重力問題の定義
こんにちは、【naming.fm】名前をつけるラジオです。パーソナリティーの常吉です。
この番組は、Z世代とAプリ世代の狭間にいる社会人5年目と6年目の二人、
健将と常吉が名前をつけることについて、ゆるく会話するラジオです。
パーソナリティーの健将です。名前をつけるとは、定義し、表現することです。
概念を再定義したり、よくある事象に対して、僕たちが名付けた概念や、新しく出会った概念に関して、
大喜利やあるあるをしたりしながら、ゆるく雑談をしていきます。
それではやっていきましょう。
お願いします。
今日のテーマなんですけど、
何でしょう。
重力問題というものについて扱っていきたいと思います。
重力問題、ちょっとあれですか、物理系のテーマですか。
物理系の、そうなんですよ。
重力定数をGとすると、っていう話ではないんですけど。
あー良かった良かった。
万有引力定数と、地球と自分のちょっと重さをそれぞれやっていくと、
重力加速のGが得られるみたいな、そういう話ではないんで。
違うのね、良かった。
そこら辺から岸なんで良かったです。
大学の時に、結構その、自己啓発本的な感じなんだけど、
ちょっといろんな本読んでまして、
その中の1個に、スタンフォード式人生デザイン講座っていう本がありまして、
いろいろ10個ぐらい書いてあったんやけど、
多分ほぼ忘れとって、正直。
ただその中で妙に引っかかる言葉があって、
それが重力問題っていう単語なんですよね。
スタンフォード式人生デザイン講座、結構面白かった本なので、
良かったら読んでみて欲しいんですけど、
重力問題っていうのはどういうワードとして出てくるかというと、
簡単に言うと、重力を問題として扱ってはならないっていう言いましめっていうことなんですけど、
例えば、重力問題っていうのは絶対に解決できない問題、
解決しようとしてはいけない問題という意味で出てくるんですよ。
その本の中で。
なるほど。
例えばなんですけど、
けんしゃと僕と2人で空を飛ぶ研究をするとしますと、
人間がどうやって空に飛べるかっていう研究をしたいと思ったときに、
空を飛ぶにあたって最大の障害は重力があること。
そうやって重力をなくす研究をするとかってやっちゃうと、
結構相撲な時間を過ごすことになる。
そうだな。
なぜなら重力って多分なくせないから、
もしかしたらなくせるかもしれないんだろうけど、ほぼほぼなくせない。
だから解決できない問題に関して向き合っちゃって、
とろーに終わっちゃう可能性がめちゃくちゃ高いっていう。
確かに。
自分が今悩んでることとかって、
重力問題じゃないですか、大丈夫ですかっていうのがその一緒の問いなんですよね。
例えば、結婚してて育児をしなきゃいけないみたいなことになったときに、
育児にこれぐらいの時間をとらえちゃうみたいな。
でも自分がやりたいことをやろうと思ったら、
育児をどうしてもどかさなきゃいけないってことになったときに、
重力問題の例
じゃあ離婚するかみたいな。
離婚してちょっと独身になって、ちょっと真剣なしでみたいな。
それって意味わかんない。
めちゃくちゃというか、
自分の中での人生の中での所有の前提となっているものに関しては、
問題として扱わない方がいいというか、
そうしないとそもそもそんなことできるわけないしみたいな感じになっちゃって、
結局うだうだと悩む羽目になるから、
所有の条件として飲み込むべきものは所有の条件として飲み込みましょうみたいな話が、
ありますと。
今ので結構むずいというか、
離婚も選択肢の1個なのかなと俺は思っちゃったけどな。
確かにね。
ポイントは離婚したいわけでもないのに、
かつ子供の教育をやりたくないわけでもないのに、
っていうのがポイントですね。
本当に離婚したい人は離婚したらいいと思うし、
