1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1149》医療機関からもらう明..
2025-02-05 10:45

《1149》医療機関からもらう明細書をちゃんと見てない人はおちょきんです☝️

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog



面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは

#心身健康ラジオ

#たけおがお答えします

をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!


#医療 

#健康  

#スタエフ医療部


AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけお先生は、紹介状なしで他院の患者がセカンドオピニオンを求めて来院した場合の診療報酬について解説しています。このケースでは**セカンドオピニオンとして成立せず初診料のみの請求に留まる**と説明。診療の実態として、紹介状なしの患者は検査ができず時間だけ消費されるケースが多く、経営的にも採算が合わないと指摘しています。


医療機関の収益構造については、次のポイントを解説:

- **特定疾患療養管理料**(糖尿病760点/月、高血圧・脂質異常症380点)が主要収入源

- **在宅時医学総合管理料**(訪問診療の基幹収入)

- 初診料730点(3割負担で約220円)などの基本診療料だけでは経営困難


オンライン診療に関しては、検査が必要な場合は対面診療を推奨する姿勢を示し、紹介状の重要性を強調しています。医療機関の経営維持にはこれらの管理料が不可欠であり、患者側も診療報酬の仕組みを理解することが大切だと締めくくっています。

サマリー

エピソードでは、医療機関から受け取る明細書をしっかり確認することの重要性と、セカンドオピニオンの請求に関する考え方が議論されています。管理料の役割や医療経営における様々な加算についても触れられています。特に、特定疾患療養管理料に関する医療機関の経営が詳しく語られ、内科系クリニックへの影響が強調されています。また、生活習慣病管理料や在宅医学総合管理療の重要性についても言及されています。

