところなっているっていうのが2つ目で、
探求に紐づくという形で、校内のICT関係に関して、ICTの技術周りをやってくださっている方と一緒に連携しながら生徒のアカウントの管理をやったりだとか、校内のトラブルを吸い上げて調整したりだとか、そういうICT周りの雑務を雑多に引き受けているっていうような形。
あと、デジタルレスレンシップを学年に下ろしていくっていうような形もやってます。で、それに紐づいて今やっているのが、手書教諭も実は自分兼任しているので、図書館の方もちょっと仕事がちょこちょこ入ってきたりしていて、で、高校3年生の担任を持っているみたいな、そんな感じですね。
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いやー、なんか1人4役ぐらいやってらっしゃる感じですかね。1、2、3、4役か5役ぐらい。その中で体を壊したりとかしないように何かコントロールされていることはないんですか?
基本的に今、図鑑に関して言うと、そうですね。割と一人暮らししてるっていうこともあるので、自由に図鑑使ってるのでストレスは少なめであるっていうのは大きいかなというふうには思うのと、あとは、そうですね。基本的に自分、記録マンなんですよ、いろんなものが。
なので、朝一番最初の出勤した段階でタスクシュートっていうアプリがあるんですけれども、それをまずスイッチ入れて、この仕事に何分かかっていっていうのは全部記録取ってるんですよ。なので、大体仕事の見積もり、この仕事を例えば教材研究一つやるのだと50分あればここまでいくなっていうのは見積もりが取れているので、働いている図鑑は多いんですけれども、一応図鑑としてはコントロール全部できてるっていうのは大きいかなっていうふうには思いますね。
なるほど。じゃあもう大体時間の見積もりができてるから、自分の中で時間計算して、その中で自分の時間をやりくりしてるから、健康管理、睡眠時間もその中にちゃんと組み込みながらできてるって感じなんですかね。
そうですね。日付変わる前には必ず寝るようにはしてますし、その間にちょっと朝目が覚めるのは早いんですけれども、全然疲れは残ってないかなっていう感じはきてますね。
なるほどね。ストレスの管理も時間をコントロールできてるから少ないし、睡眠時間もある程度取れてるっていう。はあ、なるほどね。
なので基本的に記録ですね。ひたすら記録を取ってるので。あともう一つやっぱりストレス管理だとか予定の管理で良いなって思ってるのは、
5年手帳だとか10年手帳だとかいわゆる電用手帳ってあるじゃないですか。あれ、自分は5年手帳書いてるんですけど、ほぼ日付手帳の5年のやつ書いてるんですけど、
だいたい毎年同じ時期に体調悪くなって、だいたい同じ時期に同じことに腹を立ててるっていうのがわかるので。
だから記録をとっておくとストレスに関しては結構管理できてるかなっていう気はしますね。
そう、ストレスって結構大事なんですよね。ストレスがあるかないかによって体調が左右されたりしますから。
なるほどね。あとタイムマネジメントがすごいですね、やっぱりね。
わかりました。ということで皆さん、タイムマネジメント大事っていうことで忙しい皆さんもタイムマネジメントと、それから記録を取ることによってストレスを減らして日常生活、睡眠時間の確保をしてるっていうことでしたね。
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ありがとうございます。
あとはちゃんと運動はしてますよ。
筋トレとか時々行かれて。
週末はちゃんと1時間ぐらいウォーキングしたりだとかランニングしたりだとかはしてるので。
ウォーキングとランニングね。私筋トレやってるんですけど、週に2回はやってるんですよ。絶好調ですね。
すごい。
睡眠の深さがすごいですよね。なので睡眠の質がすごくいいので。あと筋肉痛とかあるんだけど、なんか体力がついたっていうか疲れにくくなりましたかね。
そうですよね。自分もしっかり筋トレは定期的にやっていて。
やっぱりあれすごいこうどう言ったらいいんですかね。体力ついてなんかこうスタミナがつくというかちょっといいですよね。
そうですね。
あとはラーメンを食べてスタミナをつける。