本当に育児したくないと思う人は育児したくないっていう選択肢取ればいいんだろうけど、
そういう話ではないんですね。
自分がやりたいと思っているし、人生から欠かすことができない重力のような、
本当に重力みたいな所有の前提のものに対して問題として取り組むのとすると、
変な結論になっちゃったりするし、
他の方の結論が出せなくてすごい苦労したりするから、
それは重力問題として扱おうねっていう話ですね。
例えば、今パッと浮かんだのはちょっと際どいなって思うんやけど、
仕事がつらいっていうのがあったときに、
例えばその原因深掘りしていくと、
今の仕事が合ってないなのか人間関係なのか、
人間関係にしようかな、やっとして。
なるほど。
でももう伝わってると思うけど、
そこで会社を辞めますっていうのは、
重力に置き換えたときに、
重力を消し去ってるまでいくのか、
それとも全然全職も今や選択肢の一つっていうのでなるのか、
辞めるぐらいだったら一旦まず部署移動とか提案してみたらなのか、
っていうのはちょっと今パッて一個目に出た。
これって重力のなくす方なのか、
いやいや全然重力までいってないようなことがちょっと思ったな。
いいですね。
なんか多分なんですけど、
重力問題じゃないのに重力問題と捉えてる場合も結構問題ケースだと思うんですよ。
それはそれで。
僕が最初に冒頭にした話は、
本当は重力問題なのに、
重力問題じゃないものとして扱おうとすると大変になるよって話なんですけど、
それでいくと逆のパターンもあって、
重力問題じゃないのに重力問題として扱う人も多分多いんですよ。
会社の退職するか留まるかどうするかみたいな話も、
多分そのうちの一個で、
今その中古の中古自動車販売の会社が結構フィーチャーされてますけど世間で。
そんなヤバい会社絶対辞めた方がいいでしょみたいな。
周りからの目から見て。
そんな重力問題じゃないんだから、
語ったときにとっとと辞めたらいいじゃんみたいなところでも、
本人にとってはその会社に行かない生活がイメージできなさすぎて、
その会社に留まり続けるっていうのが所有の前提になってるケースとか多分あると思うんですよね。
それは逆にそれって本当に重力問題なの?っていう問いを多分持った方が良くて、
っていうのはあると思いますね。
その上で本当に選択肢として会社を辞める意外がないのかっていうのは確かに検討した方が良くて、
例えばその向き合い方を変えるとか、
普段のことを変えるとかもそうだし、部署移動もそうだし、
部署移動しなくてもメンターを変えてもらうとか、
例えば上司と上司が無理がないから、
同じ部署なんだけどチームを変えてもらうとか、
やりようは多分めちゃくちゃあると思う。
そのグラデーションはめっちゃ持った方が良いとは思いますよね。
重力問題だと思っている者に対して本当に重力問題なのかっていう問いを持つことと、
ライフデザインにおける重力問題
自分がすごい解決できなくて悩んでいるものが、
そもそも重力問題であって解決すらできない、
そのグラデーションを埋め込んだ方が良いものかっていう、
2つの問いを持った方が良いっていうのが楽しさですよね、おそらく。
確かにな、人によっても多分違うもんな、本当にその状況。
例えば貯金ゼロですって人が、
じゃあすぐ会社辞めれるかっていうのと、
貯金極低いけど1億ありますな、
またどれが重力かも変わってくるもんな。
そうね、そこはだから状況によって変わり得るみたいなのがあるでしょうね。
確かにちょっと重力…
重力だと思ったけど重力じゃないパターンもありそうやな。
そうですね。
まあでもライフデザインにおけるって最初に言ってたけど、
他、人生で言ったら、
他どういうのあるかな。
転職とか結婚とかまさにそうやし。
結婚はまさにそんな感じしますね。
大きいイベントやもんな、節目というか。
あとの節目は受験とか?
