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2023-12-19 12:24

《812》【病気解説】心不全のこと誤解してませんか?

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本日の資料

http://www.asas.or.jp/jhfs/topics/files/shinhuzentecho/techo3_book1.pdf?20221223


本日のAI要約

この回では、心不全に焦点を当てています。心不全は一般に知られているが、詳細はあまり知られていないと指摘されています。番組では、元関脇寺尾関の訃報(心不全が原因)を受けて、心不全についての詳しい解説を行います。また、腎臓内科医としての視点から、心不全と腎不全の関連にも触れています。


放送内容には、心不全の定義、原因、ステージ、症状、診断方法、治療法などが含まれます。特に、心不全の早期発見の重要性、症状の監視、日常生活での注意点(食事、運動、塩分摂取の制限など)について説明しています。また、心不全の治療における地域連携の重要性も強調しています。


このラジオ放送は、一般の人々に心不全の知識を広め、その予防と管理に役立つ情報を提供することを目的としています。


#医療 #健康 #心不全 

サマリー

今回のエピソードでは、内科医たけお先生が心不全について詳しく解説しています。心不全の定義や原因、症状、診断方法、そして影響を及ぼす病気について触れられています。さらに、心不全の診断法や治療法についても解説されています。血液検査とエコーを使用して心不全の状態を測定することができます。また、最近ではSGLT2阻害薬と心臓リハビリが注目されている治療法として紹介されています。