ラーメンは大切ですね。ラーメンばっかり食べてるように思われるかもしれないですけど、ラーメン食べてる以外は基本的に自分でちゃんと自炊してるので。
ちゃんと自炊もされてるという。
ホットクック最強ですね。
あれね。スイッチ入れればちゃんとできるっていうやつ。
野菜たくさん食べられるのでそれで。
やっぱり食事と運動と睡眠ですね。
睡眠自分ちょっと4時間ぐらいしか眠ってないので短めなんですけどね。
ナポレオン並みの。
でも子供の頃からずっとそのぐらいになったので多分そういう体質なんだと思います。
なるほどね。基本は食事と健康と睡眠っていうことでしたね。ありがとうございます。
じゃあ次は笠原先生から私への質問で。
そうですね。自分はもう一人暮らしなのでややんちゃしてても全然へっちゃらなんですけれども、今、黒先生数人2回も筋トレっていう話もあったように、
ご家族だとかいらっしゃる中だとどうやって仕事の時間、住みの時間、勉強の時間って切り分けながらお時間作ってるのかなっていうのはすごい気になりますね。
いやーこれはね、今、うちの子供たちも自立して息子はもう東京に行ってるので、
でもその息子に手がかからなくなった時点で、つまり高校卒業して大学に行った時点で自分の時間がたくさんできるようになって、
そういうふうな筋トレに行く時間ができたけど、それまでの子供たちが高校とかに通ってるときは、
もう朝から晩までバタバタしてまして、だいたい朝洗濯しながら朝食作って弁当4つ作ってやってましたから、洗濯もしながら。
21:04
ものすごいタイトなスケジュールで動いてて、学校に着いた途端、やっとコーヒーが飲めるみたいな感じで、
すごい学校に行ってる方が休憩じゃないかって思うような厳しい時代が結構長かったんですよね。
究極のマルチタスクですね。
そうそう。帰ったら帰ったでやらないといけないこといっぱいあるし、大変だったんですけど、
その中でも仕事がどうしても7割ぐらいとかそういうふうなところでやっていくしかなくて、
もう本当に満足してきちっと仕事をやってる感じで生活してなかったですね。
ある日、7割ぐらいしかできない不満を探求でお世話になっている教授の方に飲み会でお話しして、
どうも7割ずつしかできなくて、私仕事がきちっとできてなくてすごく不満なんだとかお話ししたら、
その教授の人が7割の仕事でずっとやり続けたら、ものすごい力量がつきますよっておっしゃってて。
その先生は理系の先生で、ちょっと意味が私わからなかったんですけど、
隣にいらっしゃった家庭科の女子の先生が、うんうんって、その先生理系タイプの人だったんで、
わかるわかるっておっしゃってて。
多分7割の力でこなしながらやってるっていうことは、その時間あたりの密度がだんだん濃くなって、
仕事の質とそれから捌けるのがものすごく力量が上がっていくっていう意味だと思うんですけど、
そのおかげで多分私人より相当処理が早いし、集中力がすごいし、
もうどこでもさっと仕事に入れるというか、
ときどき話しかけるのが、はばかられるぐらい集中してるらしいです。
おーすごいですね。
教頭とかが私のすごい集中してるのを見て、話しかけるのすごい待ってたっていうことが何回もあったらしく、
だから集中力とスピードっていう単位あたりにしてしまわないといけないっていう、
ものすごいオーラが出てるんじゃないかと思うんですけど、
それが多分もうずっと鍛えられたっていうことですかね。
なるほど。
で、もう7割で諦めます。そうしないと身が持たないんで。
だけどとにかく持続可能なのが7割、6割、7割で持続可能にっていうのをずっと続けていったら、
多分少しずつ質が上がってきて、
で、子どもがちょっと手がかからなくなるとだんだん8割とか9割とかでできるようになったんで、
これからもうちょっとゆっくり丁寧にできるからちょっと最近は楽しいかなって感じですかね。
なるほど。
いやー、自分のペースで自分の好きなように仕事をしてる自分だとその境地にはなかなかたどり着かないですね。
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でもこれは本当に日本の女性は家事労働にかける時間が諸外国の人よりもものすごい多いんですよ。
多分4倍か5倍ぐらい女性が家事労働をやらなくちゃならない国なんですごく厳しい、