ちょっと重力とは違うかな。
まあなんか、
なんかその、
今の実力から換算していける大学決めようとか、
それはなんかちょっと、
こうやって思うことがあったりはする。
でも自分の頭の良さはここまでやからっていうので、
重力みたいに決めつけて、これ以上上がらんみたいな。
それを初めの前提として決めちゃって、
狙える大学で決めようとかってなんかめっちゃ不毛だなとか思ったりする。
なんかそもそも本当に行きたい大学あるのかとか、
行きたい大学は、
大学に行きたいのかっていう話と、
本当に自分のライフデザインの中で、
本当に大学に行った方がいいのかっていう話と、
よくわからないけど結論出てない。
であれば統計的に見て、
大学行った方が良さそうだっていう風にまず結論を。
っていう問いにまず答えた方がいいのと、
その上で自分が行きたいと思える大学はどこなのかっていう話があって、
その上でギャップが出てきたけどどうするかっていうのを、
その後で考えた方がいいというか。
じゃないと、本当にこれなんか自分が行きたいのかとか、
よくよくわかんないとか自問自答しながら勉強することになるから、
すごいしんどい思いをするというか、
いうのはなんかめっちゃ思っちゃうな。
人生相談会みたいな感じだな。
そうね。
僕はちょっともう、
なんか本当に行きたい大学ベースでちょっと選んだので、
あんまり後悔がないんですけど。
ちゃんとだから、積み分けして重力これがどこでみたいな。
そうね。
実は薄っすらやってたよね。
意識してたかどうかはさておき。
そうね。
なんかその大学、高校受験、大学受験行ってた時の周りの、
なんか特に結構新学校っていうこともあって、
お医者さんの息子さんとか娘さんとか結構多かったんよね。
うん。
周りで。
で、なんか絶対お前そんな医者とかになりたくないやろみたいなやつが
医学部行きましたね。
それは悪いな。
なんかすごい、多分そいつの中ではもう医者になることとかが
結構多分諸余の前提で重力問題になっとるんやろうなっていう。
そうやな。
もうあったんよね。
それこそ家業を綴るとかもそうだな。
そうそうそうそう。
で、なんかその辺りもすごいしこりになってて、
結局その就職活動のタイミングとかで、
なんかめっちゃ争ったみたいな話とかもたまに聞いたことあって、
本人の中では重力問題だったけど、
なんか大学とか通してそんな、別にそんな従う必要なくねみたいな。
で、大学の卒業するぐらいのタイミングで親と大喧嘩したみたいな話を
友達から聞いて、なんか健全というか、
重力問題と選択肢
それなんか高校の時にやっててもよかったんちゃうみたいな、
ちょっと思ったりしたな。
人生のキロでいろいろ出てくる選択肢どっちにするかっていうときに、
わりと重力問題は出てくるなって思ったな。
俺はAとBでAを選ぼうとしてるけど、
そもそも別に、
能動的な理由が他にもあればいいけど、
消去法で選んでる場合って、重力問題が働いてるのかなって思った今。
なるほどね。
さっき言った大学選びも、こういう理由があるって言ったら全然あれやけど、
どっちだかというとこっちってやってる時点で、
消去法、ちょっと今思いつきベースでしゃべってるから、
全然違う例外もあるかもしれないけど、
わりと。
確かにね。
そうね。
選択肢、そうね。
どうなんですかね。
重力問題って、
重力問題に対して格闘するなっていう示唆よりも、
本当にそれって重力問題なんですかっていう、
問いの方がもしかしたら有用なのかもね。
あー、確かにな。
ライト兄弟も重力問題は引っかかってなかったってことだもんな、あの2人は。
そうね。
ちゃんと工夫、そうじゃないとこで。
ライト兄弟、めちゃめちゃちょっと雑談に入るけど、
ライト兄弟は人類で初めて飛行に成功したんやけど、経済的には確か成功してないんやな。
そうなんや。
そう。めちゃくちゃ裏覚えやけど、
飛行実験を成功させたのはライト兄弟なんだけど、
商業化みたいなところとかは全然うまくいかなくて別の人にされちゃって、
訴訟とかいろいろやって終わったみたいな話をしたような気がするな。
全然ライトちゃうやん。
ヘビー兄弟だな。話題重すぎやん。
重すぎる。
訴訟とかって聞きたくなかったもん。
なんか昔、本で読んだな。漫画で学ぶ世界の偉人みたいなやつで、