00:02
内科医たけおの 心身健康ラジオ 。皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろな話を、ちょっとゆっくり立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開のまま収録や、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日はですね、ちょっと病気解説をやっていこうと思うんですけれども、
今日解説する病気はずばり心不全ですねこれをやろうと思ったきっかきはですねきのうですねきのうでしたよねそうですね不法がありましてしころやま親方ですね元関わけの寺らお関が亡くなれたっていうニュースが昨日出ていてでそのシーンが心不全う血性心不全だっていうことで発表がありましてまあ心不全ってねまあ非常に聞きなれた病気だとは思うんですけれどもでも
意外とねよく知られていないんじゃないかなと思ってちょっと改めて
以前もねえっと医師国家試験にチャレンジクイズのところで心不全のことを少しだけ取り上げたと思うんですけれども改めてでちょっと取り上げた方がいいかなというふうに思って今日は
この心不全学会のですね日本心不全学会っていうところの心不全手帳っていうのをもとにですね心不全のことをちょっと一緒にお勉強していこうかなというふうに思います
で実はですねあの私腎臓内科医本職というかアイデンティティは腎臓内科医と思ってるんですけれども
あの腎臓内科はね心不全ものすごいいっぱいいるんですよねっていうか腎不全はほぼ心不全なんではいっていう感じで
まあ特にねまあここ最近高齢の患者さんがねまあ腎不全患者さんでも非常に多くなっていて
えー心不全パンデミックってね聞かれたことあると思いますけれどもこの心不全患者さんがねものすごい増えるっていう
まあ実際増えてるんですけれども
いうのがねまあ我々の
業界では非常にねこうトピックの一つになっていたりします
なのでまあちょっとこの44ページ全部あるんですけども前半の部分ですね後半はね結構記録の部分が多いんで
前半の10ページ20ページぐらいからあの部分を一緒に勉強していけたらなというふうに思います
はいということでまあ始めのとこちょっとすっとばしていってまずは4ページ目ですね
心不全の定義と原因
心不全とはっていうのがありますけれども
心不全の定義ってねなかなかねこれ実は一言で言うのは難しくって
えー定義その専門職用の定義と一般の傾け用の定義があるんですけれども
これの中ではね一般の傾け用のね定義が書いてありますね
えー一段落目ですけれども
心不全とは心臓の機能が悪いために息切れやむくみが起こりだんだん悪くなって生命を縮める病気ですということで
で心不全の原因となる病気
あ心臓の病気には
狂心症や心筋梗塞心筋症心臓弁膜症不整脈などがあります
えー原因となる病気をきちんと検査し治療していくことが大切ですっていうことで
でテラブゼブキッキーもなんか持病で不整脈があったって書いてありましたよね
はいなのでまあちょっとどういう原因が不整脈
あ不整脈じゃない心不全の原因になったかわからないですけれども
こういった様々な原因で
まあ心不全が起こるっていう
あこれは心不全も同じなんですけどね実はね
はいいうことになっています
えー
,心不全もAからDのこう4段階のステージっていうことになっていて
えーこの右側にこう表と図みたいのが書いてありますけれども
こんな感じのあの経過をたどりますっていうのが書いてあります
で特に大事なのがですねこのステージAの段階ですね
AとかBとかですね
この辺の段階ってまあ全然症状がないんですね
この無症候性ってステージBって書いてありますけれども
おーこの症状がなくても心不全っていうのがあるんですよね
なのでえーとこの辺からこう心不全をね早いこと発見するっていうのがね非常に重要になってきます
でえーとただまあ徐々にねこう心不全自体は悪くなっていって
えーこの右下の身体機能と時間っていうのの図
まあこれ緩和ケアでもね非常によく使われる病の奇跡っていうような図ですけれども
そういった感じでまあ徐々に悪くなって
で時々こう急激な悪化
まあ専門用語では急性図を悪くっていう風に言いますけれども
そういうのを繰り返しながら徐々に悪くなっていくっていうようなそんな病気になってきます
はいでえーその次のページ行っていただくと
心不全の症状
心不全の症状とはっていうことで
これね大きく2つの症状があるんですよね
えーこれまあ医学的まあ専門的にはね
右心不全と左心不全っていう右と左のところに分かれるんで
それの症状になるんですけれども
まあ1つが低心白質の症状っていうことで
まあ要はえー
ここからその血液を送り出すポンプみたいな働きがあるんですけれども
そのポンプがうまいこと働かなくって
えー全身にこう血がうまいこと届かないっていうような症状ですね
まあ具体的にはこの血圧が下がるとか
疲れやすいとか体がだるいとかですね
そういうような症状が起こりますし
あと2番ですね2番が鬱血の症状っていうことで
えーこの戻っ血がちゃんと戻ってこれないっていうことですね
これによる症状っていうのもあって
まあこの代表例が
息苦しいとかですね
えー夜間に咳が出るとかですね
あと息切れとか体重が増える
むくむとかですね
こういったものがあったりします
はいでえーっと
で次のページ行っていただくと
心不全に影響を及ぼす病気と原因悪化の要因
診断されたら考えていきたいことっていうことで
まあこれはねもうまさにACP的な感じですね
まあ一番最後にアルバムスケアプランニングって書いてありますけれども
ACP非常にね重要なんですね
やっぱり心不全ももちろんね治療していくんですけれども
さっき言ったように徐々に悪くなっていくので
その自分がねどういう風に過ごしたいかとかですね
どういうことを逆にやりたくないとかっていうのはね
やっぱり家族の方あるいは親しい友人の方と
まあ早いうちからね繰り返し共有することは大事っていうのは
まあここにも書いてあります
はいでえーっと
心不全のサインの観察ですね