女性には厳しいんだけど最近は男性の方もたくさん手伝ってくれるようになったから少しずつ厳しさは緩くなってきてるんだと思うけど、
まあ本当に大変だけどどうにか私は引退したらそういう女性の先生も働きやすいような何かができたらいいかなって思ってますね。
なので今日も明日も事業道オンライン交流会はそういう研修時間が取れない女性の先生が耳だけ参加で子供さんを寝かしつけながら聞いてもらったらっていうような感じで始めてるので、
少しずつそういうお手伝いをしていけたらいいかなと思ってます。
だから先生のポッドキャストはそういう思いで話されてるところって結構いろんなところで感じるんですよね。
なので先生がこうやってお話しされたことによって、ポッドキャストってやっぱりすごいコミュニティ作るメディアなので、多分女性の先生方なんかはかなり励まされると思いますし、
自分のような男性でどうしようもない先生もちょっと反省するっていうところにつながるかなと思うので。
でもそうやって先生みたいに仕事をされてる先生がいらっしゃるから、そういうふうな取り組みもあったのかと思って、こっちはすごい助かってるわけですよ。
こっちはどうしても時間をタイトにタイトにタイトにっていう最低限最低限でずっと来てたところを、そういうふうな開拓をされてる先生がいらっしゃって、こういうふうな、そういうの助かってるところもあると思うんで、
やっぱりその立場その立場でできることをやっていくっていうのがいいし、あとやっぱり生徒もそういうのを見てると思うんですよね。
だから体を壊さないように女性の先生には適当に手抜きをしながら、自分が一番持続可能な形でやってるのが一番いいんだと思って、あまりストレスに感じないようにやっていってもらえたらと思いますね。
そうですね。あんまり学校の先生がそんなある意味でブラックみたいな、学校の先生になると大変なんだよみたいな様子を見せてると多分生徒の方もいろんなこと話しづらくなっちゃうっていうのは思うので、暇してるぐらいの方がいいかなっていうのはちょっと思いますね。
ちょっとゆとりというかね、のんびりしたところがないと生徒も話しかけにくいですしね。
そうですね。
そういうところはちょっと大事にしていきたいなって思ってますね。
ありがとうございます。もうすごい良い質問ですね、本当に。
いえいえ。
じゃあ私の方からで、笠原先生、これからの国語教育はどうなっていってほしいと思われますか。妄想化でお願いします。
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妄想化っていう形だとそうですね、そんな自分、あの大それてことを言えるような立場になるわけじゃないんですけど、まずやっぱり国語教育の一番基本的なところとして自分が思っていることとしてはやっぱり子どもの言語生活の実態からもっと始められたらいいんじゃないかなっていうのはすごい思うんですよね。
子どもの大切にしている言葉の世界だとか、子どもがとっても興味関心を持っているものっていうものをもっとちゃんと扱ってあげていいんじゃないかなっていうのは結構思っているところなんですよね。
まあそういった意味では先ほどの一番最初の話に戻るけど、子どもたちとたくさん接して子どもたちが今何を考えてどういう問題意識を持ってどういうことに興味関心を持っているのかっていうことをスタートにしていきたいっていう。
そうですね。ある意味で先生が教団から生徒がものを知らないでそうみたいな形でマウント取っていくみたいな授業っていうのは早めに終わりを迎えてくれないかなっていうふうに思っているところはどうしてもあるし、自分が生徒のことを面白がって生徒の出してくるものがとってもいいよっていうふうに言ってあげても、他の横で組んでる人なんかが生徒に対してマウント取られちゃったりする。
結局生徒の出てきたものが引っ込んじゃったりするところがあるので、もっと伸び伸びとできるような機会があっていいんじゃないかなっていうのはすごい思いますね。
例えば全人校ではゲーム配信をやってる生徒がいて、VTuber。だからキャラクターを立ててその声も変えて、それでゲーム配信みたいなことをしてる子がいたんですけど、そういったことももちろん将来的に生徒の実態的にこういうことに興味関心がある子が増えてきたらアリな感じですか。
