内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、質問のGoogleフォームの質問箱の方からお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日は興味津々医療ニュースということで、
4本ニュースを解説していきたいと思います。
まず1本目は、私はあまりこういう知事ネタを取り上げることはないんですけれども、
知事ネタとして、富士の第三者委員会の報告書が出まして、
ニュースで取り上げられているのでご存知の方も非常に多いと思うんですけれども、
これの中に実は医者が出てくるんですよね。
これを1本目に取り上げたいと思います。
2本目として、富士の産業委員が出てくるんですけれども、
産業委員の件を調べようと思っていたら、
全く別件で、FNNの富士のプライムオンラインの中で、
産業委員の交代に関する記事が出ていたので、これを2本目。
3本目が、マインドフルネスの副作用というお話ですね。
これが結構興味津々だったので、3本目でご紹介して、
4つ目がちょっとだけご紹介になるかもしれないですけれども、
OTC累次役とかですね、あとリフィル処方箋ですね。
この辺の記事がありましたので、それをご紹介して、
4本ということでいきたいと思います。
はい、ということで、まず1本目ですね。
まず1本目は、これいろんなところで報道されているので、
もうご存知かと思いますけれども、記事の中で取り上げるのは、
スポーツ法治のですね、3月31日の記事を取り上げたいと思いますけれども、
第三者委員会報告書で、仲井氏と被害女性のやり取り公表、
富士はプライベートな男女のトラブルと認識ということで、記事に出ておりました。
これですね、全文読まれた方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
350ページぐらいだったかな、すごい多いんですね。
で、ボイシーのパーソナリティーの中にも、この報告書を読んで、
投稿、放送を上げていたりした方もいらっしゃいますけれども、
読むの結構大変なんですけれども、
ただ、結構読みごたえがある報告書だなというふうに思いました。
個人的にですね、富士テレビがどうこうとか、仲井さんがどうこうっていうのよりもですね、
一番個人的に興味津々だったのが、医者ですね。
医者の立ち振る舞いとかですね、
これこういうふうにやるんだとかっていうのがですね、
ちょっと私自身も改めて、自分が同じ環境だったらどうするかなとかですね、
そういうのを考えさせられる非常に良い教材だったなというふうに思うんですね。
で、その370ページ全部は読めないと思うんで、
この概要経緯のところだけこの記事の中に書いてあるんですけれども、
えっとどこだったかな、えっとですね、
産業医に相談みたいなのが、えっと今ちょっと、
あ、そうですね、えっとこれ6月の6日とかですかね、
産業医Cに相談とかって書いてありますけれども、
で、そこから他の方、ドクターとかも出てきてみたいな、そんな感じになってるんですけれども、
はい、なので、これね、
実は明後日のメンバーシップ限定の配信でその詳細はお話ししようかなというふうに思うんですけれども、
産業医としても非常にこれが本当に正解なのかみたいに思うところもありまして、
私自身も本当に勉強になるなというふうに思いましてご紹介させていただきました。
ちょっと読むのは辛くなる方もいらっしゃるかもしれないので、
そもそも量が多いので全員に読むことをお勧めするものではないですけれども、
ただ、ちょっと教材としてというか、産業医の教材にもなり得るぐらいの感じかなというふうに思いましたので、
ご紹介させていただきました。
で、2つ目ですね、このニュースを調べているところでですね、
全く別件だったんですけれども、FNNプライムオンラインの3月19日の、
ちょっと前の記事ですけれども、PRタイムズに出たやつですね。
のところで、なんでも統計局PRタイムズっていうところで、
6割以上の企業が産業医の抗体変更を検討ということで、
従業員500名以上では7割超、最も多い検討理由は意思の都合という、
そんなタイトルの記事が出ておりました。
これですね、M3キャリアさんというですね、
医療系では多分知らない方いらっしゃらないと思うんですけれども、
非常に一大大手企業さんなんですけれども、
そこが産業保険サービスですね、産業保険健康経営サービスもやっていて、
私もですね、実はM3キャリアさん登録していて、
そこの案件をいくつか受けたりしてるんですけれども、
そこが企業側ですね、企業の産業保険担当者の方に1318名かな、
アンケートを取って、その中で産業医の抗体とかですね、
その辺を聞いたっていうことになっております。
そうすると65%を超える企業さんで産業医の抗体を検討していて、
抗体の理由は医師の都合と医師への不満が43%っていうことになっていて、
抗体したら82%が満足感を得てるっていうことになっているみたいです。
これね、一番最後はね、
全体的にM3キャリアさんに得になるような回答になってるんじゃないかっていう気もしますけれども、
そういう調査がされたっていうことになっております。
詳しいのは下にいろんなグラフとか記事で出ておりますけれども、
個人的に一番興味津々だったのがこの医師への不満ですね。
医師への不満が意外に多いなというふうに思っていて、
その中でですね、この衛生委員会への参加不足36.6%、
社員とのコミュニケーションが不十分33.5%、
最低限の業務のみ対応32.4%っていうことになっていて、
これが上位3つを占めるんですけれども、
これはですね、ちょっと難しいところで、時間帯が限られている中で、
衛生委員会への参加って法令的には必須ではないんですよね。
なので、参加不足ってどういうこと、なんかもうちょっと意見してほしいとか、
そういう意味なのかなとか思ったりするんですけれども、
どういうことなのかよく分からないですけれども、
っていう感じになっております。
あとはですね、これちょっと気になったのが、
この一番低いパーセンテージなんですけれども、
19%が会社の方針に沿ってくれないっていうことを言ってるんですね。
これはですね、確かにそれは雇用としては、
産業委員は会社側からの雇用になってるんですけれども、
M3キャリアさんの場合にはM3キャリアさんを通じた雇用っていう形になってるんですけれども、
ただ、完全に会社の言いなりになるのがいい産業委員ではないですからね。