まあこの辺はちょっとだけ飛ばさせていただいて
その次13ページ
違う14ページ15ページですね
このパンフレットで言うところの
PDFで言うと
9ページ目ですけれども
そこに行きますけれども
心不全に影響を及ぼす病気っていうことで
いろいろ書いてあります
で一つが不正脈ですね
不正脈はそれそのものがね
心不全の原因にもなったりしますけれども
いうのが一つ
であとは糖尿病ですね
あと慢性腎臓病CKDですね
これ私専門ですけれども
これもね当然ですけど心不全に影響を非常に及ぼします
あとはCOPD
慢性閉塞性肺疾患
いわゆる肺気臭ですね
はいっていうのが
心不全にも影響を及ぼしたりとか
あとは意外なところでね
貧血ですね
貧血ってこう
一般用語で言うとこの貧血ではなくて
ヘモグロビンが低いっていうのが貧血ですけれども
これも当然血が薄くなるとですね
心臓に負担がかかるんで
それだけ多くの血液を送らないといけない
っていうことになるんで
これもね心不全に悪影響になったりします
あとは睡眠事務呼吸症候群
ですね
差数ですね
これも心不全に影響を及ぼして
これ非常によく知られてるかなと思いますね
はい
でその次のページ
心不全を悪化させる原因っていうのに行くと
まあいろいろあります
塩分水分取りすぎ
喫煙お酒の飲みすぎ
あとお薬の飲み忘れですね
書法通り服用しない
これちょっと前にも取り上げましたけれども
このお薬の内服のアドヒアランス
っていう風に言いますけれども
こういうのもとかありますし
あと通用をやめてしまうとかですね
実際結構あるんですよね
だから本当にね心不全見つかった段階で
心不全の診断方法
定期的に通院するって非常に重要ですよね
はいはいで検査ですね
検査はねいろいろあります
一番よく使われるのはレントゲン心電図ですけれども
実はねこの血液検査でですね
心不全のリスクというか
心不全の状態を測るっていうのは
BNPとかNPプロBNPっていうのがあって
これね
心不全がわかるっていうのもあるんですよね
なので血液検査で心不全わかると
あんまり知られてないと思うんですけど
こういうのもね測ったりします
あとはやっぱりエコーですね
心臓の超音波検査
この辺で心臓の実際の動きを見たいとか
っていうことになったりしますね
はいで続きましてが
心不全の治療法
心不全のお薬ですね
お薬がいろいろ出てきました
まあ一番ね
まあ古くから使われてるのは
このレニアンギオテン神経
抑制薬とかですね
あとミニアヨーコイジシコイド
腫瘍代菌効薬とか
あとベータ遮断薬っていう
この3つがね
まあ非常に古くから使われてるお薬で
私が医者になった頃から使われてて
もう何十年っていう歴史があるお薬ですけども
最近出てきたお薬でいくと
このSGLT2阻害薬っていうお薬ですね
これもともとはね
糖尿病に対するお薬だったんですけれども
あの心不全にも効果があるっていうことは分かって
特に糖尿病を抱えた心不全患者さんにはね
もうマストなお薬みたいな
感じになってますよね
はい
それとあとはお薬以外の治療法っていうのが
14ページですね
PDFの14ページ
これでいくと24、25ページあたりに書いてありますけれども
当然ね
原因によってこの治療法が違います
例えば狂心症とか心筋梗塞っていって
その心臓の血管が細くなっているのであれば
その細くなっているところを改善するような治療ですね
これ感動脈疾患に対する治療っていう風に書いてありますけれども
こういうのをやりますし
あとは
あとは弁膜症ですね
弁の立て付けが悪くなっているっていうのであれば
弁膜症の治療ですね
これも手術も選択肢ですし
今ね家庭で治療を行うものもあったりするんですよね
はいそういうものもあったりします
あとは不正脈とかですね
まあいうのがあります
その次ですね
実はですね
この心臓が悪くなってもですね
昔はですね
これ腎臓もそうなんですけれども
心臓が悪くなったらね
運動をしてはいけないとかって思われて
言われていたんですけれども
今はね逆にね
心臓でも
心臓が悪くてもですね
ちゃんと動いていった方がいいっていう風に言われていて
これがね心臓リハビリっていうもので
非常に注目されています
もちろんね
強すぎる運動はよろしくないんですけれども
ただこの辺に書いてあるような
運動の強さって書いてありますけれども
やや軽めの運動ですね
こういうのをやっていくのはね
人によっては非常に
逆に心臓に良いという風にもされています
はいで最後ですね
最後
日常生活のような気をつけることっていうことで
やっぱり食事ですね
食事に関しては
ここに書いてあるような
バランスの良い食事を心がけましょうとかですね
あと塩分ですね
塩分はすごい
これまた腎臓でもね
非常に大事なんですけれども
減塩
これが非常に重要なのと
あとは
減塩がいっぱい書いてありますね
はい
いう感じになってます
あとはそうですね
フレールとか
便通の話とか
あと入浴
禁煙の話
やっぱり禁煙はね非常に大事ですからね
禁煙の話とかっていうのが書いてあります
で最後にね
こう地域連携の話が書いてあって
まあその心不全ってね
ものすごい患者さん増えています
なのでそれをね
全部がその循環器の先生とかですね
あるいは心臓の専門病院で見るっていうのは
なかなか難しいんですよね
だから我々も含めた
プライバリーケアって言いますけどね
普通のかかりつけ医の先生も
心不全を見ていくし
でも悪くなったら
そういう専門のところに入院してみたいな
そういう仕組みで心不全を見ていきましょう
っていうようなそんな形になってます
はい
っていうそんな感じですかね
あとはちょっと体重とか
血圧のやつがありますけれども
またご興味ある方見ておいてください
これ非常にいいパンフレットなんで
ちょっと僕もね
今回初めて知りましたけれども
あの是非有効活用していただけたらと思います
では今日もお知らせの1日でありますように
お相手は第1回の武田圭でした
興味津々
12:24

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