自分は全然アリだと思いますよね。むしろクリエイティビティみたいなところが最後勝負していかなきゃいけないところなんだろうなっていうふうにも思いますし。あと話しとれますけれども、VTuberっていうと生徒のためにVTuberやってるすり合いの先生いますよ、自分。
オンライン授与室をVTuberで一緒にやろうみたいなことをやってる先生だとか、動画の解説授業をVTuberでやってる先生いたりするので、そういうチャレンジができる先生が増えてくると、生徒の方もこれでいいなっていうふうにもなってくるんじゃないかなっていうのはちょっと思うので。
国語の授業の研究をしようみたいな集まりの時に、もっといろんな題材を自由に持ってこられるようになるといいんじゃないかなっていうのはちょっと思いますね。
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やっぱり生徒を起軸に据えてっていう、生徒の生活の中から国語の授業を立ち上げるっていう、そういうスタイルはもう先生の中では基本にしていきたいっていう、そういう感じですね。
そうですね。プロジェクトベース学習っていうと、なんか最近言葉がちょっと走っちゃってるので、って思うところもあるんですけど、自分やっぱり大学時代にPBL、アメリカのチャータースクールのPBLに出会って、そのやり方がとってもいいなって思ってやってきたところがあって、そことの関係性で見ていくとやっぱり自分でもっと学ぶ力があるんだっていうのを信頼してあげていいんじゃないかなっていうのは結構思いますね。
なるほどね。それってやっぱり大村浜先生とめちゃくちゃ通じるところがありますよね。生徒の生活実態・疑問・関心から単元を立ち上げて、それが問題解決・課題解決型であるっていう。なるほどね。分かりました。分かりました。
いやでも、大村浜先生のように超人的な仕事の仕方は自分にはできないので、もうそうなってくるとやっぱり生成AIだとか頼りたくなりますよね。
あの人は100年に一度の一材だって、100年に一人の一材だっていうふうに言われてるらしくて、もうあの人はちょっと普通の人とは違う。ちょっとできるところを真似していくっていう感じでやらないと、ちょっと生活していけないような気がするんで。
ほんと生活できないですよね。
まず生きていくことが大事だって。
2番の話に戻りましたね。
そうそうそうそう。ということで、じゃあ今度は笠原先生の方からは私の方への質問ということでお願いします。
そうですね。今日の最後のまとめ的な質問になると思うんですけれども、国語化教育って結局どこまで役割を果たしていくことになると思いますかね。国語の先生って結局気をつけないと何でもやになりがちですよね。
なので国語化教育の役割ってどこまで頑張ることになると思いますか。
ありがとうございます。これって結構難しい問題だと思うんですけど、私もいろんな単元を立ち上げてきて、これって国語なのかなとか思ったけど、さっき笠原先生もおっしゃったけど、生徒の興味関心生活実態からスタートして、
例えば定時制にいた時、どんな教材もうまくいかなかったんだけど、彼らが一番のめり込んだのは足跡っていう自分詩を書かせた時だったんですよ。
もうこれは本当にのめり込んでいて、これって一見ロングホームルームの授業のようにも見えるんだけれど、
やっぱり国語としてそこに関わるんだったら、読む聞く話す書くをちゃんと横いとで通していって、そこで書き方を教えるとか漢字を教えるとか、正しい言葉遣いを教えるっていうそういう読む聞く話す書くを横で通すことによって、
33:14
国語化独自の見方考え方を働かせるっていうことになると思うんですよ。
だから全人口ではアニメとかにものすごい興味のある子がいて、サブカルチャーを外国の人に紹介しましょう、ALTの先生に紹介しましょうっていう単元をやった時も、
単なる紹介単元じゃなくて、やっぱり導入とか展開とか構成に気をつけようとか、話し方の練習をしましょうとかっていうふうに、
4領域を意識するようにしたりしましたし、どんな単元をやるにしても国語化独自の見方考え方を働かせるように気をつけるっていうことを守っていれば、
いろんなことができるんじゃないかなと思ってるし、そうなるとバカロレアの教え方に似てくるのかなって、