セカンドオピニオンの考え方
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問フォームですね。
質問箱のフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、今日も質問回答をやっていこうと思うんですけれども、
今日いただいたご質問はですね、非常に面白いご質問で、
ちょっとだいぶ前なんですけど、
また1月の11日にいただいたご質問ですけれども、
特命の方からですね、いただいております。
他の病院で治療をしている患者さんが、
紹介状もなく意見を聞きたいと、
括弧、単発、括弧閉じ、受診される場合、
検査もせず、時間だけがかかることが三件されます。
管理料も取れず、初診料でくらいしか取れませんが、
セカンドオピニオンの請求はありですか?
っていうようなご質問をいただいております。
ありがとうございます。
これ、これ医療事務の方ですかね。
すごい面白いご質問だなと思って、
こんな考えたこともなかったと思って、
なので、今日はこのご質問にお答えしつつですね、
しつつ、明細症ですね。
これをね、ちゃんと見てるかどうかっていうのを、
皆さんに抜き打ちテストしたいと思います。
でですね、これ結論は、
当然ですけど、セカンドオピニオンの請求はなしですね。
これはセカンドオピニオンにはならないというか、
そもそもセカンドオピニオンとして成立しないですよね。
なので、これはね、初診料しか取れません。
なので、おっしゃられることは非常によくわかるんですけれども、
これは、てかね、これ、そうなんですか。
いや、これご質問いただいたときにね、
これそもそも診察すべきかどうかっていう、
これ僕迷うかなと思いますね。
こういう方は、僕だったら診察しないか、
明細書の重要性
もしくはうちで検査し直させてもらって、
ちゃんと状況わかった上で意見言いますねっていうか、
はい、いうふうにするか、
もしくはちゃんと紹介書を持ってきてくださいの、
どれかになるかなというふうに思いますね。
少なくとも全く情報なく意見欲しいって、
これ、ネット上の公開セカンドをピヨンってできたのも似たような感じですけれども、
それね、情報全然不足してて、
患者さんの情報だけではね、
そもそもその情報が正しいかもわからないしっていうことで、
正しい助言、アドバイス、もし意見が聞きたいとしてもですね、
なるかどうかって本当にわからないんですよね。
もしかすると間違ってしまう可能性すら、
てか間違う可能性が非常に高いので、
これは僕だったら、先ほど言ったように診察しないか、
紹介書を持ってきてもらうか、
うちで検査させてもらいますの、
どれかになるかなというふうに思いますね。
それをセカンドピヨン扱いするかどうかは、
ちょっと要検討っていう感じかなと思いますけれども、
結構ね、もう完全に元のクリニックとか、
お医者さんと相性が悪いとかっていうことで、
店員希望ですね、病院自体を変わりたいっていう方がいらっしゃるので、
それはもうセカンドピヨンではないんですよね。
それはもう紹介書を持ってきていただくっていう、
そんな感じかなというふうに思います。
まれにですね、まれに紹介書すら持ってきてくれないっていう方いらっしゃるんですけれども、
そういう方はもう極力持ってきてもらうか、
もしくはこちらから問い合わせして、
情報を聞くっていうこともやったりしますね。
なので、結構こういう方ってあんまりいないような気もするんです。
参見されますって書いてあるんですけど、
私自身はあんまり経験ないんですけれども、
例えばLINEの問い合わせとかでこういうふうに来たとしても、
そういうふうにお返しするかなって思いますね。
ただ、ちょっとオンライン診療に関しては検査できないんで、
そのことに関しては対面限定っていう感じになりますけど、
オンラインの場合には、むしろ検査が必要な場合には、
近くの医療機関を逆にご紹介とかしたりするんで、
っていう感じかなというふうに思います。
はい、っていうのが回答で、
で、その中で、これ管理料もとれず初診料でくらいしか取れませんがっていうふうな
ご質問の内容をいただいておりました。
この管理料って、実は他の皆様はご存知ですかっていうですね、
医療機関にかかると、一定お支払いあると思うんですけれども、
3割負担の方も1割負担の方も2割負担の方もいると思うんですけれども、
ただ、この管理料で医療機関は成立してるっていうことをですね、
是非とも知っておいていただけたらなというふうに思ってまして、
実は初診料とか最診料とかだけでは医療全然成立しません。
だから私のオンライン診療はかなり苦しい経営なんですけれども、
この管理料とかですね、あといろんな加算みたいなので、
医療機関の売上が成立してるっていうことなんですよね。
で、これをですね、知るためには明細書を是非とも見ていただけたらなというふうに思います。
明細書にですね、何たら加算とかね、何たら管理料みたいなね、必ず書いてあるんで、
これ多分ね、明細書って給与明細と同程度か、
それ以上にね、医療機関からもらっても見てないと思うんですけれども、
この給与明細なんか見せる動画、吉村さんなんかどっかのYouTubeでやってましたけれども、
それと同じような感じで、給与明細の社会保険料がどれぐらい取られてるかとかって、
皆さんあんまりね、自覚してないと思うんですけれども、
それと同等にですね、その医療機関の明細書って、
実際にはね、初診料とか最診料ってね、むちゃくちゃ安いんですよ。
例えば最診料とかだったら730点かな、っていう感じなんで、
それの3割負担とかだったら、いくら?200円とかそれぐらいですか?
200、300円とかそれぐらいなんで。
はい、それではね、医療機関の経営が成り立たないっていう感じで、
それにプラスアルファでいろんな加算とかですね、
すごい小さな加算とかもあるんですけど、
感染症に関する加算とかですね、デジタル系の加算とかですね、
そういうのプラス、あとなんたらかんたら管理料みたいなのを合わせて、
請求させていただくことで、医療機関の経営が成立してるっていうところをですね、
加算と医療経営
ぜひとも知っておいていただけたらなというふうに思います。
はい、じゃあどんな加算とか管理料があるのかっていうのでですね、
昨日ちょっとね、算定件数のランキングを少し調べたんですけれども、
これそうかなと思って、
やっぱり一番多いのはですね、この特定疾患療養管理料っていうやつですね。
これで実は、昨年、もう一昨年なのか、昨年。
そうですね、昨年一悶着あったんですけれども、
この高血圧症、脂質異常症、あと糖尿病かな、
もう今までそれがむちゃくちゃ多く捉えてたんですけれども、
それが特定疾患療養管理料から外れるっていう、
また新たに管理料で取れるようになった病気もあるんですけれども、
でもそこの3つが非常に多くを占めていて、
それが外れるっていうことになって、
これね、特に内科系のクリニックは非常に苦しいことになったんですけれども、
これが一番多く捉えていて、
その次に多いのが生活習慣病管理料っていうことになってるんですけれども、
ちなみにね、先ほどの特定疾患療養管理料っていうのは、
診療所の場合、225点なんですね。
だから、これ1点10円なんで、2,250円なんですよね。
だから最新料よりも全然高いっていう、
最新料の3倍とかそれぐらい、
この特定疾患療養管理料っていうのでかかってるっていう、
特に内科でかかる方はですね、
内科以外の病気もありますけれども、
この特定疾患療養管理料ですね。
はい、っていう感じになっています。
で、次に多いのが生活習慣病管理料っていうことになっていて、
多分これはさっき言った糖尿病、高血圧症、脂質上昇が、
その特定疾患から外れて全部こっちの方に移行したからっていうことなんだろうと思うんですけれども、
昨年度の診療報酬改定で申請されたやつで、
私の勤務先もだから、もう恒例に数百人移行していただきました。
これはね、大変なんですよ。
これ、同意書、同意書じゃない、説明書みたいのをいただかないといけないんで、
療養計画書か、はい、いうのを4ヶ月ごきいただかないといけないんで、
非常に大変で手間増えてるだけじゃないかっていう説ありますけれども、
生活習慣病と在宅医学
でもこれに移行した医療費用はね、かなり多いかなというふうに思います。
はい、ちなみにですね、これ糖尿病と高血圧と脂質上昇で、
各々ちょっとコスト違ってるんですけれども、
糖尿病の場合には760点っていうことで、
これね、非常に、これ1の場合ですけどね、
1の場合は760点っていうことでむちゃくちゃ高いやんというふうに思うかもしれないですけれども、
この中に検査のお金とかですね、全部込み込みの、
要はパッケージの値段になっているっていうのがみそですね。
でも760点、すごい大きいですよね。
7600円なんて、はい、っていう感じになってきてます。
あとはですね、在宅ですね。
私も在宅訪問診療やってますけれども、
在所管っていうふうに略される在宅医学総合管理医療ですね。
これもね、非常に取られている件数多くって、
これは在宅では必須の管理療で、
これがないと在宅診療やっていけないっていうぐらいに非常に重要なものになってきます。
なので、普通にね、実は外来でかかるよりも、
当然訪問診療、在宅で見てもらうほうがコスト高くなるんですけれども、
その理由がこの在所管、在宅医学総合管理療っていうのになってくるっていう、
そんな感じですね、はい。
あとはね、他にもね、結構いろいろあるんですけど、
患者指導管理療とかですね、
私、以前の医療機関でもものすごいいっぱいやってましたけれども、
とか、あと人大体療法指導管理療とかっていうのもありますし、
まあこれ500点かな。
非常にね、対面で500点っていうことで、
その人大体療法の説明をするっていうことで、
それのためのコストっていうことになってきますけれども、
こういったね、まあ要は管理療で、
医療機関の経営が成立してるっていうことは、
ぜひ知っておいていただけたらなと思います。
はい。
ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけんじゃんけん。
チョキ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いいただける竹でした。
興味しんしん。
10:45

コメント

スクロール