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2023-09-24 06:33

《738》それは間違い‼️よくある医療の誤解3選☝️(スタエフ医療部イベント23)

Stand.fmでのみほいみ先生企画のイベントです。

#スタエフ医療部イベント23

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00:01
はい、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療に勝るちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開のまし録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日はですね、毎週日曜日は普段国家試験、医師国家試験のチャレンジをやっているんですけれども、
今日は特別企画ということで、みほゆみ先生がですね、スタエフでも配信されておられる農技会のみほゆみ先生が
スペシャルイベント企画みたいのをご用意いただきまして、それの最終日が今日9月の24日ということで、それに乗っかってですね、お話をしていきたいと思います。
で、まずはじめに自己紹介をせよということなんで、自己紹介をさせていただきますけれども、自称医者です。以上。
はい、で、2つ目ですね。
2つ目は私が思う。
必要な医療用語はアレキシサイミアですね。
アレキシサイミア強そうじゃないですか。
違うかな。
アレキシサイミアは質感情症って言ってですね、感情を失っているわけではないんですけれども、心身症っていう、ちょっとこの後も話しますけれども、
それとですね、関連する体の病気ですね、これとの関連性が結構言われている傾向ですね。
はい、これはアレキシサイミアと言って、アレキシサイミアに測るテストとかもありますね。
TAS20っていうテストですね。
はい、ということで、覚えておいてください。
アレキシサイミア。
全然ね、濁音つかないんですけど、
強そうじゃないですか。
アレキシソミアよりアレキシサイミアの方が強そうですよね。
戦闘力98ぐらいあると思いますね。
はい。
で、3つ目ですね。
3つ目は医療者と一般の方で認識が違っていること。
っていうことなんですけれども。
というお題いただいているんですけれども、
これでですね、ちょっと欲張って3つお話させていただこうと思うんですけれども、
まあ、普段私の放送を聞いていただいている方は、
よくよくご存知だと思いますけれども、
まずは1つ目ですね。
まずは1つ目は、
心療内科は精神科ではないってことですね。
これはもう、
私の発信活動の一丁目一番の違いの感じなんですけれども、
というか、
私自身も、
医師の6年目まで超誤解してたんですけれども、
心療内科は精神科とは違います。
っていうことですね。
で、
具体的に何が違うかっていうと、
心療内科っていうのは、
先ほどもお話した、
精神症っていう、
ストレスに伴って起こってくる、
体の症状ですね、
とか、体の病気、
これを専門に見るのが、
本来の心療内科なんですね。
精神科は、
まあ、当然ですけれども、
精神疾患ですね、メンタル疾患、
まあ、うつ病とかですね、
失調症とか、
あと、まあ、最近ですと、
発達障害ですね、神経発達症とか、
そういうのを専門にする心療科で、
もう全然違うんですね。
全然違う心療科なんですけれども、
03:00
まあ、世の中では、
すごいね、一緒にされているというか、
まあ、これ医療者でもね、
本当に間違っている方が多いので、
まあ、これは違うんだよっていうことを、
一つ知っていただきたいなというふうに思います。
で、二つ目ですね、
二つ目は、
まあ、私、腎臓も専門なんですけど、
腎臓が悪くなった時の治療ですね、
これは血液透析だけではないっていう、
これもね、もう是非とも知っておいていただきたくって、
末期腎不全イコール血液透析みたいなのがですね、
まあ、最近出た、すごいね、
あの、有名な先生が書かれた本の中にもね、
書いてあって、
これはね、もう明らかに間違いです。
なので、えっと、
腎臓が悪くなった時の治療は、
えー、これもいつも言ってますけれども、
腎代替療法ですね、
腎臓の代わりをする治療、
もしくは、保存的腎臓療法、
まあ、特に高齢の方とかですね、
認知症の方とかで、
腎代替療法を行わない方がいいケースとかも、
実際あるので、
まあ、この二つに分かれるということなんですね。
で、その中で、腎代替療法は、
透析と、
腎臓の移植っていうのに分かれて、
で、その中の透析が、
また、血液透析と、
腹膜透析っていうのに分かれるっていう、
こういう構造になってますんで、
えー、なんか、腎臓が悪くなったら、
すぐ血液透析、しかもね、日本はね、
もう、施設血液透析が多すぎる問題があって、
まあ、問題っていうか、まあ、そうなんですけれども、
実際。
で、まあ、実際にはね、
ご自宅で血液透析をすることも可能は可能なんですね。
まあ、これ、全国に数百年しか
いないんですけど、在宅血液透析っていうのを
される方とかもいらっしゃいますし、
あとは、えーと、週に3回4時間
っていうのが、なんか、
固定観念として入ってしまっていることがね、
非常に多いんですけれども、
あの、実際には、オーバーナイトっていって、
あの、夜間、血液透析に行って、
えー、で、そっから、
翌日、職場に行くみたいな、そういう
透析もあったりするので、もう、いろんなバリエーションが
あります。なので、なんかね、えー、
腎臓が悪くなったら、週に3回、
えー、4時間、透析施設に
行くんだみたいな、そういう固定観念は、
ちょっとこれ、医療者をね、持ってる人が
非常に多いんで、そういう説明をね、
してしまいがちなんですけれども、
これは違うよっていうことを、声を大にして
言いたいなと思いますね。
はい。で、あと3つ目ですね。
3つ目はですね、これは、
実は、がんサポートナースのね、さしこさんと
非常にかぶってしまうんですけれども、
えー、緩和ケアに関する誤解ですね。
緩和ケアは、週末期
医療ではないっていうことですね。
これもね、すごい誤解されていて、
まあ、もちろんですね、週末期、
その、エンドオブライフケアっていうのが、
緩和ケアにおける重要な
一部分であることは、
間違いないんですけれども、ただ、実際
今、緩和ケアっていうのは、その病気が
診断された時から、特にがん関連ではですね、
がんと診断された時からの
緩和ケアっていうのを、国もね、
提唱していて、国の文書にもね、
もう、あちこちに書いてありますので、
診断された時から、
緩和ケアが始まる。で、特に
その、がんだったら、がんの治療と平行して、
緩和ケアを行っていく
っていうことですね。これがもう、
世界のスタンダードですので、
ぜひね、それは覚えておいていただきたいですし、
あともう一つ言うとですね、
06:00
緩和ケアは、がんだけのものではない
っていうことですね。がん以外の
病気であっても、緩和ケアを受け
られますし、当然対象になります。
あとは、患者さん
ご本人だけでなくて、
ご家族さん、あるいは亡くなられた
後のご遺族さんですね、これも
緩和ケアの対象になりますので、そこら辺もですね、
合わせて知っておいていただけたらと思います。
はい、ということで、
今日も真面目に話してみました。
これからも参考になれば幸いです。
では、今日も幸せな日にしてありますように。
お相手は内科医の竹でした。
興味津々。
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