最近バカロレアのこと詳しく知らないんですけど、研究発表で2、3回知ったぐらいなんですけど、バカロレアの絵を見ても国語化になるわけじゃないですか。
だからちょっとそういうのもこれから考えて勉強していこうかなと思ってるので、何かを題材にして国語化の見方、考え方を働かせるっていうことができていれば、いろんなことができそうかなと思ってます。
そうですよね。なので国語ってもう言葉なので、どんな活動するときにも絶対出てくることだとは思うんですよね。だからどんなことでも教材になるっていうのは自分も本当にその通りだと思ってます。
だからこそ、何が国語なのっていうところの問い直すっていうのは常にやらなきゃいけないなっていうのをすごい思ってて、それがやっぱり教材を教えたいっていう人にとってはなかなかハードルも高くなっちゃうので、
どうやってそこの価値観であるとか考え方みたいなところをすり合わせていかなきゃいけないかなっていうのは結構自分の課題としても思ってますね。
なんかやっぱりバカロリアの絵を見てもだし、音楽とかそういうのを分析しても国語になってるらしいじゃないですか。当然非連続テキストの読み合わせなんかもそういうことだし、
ちょっとそういうものも勉強していって、あっちの考え方も見てみないと確かのことは言えないんですけど、私いろんな学校変わってるから、結局どうだったかなって振り返ったらやっぱりその生徒の興味関心でこれに食いついたって思ったときに、
やっぱり国語科の見方考え方をそこに横糸通すように気をつけてきたかなと思うんですよ。だから今度アダプティッドスポーツっていうか、障害のある人と一緒に楽しめるスポーツを考え出しましょうっていうのをいつかやりたいなと思ってて、
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それをやるときに国語科として、じゃあどういう説明の順番をとったら構成をとったらいいかとかを考えさせたりとか、それからプレゼンテーションするんだったら説明の仕方をとか、そういうふうに国語科独自の国語ならではのスキルっていうのを横糸に通すっていうのを気をつければ国語でも使えそうかなっていうふうに思ったりしてます。
そうですよね。で、その横糸を通すためのかんどころをつかめるためには、先生がすごい言語の使い手になってないとダメですよね。
だから喋るっていうことも、ポッドキャストですよ。
ポッドキャストですごく鍛えられてるし、でも話すって難しいじゃないですか。
とっても難しいですね。
だから、大学で教えられてないし、でもこれから話すって大事になっていくと思うんですよね。
で、すごいその横糸が難しいっておっしゃってたけど、本当話すっていろんな要素が入ってるから。
でも大村浜先生の探検学習の本には全部書いてあるんですよ。
そうでしたね。
こういう話し方がいいっていうのを書いてあって、ものすごい細かかったんですよ。
手引きに書いてありますよね。
話し合いの時だとか発表の時だとか、全部手引きで細かく。
最初見た時、これ自分できるかとか思って。
そういうのもあって、ポッドキャストで鍛えようっていう思いもあるわけなんですよね。
なのでやっぱり本当その辺は、これから自分も横糸を通すっていうことを意識するときに、
多分読むとか書くとかはかなり積み上げが過去の先生方っていっぱい遺産があると思うけど、
今度は話す聞くっていうところが薄いと思うんで、
そういったあたりをやっぱりいろいろ浜先生を中心にして、
自分の中でちゃんと積み上げていかないといけないかなって思ってますね。
そうですね。書くこと、読むことだと結局、紙の資料がたくさん残せているけれども、
話すことって本当にこの数十年で、あとこの数年になって、
本当にポッドキャストのようなところでデータとしても蓄積しやすくなったはずなので、
すごいブルーオーシャンのはずですよね。
今まで秘密裏に隠されていたところがどんどん出せるようになってきているところだと思うし、
あとはYouTubeだとか動画文化だとかもある中で、
これだけ音が世の中にあふれかえってデータとしてもある中で、
あんまり教材としてちゃんと扱われてきていないなということに注目を向けると、
音声メディアっていうのは完全にポジショントークになってますけれども、
