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2023-09-25 07:50

《739》医師国家試験にチャレンジ!ADLってなに!?

本日の問題はこちら https://twitter.com/NaikaiTakeo/status/1705918740398068128?t=aY99WXGh-efJJGF_W8kacA&s=19

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内科医たけおの 心身健康ラジオ 、皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生し録画、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、普段は毎週日曜日にやっている医師国家試験にチャレンジですけれども、
今日はちょっと月曜日にさせていただこうと思います。
今日取り上げる問題は、第115回の医師国家試験のF問題問56というのを一緒にやっていきたいと思います。
今回は非常にシンプルな問題で、これちょっと私自身がどういう、一般の方、医療者も聞いておられますけれども、
一般の方がどれぐらいのご認識でいらっしゃるのかなというのも確認したくて、今日この問題をさせていただこうと思いました。
問題文ですね。78歳の男性、2年前に脳梗塞を発症し、右半身の不全麻痺を認める。
不全麻痺って、完全にダーンとして力が入らないとか、硬くなっているわけではないんですけれども、ちょっと麻痺が残っているというような、そんな状態ですね。
週に1回、ヘルパーに、これどういうふうに読んでいいのかな。
ヘルパーに1、掃除と2、洗濯、および3、買い物をしてもらっていると。
4、食事接種は開いてで可能で、屋内はツヤを使って歩行し、5、トイレ動作は自立していると。
下線部、さっきの1、2、3、4、5なんですけれども、のうちADLの評価項目に含まれるのはどれか、2つ選べということですね。
はい、ということで、ちょっともう1回選択肢をいくと、Aの1番が掃除ですね。
B、2番が洗濯。
C、3番が買い物。
で、4番が食事接種。
で、E、5番がトイレ動作ということで、2つ選べです。
はい、ではちょっと考えていただけますでしょうか。ADLの評価項目に含まれるものですね。
はい、いかがでしょうか。
はい、いかがでしょうか。
スペースの方は来てないですかね。
スペースの方はなさそうですけれども、スタイフの方で皆さん答えていただいてますね。
ちょっとお待ちくださいね。
D、DとE、DとE、DとE、D、E、DとE、DとE、DとE、DとE、D、E、D、E、4と5、D、あ、やっぱり皆さんあれですね。
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dudeでえっとよ
D、DとE、D、DとEはないですけど。
正解は、正解はDとEですね。
みなさんおめでとうございます。
これやっぱり簡単なんですね。
これ、なるほど、ちょっと僕自身も。
これはD、E、D、D、Eなんですけども。
みなさん答えられますね。
ていうか、いや、これですね。
実はADLっていうのはですね。
医療業界とかですね、あと介護福祉の業界ではですね、もう超品質ワードじゃないですか、日常生活動作なんですけれども、
一般の方にはあんまり馴染みがない言葉かなとか思ってたんですけれども、
でも、やっぱり知っておられる方は知っておられますし、あとは内容に関してもですね、
いや、一日産とか意外と引っ掛けたかなとか思ったりしたんですけれども、
普通に何らか答えてこられましたね。さすがですっていう感じですね。
一応ですね、ただ、これ一日産のことは何て言いますかっていうちょっといやらしい質問ですけど、
この掃除、洗濯、買い物とかですね、これのことは何て言いますかね。
と思ったらもうすでに書いていただいてますね。
すでにスペースの方で書いていただいてますけれども、これはですね、
ADLの基本的な、
ADLと、あと、物とかを使うですね、手段的ADLっていうiADLっていうふうに言いますけれども、
それの違いなんですね。
で、この一日産に関しては、iADLには含まれるんですけれども、
その基本的なADLですね、ベーシックADLには含まれないっていう、
そういうことの区別ができるかどうかっていうのが問題だったんですね。
ちなみに、他のそのベーシックADLって何があるかとかって、
ご存知な方はいらっしゃるかもしれません。
いらっしゃいますかね。
これは、言われたらそりゃそうだよっていう感じなんですけど、
意外と覚えてるの難しくて、これね、我々は一応、
デスですね、ちょっと死ぬデス、これができないと死んでしまうよっていう、
D-E-A-T-Hかな、のデスっていうので覚えるようにっていうことになっていて、
これ何の頭文字かっていうと、Dがドレッシングですね、
衣服の着脱、行為ですね、行為動作。
Eがイーティングですね、食事動作ですね。
Eにあたるやつですけれども。
Aがアンビレーション、移動ですね。
この場合には、杖を使って歩行しとかっていうのが、
移動に含まれるって感じですね、屋内歩行に関しては。
Tがトイレットですね、排泄。
Hですね、Hが排陣入浴っていう、そんな感じの5つの項目をベーシックADLという風に言ってデスと思える。
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っていうことになってますね。
IADLですね、知らないときADLは、いろいろ覚え方あるんですけど、
たぶん一番メジャーなのはシャフトっていう風に覚える、
シャフトのシャフト、軸みたいなシャフトですね。
いうので、Sがショッピング、Hがハウスキーピングですね、掃除。
Aがアカウンティング、家計管理、お金の管理とかですね。
Fがフードっていうので、これね、食事とは違って、
そのイーティングじゃなくて、その食事の準備をするとかっていうものですよね。
はい、で、Tがトランスポーテーションとかテレフォンとかって、
これ2つあるんですけども、交通機関、例えばバスとか電車に乗って移動するとかですね、
あとは電話を利用できるかとかっていうのが、この手段的ADLっていうのに含まれるっていう、
そんな感じになっております。
はい、で、これですね、私以前リハビリの病院に勤務していて、
このADLの評価ってものすごい大事で、それこそ評価項目として含まれてるんですね。
単位の時のADLと単位の時のADL、どれぐらい良くなったかっていうのを数値で評価しないといけなくて、
それで一番よく使われるのは、このバーセルインデックスっていう通称PIっていうふうに言うんですけれども、
これが非常によく使われています、医療現場では。
で、ちょっとこれ詳しい内容は話しないですけれども、
そういうので評価しながらリハビリとかやってるんだよっていうのを知っていただけたらなというふうに思って、
今日はこの問題を紹介させていただきました。
はい、でも皆さん本当に、
大正解でおめでとうございます。
はい、ということで、
今日も幸せな一日にしてありますように、
お相手は内科医の竹井でした。
興味津々。
07:50

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