小学校ぐらいのときにライト兄弟のやつ読んだ記憶あるわ。
ほとんど内容を覚えてないけど。
少なくとも訴訟のその字も出てこないかったけどな。
小学生向けやからか知らんけど。
いいのよ、ライト兄弟の話は。
でもライト兄弟で思ったけど、
今の世にある過去のイノベーションとか、もしくはベンチャー機質の人って、
結構この重力問題にうまく切り分けたんやなって思ったな。
やっぱりそこで普通の人が打ち当たる壁、エジソンとかもそうやん。
こんなん無理やろって過去言われてたものの、こんなん無理やろは重力やん。
いわゆる世間の声が、みたいな。
そういうまさにイノベーションというか、
ブレイクスルーというか、発想がやっぱり、
もしくはちゃんと切り分けてないというか、
ある種、勇敢というよりは無謀がたまたま成功した方もあるけど、
今世に残ってる名前の人たちはそういうところをクリアしていきたいなって思ったな。
たぶん、挙げ出すとキリないけど。
電話作った人とかさ、電話なんて、みたいな。無理やろ、みたいな。
確かにね。ここ確かにすごい。
電話での重力とかで言ったら、電話開発における重力はなんやろ。
そんな遠くの人と声が程かにせいぜい10メートルやろ、みたいな。叫んだときの。
とかっていうのが、いやいや、理論上はっていうのがすごいなって思ったな。
ありがとうって感じ。
今俺、ビジネスウォーズっていう、
ポッドキャストというか、
Amazon Musicで結構聴けるんですけど、
Spotifyでも色々聴けるんですけど、Amazon Musicが一番色んな回を聴けるっていう感じなんですけど、
ちょっと宣伝しちゃったけど。回し者やな、みたいな。
ビジネスウォーズはどんな内容かっていうと、
中間の競争を描いたオーディオドラマみたいな感じやろ。
大体1話30分から長い、1時間くらいか。
6話分あって、1シリーズもあるみたいな。
ソニーvsニンテンドーとか、
トヨタvsホンダとか、
ワクチン戦争とか、
あとは仮想通貨戦争とか。
聴いただけで面白そうやなと思うな、なんか。
その、あとスペースXvsウェルオリジンっていう、
ロケット開発の競争とか、
そこら辺とかは、
めちゃくちゃなんか、
それは重力問題でしょみたいな、当時の重力問題でしょっていうのを、
もうなんとかして打ち破る話とかがすごい出てきてめちゃめちゃ面白い。
なるほどね。
だから過去を打ち破ってくれたがゆえに、今はもはや重力になってないってことやもんな。
そうね。
電話ありきでみんなことは進んでるけど、
昔はそれがなかったから、
どんどん重力的な要素が減ってってんのかな、時間を減るごとに、過去から比べると。
まだまだあるやろうけど、いろんな重力は。
それこそさ、タイムスリップできへんやんって言ってんのがさ、
ほぼ重力に近くない?
数学とか物理になりそうやけど、それももしかしたらとかな。
あるかもしんないね。
重力問題ですらほんまに、重力じゃなくなるっていう時もあるかもしれない。
確かにね。
重力問題という名前がふさわしくなくなる日が来るかもしれない。
そうそうそうそう。タイムスリップ問題とかになるかもしれない。タイムトラベルとか。
何年の中何千年の中何百年のことかわからないけど。
解決できない問題のことを重力問題って言ってねみたいな。
え、でも解決できてるくらいですからみたいな。
昔はちょっとそういう話があって、そういう話があったんだけど、
惜しいなみたいな。解決できない問題のことを。
重力問題いいね、名前が面白いな。絶妙や重力ってのが。
今日の結論はですね、ビジネス王子おすすめですっていう。
いや回し者やんやっぱり。
嘘です。結構ハマってるのでよかったら。
知ってみようかな。
あとなんかオリオ見てやっぱり、今ふざけすぎちゃったんで。
オリオ見て重力問題なのかっていうの。どっちも重力問題。
これなんかめっちゃ解決できないことに無限に悩んでるけど、
ひょっとしてこれ重力問題じゃないのかっていうのと。
どっちかっていうとなんか、今重力問題だと思ってるのって、
本当に重力問題なのかなっていう。
2つを出るといいんじゃないかなと思いました。
はい。
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