39:01
面白いんじゃないかなって思いたいですよね。
本当そういうふうな時代になってきていると思うし、
だんだんやっぱりそっち、国語化の新しい分野、新しいでもないけど盲点だったような気もするんですよね。
どういう話し合い活動が理想なのかもまだ分かってもないし、
それこそAIスピーカーで話し合いの様子を取って分析してくれたりするようにもなると、
少しずつ話し合いっていうことについての指導も進んでいくのかなっていうふうな思いもありますね。
そうですよね。だから本当国語の先生ってその意味だと、
自分でポッドキャストやってみなかったら話すこと聞くことの指導できないのかって言われるとそういうわけでもないですけれども、
やってみないとわからないこともいっぱいあるから、
本当やってみないといけない言語活動、国語の先生って多いですよね。
はい。もうね、放送部のコンモしてた時に指導はできるんですよ。
こんな感じで読んでとか、もっとここを切って間を開けてとか、
あとアナウンスする時だって意味のまとまりとかは分かるんですよ。
それをできるようになるのは何回もやってる生徒の方はすごい上手くなるけど、
口ばっかりで何もしない私の方は、じゃあ読みなさいって言ったら、
生徒ほど上手くはないわけなんで、そういったところも指導ができればいいと思うんだけれど、
やってみないとわからないっていうところは大きいなと思いますね。
そうですよね。文章を書いたり、パワーポイント作ってみたり話してみたり、修行ですね、日々。
日々修行ですよね。
そういった意味では、私もポッドキャストで日々修行させてもらってるかなと思ってるんで。
もうほんとね、もうだんだんまとめに入ってくるけど、
なんで私、ポッドキャスト合ってるって思われたんです?
何でしょうね。書いてる文章の、先生が書かれてる文章の呼吸だとか間合いだとかリズムっていうのが
多分ポッドキャスト向きなんだろうなっていうのが、
コンテンツの方からいったところのなんとなくの直感というところと、
あとはやっぱり国語をかなり真面目に取り組まれてる先生って、
究極的には結構話すこと聞くことに行き着いてるなっていう印象が大村浜先生もそうですけどあるので、
多分話すことの寸胎性みたいなところをやり始めたら刺さるんじゃないかなっていうのは、
なんとなく思ってたところですね。
なるほどね。
いやー、自分やっててこんなん楽しくなるとは思ってなかったんで、
それを見抜いていた笠原先生は何者なんだと思って、
自分でさえ分からなかったことが、
外から見る人にとってはこの人は多分ハマりそうだなっていうね、
そういうのを分かるっていうのがまた不思議な感じですよね。
42:00
ジョハリーの窓ってやつですよね。
なるほどね。確かに。
ということで、なんとなくいい時間になり、いい時間で、
しかもいい感じのまとまりになってきつつありますので、
今日は笠原先生をお迎えして、
本当に濃い国語教育のお話ができたんじゃないかと思いますので、
また2025年もいいスタートでこの配信が始められたように思います。
今日は笠原先生とコラボでお届けしました笠原先生の最後のご挨拶をよろしくお願いします。
1月1日からこんなマニアックな国語の話を聞かれている先生方は、
きっとポッドキャストハマると思いますので、ぜひポッドキャスト始めてみませんか。
お手伝いできることあったら何でもお手伝いしますので、
ぜひご連絡いただければと思います。
今日がピークにならないように2025年も頑張っていきます。
ありがとうございました。
私もポッドキャストを始める方、ぜひ応援しておりますので、
いつでもお声掛けください。
それじゃあ今日はここまでにしたいと思います。笠原先生どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それじゃあ皆さんまたお会いいたしましょう。
43:22

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

笠原先生の記録魔という言葉にびっくりですよねf^_^; かなり濃い内容になっておりますので拡散よろしくお願いします(≧∀≦)

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